緑豊かな街 「駒沢大学」

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左上・今回ご紹介する物件の最寄り駅は東急田園都市線「駒沢大学」。「渋谷」駅まで各駅停車での乗車時間は約8分と都心への利便性◎(徒歩7分)/右上・この街のシンボルといえば、広大な敷地の中にサイクリングコースやテニスコートなど様々なスポーツ施設のある「駒沢オリンピック公園」。健康維持のために通ってみては?(1.2km 徒歩15分)/左下・イタリア出身シェフが切り盛りするピッツェリア「Napolistaca Komazawa(ナポリスタカ 駒沢店)」。星のような形が特徴の「ドンサルヴォ」が人気メニューです!(600m 徒歩8分)/右下・駅からマンションへは、国道246号線沿いをまっすぐに「渋谷」方面へ向かって歩きます。その道中にはスーパー「オオゼキ 野沢店」が。(290m 徒歩4分)

大通り沿いにそびえる 地上14階建てのマンション

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左・首都高の高架が通る246号線沿いに建つ、こちらののっぽな建物が今回の目的地です。一階にはバイク屋さんがテナントとして入居しています。/右・脇道に入ってみると、全体像を拝むことができました。裏手には駐輪場とバイク置き場があり、それぞれ月額400円・月額1,000円で利用できます。

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1969年築とそれなりの年代を重ねていますが、塗り直された外壁はきれいな状態でした。2018年に耐震補強工事が行われていて、耐震基準適合証明書を取得済みです。管理組合ではその際に借り入れを行っていますが、長期修繕計画書によれば2027年に完済の目処が立っており、今後の修繕も安心できそうです。

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左上・1階のバイクショップを正面に見て右側、細い路地に面した場所にエントランスが。/右上・エントランス手前に管理人室の窓口があり、月〜金曜日の8:00〜17:00に管理人さんが勤務されています。/左下・共用ロビーの奥まで進み、見返してみました。開いている扉部分が管理人室。天井には防犯カメラが設置されています。/右下・エレベーターで住戸が所在する14階(最上階)に上がってきました。共用廊下には窓が取り付けられていて、多少ですが高速道路の走行音を軽減してくれています。エレベーターを出て目の前の位置にご紹介する住戸の玄関ドアがあります。

個性が引き立つ土間スペース!

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左・玄関扉を開けると、そこには “好きなモノ” をたくさんディスプレイしたくなるような広い土間スペースが。さらに左手を見ると……/右・土間が奥まで続いていて、まるでガレージのような秘密基地感。趣味のスケートボードや自転車などを無造作に置いてもサマになりそう。お子さまがいらっしゃる場合は、ベビーカーの定位置として活躍してくれるでしょう。

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廊下に上がってすぐ左側にある扉の先はトイレです。こちらは後ほど。

売主さま

元々こちらの住戸は3DKの間取りでしたが、リノベーション工事でその中のひと部屋をご覧のような玄関土間に変更しました。

LDKへ

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コンパクトにまとまった約9.5帖のLDK。奥にはふたつの個室が並んでいます。LDKには窓がありませんが、写真のように洋室Aの引き戸を開けておくと、ほんのりと外の光が届きます。

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個室側からLDKを見返してみましょう。ディスプレイされている家具のようにレイアウトすれば、リビングスペースをしっかりと確保できますね。ソファに座って、落ち着いてくつろげます。

売主さま

この部屋に合う家具をコーディネートして置いております。暮らし方の参考にしてくださいね。

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ちなみに冷蔵庫は、ダイニングチェアの背後辺りに置くように設計されています。キッチンの横にある扉の先は、洗面脱衣室などの水まわりです。

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食器洗い乾燥機が備わったシステムキッチン。ワークトップの幅は約2mで、まな板を置くスペースも充分。

LDKとつながる約5.4帖の洋室A

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南西向きの窓から室内にたっぷりと光が注いでいます。寝室としてはもちろん、壁面に本棚を並べて書斎にしてもよさそう。

最上階からの見晴らしは?

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南西向きのバルコニー出てみました。大きな空が望め、遠くには薄っすらと山の稜線が見えています。気持ちいいなあ……

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ここで気になる音についてレポートしておきますね。写真の左手の眼下には国道246号線と首都高速道路があります。そのため、バルコニーでは車の走行音が絶え間なく聞こえてきます。ずっと同じ音の大きさで聞こえるので、人によってはかえって気になりづらいかもしれませんが、現地で許容範囲かどうかをチェックしてくださいね。

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バルコニーは幅が広く、L字型をしています。日当たりがいいので、洗濯物の乾きが早そう。

バルコニー側から見た洋室A

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左・2枚の引戸を壁側に引き込むと、LDKの気配を感じながら過ごせます。走行音は室内にも漏れ聞こえてくるので、気になる方はインナーサッシの追加導入をご検討くださいね。/右・扉を閉じると、完全な個室に。ただし収納は備わっていないので、必要に応じてチェストなどを置くとよさそう。

