高層ビルが建ち並ぶ “勝どきエリア”

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左上・都営大江戸線「勝どき」駅を出ると目に飛び込んでくるのは、直結のビル「勝どきサンスクェア」と「勝どきビュータワー」。スーパーや郵便局、ドラッグストアなどがテナントとして入っています。(800m 徒歩10分)/右上・ビルを抜け、晴海通りを進むと「勝鬨(かちどき)橋」があります(800m 徒歩10分)。橋を渡って、“勝どきエリア” を眺めると高層ビルの迫力がわかります。橋を渡った先には・・・/左下・日本を代表する市場「築地場外市場」が。お休みの日は朝からブラブラ食べ歩き。う〜ん、最高!(1.3km 徒歩17分)/右下・マンション目の前の「勝どき五丁目緑地」。隅田川の真横にあり、停泊した船と対岸の “汐留エリア” のビル群を望めます。(46m 徒歩1分)

隅田川沿いに建つマンション

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アイアンのバルコニーに、白い外壁のレリーフが一際目を引く、地上11階建て・全208戸のマンション。1973年竣工で、それなりに築年数は経過していますが、外壁や鉄部の塗装はきれいになされており、管理体制のよさが感じられます。角地に立地し、北西側が隅田川に面しています。付近には倉庫や航海訓練所の施設があり、埠頭に近いことを思わせる建物が多く建っていますよ。

売主さま

1階のピロティ部分とマンション裏手にある駐車場は2019年3月現在空きがございません(月額17,000〜20,000円)が、エントランス右手の駐輪場・バイク置き場には現在空きがございます(駐輪場:2年間分前払い4,000円、バイク置き場:半年分前払い12,000円)。空き状況には変動がございますので、気になる方はお問い合わせください。

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左上・こちらがエントランス。アイアンのアーチ、外壁に掘られたレリーフが味わい深いオーラを放っています。敷地内に自動販売機があるのがうれしいですね。/右上・エントランスホールには螺旋階段とシャンデリアがあります。奥には管理人事務室、エレベーター、集合ポストが。/左下・エントランスロビーを入った左手には、住民の方々も利用できる会議スペースが。照明、壁面のタイルアート、深紅のカーペットが分譲当時の香りを感じさせます。/右下・エントランスロビーのエレベーターで住戸が所在する7階へ。

売主さま

管理人さんは住込みで、月〜土曜日の週6日間勤務されています(勤務時間9:00〜17:00、ただし土曜日は12:00まで)。

圧巻のシャンデリア

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住戸へお邪魔する前に、エントランスロビーの螺旋階段とシャンデリアを皆さんにどうしても見ていただきたく・・・老舗高級ホテルのようなエレガントな雰囲気。思わず息を飲む空気感です・・・階段の鉄柵や、吹き抜けの壁など細部まで意匠を感じますね。

cowcamo

古きよき時代の香りが・・・!

それではお邪魔します

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左・玄関ドアを開けると縦長に取られた土間が。廊下には右手に洋室、その隣にはトイレへの扉が並んでいます。左手のドアの中には洗濯機置き場と収納が。突き当たりの扉はLDKへとつながります。/右・土間には可動式棚が備わったオープンラックが。

売主さま

今回のリノベーション工事では、床下の配管など設備面も新しく施工いたしました。

さっそくLDKへ

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左・廊下突き当たりのドアを開けると、掃き出し窓から明るい陽光がこちらまで届いてきました。左手にはキッチン、右手には水まわりにつながるドアが配されています。/右・3口コンロが備わったキッチン。上部には吊り戸棚があり収納力◎ 左手の凹みは冷蔵庫置き場です。

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キッチンから振り返ってリビングダイニング(LD)を見てみました。約10帖とそこまで広さはありませんが、キッチンが壁付けのおかげで、空間を有効的に使えますよ。お食事をするスペースとくつろぐ空間をしっかり分けられそうです。それではバルコニーへ出てみましょう!

南西向きのバルコニー

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正面には他のマンションが建っておりますが・・・右側を向くと隅田川と汐留のビル群を望む圧巻の景色が! 眼下には緑も広がり、爽快感たっぷり! 川を往来する船の姿、カモメの声。いつまでも見ていたくなる風景でした。

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バルコニーは奥行きは少しコンパクトな印象ですが、横幅はたっぷり。左右の抜けはどちらも◎

室内へ戻りましょう

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ダイニングスペースからのカット。躯体現しの天井にはブラックの塗装がされています。空間がキリリと締まって見えますね。

売主さま

天井にはライティングレールが備わっているので、照明をお好きなものに付け替えたり、位置や向きを自由に変えられますよ。

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角度を変えてもうワンカット。左奥の壁には木目調のアクセントクロスが貼られています。それでは、キッチン正面のドアから水まわりを見てみましょう。

