「三軒茶屋」駅から徒歩9分

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左上・舞台は新旧が混じり合う街「三軒茶屋」。マンションまで最短の道のりは、世田谷通りをしばらく歩きます。/右上・三茶で最近のhot topicsといえば「BLUE BOTTLE COFFEE」がオープンしたことですよね! 築50年の旧診療所をリノベーションした空間にも注目です。(徒歩10分)/左下・夜更かししたい夜は、ぜひ細い階段をトントン上って「MOON FACTORY COFFEE」へ。一杯ずつ淹れてくれる深煎りブレンドは絶品。本を片手にリラックス時間をどうぞ。(徒歩6分)/右下・スーパーの選択肢が多いのもまた魅力。こちらはマンションから徒歩7分の「肉のハナマサ」。最寄りは若林交差点にある「ピーコック」です。(徒歩3分)

マンションは現在大規模修繕工事中

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左上・こちらは工事前の外観写真。閑静な住宅街に建つ、全28戸・地下1階付き地上5階建て・重厚なタイル貼りのレジデンスです。新耐震基準を満たしており、築年数的に値下がりしにくいフェーズに突入しているのも美味しいポイント。/右上・こちらが現在の様子。今年の9月から年末にかけて、より美しくなるための工事中です。/左下・建物は3面道路に囲われており、北側にまわると敷地内にこのような緑地があります。現在は作業員さんたちのために仮設事務所を設置中。/右下・空き状況は変動しますが、地下のシャッター付き駐車場を利用できます。使用料は月額20,000円〜37,000円。写真右手、階段かスロープを下ったところにあるのがエントランスです。

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左上・エントランスホールには管理人室、木製の集合ポスト、オートロックがあります。時間帯に変動こそあるものの、管理人さんは週7日勤務。各所に防犯カメラも設置されており、とても安心なセキュリティ体制です。/右上・オートロックを抜けた先にあるロビー。/左下・ロビーの右手には坪庭を望む応接室。クラシカルな雰囲気がなんとも素敵です。/右下・ロビーを進むと長い内廊下が続きます。全28戸に対してエレベーターが3機あるという贅沢な造り。今回ご紹介する住戸には、一番奥のエレベーターを利用します。

2住戸のみが並ぶプライバシー性の高さ

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左・住戸のある3階まで上がると、窓があって明るい空間が待っていました。/右・左右に玄関ドアがひとつずつ。

お邪魔します

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左・玄関ドアを開けると、まずはモルタル敷きの広い土間空間。ベビーカーもそのまま置いておけそうなゆとりがあります。/右・クローゼットのような下足入れには可動棚が設置されており、靴の量や高さに合わせて棚板の枚数や位置を調整できます。

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左・玄関上がって右手、まずはLDKを目指します。写真右側の扉の中はトイレ、左側の引き戸の中は洗面脱衣所ですが、また後ほどご紹介しますね。/右・廊下がL字にクランクした先にあるのがこちらのガラス戸。重厚でクラシカルで可愛い♡

扉を開けてみましょう

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ぐるりと真鍮のドアノブを回し、扉を開きます。ガラス戸の先には、約21.5帖もの広さを誇るLDK。

一段上がったところにあるキッチン

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左・リビングダイニング(LD)側から見ると、キッチンカウンターの位置が高い! 前に立ってみると、158cmのわたしの胸くらいの位置にカウンターがあります。ここは是非トールタイプのスツールをご購入いただき、この高さを魅力的に使っていただきたいところ。海外のキッチンみたいで素敵です♡ /右・タイル貼りの腰壁の向こうには、機能的なシステムキッチン。

売主さま

リノベーション工事前、キッチンは壁付けで、横には洗濯機と乾燥機が置かれたユーティリティスペースがあったんです。それらをすべて取り払い、廊下の先にガラス壁とドアを設け、対面キッチンに造り変えました。おかげで開放感が増したと思います。

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左・キッチンの後ろには、キャビネットなどが置けそうなたっぷりのスペース。レンジやケトル用に、壁の中ほどにはコンセントが設置されていました。/右・キッチンの奥からLDK入り口側を見てみます。ガラス壁の先に見えているのは洗面脱衣室。視線が通ると空間が広々と感じられますね。左手に見えている白い折れ戸の中には給湯器が隠されています。

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LDの床より一段上がっていることにより、視線がスッと窓の外まで通ります。

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窓側から振り返ってみるとこんな感じ。6人掛けのダイニングテーブルや、3人掛けの大きなソファを置いてもへっちゃらなくらい広々としています。

LDKに隣接した洋室A

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両側に引き戸が寄せられる洋室A。LDを拡張して使いたい場合は、思い切って引き戸を取り払ってしまうのもいいでしょう。床にレールがなく上から吊っているので、違和感なくひと続きの空間にすることができますよ。

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洋室の中から、引き戸を開閉してみます。閉め切ってしまえばしっかり個室として使えそう。

バルコニーへ

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現在大規模修繕工事中のため、足場が組まれ、カーテンがかかっています。床も手すり下の腰壁も贅沢なタイル貼り。建物のグレードの高さが伝わってきます。正面には3階建ての戸建て住宅が並んでいるため視線の抜け感は△ ですが、空はしっかりと見えますし、日当たりも申し分なさそうです。

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LDの奥に付けられた照明、とっても可愛いんです。詳細は後ほど! では廊下を通り、水まわり→居室とご紹介していきます。

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左・南北をつなぐ長い廊下。先に左手のトイレから。/右・トイレは壁面がツートンカラーになっていて素敵。手洗い場が無理なくおさまっている広さもうれしい。

