今日も “ニコタマ” は 元気いっぱいです

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左上・今回ご紹介する物件の最寄りは、「二子玉川」駅。「渋谷」駅までは急行列車なら乗車時間約11分でアクセスできます。(徒歩15分)/右上・駅直結のショッピングセンター「二子玉川ライズ」。いつも広場でイベントが催されており、平日も賑わっています。(1.2km 徒歩15分)/左下・“ニコタマ” といえば、多摩川河川敷。マンションの近くには大きな野球グラウンドを有する「多摩川二子橋公園」が。(500m 徒歩7分)/右下・住宅街の中をしばらく歩くと、巨大な学校が見えてきました。こちらの「東京都立世田谷総合高等学校」と隣接して、目的地のマンションが建っています。(180m 徒歩3分)

静かな住宅街に建つ 風格あるマンション

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賑やかな駅前を抜けて、静かな住宅街の中を歩くことしばし。ブラウンのタイルを身にまとった建物が見えてきました。こちらが今回ご紹介する1998年築・総戸数24戸の新耐震基準に適合した低層マンションです。

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左上・エントランスは道路から奥まった位置にあり、庇や柱のデザインから重厚感が伝わってきます。正面の柱の奥には、宅配ボックスが設置されていますよ。/右上・そのまま視線を左に向けると、機械式の駐車場が。2019年9月現在空きがあり、月額14,000〜16,000円でご利用いただけます。/左下・オートロックを抜けた先はこんな感じ。屋内の共用ロビーはありませんが、軒が続いているので雨に濡れずに往来できます。右手、通路の先には管理人室の窓口とエレベーターが。/右下・2階に上がってきました。写真奥に見えるポーチ付きの角住戸が、今回ご紹介する住戸の入り口です。

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エレベーターを使う場合は共用廊下をぐるっと遠まわりする必要がありますが、階段を使うとショートカットができますよ。管理人室では、平日の8:00〜17:00の間に管理人さんが勤務されています。共用部は清掃が行き届いていて、美観が保たれていました。

お邪魔します!

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左・玄関土間にはセンサーライトが備わっているので、帰宅時に買い物袋で両手がふさがってても、あたふたせずに済みそう。左手には大容量のシューズボックスが。上がって右へ進みます。/右・廊下の左右には扉がズラリ。左手から時計まわりの順に、洗面脱衣室、LDK、洋室B、洋室C、トイレへとつながっています。LDKへ向かいましょう。

ガチャリ……

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まぶしいっ! LDKの入口ドアはクリアなガラス入りで、廊下まで明るさを届けています。

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こちらは約18.2帖の広々スペース。ワイドな形状と二面採光のおかげで、どんより曇り空の取材時でもこの明るさです。晴れた日は日差しを遮るレースカーテンが必須ですね。

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別の角度を向くと、奥に可変性のある個室(洋室A)が続いているのがわかります。先にキッチンをチェックしましょう。

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左・キッチンはフローリングとイメージを揃えた木目調パネルを全面に採用。背面側には冷蔵庫置き場に加えて、キャビネットを置けそうなゆとりがあります。コンロ脇に換気のできる腰高窓があるのもナイス!/右・食洗機の面材も統一されているため存在感がありませんが、ちゃんと装備されているのでご安心を。収納の引き出しはソフトクローズ機能付きで滑りもスムーズ◎

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キッチン越しにリビングダイニング(LD)側を見ると、こんな感じ。さわやかな気分で調理をすれば、味もなおよしというもの。 続いて、ほぼ南向きのバルコニーへ向かいましょう。

売主さま

冬でもポカポカでお過ごしいただけるように、LDの床にはガス温水式床暖房を採用しました。

ガラガラガラ

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バルコニー正面には、生産緑地ののどかな風景が広がっています。……ここ、東京23区内でしたよね?

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奥行きはやや浅めですが、幅は洋室Aの前まで続いていてワイド。物干し用の金具も備わっています。

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室内へ戻ってきました。続いては奥に見える洋室Aへ。

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広さは約6帖で、壁に柱の出っ張りがないため、大型家具を設置した際にデッドスペースが生まれませんね◎ こちらにはエアコン一台が設置済み。

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LDK側を向いたところ。LDKの拡張スペースとしてはもちろん、小さなお子さまのプレイスペースやご親族がいらっしゃった際のゲストルームとしてなど、いろんな用途が考えられますね!

