売主さまのご紹介

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Aさまご家族

共にクリエイティブなご職業に就かれているAさまご夫婦。リノベーションを通して理想の空間を造るプロセスはとても楽しかったとか。海外生活の長いおふたりが造った住まいとは・・・? 住み始めた頃はご夫婦おふたりだった生活に、お子さまが誕生! 今回はご主人さまにお話を伺いました。

現況でも「泉岳寺」駅から徒歩約3分!
「山手線新駅」開業に伴い、変貌し続ける街

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左上・山手線「品川」駅と「田町」駅の中間あたりは、2020年に「山手線新駅」の開業予定地とされている場所。大規模な駅前開発も進行しています。そう、ちょうどこの写真のあたりは、あと4年でガラリと変貌を遂げるのです。ということで、大注目の街に建つ物件をご紹介します! /右上・最寄りの駅は都営浅草線・京浜急行線の「泉岳寺」駅。JR各線「品川」駅へも徒歩約11分で行けるので、新幹線や羽田空港をよく利用される方とってアクセス◎ な街ですよ。ちなみに都営三田線・東京メトロ南北線「白金高輪」駅も徒歩圏内です。/左下・マンションのアドレスは “高輪” 。高級住宅街のイメージがありますが、歴史を感じられるお寺が多いのも特徴。駅名の由来にもなった、忠臣蔵で有名な「泉岳寺」もすぐそばです。/右下・泉岳寺の門前にある「紋屋」。富山の海の幸やコシヒカリを使った懐石料理がいただけます。お水も富山の “穴の谷” の霊水を使用するというこだわりようですよ。

売主さま

羽田空港までは乗り換えナシの直通・約23分で行くことができ、品川はもちろん、横浜や銀座までのアクセスもよく、利便性に優れた立地です。

ゆとりをもって建てられた
ヴィンテージ物件の風格

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左上・雁行した白い建物が、今回ご紹介するマンション。敷地内には平面駐車場があり、ゆとりを持って建てられています。/右上・エントランスまでのアプローチ。マリンな印象の丸窓が可愛い♡ /左下・とっても気さくな管理人さんがいらっしゃいます。/右下・エレベーターを上がって目の前のお部屋が、今回ご紹介する住戸です。このフロアは2戸のみでした。

売主さま

積立金やマンションの維持管理を含め、しっかりとした管理組合だと思います。マンション分譲時からお住まいの方々も多く、皆さまこのマンションを本当に自宅として愛しているようです。住民同士の挨拶は勿論、助け合って暮らしている印象です。管理人さん(ご夫婦)も非常に頑張って働いておられ、頼りになりますよ。

ワクワクしますね♡
さっそく中へ

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左・玄関扉を開けると、正面には白くペイントされたレンガのアクセントウォール。床に貼られたモスグリーンのタイルが室内へと導いてくれます。/右・中に進んで、玄関を見返すとこんな感じ。正面は壁一面の下足入れです。

不思議なアンティーク扉に誘われて・・・
ガラスで仕切られた1LDK

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内装工事の竣工時、売主さまがお住まいだった頃のお部屋の様子がコチラ。大きな絵画が映える、まるで映画に出てきそうな素敵な空間ですね。全体がイメージできたところで、現在の状態で詳しくご説明していきます。

まずは東側にある
ガラスで仕切られた寝室へ

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お部屋の広さは約10.7帖。正面の壁面はすべて収納です。

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夜おやすみの時は、カーテンやブラインドを引くことで閉ざされた空間へと早変わり!

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反対側から見るとこんな感じです。正面の壁面にはオープン棚。その横にはウォークインクローゼットへの入り口があります。

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広々としたウォークインクローゼット。窓があるので明るくて、まるでひとつの居室のようです。

売主さま

大きなWICを設けることで、カバンや脱いだばかりの服などをすぐに隠せるようにし、生活感が目立たない空間造りを目指しました。夫婦共働きで日々忙しいですが、この空間のおかげでキレイな室内を保つことが出来たんです。 

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東向きの窓の外は、約11.2帖もの広さのバルコニー。ウッドデッキが敷いてあるので、テラスで読書するのもいいかも! 真正面には白い外壁の大きな建物がありますが、窓が小さいため人の視線などは感じませんでした。

扉が浮いている!?
その先は・・・

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ガラスの壁に、インパクト大なアンティーク扉。ガラスの壁からは先が見えているはずなのに、扉を抜けるとなんだか時空を超えてワープしたような気分に。不思議な感覚・・・!!

売主さま

ベッドルームとリビングを仕切るガラス及びカーテンは、日本の「ふすま」からインスピレーションを得て、空間を柔らかく仕切っています。こちらの部屋では、寝るとき以外はベッドをふたつ目のソファーとして使い、家族の様子を感じながら読書をしたり、テレビを見たりしていました。

大空間のLDK

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約31.9帖もの広さがあるLDK! ギャラリーとしても使えそうな空間です。写真左手に見える通路は、玄関へと続く廊下。中央の白い壁で囲まれた部分はキッチンです。西向きの窓からも光が差し込むので明るいですね。

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西向きの窓の前から、東側の寝室の方向を見るとこんな感じ。無垢板のフローリングが、いい感じに焼けて “味” が出てきています。

売主さま

フローリングには相当こだわりました。米国バスケットボールリーグ(NBA)で使われているものと同素材の「アメリカンメープル」を、敢えてラフな施工にしてもらい、ヴィンテージな雰囲気を演出しています。

