丁寧に ナチュラルに

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約64.17㎡の専用庭に抱かれた住戸。『約64.17㎡ってどれくらいの広さ?』かと言うと、2LDKの住まいをぐるりと囲めるくらいです。だからどこの窓を開けてもホラ、プライベート感あるグリーンビュー。エリアもマンションも内装も、品がよく穏やかな環境を求めている方にきっとご満足いただけるはず!

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物件周辺はバス移動が便利なエリアです。「八幡中学校」バス停(徒歩3分)から「自由が丘」駅前にアクセスできるほか、目黒通り沿いにある「等々力七丁目」バス停(徒歩2分)からは「目黒」駅や「二子玉川」駅行きのバスが発着しています。

1995年竣工の 端正なお顔立ち

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左上・総戸数17戸の小規模マンションですが、ドーンとした重厚さを感じる佇まい。道路から階段を上り、木製扉のエントランスへ。/右上・入館者をホール中央で待ち受けるオートロック操作盤。何だか高級感がありますね……。右手の管理人室では、管理人さんが日勤で週6日勤務されています。/左下・オートロックの先にはもうひとつホールがあり、空間の使い方に余裕を感じます。中庭のような吹き抜け部分に光が射し込んでキレイ!/右下・ご紹介するのは1階に所在する角住戸。専用ポーチのゲートを開くと緩やかな階段が2〜3段あり、玄関扉へと続きます。

売主さま

2020年7月時点で、駐車場には1台空きがあります。利用ご希望の場合は、最新の空き状況をお調べしますのでお問い合わせくださいませ。

おじゃまします

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左・磁器タイルが貼られた土間の右手にはシューズインクローゼット (SIC)が。左手のドアの先はトイレです。/右・廊下には洋室、水まわり、収納がズラリと並んでいます。まずは奥のガラス入りドアを開けて、LDKへ進みましょう!

鮮やかなグリーンビュー

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LDKは約19.8帖。南西向きの掃き出し窓の向こうに、専用庭のグリーンが見えます。

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取材日はあいにくの空模様だったのですが、小雨に濡れた緑が艶やかで見入ってしまいました!

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ホワイトで統一された壁と天井にオーク材のフローリングがマッチして、すっきりとナチュラルな印象です。奥のダイニングセットのそばにある出窓も、キッチンの壁にくり抜かれた開口も、壁に飾った絵みたいですね。

ダイニング側から

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梁を利用して、ひとつの空間の中でリビングとダイニングをさりげなくゾーニングしています。それぞれが正方形に近いキレイな形になり、広々とした居心地よさが感じられますよ◎

専用庭へ出てみましょう

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おおー! 広い! 庭のまわりにはみっしりと茂った生垣がめぐり、外からの視線をガードしてくれています。上方にお向かいの建物の共用廊下がありますが、スモークガラスのパネルがあるので、そちらからの視線も気になりませんでした。

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専用庭は約64.17㎡あります。LDKとつながる部分はタイル敷きなので、セカンドリビングのような使い方をしていただくこともできそうですよ。

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隣戸との間もしっかり区切られているのでプライベート感が強いですね。専用庭は写真の右奥にも続いており、この後ご紹介するキッチンや洋室を囲むように延びています。

売主さま

共益費とは別に、専用庭使用料金が月額3,900円かかります。

LDKに戻って

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それでは、壁の向こう側にあるキッチンへ進みましょう。左奥にチラリと見えているブックシェルフは、そのあとのお楽しみです……♡

魅惑のセミオープン

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左・キッチンは、ほどよくこもって作業ができるセミオープンタイプ。冷蔵庫置き場の向かいの壁は有孔ボードで仕上げられ、ディスプレイのようにお好みにカスタマイズ可能です。/右・食洗機完備のシステムキッチン。シンク前に立つと、リビングダイニング(LD)を見渡せるようになっています。

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左・背面に並ぶ収納たちには “機能美” の言葉がしっくり来ますね。これなら家電も食器も、置き場所に困ることは無さそうです。/右・キッチン奥のドアを開けると、またしても生垣のさわやかなグリーンが! 足元はタイル敷きで使いやすそう◎

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キッチンの隣には、先ほどLDからチラリと見えた本棚スペースが。ここ、気になってたんです!

デン!

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思わず『いいなぁ』と心の声が出てしまうDEN(書斎)スペースです。LDKの一角にありながら絶妙に生活動線から外れた場所なので、作業環境はなかなか良好。壁一面とデスクの上下に用意された収納がうれしい!

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さて……それでは廊下に戻り、ふたつの洋室と水まわりをチェックしていきましょう。

ワレワレのことも お忘れなく

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左・そうそう、廊下には豊富な収納が備わっています。まずはこちらのウォークインクローゼット(WIC)。中に入ってターンできるくらいゆったりとした造りです。/右・そのお向かいの折れ戸を開けると、奥行きの深い可動棚と洗濯機置き場が。

約6.4帖の洋室A

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縦長のFIX(はめ殺し)窓と開閉可能な窓を組み合わせ、スタイリッシュな雰囲気の洋室A。窓の奥に見える緑のシルエットがイイですね。左手前にあるのはクローゼットです。

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左・反対側からのカット。ドアのそばには可動棚が備わっています。/右・クローゼットはちょっぴりスリムですが、奥行きはたっぷり。廊下のWICと併せて活用するとちょうどよさそうです。

お隣 約6帖の洋室B

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洋室Bのチャームポイントは、南東向きの大きな掃き出し窓とガラスブロックです。晴れた日にはもっと陽射しがキレイでしょうね♡ 掃き出し窓からちょっと外に出てみましょう!

