三軒茶屋で美食巡り三昧♡

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左上・常に賑わいがあり、街のきらめきに心ときめく東急田園都市線「三軒茶屋」駅(徒歩10分)。駅前に建ち並ぶ飲食店や公共施設ビルの奥には、この街のランドマーク「キャロットタワー」がそびえています。無料で入れる「スカイキャロット展望ロビー」はツウなスポットですよ。/右上・ちょっとディープな “三茶” を味わいたいなら、「三軒茶屋三角地帯」へ。赤提灯がズラリと並ぶ、魅惑の飲み屋街です。(800m 徒歩10分)/左下・門前仲町で有名なパン屋さんの2号店「TruffleBAKERY 三軒茶屋(トリュフベーカリー)」。トリュフが贅沢(ぜいたく)に香るロールパンが人気です。(450m 徒歩6分)/右下・ハンドドリップで丁寧に淹れられたスペシャリティコーヒーをいただける「Obscura Laboratory(オブスキュラ ラボラトリー)」。焙煎所も兼ねた店内では、コーヒー豆の購入もできます。(450m 徒歩6分)

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東急世田谷線「西太子堂」駅からは、徒歩4分の場所にある物件です。

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「三軒茶屋」からは、のんびり緑道を歩くのがオススメ。こちらの「烏山川緑道」は、東は目黒川、西は環状8号線あたりまで続く全長約7kmの緑道。ペットとのお散歩やジョギングにも最適です。「太子堂小学校」が見えたら曲がって、住宅街を進みましょう。

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賑やかな商店が建ち並ぶ、茶沢通りからもアクセスできます。ご紹介するマンションが面する通りは、「太子堂八幡神社」の例大祭のとき “お祭りモード” に変身します。これは楽しみですねー!

住宅街の一角に佇む 小規模マンション

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左上・白いタイル貼りの外観。地上4階建て、総戸数10戸とコンパクトなマンションです。/右上・建物横の通路から奥へと進むアプローチ。自転車置き場(月額使用料100〜200円)を兼ねているようです。/左下・少し階段を下りたところにエントランスの扉がふたつ。今回ご紹介する住戸へは、左側の扉から。/右下・こちらのマンションにはエレベーターがありません。さあ最上階4階にある住戸まで、階段を上がりましょう。これはいい運動になりそうです(笑)

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共用部に管理人室はなく、週に1度清掃の方がいらっしゃいます。ゴミ出しも住人の方で各自行なっているそうです。造りはレトロですが、キレイにお掃除はされている印象でした。月に1度は管理会社の方が定期巡回として訪れています。

売主さま

こちらのマンションではペット飼育が可能です。頭数に制限を設けていないので、複数匹の飼育もできます。

住戸より広いアレ付き♡ 個性際立つペントハウス

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左・ふう、階段を登って4階に到着。共用階段には窓があるので明るいです。/右・それでは中にお邪魔しましょう。プレーンでホワイトな玄関がお出迎えです。

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壁側には腰掛けのような段差が。かなり浅いものではありますが、靴の脱ぎ履きに便利そうです。

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左・玄関と廊下を見てみましょう。茶色い扉の中は下足入れ。廊下の突き当たりにも収納が備わっていますよ。/右・そして反対側。正面のガラス扉の先がLDKです。

戸建てライクな明るい室内

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約7.5帖のダイニングキッチン(DK)。現在荷物の置かれているところは、冷蔵庫置き場です。

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幅約2.1mのシステムキッチンには、上下に収納が備わっています。換気のできる窓があるのも◎

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調理家電の置き場や、ダイニングセットの配置に悩みそうですね。キッチン右側にカウンターを設置して、テーブルは丸型のものなら動線を確保しつつ何とか収まりそう。いろいろ工夫する余地があって楽しそうですね。

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キッチンの前から窓側を見るとこんな感じ。写真中央の小さな開口部の先がリビングスペースです。

まずは光をもたらす 南向きバルコニーへ

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広いルーフバルコニーです。三軒茶屋の「キャロットタワー」を見ながらアウトドア気分を楽しみましょう。目の前に電線はあるものの、空は広く感じられますよ。

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この広さ、伝わりますでしょうか? 右側に見えるのは、この後ご紹介するリビングスペースの窓。水栓もあるので、ガーデニングも楽しめそうです。

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キッチンのすぐ横に、こんなに広いルーバルがあるって素敵ですよね。大きなテーブルを置いて、過ごしやすい時期は毎日でこちらでお食事なんていかがでしょうか? 『ゆったり座れるガーデンソファとかも置きたいなあ……』なんて、そんな夢も膨らみますね。

売主さま

こちらのバルコニーには、これからウッドデッキを敷いて、パラソルとソファを設置予定です。そのままお付けしますので、ご活用くださいね。

続いてリビングスペースへ

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二面採光で広さは約7帖。腰窓なので、ソファを壁付けに配置できて広く使えそう。

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正面はDKへの開口部です。天井にはカーテンレールやピクチャーレールが備わっています。

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開口部はあまり大きくないため、家具の搬入時はサイズにご注意くださいね。

廊下に戻りましょう

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左・廊下には各個室への扉と、水まわりへの扉が並んでいます。廊下幅もコンパクトなので、ベッド等の搬入時にも事前確認をお忘れなく。まずは左側の扉から開けてみましょう。/右・コンパクトサイズの洗面化粧台がある洗面脱衣室。写真には写っていませんが、窓があって明るいです!

