やってきたのは・・・

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こちら、“築地エリア” です! インドの古代仏教建築を模した外観が印象的な「築地本願寺」は、国の登録有形文化財。建築物としても見どころ満載なので、お散歩がてら立ち寄ってみると面白い発見があるかも。(400m 徒歩5分)

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄り駅は、東京メトロ日比谷線「築地」。取材日もたくさんの人で賑わっていました。(徒歩5分)/右上・築地といえば「築地場外市場」の紹介は外せません。ブラブラと食べ歩きを楽しめます。(400m 徒歩5分)/左下・このエリア、魚だけじゃないんです。明治40年創業、鶏肉専門店直営の「鳥藤分店」で「親子丼 しろ」というメニューをいただきました! 鶏肉がジューシーでペロリと完食です。(400m 徒歩5分)/右下・築地市場は豊洲に移転しましたが、「築地場外市場」とこちら生鮮市場の「築地魚河岸」が賑わいを保ってくれています。(240m 徒歩3分)

「築地」駅から隅田川方面へ

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「築地本願寺」を横目に歩くこと5分。オフィスビルや下町らしいお店が建ち並ぶ中に、今回ご紹介するマンションが見えてきました。

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昭和55年竣工、総戸数103戸のマンションです。平成28年に第3回目の大規模修繕工事が行われました。それでも平成29年2月時点で、マンション全体の修繕積立金が1億円以上貯まっており、安心感があります。

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左上・建物裏手には駐輪場、駐車場が。駐車場は月額40,000〜50,000円、駐輪場は年額2,400円でご利用いただけます。空き状況は変動しますので、ご希望の方はお問い合わせくださいね。/右上・エントランスは、道路からやや奥まった位置に。/左下・メールボックスの前を通り過ぎると、管理人室とエレベーターホールが。管理人さんは住込みでいらっしゃり、平日の8:00〜16:30と土曜日の半日に勤務されていますよ。/右下・4階にやってきました。目的の住戸は角に位置するので、この共用廊下を奥まで進みます!

お邪魔します〜!

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左・玄関扉を開けると、アートがお出迎え! ピクチャーレールが設置されていますね。ふたつの扉の先は、トイレと洗面脱衣室につながっていますよ。/右・シックなタイルが貼られた土間には、下足入れが備わっています。まずはトイレを見てみましょう。

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左・可愛らしいサイズの手洗いとミラーが備わっています。扉付きの収納にストック品を、カウンターにはおしゃれな芳香剤を置いてみるのはいかがでしょうか?/右・トイレ側から廊下を見てみました。玄関扉上部の梁下が190cm弱だったので、ややコンパクトに感じたのですが、廊下の天井は約240cm。廊下に立つと、スッと抜けるような開放感がありましたよ。

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たかがトイレ、されどトイレ。滞在時間は短い空間ですが、こういう場所にこそお気に入りのアイテムがあると、日々ごきげんに過ごせると思います。手洗いカウンターは造作ですよ。

廊下収納をチェック

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左・可動式の棚が備わっている廊下収納。生活備品や掃除道具など、生活感が出やすいものはこちらへどうぞ。/右・左手の扉の先は洋室。LDK手前の廊下にもピクチャーレールが備わっていますね。

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お気に入りのアートで個性を出したり、写真で思い出を飾ったり、グリーンやドライフラワーをぶらさげてみたり・・・そんな妄想が膨らみました。廊下でもインテリアを楽しめるっていいですね!

さてさてLDKへ

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ドン、ドン、ドンと3つの掃き出し窓が並ぶLDK。約21帖半とワイド! そして南東向きの窓からの陽光が心地よい!!

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角度を変えて見てみましょう。全体のトーンはカジュアルな印象ですが、梁のモルタル仕上げがラフなアクセントに。

外に出てみると

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奥に高い建物は見えますが、正面は低層の建物で抜けを感じられます。空も広い!

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LDKと同じ幅の長〜いバルコニー。お洗濯物はたっぷり干せますし、残りの空いたスペースで家庭菜園をはじめるもよし◎

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ウッドデッキを敷いて、リビングスペースの延長として見せるのもよさそう。過ごしやすい時期に窓を開ければ、空間が広がったように感じられそうです。

室内に戻って

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帖数としての広さもあるのですが、天井がスッキリとしているので、よりゆったり感じられます。お次は、左手のダイニングスペースとキッチンを見ていきましょう。

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キッチンはタイル貼りの腰壁が印象的。写真左手には冷蔵庫と棚などを置くスペースが取られています。そして、キッチン横の扉の先は洗面脱衣室へとつながっているて、回遊できる間取りなんですよ。

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3口コンロと食洗機が備わったキッチン。雑多になりがちな手元が見えにくく配慮されていたり、内側にもちゃんとタイルが貼られていたりとニクイ工夫が各所に♡

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シンク前に立つとこんな景色。リビングスペースにいる人とコミュニケーションを取りやすいのが、オープンキッチンのいいところですね。

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腰壁の前にハイカウンターのテーブルとスツールを用意して、カフェバーのようにするのもよさそうですね。そこを作業スペースとすれば、お食事する場所と分けることも◎

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室内窓や建具が優しい色味なので、空間に温かみを与えてくれています。室内窓の先は洋室。

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ちなみに、現在ソファなどが置かれているスペースに個室をつくって、2LDKの間取りへと変更もできます。

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別途費用はかかってしまいますが、個室をふたつ設けたい場合にはご相談くださいね!

