四季の移ろいを感じながらお散歩♪ 緑豊かな “三宿エリア”

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今回ご紹介する物件は渋谷からも近い、世田谷区 “三宿エリア” に建っています。この辺りは緑道や公園が多く、緑豊かでのどかな雰囲気。/左上・まずは東急田園都市線「池尻大橋」駅(徒歩14分)から、「目黒川緑道」(550m 徒歩7分)を通ってお散歩スタートです♪/右上・緑道を進むと分岐点が。北へ進むと下北沢近辺を通り「羽根木公園」(2.1km 徒歩27分)方面に。西へ進むと三軒茶屋方面に。今回は、西側の「烏山川緑道」(50m 徒歩1分)を進みます。途中のせせらぎでは、季節によっては子どもたちがアメンボ釣りやカエルを捕まえる姿が見受けられますよ。「三軒茶屋」駅から物件までは徒歩12分。/左下・今回ご紹介するマンションの裏側には「三宿の森緑地」が。夕方には施錠される、キチンと管理されている公園です。ビオトープや遊具もあって、小さなお子さまたちのお気に入りの場所。(60m 徒歩1分)/右下・公園のすぐ隣には「三宿神社」が。例大祭や豆まき、御神輿などの日は地元の人々で賑わいます。社務所では空手やバレエなどの習い事教室もありますよ。(140m 徒歩2分)

「池尻大橋」「三軒茶屋」 どちらからも緑道を通って

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「烏山川緑道」すぐ北の高台に建っている、地上5階建ての白いマンション。太陽に向かって雁行し、日当たり◎ 道路に面して駐車場が並んでおり、アーチの屋根がいい雰囲気ですね。

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左上・エントランスは坂道を少し上ったところに位置しています。/右上・建物内に入ると、右手に管理人室が。管理人さんは平日の朝から夕方まで、土曜は午前のみいらっしゃいます。/左下・階段を下がってエレベーターホールへ。築年数を感じさせない綺麗な共用ホールです。/右下・2階の共用外廊下から住戸へ向かいましょう。左手には「三宿の森緑地」の緑と、1階にはズラリとトランクルームが並んでいます。月々3,000円で利用できるそうなので、ご希望の方は空き状況をご確認くださいね。

室内へどうぞ

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左・優しい色調でまとめられた玄関。廊下の右手には水まわりへの扉、左手には個室と収納へつながる扉が並びます。こちらの住戸は玄関からLDKまで梁が低く通っており、背の高い方ですと圧迫感があるかもしれません。/右・コンパクトな玄関土間ですが、高さのある下足入れでスッキリと美観を保てそうですよ。

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左・廊下に上がってすぐ右側の扉からトイレへ。壁面にはシンプルな収納ボックスがあるので、ストック類をしまえますね。/右・廊下の突き当たりから玄関側を見返してみました。手前には折れ戸2枚分の収納が。中には可動棚が備わっていて、掃除機から季節家電を置くなどマルチに活躍してくれそうですよ。

玄関横の洋室A

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北欧モダンな雰囲気のアクセントクロスが印象的な、約6.3帖の洋室A。共用廊下に面した窓からは、格子越しに「三宿の森公園」の緑を眺められます。

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左・窓側から出入り口の方を見てみましょう。正面に見える扉の中は・・・?/右・広いウォークインクローゼット(WIC)です。幅約2mのハンガーパイプと枕棚が付いており収納力◎ ジャケットなどを上下2段に掛けられるパイプもあって使いやすそうですね。

廊下に戻って 水まわりをチェック

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左・ゆとりある広さの洗面脱衣室。洗面台の向かいには収納棚などを置けるスペースがあります。左手に見える引き戸の先はキッチン! そう、2WAYで移動できるサブ動線が設けられているんです。/右・1417サイズのユニットバス。艶やかな木目調のパネルに囲まれて、ゆったりリラックスタイムを過ごせそう♡ 浴室換気乾燥機付きです。