広くて驚き! 洗面脱衣室

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左・引き戸を開けた正面には、タイルの壁面と広いカウンター! ワゴンを置いてカウンター下のスペースをご活用ください。/右・奥行きがこんなに深いんです。市松柄の床はタイルに見えますが、水濡れに強い長尺シートが敷かれています。

売主さま

元々現在のLDK側に約2帖の納戸があったんです。今回の工事で撤去し、水まわりのスペースにゆとりを持たせました。

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左・洗濯機置き場の向かいには、こんなにたっぷりサイズの収納が。かさばるリネン類や洗剤のストックなど、さっとしまえて扉で隠せるのはうれしいですね。/右・お風呂はゆったりサイズで、浴槽には半身浴が楽しめる段差が設けられています。お子さまとのバスタイムも楽しくなりそう♪

北側には約5.5帖の洋室がふたつ

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こちらが洋室B。窓の外に緑が顔を覗かせています。

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そのまま窓の外を見てみると、マンションの北側にあった緑地のグリーンが目の前に! お向かいには世田谷区の「保健センター」がありますが、距離が取れており、緑が緩衝材になってくれているので圧迫感は感じません。

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左・窓側から振り返ると、奥に壁が一枚。/右・中はウォークインクローゼット(WIC)になっていました。今回の物件は居室の広さがすべて約5.5帖なので、こちらを主寝室にするといいかもしれません。

売主さま

元々北側には大きな和室がひとつあるだけで、間取りは2LDKだったんです。そこを壁で仕切り、洋室をふたつ設けた上で、片方にはWICを付けました。

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こちらは洋室C。ちなみに洋室Bともに窓の外はバルコニーではなく、室外機置き場になっています。

暮らしを彩ってくれる ディティールたち

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左上・LDK入り口のドア。塗装の風合いと、使い込むほど味の出る真鍮のノブが可愛い。/右上・LDの天井に取り付けられた照明。船舶ランプのような、ちょっと地球儀っぽいような。空間のアクセントになっています。/左下・洗面の水栓はドイツの「Hansgrohe(ハンスグローエ)」製。/右下・照明のON/OFFにはトグルスイッチ!

最後に周辺を散策

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左上・マンションのすぐ近くには「蛇崩川緑道」が走っています。リフレッシュしたい時には緑を感じながらゆったりお散歩を楽しんでくださいね。/右上・美味しいパンが食べたくなったら、世田谷通り沿いの「Les Cinq Sens(レ・サンク・サンス)」へ。(徒歩3分)/左上・ “今日はどうしてもカレーが食べたい・・・! ” という日には、同じく世田谷通り沿いの「curry restaurant CHANA(チャナ)」へどうぞ。キーマカレーが人気のようですよ。(徒歩3分)/右下・たまにはノスタルジーに浸ってみるのもいいですね。店名そのままの「長崎ちゃんぽん」はいつ行ってもお客さんで賑わう人気店です。

cowcamo

カウカモ編集部より

新旧様々な顔を持つ「三軒茶屋」。訪れる度に新たな発見があって刺激的なのに、どこかホッとできるような懐かしさも感じる街です。以前『カウカモNIGHT!! 』の取材で訪れた際、インタビューに答えてくださった方が “ここは都会の下町” と仰っていて、すごくしっくりくる表現だなーと感じたことを思い出しました。最近の話題は「BLUE BOTTLE COFFEE」の新店舗ができたことですよね! 常に変化の中に身を置く環境・・・住んでいて楽しくない訳がありません。


駅前は賑やかなイメージですが、今回の物件は駅から徒歩9分とやや距離があり、それによってしっかりとON/OFFが分けられそう。近くには緑道が走り、公園も点在。閑静な住宅街の中で、学区指定の「世田谷区立 三軒茶屋小学校」にも徒歩2分と、これから小学校に入学されるお子さまがいらっしゃるファミリーには安心できる環境だと思います。

さて、マンションはというと、昭和62年竣工で新耐震基準を満たしている点が、まず安心。元々重厚な造りの建物ですが、10年〜15年に一度のスパンで実施される大規模修繕工事が、今まさに行われているのも評価ポイント。工事中は窓の外に幕がかかり大きな音が出ますから、この先しばらく煩わしさを感じなくて済むと思うと、ちょっといいなって思いませんか? シャッター付きの地下駐車場、クラシカルな応接室、複数あるエレベーター、共用部扱いであるバルコニーのタイル貼り、様々なところで建物のグレードの高さを実感できます。

住戸の真ん中に玄関があり、南にみんなが集うLDK、北側に居室という配置も理想的。プライバシーとパブリックを分けることによって、メリハリの効いた生活が送れそうです。一点、人によっては気になるだろうなと思ったのが床のフローリング。元々こちらのマンションではフローリングが禁止されており、住戸内の床にはカーペットが敷かれていたのだそう。今年の臨時総会でフローリングOKの決議がされたものの、L40という厳しい規定が設けられたため、踏むとフカフカするタイプのものが使用されています。硬い床に慣れている方は最初違和感を覚えるかもしれませんが、住み始めると慣れるものですし、下階の方へ音が響きにくいことを考慮すると、これもいいのかな、と思えてきます。

刺激的な街の中でも閑静なエリア、造りやセキュリティ面で安心なマンション、そしてゆったりと快適に過ごせそうな内装と間取り。ご家族が長く住まうにはピッタリな物件だと思いました。気になる方は、ぜひお問い合わせください。

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取材・文・撮影:cowcamo