アクセントクロスに ホッとリラックス

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こちらは室内窓の先、廊下からアクセスする約5帖半の洋室。角住戸なので北東側にも窓があります。残念ながら抜けはありませんが、隣の建物の窓は擦りガラスなので、目線が気になることはないでしょう。

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室内窓の向かいにある引き戸の中は、大容量のウォークインクローゼット(WIC)。お洋服はもちろん、かばんや冬用の毛布などもたっぷり収納できそうです!

最後は水まわりへ

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左・大きな三面鏡が備わっている洗面台。ミラー裏には、化粧水からヘアセット用品までしっかり収納できるので、洗面ボウルまわりはスッキリ保てそう。/中央・しかも洗面台の向かいにはこんな可動式の棚まで! リネン類はこちらに置けますね。引き戸の先は、先ほどのキッチン。/右・ゆったり1418サイズの浴室で、日々の疲れをしっかり癒しましょう。

ディティールのご紹介

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左上・キッチンの腰壁に貼られたタイル。よーく見るとどこかいびつな形で表情豊かなんです。/右上・フローリングには無垢材を採用。幅がスリムなので、なんだか繊細な印象を受けました。/左下・室内窓があるだけで、空間に奥行きが生まれるんですよね。/右下・モルタル仕上げの梁下にもピクチャーレールが。この部分はとっておきの空間に仕上げることができそう。ぜひ妄想を膨らませてみてください。

夜の雰囲気はどんな感じ?

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日が落ちた時間帯の室内では、ライティングレールの照明が瞬きます。お好きなペンダントライトを追加するのもいいですね。洋室は街灯の影響を受けずに眠れそうなのが◎

「築地」ぶらり旅

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左上・お寿司が食べたくなったらここ「すし大 別館」へ。本店はいつも混んでいるそうですが、マンション近くの別館であれば、入れることが多いのだとか。(140m 徒歩2分)/右上・「築地」駅のすぐ近くにあるコーヒースタンド「Turret Coffee (ターレットコーヒー)」。ラテを注文したのですが、なんとサイズがスモールでもトールでも値段が同じ! この気前のよさと美味しさでファンになってしまいました♡(450m 徒歩6分)/左下・マンションから東側へ歩いた先には、可愛らしい店構えの店舗が。手前はイタリアンレストランの「Tsukiji Tutto Bene(築地トゥットベーネ) 」。奥がベーカリーの「ORIMINE BAKERS(オリミネベーカーズ)」です。(150m 徒歩2分)/右下・晴海通りを南へ進むと「勝鬨(かちどき)橋」があります。(300m 徒歩4分)橋の先に広がるのは “勝どきエリア” 。さらに東へ歩けば “月島エリア” も。

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カウカモ編集部より

歩いていて、街の表情がこんなにも変わるエリアって、結構珍しいと思います。東京の東側、特に今回ご紹介した “築地エリア” は駅間の距離が近くて、ちょっと進むとすぐ隣町に到着できるんですよね。道中で少しずつ変わってゆく “空気感の違い” がとっても魅力的なんです


個人的に特に好きなのが、北上すれば「銀座」や「有楽町」、「丸の内」あたりまで歩けちゃうこと。築地の下町感から、銀座のラグジュアリーな雰囲気に変わる様子・・・何度歩いてもグッときます♡ どこも違った楽しさがあって、それを気分で使い分けられるこの環境は羨ましい限り! 交通利便性も高いので、丸の内や新橋あたりにお勤めの方にもおすすめです。


マンションは、駅から「築地本願寺」の横を通り過ぎ、「築地場外市場」の喧騒から距離を保った場所に建っています。建物の竣工から3度も大規模修繕工事を行い、給水設備の改修工事やエレベーターの更新工事も実施済み。外観はレトロに見えますが、こまめにお手入れされているのは好印象です。規模も大きく、共益費の額が抑えられているのも◎


住戸は、3つの掃き出し窓に面する広いLDKが特徴的な間取り。4階位置で正面に日当たりを遮るものはなし。白を基調とした落ち着いたカラーでまとめられていますが、梁のモルタル仕上げにラフさがあったり、室内窓や建具の木でカジュアルさも感じられる内装。クロスやタイルなどでアクセントはあれど、シンプルなデザインなので永く愛せそうです。


きっとこのインテリアを好む方は、ストーリーのある “いいもの” を選ぶのが得意。たとえ、値段がちょっと高くても、心からいいと思えて、つくった人の想いに共感できるアイテムが好き。そんな “とっておきの品を大切に使い続けてくれる方” に似合う住戸だと思います。


築地でお腹を満たし、隅田川に癒され、休日は銀座にふらりと足を運ぶ。東東京で自由な暮らしを送りたい方に、余白のあるこちらの物件を届けしたいです。お問い合わせお待ちしております!

writer:平野 翔子