心地よさ◎ ついつい長居してしまうLDK

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廊下突き当たり、ガラス入りの扉を開けると、約12.3帖のLDKが。手前にキッチン、そして奥にリビングダイニング(LD)が広がっています。L字型のキッチンは作業スペースが広く、食器洗浄・乾燥機能も備わっていてお片づけは楽チン。壁にオープンな飾り棚が付いているのもうれしいですね。

売主さま

室内にある家具はインテリアの参考にディスプレイとして置いております。エアコンやカーテン、照明はこのままお使いいただけますよ。

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キッチン背面には冷蔵庫や食器棚を並べて置ける余裕が。左奥に見える扉は、先ほどご紹介した洗面脱衣室へとつながっています。お料理しながら、洗濯機を回して・・・と家事がはかどりそうですね。

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シンクの前に立ってみました。キッチンカウンターの高さが低いため、LDとの一体感がありますね◎「もうすぐごはん出来るよー!」と言いたくなります。

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白木のようなフローリングに、壁面の石調タイルがアクセントとして加わって、飽きのこない空間に仕上げられています。なんだかとても穏やかなひとときを過ごせそうです。

バルコニーへ出てみましょう

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南東向きのバルコニーから見える景色がコチラ。「三軒茶屋」駅前のランドマーク「キャロットタワー」が見えたので、少しだけ右を向いたアングルで撮影してみました。バルコニーの正面には地上4階建てのマンションが建っていますが、十分に広い空を見渡せますね。左に視線を向ければ、緑道の緑の奥に乱立する渋谷の高層ビル群を眺められますよ。

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こぢんまりとしたサイズのバルコニーですが、エアコンの室外機を置いても洗濯物を干すスペースはしっかり確保できています。

窓側から室内を見渡してみましょう

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右手には約6帖の洋室Bが。LDKと合わせて使うと約18帖の広さになります。引き戸の上の梁部分は廊下よりもさらに低くなっているので、身長が175cm以上ある方ですと頭が届いてしまう高さです。

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洋室Bからリビングスペース側を見るとこんな感じ。東南向きに並んだ窓から、たっぷり陽が入ってきますね。

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黒く縁取られた3枚引き戸を閉じると、個室として利用できます。コンパクトなクローゼット付きで、大きな腰窓があり明るい空間。

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引き戸を閉じて仕切った時のLDK。閉め切っていても、擦りガラスの向こうの光や人の気配がこちらに届きますね。さて、キッチンの右手に何やら気になる扉と窓が見えますね。行ってみましょう。

集中できる“こもり部屋” !?

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扉の先は、約4.2帖の洋室Cでした。外に面する窓はありませんが、室内窓が付いていてほんのり明るい空間です。大きなクローゼットが備わっているほか、エアコンを設置できるように配管が準備されています。子ども部屋として、こもれる書斎として、もしくは贅沢に一部屋丸ごと納戸として使うのもよさそうですね。

街歩きが楽しい周辺環境

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左上・「Boulangerie BONNET D'ANE(ブーランジェリー ボネダンヌ)」はフランスで修行したオーナーシェフによる人気のレストラン。オーダーを受けてからバゲットに具を挟むサンドウィッチが美味しい♪(170m 徒歩3分)/右上・この辺りは素敵なコーヒーショップが多いんです。おすすめはハンドドリップで丁寧に淹れた、スペシャリティコーヒーが魅力の「Obscura Laboratory(オブスキュラ ラボラトリー)」。焙煎所も兼ねた店内では、コーヒー豆も購入できます。(750m 徒歩10分)/左下・ランチタイムは常に行列のカレー屋さん「shivacurrywara(シバカリーワラ)」。本格的なメニューで、何を頼んでもハズレなし! なのが人気の理由。(750m 徒歩10分)/右下・日々のお買い物の味方になるスーパー「オオゼキ 池尻店」(500m 徒歩7分)の向かいに位置する「+ruli-ro(ルリイロ)」(600m 徒歩8分)。肉もパスタも、そしてデザートまで美味しいイタリアンレストランです。前菜の「自家製シャルキュトリー(加工肉)盛り合わせ」は必ず注文したい逸品♡ 週末のみいただけるハンバーガーランチもぜひご賞味ください。

