のほほんとしたローカル感漂う 「千歳烏山」駅周辺

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左上・物件の最寄りは京王線「千歳烏山」駅。「新宿」駅まで準特急に乗れば約12分、通勤や通学時間帯に運行されている区間急行でも約20分とアクセス良好です。(徒歩2分)/右上・南北に続く活気ある「烏山駅前通り商店街(通称:えるも〜る烏山)」。銀行やクリニック、ドラックストアや飲食店など約150店舗が軒を連ね、利便性が高く、楽しい街の印象です。(240m 徒歩3分)/左下・可愛らしい外観の焼き菓子店「ANCORO(アンコロ)」。店名通り、あんこのガトーショコラがラインナップに。(300m 徒歩4分)/右下・昔懐かしい遊具がたくさん! お子さまを連れて気軽に遊びに行きたい「南烏山りんれい広場」。(450m 徒歩6分)

駅前の商業エリアに どっかりと建つマンション

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駅前の賑やかさを楽しみつつ北へ歩を進めると、わずか2分で茶色いレンガ調タイルを身にまとったご紹介する建物が見えてきました。今回、共用部などの撮影がNGでしたので、マンションが建っている商店街のカットにてご説明いたします。1階にはテナントとして複数の店舗が入居。平成7年に竣工、新耐震基準に適合ています。総戸数98戸という規模。 オートロックを抜けた先は、管理人室のあるエントランスホールで、美しく清掃されていました。宅配ボックスも完備◎ エレベーターは2基備わっているので、朝の混雑時も待ち時間は短そう。今回ご紹介する住戸は7階の南東角に所在します。それではエレベーターで上がって、住戸へ参りましょう!

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管理人さんは月〜金曜日7:30〜16:00、土曜日7:30〜11:00(第一土曜日は休み)に勤務されています。マンションの敷地内に住人向けのタワー型駐車場があり、月額3万円でご利用いただけますよ。自転車置き場の利用料は月額300円。いずれも最新の空き状況については、お問い合わせくださいね。

おじゃまします!

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左・玄関扉を開けると、モルタルで仕上げられた重量感ある壁が眼の前に! この壁は廊下の奥まで続いています。/右・廊下に上がって玄関を振り返ったところ。天井まで高さのあるシューズボックスが備わっています。

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左・Z字型にクランクした廊下の途中、左手ドアの先にトイレ、正面ドアの先に洗面脱衣室があります。LDKへ進む前に、水まわりをチェックしてみましょう。/右・トイレはコンパクトですが、手洗い器と天吊り収納が備わっていて機能性は十分。

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左・洗面脱衣室の壁紙は、可愛らしいグレーと白のストライプ模様♪ お風呂に入る前から、気持ちをほぐしてくれそうですね。/右・ユニットバスは浴室乾燥機付きです。

まばゆい光の差すLDKへ!

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LDKの広さは約15帖。2面の窓からたっぷりと光を取り込む、明るく開放的な空間です。窓の外に遠くのビルが見えていますね。さっそく左手のバルコニーに出てみましょう。

遠くまで抜けのあるビュー!

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南東向きのバルコニーからは、遠くまで抜けのある景色を一望できます。右手が遮られてしまってはいますが、駅から徒歩2分の物件でこの開放感はうれしい! 駅や国道からは離れているので、車の走行音は特に気になりませんでした。

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建物は賑わいのある通りに面しているものの、取材の時にちょっと気になったのは近くの工事現場から聞こえる音くらい。実際の感じ方は現地でご確認くださいね。

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幅・奥行きはともにコンパクトですが、お洗濯物を干すには十分なスペース。たっぷりの日差しで洗濯物もカラリと乾きそうです。

LDKに戻ってきました

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淡いブルーのアクセントクロスに和みますね。壁付けのキッチンには食洗機・3口コンロ・浄水器付き水栓の “三種の神器” が備わっていて、ポイント高し◎ 左側は冷蔵庫置き場なので、大型モデルを置くと導線に圧迫感が出るかもしれません。

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今度はキッチンを背にしたときの、リビングダイニング(LD)全体の眺め。ポイントは、天井にちょっとしたインテリアを飾ることのできる棚が造作されていること。飾り棚にしてはちょっと高い位置にあるので、S字フックでグリーンをたくさんぶら下げて育てる、なんていかがでしょうか? 続いて、青い壁にあるドアの先へ進みましょう。

売主さま

もともとの間取りは3LDKでリビングスペースは今よりも狭かったのですが、今回のリノベーション工事でゆとりあるサイズに変更いたしました。その際に給排水管もすべて一新してあるので、安心してお住まいいただけますよ。ちなみに、現在置かれているソファや椅子やテーブルは販売価格に含まれませんので、ぜひお好きな家具を置いて過ごしやすい住まいをつくってくださいね。

約4帖の小振りな洋室A

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こぢんまりとした空間ですが、南西向きの腰窓があって外の景色を眺められます。どれどれ、その眺望は・・?

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左・どーん! 視界を遮るような高い建物のない、遠くまでスカッと抜けた景色です。書斎にして、移ろう空と街の情景をぼーっと眺めたい・・・!/右・サイズは小振りですが、クローゼットが備わっています。お子さまの個室としてはもちろん、まだ小さいうちはウォークインクローゼットとしてお使いいただくのもよさそう。ただし荷物の日焼けにはご注意を!