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左・タイル敷きのテラススペースを越えて、専用庭の端から振り返ってパシャリ。背後にはしっかり壁があり、洋室Bの小さなプライベートガーデンといった趣です。/右・こちらには、先ほどより大きめのクローゼットが備わっています。

水まわりを 一気にチェック!

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左・トイレは洋室Bのお向かいに。使いやすそうな手洗い器付きです◎/中央・玄関のすぐ左手にある、洗面化粧室へ。ふたり並んで身支度できるスペースがあり、タイル貼りの小さなカウンターの上には換気できる小窓が。/右・おお、バスルームにも緑の透ける窓が! 洋室Bからアクセスした専用庭の右端に写っているのがこちらの窓です。

開けてみよう のぞいてみよう

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左・洗面化粧室の窓は、意外と大きく開いてくれてびっくり。住戸の玄関ポーチ越しに、共用部の植栽が見えます。/右上・LDKの絵画のような出窓も、グリーンに向かってガバッと開きます。晴れた日に光と風を入れるのが日課になりそう。/右下・キッチンに立ってLDKの風景を切り取りました。ここからは、どんなグリーンビューより素敵な景色が見えるはず……なーんて。

ああ麗しの 大井町線

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左上・東急大井町線「九品仏」駅までは徒歩14分の距離。/右上・“スイーツの天下一武道会” 的な様相を呈(てい)している大井町線沿線ですが、老舗パティスリー「Parlour Laurel(パーラーローレル)」は中でも非常にオススメしたいお店! あぁ文字数が足りない!(850m 徒歩11分)/左下・お隣の「尾山台」駅までも、同じく徒歩14分の距離。「尾山台」の名物と言えば……/右下・石畳と街路樹が美しい「ハッピーロード商店街」です。16時〜18時は歩行者天国になるのでのんびり歩けますよ。

自由が丘は もうすぐそこ

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左上・最寄りのスーパーは「紀ノ国屋 等々力店」で、マンションから徒歩3分の距離に。(170m)/右上・「ブリキのジョーロ」は “自由が丘エリア” 屈指のハイセンスなお花屋さん。生花はもちろん、ドライフラワーを使ったリースやスワッグを部屋に飾りたい♡(850m 徒歩11分)/左下・おうちグッズを揃えるなら、家具とインテリアの「ACME FURNITURE 自由が丘店」とアウトドアブランドの「L.L.Bean 自由が丘店」が入っているこちらのスポットへ。家具とお庭キャンプ用のアイテムを一気にゲットできちゃいます。(1.1km 徒歩14分)/右下・東急東横線が乗り入れる「自由が丘」駅までは徒歩17分の距離。お店をあちこちのぞきながら歩くと、楽しくてあっという間に感じる道のりですよ。

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カウカモ編集部より

なんて穏やかで、プライベート感が強い物件! 隅々まで取材をして、窓という窓を開けてまわったのですが……ほかの人の気配というか、視線を意識することは一度もありませんでした。1階の住戸なのに、ちょっと感動です。

住戸は約64.17㎡の専用庭に囲まれていて、外部との境界にはみっしりと葉の茂った生垣が巡らしてあります。だから、どの部屋のどの窓にも緑色のシルエットが映り、開けても視線が気にならないのです。東京の真ん中に住みながら、窓の外まで “家族だけの空間” を確立できているのは珍しいことではないでしょうか。

喧騒から離れた場所で、好きなものと、好きな人と、ナチュラルな時間を楽しむ。そんなライフスタイルが自然と頭に浮かんできますね。リビングの一角にワークスペースを設えた間取りも、“等々力エリア” の立地も、すべて吸い付くように雰囲気がマッチしています。

舞台となるのは、「自由が丘」「九品仏」「尾山台」「等々力」どの駅からも同じくらい距離を置いた閑静な住宅街です。“駅から遠いですけど、何も無くて静かです” ではなく “穏やかさのため、あえてここまで距離を取りました” と言わんばかりの、余裕を感じる空気が漂っていました。

ズバリ言うと、駅近物件をお求めの方にはオススメしません。勤務先や目的地へのアクセスのよさより、自宅で過ごす時間の満足度にフォーカスを当てている方にぴったりの物件です。すぐ近くにバス停があるので、必要に応じてそちらを利用するのが便利でしょう。また2020年7月現在、駐車場にも空きがあるそうですので、お出かけの選択肢はいろいろです。

マンションは平成築ということもあり、まだまだ建物内外ともに綺麗な印象。2008年に大規模修繕工事、2016年には屋上防水改修工事が実施されています。
空間を贅沢に使ったエントランスまわりにはオートロックや防犯カメラを完備しており、グレード感と安心感があります◎

ただ総戸数が17戸と少ないこともあり、共益費は比較的お高めに設定されています。こちらの物件の場合は専用庭使用料金が別にかかるため、費用面も大事な検討ポイントになりそう。敷地内に緑も多くて素敵なんですけどね。

ご内見時にはぜひ、物件の専用庭を端まで歩いてみてください。住まいの大前提として、きちんと囲まれ守られていると実感できることは、とても重要だと思います。芝生でふうっと心をほどく感覚を一度味わったら、もう戻れないかもしれませんよ。

writer:小杉 美香 / editor:酒井 大作