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カウカモ編集部より

今回の舞台は「三軒茶屋」と「池尻大橋」の中間地 “三宿エリア” 。マンション前の「烏山川緑道」を西に向かって進めば徒歩12分で「三軒茶屋」駅へ。東に向かって「目黒川緑道」を進めば、徒歩14分で「池尻大橋」駅に到着します。せせらぎを聴き、四季折々の花を愛で、優雅に歩く鷺(サギ)に出会う緑道が、生活道路だなんて素敵♡ 毎日の通勤・通学も楽しいお散歩ロードになりますね。さらに建物すぐ北側には緑に覆われた「三宿の森公園」や、秋には例大祭で賑わう「三宿神社」があります。「渋谷」のお隣の街でありながら、これほど自然を感じられる暮らしがあるとは驚きでした。


駅までは若干距離があるものの、淡島通りや国道246号線をひっきりなしに走る「三軒茶屋」・「渋谷」方面行きの路線バスも使えて便利。通勤ラッシュを避けられるので、このエリアはバス通勤やバス通学をしている方が多いそうですよ。また、自転車を使えば下北沢や渋谷、それに代官山・中目黒辺りへも楽々アクセスできます。街を観察すると、颯爽と駆け抜けるロードバイクや、前後にお子さまを乗せた電動自転車が多く行き交っていました。


“三宿エリア” と言えば、おしゃれなカフェのイメージがありますよね。「世田谷パン祭り」や「三宿十の市」などの楽しいイベントもよく開催されています。ですが、マンション周辺は静かな住宅街が広がっています。美味しいお店もありますが、スーパーやお子さま向けのお教室なんかもたくさん。最近「オオゼキ 池尻店」のすぐ近くに「オーケー 池尻大橋店」(400m 徒歩5分)がオープンし、スーパーの価格競争が激化しています。複数の商店街が密集する「三軒茶屋」方面へ向かえば、日々行列ができる八百屋さんもあり、お求めやすい価格で新鮮なお野菜を購入できますよ。そんな庶民的な一面も、この街の魅力だと感じました。


現在築43年になるマンションは、竹中工務店による施工。南向きのバルコニーが雁行する白亜の建物です。外観はレトロ可愛い印象ですが、タイル貼りのシンプルなエントランスは築浅物件と見間違うほどの綺麗さでした。2012年には外壁塗装を行い、玄関扉やサッシを交換するなど、適宜メンテナンスがされています。築年数の経過したマンションだと、サッシが動きにくいことがあるのですが、こちらはスムーズに開閉できるだけでなく、ペアガラス仕様で断熱性や防音性まで高められていました◎ 


室内は白木のようなフローリングなど淡い白を基調に、優しいグレージュをアクセントにした空間。モノトーンの家具とあわせればスタイリッシュな雰囲気に、またレモンイエローやアップルグリーンを挿し色にすればさわやかな印象にもなりそうです。間取りは子育てファミリーにオススメな3LDK。キッチンから洗面脱衣室へ抜けられるサブ動線や、可変性のある居室など、使い勝手のよい仕掛けがたくさん。洋室Cに取り付けられた室内窓は、インテリアのアクセントにもなっています。一点、住戸の真ん中を通る梁が低いので、高身長の方には窮屈に感じてしまう可能性があります。


デンマークの言葉で「HYGGE(ヒュッゲ)」とは、ほっとくつろげる心地よい時間をつくる暮らし方や場所のことだそう。ここはまさにそんな “ヒュッゲ ” なひとときを過ごせる空間。ぽかぽか優しい陽が当たるリビングでは、ご家族の笑顔が揃う癒しの時間が流れることでしょう。街、建物、室内のすべてから “ヒュッゲ” を感じられそう。どうぞ足を運んで、実感してくださいね。

writer:南田 かおり / editor:平野 翔子・中山 宇宴