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洋室Aを出たところで、LDKの全景をパシャリ。右手の白い折れ戸は、日用品やお掃除道具をしまうのに便利そうなクローゼット。その左には造作の本棚が備わっています。本棚横に見える通路の先は、洋室Bです。

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お気づきの方もいらっしゃると思いますが、各所の天井にはダウンライトが埋め込まれていて、別途照明を買い揃えなくても十分な光量があります。ダイニングスペース側の天井には引っ掛けシーリングが用意されているので、そこに “勝負照明” を取り付けるのもよさそう!

ラストは約6帖半の洋室Bへ

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こちらの個室にも南東向きの小さなバルコニーが備わっていて、採光・通風・眺望ともに◎ 主寝室にするのにちょうどよさそうな広さで、柱の出っ張りも少ない、プロポーションの整った個室です。大きなベッドを置いても、デッドスペースは最小限で済みそうですね。

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この住戸には北東向きの外開き窓もあり、日中どの時間帯でも室内は明るそう。夕暮れまで照明を点けないエコな生活も実現できるかも!? 壁面には、おひとり〜おふたり分の衣類が収まりそうなワイドなクローゼットが配置されています。

ローカル感漂う 街をぶらぶら

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左上・マンションの裏手には、24時間営業のスーパー「西友 烏山店」があります。献立を思いついたら、一片の気負いもなく買いに行けるなんて・・・。“あっ、お刺身の醤油が切れちゃった!” なんてときでも、ご心配は無用です(笑)(150m 徒歩2分)/右上・素材にこだわった素朴で個性的なパンが魅力の「Boulangerie Puku-gari(ブーランジェリー プクガリ)」。オーナーさんご夫婦が営むアットホームなお店で、季節ごとに並ぶ新商品は要チェック!(150m 徒歩2分)/左下・小さな店内に、ゆったりくつろげるイートイン席が用意されている「cafe sun deco(カフェ サン デコ)」。その場でミキサーにかけて作るマンゴースムージーが絶品です。お子さま連れでも安心して入店できると評判なのだそう。テイクアウトメニューも豊富ですよ。(260m 徒歩4分)/右下・遊具のある広場が憩いの場になっている「烏山区民センター」。建物の中には図書館や体育室といった施設のほか、税金や証明書交付などの手続きを行える「世田谷区 烏山出張所」が入っています。(240m 徒歩3分)

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カウカモ編集部より

今回ご紹介する物件は、京王線「千歳烏山」駅から徒歩2分の場所に建っているマンションの一室。実はこの駅、特急以外の列車がすべて停車するので、都心への交通利便性はとってもいい立地なんです。乗降車数世界一のビッグターミナル「新宿」駅へは、1時間に4本程度発着する準特急に乗れば約12分で到着。渋谷方面へも「明大前」駅で乗り換えて所要時間約18分。さらに、都営新宿線への直通運転の列車に乗れば「森下」など “ベイエリア” へも乗換なしで行くことができるんです。

街に降り立ってみると、京王線沿線ならではのローカル感溢れる街並みが広がっていました。大手チェーンの飲食店やスーパー、ドラッグストアにまぎれて、昔ながらの八百屋さんやお花屋さん、小さな書店が仲よく肩を並べています。平日の昼間でもかなりの賑わいがあり、近所のおじちゃん、おばちゃんが駅前でばったり顔を合わせて井戸端会議が始まるような、のほほんとした雰囲気が漂っていました。綺麗に区画整備されているよりも、そんなローカル感に心惹かれるのは私だけでしょうか。駅前エリアにお店が集結しているおかげで、買い物にはまず不自由はしないでしょう。

マンションが建っているのは、駅前の賑やかさの只中。「千歳烏山」駅北口から徒歩2分の場所で、建物の1階にはネイルサロンや飲食店など複数のテナントが入居しています。周辺には飲み屋さんは多くなく、カフェや本屋さんなどの小さなお店が中心。多少の雑多感はあるものの、自治のしっかりした商店街の外れといった様子。マンション敷地内には複数監視カメラが設置されていて、エントランスにもオートロックを完備しているので、セキュリティ意識は高い印象です。


6階の東南角に位置する住戸は、約64㎡の専有面積にふたつの個室と約15帖のLDKを設けた間取りで、どちらの個室に入る際もLDKを通る動線となります。この左右振り分けレイアウトのよいところは、ご家族が顔を合わせる頻度が高まること。近年は個室を増やしてプライバシー性を高めるより、マルチに使えるリビングを中心にして、密なコミュニケーションを図れる間取りも人気なんですよ。各所に収納が分散して設けられているのも特徴で、それぞれを使い分けて整頓すれば、空間をスッキリと保って生活できそうです。


駅前物件と聞くと、眺望に関しては早々に諦めてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、この物件は違います。どの窓からの眺めも、遠くまで望めるビューなんです! 内装に関しても、LDKに本棚が造作されていたり、天井の下がり部分をうまく活用して、木のインテリアラックに変えていたりと、工夫や遊び心に富んでいます。ご家族で和みたいLDKには淡いブルーのアクセントクロスを、リラックスしたい水まわりの壁には優しい印象のストライプを配するなど、場所ごとにテーマカラーが与えられているのもGOOD!


さて、私がこの物件から思い浮かぶ暮らし方は、“等身大で、心に余裕を持って送る日々” 。ハイソではないけれど、身に馴染むような街で、通勤時間や買い物に割く時間をぎゅっと圧縮して、その分ご家族で過ごす時間に充てられるからです。働き盛りで、ますます仕事も頑張りたい。でも同時に子育てや、家でご家族揃って過ごす時間も大切にしたい。そんな方におすすめしたい一戸です。

writer:中山 宇宴 / editor:平野 翔子