こちらも本格派♡
気になるキッチンへどうぞ

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なんと横幅4m20cmもあるロングタイプのキッチン。奥行きも75cmとゆったり取られているので、おもてなしのお料理の準備時にも広々と作業スペースを使うことができそうです。キッチン下部には大型の食器洗い乾燥機や引出し収納、そしてコンロには本格的な業務用厨房機器メーカーのものを使うなど、機能性も◎ ! 突き当たりに見える扉からは、玄関横に出られます。

売主さま

業務用ガスコンロの強い火力で作る料理は格別です! 味わいが全然違いますよ。

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キッチンの後ろは、実はすべて収納です。中に棚を設置していたり、コンセント付きのカウンターがあったりと、使う用途にあわせて収納できます。作業中でも扉を閉めればスッキリ! というのがいいですね。そして、普段見えない部分にこんなアーティスティックな壁紙を使うなんてオシャレ~!

売主さま

キッチン前の腰壁は少し高めにして、洗い終わりの食器などが見えないようにしました。オープンな間取りですが、オープン過ぎると生活感が出すぎてリビングがリラックスできない空間になってしまいます。ですので、気配は感じられるけれど覗き込まないと見えない高さ(約1m30cm)の間仕切りにしたんです。

 

こちらもゆったり空間
明るい水まわり

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左・キッチンの横は水まわりスペース。正面奥の扉の先はトイレです。/右・トイレの壁面にも個性的なアクセントクロス。

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ダブルボウルの洗面化粧台! 奥にある洗濯機置き場の窓から入る光が洗面脱衣所まで届き、空間を明るく照らしています。水まわり空間の壁紙は若干シミが出ているので、こちらは入居前に貼り替えるといいかもしれませんね。

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左・こちらが洗濯機置き場。/中央・その横には主に室外機置き場として使うバルコニー。/右・ゆったりとした広さのユニットバス。キレイに使われています。

西向きの窓際スペース

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こちらは売主さまがお住まいだった頃の様子。西向きの窓の前はダイニングスペースとして使われていました。一見収納のような大きな折れ戸を開くとPCスペースが現れ、書斎にもなりますね。扉を閉めれば “仕事” を微塵も感じさせない、落ち着いたダイニングスペースに戻ります。

売主さま

94㎡超えで元々狭い空間ではありませんが、どのスペースにもマルチファンクション性を持たせ、また壁を減らすことでスペースの有効活用ができるよう工夫しました。

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西向きの窓の下は、フローリングと同素材で作られたベンチが設置されています。ちょっと腰かけるのにいいですね。そして実は、蓋を開けると中はすべて収納になっています!

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明るい窓から見える景色がコチラ。広い空を仰ぎ見ることができて気持ちいいですね。

周辺を歩いてみましょう

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左上・落ち着いた街にしっくりと馴染んでいるダイニングカフェを発見。「LICOT(リコット)」ではパスタだけでなく、天然酵母バンズのハンバーガーもオススメですよ。/右上・駅のすぐそばにある「おしる古 いもり」。きなこプリンが有名です。/左下・「Bellas Cupcakes Tokyo(ベラズ カップケーキ)」は、本場イギリスのカップケーキやクッキーなどを作っているお店。デコレーションが可愛らしくて、バースデーなどのパーティーに喜ばれます。手みやげにもどうぞ。/右下・日々のお買い物は「ピーコックストア」へどうぞ。9時から23時まで営業しています。

cowcamo

cowcamo report

いかがでしたでしょうか。海外生活が長く、またクリエイティブなお仕事柄モノを創ることが大好きな売主さまご夫婦が、こだわり抜いてリノベーションした物件です。

シンプルで包容力ある空間に “ガラス×アンティーク扉” という斬新で大胆なデザインが、空間をアーティスティックにまとめ上げています。さらに剥き出しのコンクリートやアメ色に変化してきているフローリング、そして和洋ミックスなクロスなどの “素材力” がサポートして、より一層魅力ある空間になっているようです。

デザインに目を奪われがちですが、売主さまは “住みやすさ” にも非常に満足されていたそうですよ。何より収納力の高さや動線のよさには、住み始めてから改めて気付かされたようです。また東と西に窓があるおかげで、朝・昼・夕方と太陽の動きが感じられ、部屋がまったく違う表情を見せるので楽しかったと仰っておられました。季節によっては両方の窓を開けることで、いい風が流れて和める環境になったそうです。

ただ今回は、お子さまの保育園問題で泣く泣くこちらからお引越しされるとのこと。想い入れがあるからこそ残念だと思いますが、物件の購入をご検討中の皆さまにとっては大チャンス! ですね。

場所は、これから益々の変貌と発展を遂げる「山手線新駅」予定地のすぐ近く。計画地の周辺には3棟のタワーマンションと、5棟のオフィスビル兼商業施設が建つとのことです。きっとこれから更に活気づき、もっと便利になって魅力ある街になっていくに違いないでしょう。

出張が多いビジネスマンにとっては、新幹線にも空港にもストレスなくアクセスできるこの立地は、絶対魅力的なハズ! 日本のみならず世界への玄関口に近いことにより、休日のお出かけのフットワークも軽くなりそうですね。

現状の魅力あるインテリアデザインを活かすには、壁を立ててしまうのはあまりにもったいないと感じます。なので、1LDKでお住まいいただけるDINKSなどのご夫婦やおひとりさまに、強くオススメしたいです! 大きな家具でもゆとりをもって置けてしまう大空間、是非現地でご確認ください。お待ちしております。

取材・文・撮影:cowcamo(一部写真提供:株式会社ブルースタジオ)