窓の景色はどうでしょな

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左・洋室Aから掃き出し窓を見たところ。作物の成長をいつでもチェックできますね。/右・こちらはLDKにある西向きの窓。正面にはマンション敷地内の豊かな植栽と前面道路とを挟んで「東京都立世田谷総合高等学校」が見えています。

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引き戸を閉めたところを、個室側とLDK側から撮影。どちらにも窮屈感はありませんでしたよ。洋室Aには壁一面のワイドな収納が備わっています◎

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扉をフルオープンにすれば、やっぱり室内用ドローンを飛ばして遊びたくなるような奥行き感です。さて、廊下に戻って残るふたつの個室を見てみましょう。

主寝室向き! 約6.5帖の洋室B

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こちらは住戸内で最も広い個室。やはり柱の出っ張りがないため、スッキリとしていますね。写真左右の窓は、それぞれ西向きと北向き。眺望はどうでしょうか。

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左・西向きの窓は、先ほどLDKの西向き窓から見た景色とほぼ一緒。外にはエアコンの室外機置き場があります。/右・北向きの窓からは、マンションのエントランスアプローチと、懐かしい雰囲気の日本家屋が見えます。

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個室の奥から振り向いたところ。こちらには大小ふたつのクローゼットと、オープン収納付き。整理整頓しやすそうですね。

約4.1帖の洋室C

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コンパクトな個室ですが、北向きの窓が備わっていて採光は十分。小さめのクローゼットがふたつ備わっています。

ラストは水まわり

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左・洗面脱衣室には、幅がワイドな洗面台が。ミラー裏収納にも十分な容量があるため、ご家族分の歯ブラシやボディケア用品をしっかりとしまえそう。/中央・お風呂の浴槽も足を伸ばして入れるゆとりあるサイズ。浴室乾燥機付きです。/右・シンプルなトイレ。吊戸棚付きなので、突っ張りポールは不要ですね。

寄り道しながら 「二子玉川」駅へ向かいます

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左上・駅とマンションの経路上にあるスーパー「マルエツ二子玉川店」。お出かけ帰りのお買い物はこちらで。(450m 徒歩6分)/右上・同じく経路上には、「スターバックスコーヒー 多摩川3丁目店」も! コーヒーをマイボトルに入れてから仕事へ向う、なんていかが?(700m 徒歩9分)/左下・二子玉川の “街の食卓” 的存在がこちらの定食屋「たぬき」。河川敷でスポーツ練習を終えた学生さんも満足の、ボリューム満点なメニューが揃っています。(900m 徒歩12分)/右下・こちらもお昼時には行列ができる「鮎ラーメン 二子玉川店」。みなさんのお目当ては、焼いた鮎がまるごと一匹入ったインパクト大なラーメンです。(850m 徒歩11分)

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カウカモ編集部より


今回ご紹介した物件の最寄りは、東急田園都市線と大井町線が乗り入れる「二子玉川」駅。再開発によって生まれた駅直結の大型商業施設「二子玉川ライズ」では、いつ行ってもイベントが催されていて、平日も大賑わい。駅ビルを出ても、緑に覆われているかのような巨大ショッピングセンター「玉川高島屋S・C」には高級ブランドから日用品店までが揃っていて、まさに “ここでなんでも揃う” コンパクトシティーといったところ。


一方、ひとたび駅前エリアを離れると、とたんに閑静な住宅街エリアに変わるというのも、この街のユニークなところ。多摩川方向へ行けば、土手からは果てしなく広い空と広大な公園を眺められ、水と緑を身近に感じることができます。便利さと静けさ、自然豊かさの三拍子が揃った街なんです。


さて、マンションが建っているのは駅から徒歩15分と少々離れた場所。最短ルートではフラットでまっすぐ伸びている遊歩道を進むので、息を切らしながら歩くことはなさそうです。楽をしたいときはバス利用が便利。駅前のバスロータリーからは、最寄りの「吉沢」バス停(徒歩3分)へ向かう便が頻繁に発着していますよ。


この街で暮らすなら、自転車のご利用もおすすめ。通勤や買い物に便利なだけでなく、多摩川の堤防沿いには日本有数のサイクリングコース(通称 “多摩サイ”)が整備されていて、気持ちのいいご近所ツーリングを楽しむことができるんです。なお、自転車置き場は月額500円にてご利用いただけます。


住戸は2階の角に位置。約18帖のゆとりあるLDKには、南・西二面の窓からまばゆいばかりの光が入ります。バルコニーの先にあるのは、生産緑地の緑。付近の道路は車通りが少なく、聞こえてくる音といえば、鳥や虫の声と、たまに部活生の掛け声くらい。思わず東京23区にいることを忘れてしまいそうな、のどかな風景が広がっています。


個室が3部屋あるので、4人ご家族でお住まいになるのにもってこい。それぞれに窓と収納が備わっていることに加え、どの居室の壁にもデッドスペースを生むような太い柱がないのもポイントです。


駅から少々距離が離れていること以外、あまりネガティブ要素が見当たらない、バランスのいい物件です。地方出身者である筆者は、お上りさん的発想で『きっと田舎の両親も気に入ってくれそう』なんて思っちゃいました。

writer / editor:中山 宇宴