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左・コンパクトな洗面脱衣室。木枠の鏡と照明が可愛いですね♪/右・ブラックの壁がシックな印象のバスルーム。雨の日にうれしい浴室乾燥機付きです。

廊下へ戻り洋室へ

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廊下に面する約4.5帖の洋室。左手にはベージュのアクセントクロスが貼られています。

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廊下側の壁には室内窓があり、開放感を与えてくれています。それでも少し暗いと感じる方は、明るめの照明を付けてもいいかもしれません。

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室内窓はほどよい抜け感と開放感を与えてくれますよ。

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左・洋室の向かいにあるドアの中は洗濯機置き場です。右手には洗剤や洗濯カゴなどを置いておける可動棚が。/右・壁の柄がさわやかな印象のトイレ。上部には小物を置いておける棚がありますよ。

一歩先は下町風情 “月島エリア”

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左上・「勝どき」駅のある清澄通りの先は、下町風情溢れる “月島エリア” です。「月島西仲通り商店街」は名物のもんじゃ焼き店が軒を連ね、活気に溢れています。(徒歩18分)/右上・“日本を代表する大衆酒場” との呼び声も高い「岸田屋」。17時の開店前には、連日長い長い行列が! コの字のカウンター、壁に掛けられた料理の札、チャキチャキ働くおばちゃんたち、そして絶品の料理と酒。たまらんです!(1.2km 徒歩15分)/左下・“月島エリア” の少し外れ、相生橋のふもとにある「ひさご屋 阿部」。元祖月島名物とも言われる、サクサクのレバーフライをご賞味あれ。(2.0km 徒歩25分)/右下・日々のお買い物は「マルエツ 勝どき六丁目店」でどうぞ。24時間営業の頼もしい存在です。(400m 徒歩5分)

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カウカモ編集部より

タワーマンションや高層ビルが次々に建つ “勝どきエリア” が今回の舞台。隅田川沿いのこの街には、背の高いビルが多いイメージがありますが、実は “スモール&グッド” なお店も多数あるんです。灯台下暗しとはこのことですね。さらに、ちょっと歩けば下町情緒溢れる「月島」と「築地」。そう、新しさと懐かしさが混じり合う街なのです。昼から美味しい料理とお酒が楽しめる環境、最高です。アクセス面では近所のバス停から「銀座」や「東京」駅までのバスが発着しており、自転車でも行ける距離。出張が多い方にも便利ですね。また、今巷で話題になっているのは、2020年に開催予定の東京五輪。このエリアに選手村が建設予定になっており、今後さらに注目度が増しそうですよ。


目的地は、隅田川沿いに位置する地上11階建て・全208戸の大規模マンション。1973年竣工と築年数はそれなりに経過していますが、適宜修繕が行われており外壁・共用部ともにきれいに保たれています。なんと言っても最大の特徴は、その外観。外壁に掘られた植物のレリーフや、エントランスのアイアンアーチなど、レトロで風合いのあるオーラを放っています。外観だけに留まらず、エントランスロビーの吹き抜けには、螺旋階段とシャンデリアが設置され、その横にはタイルアートで飾られた会議スペースが配されています。老舗高級ホテルのような哀愁漂う雰囲気を味わうことができますよ。さらに、見た目だけでなく、内面だって魅力的。管理人さんは住込みで勤務され、共用部の各所には監視カメラやAEDを完備。安心して生活できるポイントがいくつも見受けられました。やはり、モテる秘訣は『見た目だけでじゃなく、中身も大事』なんですね〜(笑)


住戸は、7階に所在する1LDK。南西向きの明るいLDKは約10帖とコンパクトですが、キッチンを壁向きにすっぽり配することでLDをしっかり確保。コンクリートのテクスチャー感が残された天井には、ライティングレールが付いているので、お好きなところに照明を移動させられますよ。同じ空間内で明るさを変えると、雰囲気もガラッと変わります。バルコニーからの眺望は正面にマンションが・・・と思いきや、横を向くと優雅に流れる隅田川! 輝く水面を眺めるリバービュー、いいですね。対岸の “汐留エリア” のビル群も望めるので夜景も綺麗でしょう。おそらく寝室になるであろう洋室は廊下に面しますが、室内窓が付いているので開放感とほどよい抜け感がありますよ。


過去と現在、そして2020年に向け未来が交差するこのエリア。マンションも古きよき時代の香りを放ちつつ、“イマ” を生きる人への思いやり持っています。皆様のお問い合わせを、たゆたう川沿いでお待ちしております。

writer:酒井 大作 / editor:野原茂香