最寄りは “ニコタマ”

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左上・今回ご紹介する物件は、東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅から徒歩6分。言わずと知れた人気タウンです。/右上・“ニコタマの顔”「二子玉川ライズショッピングセンター」。広大な施設内には映画館など、さまざまなテナントが入居しています。(400m 徒歩5分)/左下・トレンディな商業施設もいいけど、やっぱり自然も大切。雄大な「多摩川」の河川敷では釣りやBBQが楽しめます。休日にのんびりするだけでも◎(750m 徒歩10分)/右下・「SHAKE SHACK(シェイクシャック)」や「bills(ビルズ)」など、今をときめくショップが入る「玉川高島屋S・C」の別館「マロニエコート」は物件から徒歩2分の距離。お仕事帰りについつい立ち寄ってしまいそう。「スローハウス」でインテリアやグリーンを探すのもおすすめです◎(130m)

玉川通り沿い

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お目当てのマンションは、駅前からまっすぐ伸びる玉川通り沿いに建っています。立派な植栽に囲まれており、外観・共用部ともに築年数を感じさせず、綺麗に管理されている印象でした。

売主さま

1983年竣工で、新耐震基準に適合しています。また、2016年には大規模修繕工事を実施済みです。

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玉川通り沿いには商業施設が建ち並んでおり、お仕事帰りでも物欲が刺激されそう(笑)

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左上・エントランスは歩道から奥まった位置にあります。建物内へは階段、もしくはスロープを下ってアクセス。/右上・エントランスホール内もタイル貼りで手の込んだ造り。こちらには管理人事務室、集合ポストがありますよ。/左下・一階の共用廊下から出ることができる、緑豊かな中庭には駐輪場が。/右下・エレベーターで、ご紹介する住戸が所在する3階へときました。共用廊下には花壇があり、フレッシュな印象です。

住戸内へ

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左・ご紹介する住戸は3方角部屋。正面の玄関ドアからお邪魔しましょう!/右・壁や天井には白いクロス、土間にはブラックのタイルが敷かれたモノクロな玄関スペース。左手には大小違う大きさ下足入れが並んでいます。

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こちらの物件は既存活かしの箇所がありますので、事前にご留意ください。また、住戸内は照明が設置されていない場所がいくつかありました。ご内見の際は、設置する照明のイメージを膨らませながら見学するといいかもしれません。

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左・廊下からのカット。暗くなりがちな玄関スペースですが、こちらの住戸には窓があるので、明るくさわやかな印象です。窓からはマンションの中庭が見えましたよ。/右・廊下にも、土間と同じブラックのタイルが敷かれています。廊下に並んだドアは左手前から時計まわりに、洋室B→電気温水器置き場→LDK→水まわり→トイレにつながっています。

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電気温水器置き場のドアは、やや建て付けが悪い印象でした。あまり開閉することはないかもしれませんが、事前にご留意ください。

まずはLDKから!

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広さは約13帖。左手の壁一面には大理石カラーの「エコカラット」が貼られており、室内のアクセントになっています。

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角度を変えて見てみましょう。左手のキッチンにある北向きの腰窓と、東向きの掃き出し窓の二面採光で明るい室内。

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左・キッチンはリビングダイニング(LD)から奥まった位置にあります。窓がある上に、スペースに奥行きがあるので開放的に料理ができそうですよ。食洗機も備わっています。/右・キッチンの背面の凹みは冷蔵庫置き場。さらに、左上も収納スペースが!

売主さま

キッチン含め、水まわりはすべて一新しております。

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LDに戻ってきました。続いて掃き出し窓からバルコニーへ。

こぢんまりリバービュー

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東向きのバルコニーからの景色はこんな感じ。閑静な住宅街ビュー・・・かと思いきや、眼下にこぢんまりとした川が! ちょっとしたリバービューです(笑)

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こちらの川はマンションの裏手を流れています。川沿いを歩いて「二子玉川」駅に向かうことができますよ。個人的には人が少なくて好きかも! また、春には桜が咲き誇るので、自宅でお花見パーティーができちゃいますね!

