これぞ ヴィンテージの風格

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本郷通りに現れた、総戸数98戸のマンション。渋みのある赤いタイルが端正に貼られた姿に目を奪われます。

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バラの名所として名を馳せる「旧古河庭園」が現存するなど、かつてのお屋敷街としての面影が残る “西ヶ原エリア” 。建物の斜め向かいには「滝野川公園」が広がり、緑を満喫できる場所が点在しています。


そして、こちらの物件は最寄りの「西ヶ原」駅から徒歩2分! マンションまでの道中にはコンビニや、運賃100円で「駒込」や「王子」方面にアクセスできるコミュニティバスの停留所があります。穏やかな雰囲気が流れているだけでなく、利便性もしっかり持ち合わせた立地ですよ。

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丸みを帯びた屋根が素敵なエントランスを抜けると、オートロック・監視カメラ付きのホールが。自動扉の先はソファが設えられた広い共用ロビー。優しい音楽が流れ、ホテルのような雰囲気です。奥へ進むと、吹き抜け構造の共用廊下の隅にエレベーターが2基あります。

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訪れる前からいいマンションだろうと予感していたのですが、足を踏み入れた瞬間、確信へと変わりました。この雰囲気、ぜひ現地で味わっていただきたい…… 今回ご紹介する住戸は、4階に所在する角部屋です。

お邪魔します

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約38㎡の専有面積に対して、玄関まわりはゆとりを感じる造り。玄関扉を開けて正面にあるガラス戸の先がリビングダイニング(LD)、右手の引き戸の先はキッチンと水まわりです。

ガラスが印象的な ダイニングスペース

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こちらの住戸は北西と北東の二面採光。ダイニングスペースとお隣の洋室は重厚感ある黒いフレームのガラス戸で仕切られており、閉じていても空間全体に光がまわります。

洋室へ

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洋室側から見渡すとこんな感じ。ダイニングスペースの壁一面は収納で、おひとり分の持ち物は無理なく収められそうです。

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洋室の壁にはオープン棚とカウンターが。カウンターの一部は空調になっています。

売主さま

こちらのマンションではセントラル方式の空調・給湯システムを採用しているため、共益費のほかに、給湯基本料・冷暖房ガス料とそれぞれの使用量に応じた料金が毎月かかります。ご留意くださいね。

バルコニーへ

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正面には別の建物が見えますが、右手に視線を向けると空を大きく仰げます。

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外壁と同様、レンガ調のタイルが敷き詰められたバルコニー。奥行きがたっぷりとしており、椅子を出してくつろぐこともできそうです。また、水栓が備わっているので、グリーンを育てるのもいいですね。

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本郷通りと向き合ってはいないものの、外に出ると車の走行音がそれなりに大きく聞こえてきます。また、時おり「花と森の東京病院」(230m 徒歩3分)に出入りする救急車のサイレンも。室内でも少し気になったのでので、現地でお確かめくださいね。

室内に戻って

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キッチン部分の天井は異なる素材に切り替わっています。折り上げ部分には間接照明が仕込まれていて、ムードのある印象。

キッチンを拝見

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キッチンはモノトーンで統一したクールな配色で、IHクッキングヒーターとシンクのみのミニマルな設備。背面にある両開き戸の中は洗濯機置き場です。

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シンク下の収納は、基本の調理器具や来客用を含めた食器類くらいなら、ひと通り収まりそうな大きさ。ただ、背面のスペースにカップボードなどは置けないので、お料理好きの方にはちょっと物足りないかもしれません。

売主さま

奥にある水まわりには、これからテンパードア(強化ガラスで造った扉)を設置する予定です。

最後に水まわりを拝見

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タイル貼り在来工法の、ホテルライクな浴室。洗面台・トイレも一箇所にまとまっています。

「駒込」まで 歩いてみましょう

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左上・「霜降銀座商店街」は、個人商店が軒を連ねる活気ある商店街。歩いているだけで元気になれます!(700m 徒歩9分)/右上・商店街の片隅に、かき氷屋さん「TWINDISH(ツインディッシュ)」を発見。ふわふわこんもりなかき氷を召し上がれ。(850m 徒歩11分)/左下・「OSTERIA SELVAGGINA(オステリア セルヴァジーナ)」は、裏通りに佇む大人気のイタリアンレストラン。自家製ブッダーラチーズ、気になります!(1.2km 徒歩15分)/右下・優しい味のお惣菜が楽しめる「cafe & deli cook(カフェアンドデリ クック)」。お惣菜はテイクアウトもOK!(1.3km 徒歩17分)

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カウカモ編集部より

ご紹介したのは、モノトーンの配色とガラスが調和した内装が特徴的な物件。40㎡未満の限られた専有面積を余す所なく有効に使って、自然光に満ち溢れた開放的な空間に仕上げられています。


『ところで、「西ヶ原」ってどの辺り?』と思われた方もいらっしゃるかもしれません。お恥ずかしながら、筆者も降りるのは初めてでした…… 「西ヶ原」は、東京メトロ南北線で「駒込」と「王子」の間にある駅。お店は少ないものの、このふたつの駅まで出れば、お買い物環境は充実していますよ。


徒歩だとちょっと距離があるので、自転車やコミュニティバス「Kバス」の利用がオススメ。平日だけでなく、土日祝日や年末年始・大型連休の時期も含めて、年間を通じて毎日20分間隔で運行しているそうです。そして、運賃は100円とリーズナブル!

ヴィンテージ感が溢れる建物のお姿は、駅の出入口からすぐに見つけられます。毎日このマンションに帰る想像をするだけで、なんだか背中がしゃんと伸びるよう。気になった方は、ぜひご内見にお越しくださいね。

writer/editor : 軽部 優海