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左・洗面脱衣室からアクセスするトイレ。グレイッシュなクロスが貼られていて、優しい印象です。/右・トイレのお隣にあるユニットバス。1116サイズですので、少々窮屈に感じるかも。窓を開ければ、気持ちのよい風が入ってくるのはいいですね◎

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マンションなのに、洗面脱衣室にも浴室にも窓があるのはうれしいポイント。バスルームには浴室換気乾燥機も備わっていますよ。

3つの個室

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左・洗面脱衣室のお向かいに位置する洋室A。広さは約5.9帖です。出窓部分は飾り棚としても使えそうですね。/右・たっぷり容量のクローゼットも備わっています。

一番広い個室 洋室B

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大きな掃き出し窓がふたつもある洋室B。広さは約7.6帖です。まずは写真右側、東向きの窓を開けてみましょう。

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左・コンパクトサイズのバルコニーが。物干し台を設置すれば、お洗濯物を干すのに便利そう。外部から見えにくいのもいいですね。/右・室内に戻ると、正面には大きなクローゼットが。こちらは奥行きが深くて収納力◎ そして……お待たせしました! 北向きの窓を開けてみましょう。

巨大ルーバル出現!

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「太子堂八幡神社」の豊かな緑を借景にした、ふたつ目のルーバル。こちらだけでもかなりの広さがあります。

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左上・先まで進んで見返してみました。見渡す限りの広い空! 所在は4階でも、周囲に眺望を遮るような高い建物はほとんどありません。そして正面に何やら橋のような階段が!/右上・階段の上から3つ目のルーバルを拝見。こちらはさらに広いです!/左下・若干お隣からの視線が気になるかもしれません。ただなんせ3つもあるので、上手に使い分けてくださいね(笑)/右下・端からふたつのルーバル+住戸を見てみました。テントを置いたり、大工道具を持ってきてDIYをしたり、素振りをしたり……使い方のアイデアが止まりませんね。

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こちらにも水栓が付いています。夏は大きなビニールプールを広げても楽しめそうですね!

3つ目の個室 約5帖の洋室C

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左・右側の窓からは、先ほどの巨大ルーバルに出ることができます。/右・天井が高く、明るい室内です。

売主さま

こちらの物件では耐震証明書を取得できます。住宅ローン控除などで必要な方は別途費用(77,000円)はかかりますが、お申し出ください。

生活利便性◎ 周辺をご紹介しましょう

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左上・烏山川緑道に面する「世田谷区立太子堂小学校」は、学区指定の小学校です(2019年12月時点)。校舎が2016年に建て替えられ、とってもキレイなんですよ!(210m 徒歩3分)/右上・宮城県山元町で誕生したミガキイチゴの美味しさを味わえる、いちごスイーツ専門店「ICHIBIKO(イチビコ)太子堂店」。ショートケーキやプリンにビスキュイなど、いちごワールドを楽しめますよ。(170m 徒歩3分)/左下・店の雰囲気も味もサイズもすべてがアメリカン! ダイナー「Baker Bounce(ベーカーバウンス)」のハンバーガーは、一度食べる価値アリです。(130m 徒歩2分)/右下・「三軒茶屋」駅周辺にはいくつかのスーパーが。こちらの「西友 三軒茶屋店」には生鮮品のほかに日常品も多数揃っていて便利です。しかも24時間営業!(650m 徒歩9分)

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カウカモ編集部より

人に個性があるように、家にも個性がある。そんなことを考えさせられる物件のご紹介です。


「三軒茶屋」駅から徒歩10分、賑わいある茶沢通りに出るまでは徒歩5分と、利便性のよい場所にある物件です。住戸は4方向に開口がある戸建てライクなペントハウスで、未だかつて見たことがないほど巨大なルーフバルコニー付き。ほとんどの部屋が二面採光という開放感。そして360度ほぼほぼ眺望が良好で、ペットの飼育も可能などなど。次から次へと魅惑的なワードが並びます。


ただ、個性はいいところだけではありません。懸念すべき事項もあります。まず最大のポイントは4階までの階段の上り下りでしょう。日常的な大変さはもちろん、引っ越し時の家具搬入も考慮しておく必要がありそうです。


もうひとつは建物の管理について。防犯カメラは備わっていますが、管理人室はなく、オートロックも付いていないので、防犯面を懸念に感じる方もいらっしゃるかと思います。住戸数が少なく、エントランスが通りから奥まった位置にあるため、見知らぬ方が入ってくると目立ちそうな印象ではあります。

2019年12月現在、築37年。直近では2014年に屋上防水工事を行っています。エレベーターなどメンテナンス費用が大きい設備は少ないものの、総戸数を考えると月々の修繕積立金はもう少し上がってもよさそうな印象です。そういった面で、今後の修繕に対しての意識が気になるところ。


そして、こちらのマンションは壁式工法で建てられています。比較的、耐震性能に優れているというメリットがある反面、室内に動かすことができない壁が多くあるというデメリットも。そのため大きく間取りを変更することが難しく、リビングスペースをダイニングキッチンとつなげることができなかったようです。ただ、独立したリビングスペースは、落ち着けそうな雰囲気がありましたよ。


これらの懸念点はありますが、立地やペットの条件、3つもあるルーフバルコニーはやはり魅力的です。まるで三軒茶屋の街に浮かぶ船のようなペントハウス。広いデッキ(ルーバル)からは4階とは思えない眺望と大きな空を独占した気分を味わえます。


強い個性があるからこそ、「一点もの」を味わえる物件とも言えます。4階までの階段や間取りに多少の住みにくさはあっても、何だか惹かれる……。そう感じたならば、無限の想像力でこの船を住みこなして欲しいです(笑)

心にグッとくるものがあった方は、どうぞ足をお運びくださいね。

writer:南田 かおり / editor:平野 翔子