cowcamo magazine8月号のテーマは「TOKYO研究」。さまざまな角度から、まだ知らない “東京” の魅力を掘り下げていきたいと思います。今回のテーマは公園です!


「南池袋」と聞いて、何が思い浮かびますか?

なんとなく雑多でオリエンタル。地縁がなければ、なかなか足が向かない、得体の知れない不思議な空間。またある世代の方は、「あの」ドラマを思い浮かべる人もいるかもしれません。

そんな南池袋に、以前からあった「南池袋公園」。この春、青々とした美しい芝生が広がり、都民のオアシス的な役割を担う場所となってくれそうな新スポットに生まれ変わりました。

「街の雰囲気も一新」行政が本気で取り組んだ公園改革

引用:https://www.facebook.com/Minami-Ikebukuro-PARK-967875266635137/

南池袋公園は、戦後焼野原となった場所に区画整理事業で生まれた公園です。しかしその後の都市開発が進むにつれ、さまざまな雑多なものに囲まれていき、本来地域住民の憩いとなるはずの場所がその目的を果たせなくなってしまっていました。

そんな中、豊島区は2014年に『現庁舎周辺まちづくりビジョン』案を発表。日本一高密都市の池袋に、日頃から人々が安心して憩える場所、災害時には帰宅困難者対策を担う機関としての場所の整備が計画されました。

そうしてこの春にリニューアルオープンしたのが「南池袋公園」です。この公園を起点として、池袋の町全体の雰囲気も変わってきています。

リニューアルされた「南池袋公園」をさっそく訪れてみよう

引用:https://www.facebook.com/Minami-Ikebukuro-PARK-967875266635137/

トークイベントやヨガ教室の会場になったり。カフェ/レストラン/マルシェ/本屋さん様々なワークショップに至るまで、“劇場型の公園” をみんなで造り、豊島区から発信していくそう。

引用:http://www.city.toshima.lg.jp/340/shisetsu/koen/026.html

ゴロンと寝転んで気持ちいい芝生、子どもたちが安心して遊べるキッズテラス、おしゃれで美味しいレストラン。いままでになかった「憩いの場」がここにはあります。

①広い空と緑のにおいを存分に感じられる緑の芝生エリア

ゴロンと寝転んでも、広い空と緑のにおいを存分に感じられる緑の芝生エリア。文化的な楽しみが緑とともに広がっていく、豊島区が目指す未来の風景が南池袋公園がから始まっています。

#南池袋公園 #芝生開放 #よーやく #初日以来?

Issei Miyabeさん(@issei_1982)が投稿した写真 -

②ここから始まる! レストラン「Racines FARM to PARK」

「racines ラシーヌ」の意味はフランス語でルーツを意味するのだそうです。南池袋公園から始まった都市づくりが、今後の地域の流れのルーツになる、そんな意味が込められています。

引用:https://www.facebook.com/Minami-Ikebukuro-PARK-967875266635137/


▶︎INFORMATION
ウェブサイト:http://racines-park.com/
TEL:03-6907-0732
住所:東京都豊島区南池袋2-21-1 豊島区南池袋公園内
営業時間:モーニング 8-11時(平日)/9-11時(土日祝)
     ランチ   11-14時(平日)
     カフェ   14-17時(平日)
     ブランチ  11-17時(土日祝)
     ディナー  17-22時(平日)/17-22時(土日祝)
定休日:無休

③子供たちが安心して遊べる場所 キッズテラス

大きなすべり台、シーソー、回遊遊具。子供たちが安心して遊べる場所。当たり前に欲しいもの、でも今まで難しかったものが、ここにできました。

いかがでしたでしょうか? 今まで知っていた「池袋」とは違う魅力を感じる「南池袋公園」。ここをスタートとして街はどんどんと変革していく予感。新しい豊島区の幕開けを覗きに、ちょっと立ち寄ってみませんか?

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