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バルコニー自体はコンパクトサイズ。物干し金具が備わっています。

室内に戻りましょう

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明るい室内をマットブラックの天井がキリッと引き締めてくれています。続いて、右手の洋室Aを見てみましょう。

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LDKと隣り合う洋室Aとは引き戸で分かれています。写真のように引き戸を開け放って、洋室AをLDKの拡張とするのもおすすめです。約19帖の広々とした空間になりますよ。

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洋室AからLDK側を見たカット。思い切ってこちらをリビングスペースにしてもよさそう。右手のドアの中はクローゼットです。

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クローゼット左手の凹みにすっぽりと家具を置けたら◎ しっかりとサイズを測って家具をチョイスしたいですね!

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引き戸を閉めて洋室Aを見てみましょう。広さは約6帖とコンパクトですが、東向きの腰窓があるので窮屈感はありませんよ。

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LDKに戻り、引き戸を閉めるとこんな感じ。それでは廊下に戻り、洋室Bへ向かいましょう!

約6.7帖の洋室B

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北西二面採光でとっても開放的! 帖数以上に広々と感じます。

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洋室Bは廊下から一段低くなっているので、つまずかないようにご注意くださいね。(筆者はつまずきました。)

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西向きの腰窓前から。お向かいのルーバードアの中は収納です。

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左・西向きの腰窓からは中庭ビュー。抜けはないものの、緑があるだけでパッと気分が華やぎます。/右・収納内部は左右で奥行きが違います。こちらは既存活かしになりますが、収納力は◎ です。

最後に水まわりをチェック

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左・スペースを活かした収納が豊富な洗面脱衣室。/中央・バスルームには浴室乾燥機が備わっています。/右・おお! 住戸内で一番インパクトが強いのはトイレかも(笑)

“ニコタマ” 散策

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左上・LA発のセレクトショップの旗艦店「RonHerman(ロンハーマン)二子玉川店」が物件から徒歩3分・・・。本当に物欲が止まらなそうなエリアです。(240m)/右上・老若男女の憩いの場「二子玉川公園」。リバービューの丘の上には「スターバックスコーヒー 二子玉川公園店」が併設されています。(1km 徒歩13分)/左下・商業施設の裏に目を向ければ、飲食店からアパレルまで、さまざまなお店が軒を連ねる「二子玉川商店街」が。(350m 徒歩5分)/右下・「すし 㐂邑(きむら)」はミシュラン東京で “☆☆” を獲得した、予約が困難なほど人気のお寿司屋さん。新鮮なお魚ではなく、熟成させた魚のお寿司をいただくことができます。(550m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

今回の舞台は言わずと知れた人気タウン「二子玉川」。近頃は、“マダムの街” というイメージだけでなく、カルチャーの発信拠点としても注目されているニコタマ。駅には東急田園都市線・大井町線の2路線が乗り入れており、交通利便性も高いんです。


ご紹介する物件は、「二子玉川」駅前からまっすぐ伸びる玉川通り沿いに建っています。歩いて6分間の道のりには、「玉川高島屋S・C」を始めとする商業施設や飲食店が数多くあり、日々物欲が刺激されそう(笑)


ベージュタイル貼りのマンションは、2016年に大規模修繕工事を実施済みで、外観・共用部ともに築年数を感じさせない印象です。建物の周囲には、立派な植栽が華を添えてくれています。

住戸は3階に所在する3方角部屋です。こちらの住戸で、事前にご留意いただきたいのは、既存活かしの箇所がいくつかあるということ


特に電気温水器置き場のドアは建て付けが悪くなっている印象でした。洋室Bの収納は、押入れのような造りのままなので、好き嫌いが分かれるかもしれません。ご内見時に確かめてみてくださいね。


LDKと洋室Aの窓からは、マンション裏手のこぢんまりとした川を望む “ちょっとしたリバービュー”。春には川沿いを桜が彩るので、自宅でお花見パーティーができちゃいます。洋室AをLDKの拡張として使用すれば、約19帖の空間になるので、大人数を招待しても大丈夫ですよ◎

北西二面採光の洋室Bはとっても開放的! 照明が設置されていなかったのですが、十分明るい印象でした。ふたつの窓からの眺望はともに抜けはありませんが、マンションの中庭ビュー。豊かな植栽が気分をリフレッシュしてくれそうです。

writer / editor:酒井 大作