外の音と光を遮って…

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扉を閉じた際のLDKの様子。この状態では走行音もほとんど聞こえてこないので、まったりしながら静かに映画を観たいときなどにオススメです。

洋室Aのお隣にある 約6帖の洋室B

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窓が大きくて明るい◎ 写真では少し分かりづらいですが、窓の前には2本の棒がぶら下がっています。こちらは取り外し可能な室内物干し金物です。

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左・バルコニー側から見返してみましょう。シングルベッドをふたつ並べて置くことも可能な広さですね。正面右側の扉を開けてみると……/右・中は奥行きの深いウォークインクローゼット(WIC)でした。可動棚が備わっていて便利そう。

キッチン横にある扉から水まわりへ

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左・ゆとりある広さの洗面脱衣室。脱衣かごや収納棚を置けそうなスペースも。/中央・1216サイズのユニットバス。優しい色合いでリフレッシュできそう。浴室換気乾燥機が備わっています。/右・こちらは玄関土間の横に位置するトイレ。扉付きの収納棚がうれしいですね。

華やかな街 「三軒茶屋」も徒歩圏内に!

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左上・「駒沢大学」駅のひとつお隣、「三軒茶屋」駅までは徒歩11分の距離。こちらは路地裏まで飲食店が多く、昼夜問わず賑わいがあります。/右上・マンションと「三軒茶屋」駅の途中には24時間営業のスーパー「マルエツ 中里店」が。帰りが遅くなった際の心強い味方ですね。(350m 徒歩5分)/左下・駅の南側には、通称 “三角地帯” と呼ばれる飲食街が。たくさんの名店がひしめき合っていて、グルメには困らなさそう!(750m 徒歩10分)/右下・駅前にある複合施設「キャロットタワー」には、「TSUTAYA」や「東急ストア」などのほか、住民票の写しや印鑑登録証明書の発行が可能な「世田谷文化生活情報センター」があります。(900m 徒歩12分)

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カウカモ編集部より

最寄り駅がある駒沢大学の街は、なんといっても「駒沢オリンピック公園」がシンボル。一周2.2kmのジョギングコースは、ランナーの聖地とも言われているようです。自宅から公園までの距離は、ウォーミングアップやクールダウンにちょうどよさそう。


一方、三軒茶屋の街は、コミュニティの輪が広がりそうな雰囲気。思わず「ただいま」と言って入りたくなるような定食屋さんや、お客さんどうしの距離が近くて、すぐに常連さんになってしまいそうなお店など、親しみやすい飲食店がたくさん。仕事帰りにフラッと食事に立ち寄って、ついでに経路上にある24時間営業のスーパーでお買い物も済ませられちゃいます。


今回は、そんな魅力に詰まったふたつの街の中間地点に位置する物件のご紹介です。建物は国道246号線に面して建っており、マンションの目の前にはバスの「上馬」停留所が! こちらは渋谷方面に向かう際に利用すると便利です。ただし、渋谷から帰宅する際の停留所は少々遠くなりますのでご注意を。発着するバスの本数も多いため、利用する機会は多そうです。


マンションは2019年10月現在で築50年。耐震性をご心配なさる方もいらっしゃると思いますが、2018年には耐震補強工事を行い、耐震基準適合証明を取得済みというお墨付き。それでいて手の届きやすい販売価格なのは要注目です。


住戸内はコダワリポイントが満載。そのひとつ目は、趣味スペースとしても活躍しそうな広い玄関土間。自宅に帰って扉を開けた瞬間、お気に入りのもので埋め尽くされた秘密基地のような空間が目に飛び込んできたら……。毎日の帰宅ががうれしくなりそうですね(笑)。


ふたつ目は、住戸の中央に配置されたLDK。現地へ行く前は「どうして窓のないLDKが?」と思いましたが、現地を取材してみて納得。こちらのマンションは便利な立地の反面、国道や首都高の走行音が室内にも聞こえてきます。でも、夜間に静かにテレビを観たい時などに、個室の扉を閉じれば、静かで落ち着けるLDKになるんです。


そして3つ目は、最上階ならではの眺望。空は青く広がり、遠くの山の稜線に癒されました。視界が広がると、気持ちも開放されますよ。走行音については、昼間に外出されていることが多い方であれば、それほど気にならないかもしれません。寝室側の窓には、インナーサッシを取り付ける追加工事をするとよさそうです。


緑が溢れる都会のオアシス「駒沢公園」と、魅惑の飲食街のある「三軒茶屋」。ふたつの街の魅力にニンマリ。自宅の扉を開けてまたニンマリ。そんなニンマリが止まらない住まいに、ぜひ足をお運びください。

writer:南田 かおり / editor:中山 宇宴