今回の舞台は 「自由が丘」

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今回ご紹介するのは、「自由が丘」 に位置するレトロなマンション。5階に所在する住戸には、コンパクトにまとまった明るい空間が広がっています。

意匠が目を惹く レトロなマンション

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左上・目的地はバス通りに面して建つ、1973年築・地上9階建てのマンション。/右上・エントランスは歩道から少し奥まったところにあります。アプローチの丸いランプがかわいいですね。/左下・エントランスホールへ進むと、右手には管理人室の窓口が。こちらに管理人さんが月・火・木・土曜日の週4日間、7:30〜11:30にいらっしゃいます。/右下・エレベーターで住戸が所在する5階へ。玄関扉は、共用廊下突き当たりに位置しています。エントランスはオートロックではありませんが、住戸にはモニター付きインターホンが備わっていますよ。

売主さま

2017年に大規模修繕工事が実施され、その際に外壁や鉄部の塗装工事を行っています。また、2020年には耐震補強工事も予定されていますよ。築年数が経過しているマンションですが、共用部は綺麗な状態に保たれています。

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2017年に行われた大規模修繕工事の影響で、マンションには借入金があります。計画的に返済されてようですが、今後の修繕も踏まえると返済プランが気になるところ。資金計画については事前にご確認いただいた方がよさそうです。

お邪魔しましょう!

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左・扉を開けると、コンパクトな玄関ホールが。左手の扉はLDKへと続いています。/右・下足入れは、うれしい姿見付き。

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玄関ホールの天井には、大きめの梁が通っています。梁下は約180cmと低めなので、長身の方は気になってしまうかも。

扉を開けてLDKへ

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約11.5帖のLDK。扉を開けた途端グッと開けた印象ですね。正面には洋室Bに続く開き戸、その隣には洋室Aに続く引き戸が並んでいます。後ほど詳しくご紹介しますね。

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LDKの天井高は、約240cmほどあります。比較的コンパクトな空間ですが、天井が高いおかげで窮屈には感じませんでしたよ。現地でご体感くださいね。

まずは キッチンスペースへ

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左・セミオープンのシステムキッチン。3口コンロで調理が捗りそう。/右・背面には造作のカウンターが。調理家電だけでなく、お気に入りの食器も綺麗に収納できそうです。またキッチン背面には窓もあり、換気の面でも◎

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キッチンとリビングダイニング(LD)はちょうどいい距離感。調理をしながら、LDにいるご家族との会話も弾みそう。

売主さま

家具はディスプレイとして配置しています。サイズ感やインテリアの参考としてお役立てください。

引き戸の先の 洋室Aへ

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広さは約3.7帖。収納スペースがないので、個室がひと部屋で足りているという方はリビングとして使うのもオススメ。

続いて お隣の洋室Bへ

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約5.2帖の洋室。洋室A同様、南東向きの掃き出し窓があります。

バルコニーを チェック!

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住宅を望む、ほどよく抜けのある眺望です。もちろん日当たりは◎

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横幅は洋室Aの前まで続いています。奥行きもしっかりあって、洗濯物が干しやすそう。

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マンションの南側には線路が走っています。奥まった住戸位置ですが、電車の音は室内にいても聞こえてきました。音量に関しては、現地でご確認いただくことをおすすめします。

室内に戻ってきました

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洋室Bにはコンパクトな収納があります。おひとり分の衣類をしまうのには心許ない大きさなので、別途収納家具を儲ける必要がありそうです。

再びLDKへ

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グレーのアクセントクロスを効果的に用いたシンプルな内装です。正面に見えるのは水まわりに続く扉。その隣には洗濯機置場が設けられています。

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洗濯機置場はロールスクリーンで隠すこともできますよ。生活感が抑えられて◎

コンパクトにまとめられた 水まわり

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左・スッキリとした洗面脱衣所。/中央・バスルームには浴室乾燥機が備わっています。/右・アクセントクロスの貼られたトイレ。換気用の窓があるのはうれしいですね。

最後に 引き戸を閉めたLDKを

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引き戸を閉めると綺麗な正方形のLDKに。洋室Aのガラス入り戸からは、自然光が柔らかく届きます。

それでは 周辺をご紹介!

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左上・最寄りは、大井町線「九品仏」駅。(徒歩2分)また、お洒落なショップが集まる「自由が丘」駅も徒歩9分で利用できます。/右上・「Boulangerie NEUF9(ブーランジュリーヌフ)」は、街で評判のパン屋さん。夕方には売り切れることもあるそうで、12:00頃の来店がオススメとのこと!(240m 徒歩3分)/左下・ケーキ屋さん「INFINI(アンフィニ)」は、マンションのすぐ近くに。2020年1月にオープンしたばかりで、ショーウィンドウにはカラフルで美しいケーキが並んでいました。(50m 徒歩1分)/右下・大井町線の線路沿いに現れる「Trainchi(トレインチ)自由が丘」は、雑貨店や飲食店が集う商業施設。(450m 徒歩6分)

「自由が丘」を散策!

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左上・賑わいのある「自由が丘」も生活圏内。/右上・スイーツの激戦区としても知られる「自由が丘」でも、特にファンの多い「パティスリー パリ・セヴェイユ」。時間によっては行列もできてしまうほど。(450m 徒歩6分)/左下・実は「自由が丘」にはインテリアショップも多いんです! 新生活のアイテムは、センスのいいセレクトが魅力の「IDEE(イデー)SHOP自由が丘店」で揃えてみては?(640m 徒歩8分)/右下・マンションへの道のりには、スーパー「ピーコックストア自由が丘店」やドラックストアなど、日常生活に欠かせないお店も充実しています。“暮らす” という観点からも魅力的な街ですね。(550m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

今回ご紹介するマンションは東急大井町線「九品仏」駅から、徒歩わずか2分という立地にあります。また「自由が丘」駅へも徒歩9分と日常使いできる距離感です。通勤には「九品仏」駅を利用して、帰りは「自由が丘」駅でお買い物と外食を楽しんで帰宅。なんてルートが日常になってしまいそう。


ご紹介するのは、1973年竣工のマンション。エントランスの丸いランプやタイルなど、この年代ならではのレトロな意匠が目を惹くデザイン。


築年数は経過していますが2017年に大規模修繕工事が実施され、共用部は綺麗な状態に保たれています。ただ、その影響からマンションには借入金があり、今後の修繕も踏まえてどのような返済プランが立てられているかは気になるところ。資金計画については事前にご確認いただいた方がよさそうです。


住戸は、5階に所在する角部屋。専有面積約43㎡に2LDKというコンパクトな間取りです。


バルコニーからの眺望にはほどよい抜けがあり、日差しもたっぷり感じられます。ただ、建物の南側に大井町線の線路が走っているため、室内にいてもそれなりに走行音が聞こえてきました。音に関しては、現地でご確認いただくことをオススメします。


LDKは約11.5帖と比較的コンパクト。ただ、天井高が約240cmと高めに設計されているおかげで空間に閉塞感はありませんでしたよ。個室はひと部屋で足りるという方は、約3.7帖の洋室の引き戸を開けて、リビングを拡張するというのもよさそうです。


内装は、グレーのアクセントクロスが印象的なシンプルな空間。幅広いインテリアがマッチしそうな余白がありますよ。「自由が丘」にはおしゃれなインテリアショップが多いので、ぜひお気に入りの家具をセレクトして、お気に入りの空間に仕上げてみてくださいね。

writer / editor:駒込 茂香