「目黒」と「恵比寿」をいいとこ取り

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄り駅は、JR山手線・都営三田線・東京メトロ南北線・東急目黒線が乗り入れる「目黒」。駅前からはバスも豊富に出ているので、都内各地へのアクセスはとっても良好。(徒歩12分)/右上・アールデコ調の室内装飾を鑑賞できる美術館「東京都庭園美術館」。そこに隣接する「国立科学博物館附属 自然教育園」にはそのままの自然が残っています。のんびりお散歩をしながら、四季の移ろいを感じられますよ。(1.2km 徒歩15分)/左下・おしゃれなお店や美味しいグルメスポットが揃う「恵比寿」駅も徒歩圏内。JR山手線のほか、東京メトロ日比谷線も利用できます。(徒歩14分)/右下・このエリアのランドマークである「恵比寿ガーデンプレイス」の時計広場では、週末になるとマルシェやイベントが開催されています。(450m 徒歩6分)

高級住宅街に佇む スタイリッシュなマンション

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「目黒」と「恵比寿」のほぼ中間地点、「恵比寿ガーデンプレイス」の裏手が目的地。住所は品川区上大崎2丁目ですが、かつてこのエリアに住んでいた豪族が由来となり、通称 “長者丸" とも呼ばれています。「恵比寿」駅からの道のりだと、坂道と遭遇してしまうかも。「目黒」駅から首都高沿いを歩き進めると、まるでおしゃれな商業施設のような建物が見えてきました。

売主さま

2010年竣工、総戸数12戸の小規模なラグジュアリーマンションの一室を、アパレルブランドの「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」とコラボレーションしてリノベーションしました。「長者丸」という地名は現在正式なものとしては存在していませんが、名の知れた高級住宅地です。

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雨や猛暑の日は「恵比寿」駅東口からスカイウォーク+地下通路を経由して「ウェスティンホテル」まで出る道のりがおすすめ。また、首都高がすぐ近くにありますが、そこまで音は気にならず、落ち着きのある上品な雰囲気をまとったエリアですよ。

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ガラス張りで高級感のあるエントランスでは、可愛らしい小花や植栽が出迎えてくれます。建物内へ入る前に、左奥を見てみましょう。

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左上・こちらは駐車場。ご紹介する住戸には専用駐車場使用権(月額30,000円)が付いています。左が住民用の機械式駐車場で、右はゲスト用の駐車スペースです。/右上・オートロックの先は、ホテルのロビーを思わせる空間。ガラス張りの中庭から光がたっぷりと注がれています。右手の管理人室は、チェックインカウンターかのよう。/左下・さらに奥へと進んだ先には、エレベーターホールが。3階まで上がりましょう。/右下・エレベーターを下りると、中庭を囲むように住戸が配置されています。

売主さま

駐車場専用使用権は、権利を返上することはできませんが同マンションの住人の方へ貸し出すことは可能です。外部への貸し出しはできませんので、ご留意ください。また、ラック式の駐輪場(月額200〜300円)には1住戸1台分のスペースが確保されています。

ゆったりとしたポーチと 玄関ホール

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左・玄関ドアの位置は奥まっていて、プライバシーが守られています。/中央・中に入ると明るい玄関ホールが。玄関に段差がなくフラットなのもホテルのよう。玄関ホールとLDKは引き戸で仕切ることもできます。/右・右手には一面下足入れが。ベンチがあるので靴の着脱もスムーズにできそうですね。

別荘に帰ってきたような 気分になれるLDK

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玄関ホールの先は約31.3帖のLDK。天高約2.5mの空間の先には、南東向きの窓いっぱいに「国立科学博物館附属 自然教育園」の緑が。ソファに腰を下ろせば、それだけで心安らぎそうです。

売主さま

こちらのマンションでは犬・猫・小鳥・観賞用魚など、成長時の体高がおおむね70cm以内のペットを、1住戸2頭まで飼育することができます。

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「国立科学博物館附属 自然教育園」の緑の手前には首都高が通りますが、窓を閉めていれば室内ではそこまで車の走行音は気になりませんでしたよ。

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リビングスペース側から見てみましょう。さすが30帖超えの空間。大きめのソファやラグ、ダイニングテーブルを配してもまだまだ余白があります。こちらの住戸は2・3階に所在しているメゾネットタイプで、右手前の引き戸の先には2階に下りる階段があります。

売主さま

3階はゲストを招きやすいパブリックスペース、2階はご家族のプライベートスペースと、しっかりとゾーニングをしました。また、家具は配置や大きさをイメージしていただきやすいようにディスプレイとして置いています。

穏やかな陽が差し込む ダイニングキッチン

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ブラックをメインにした力強く重厚感あるキッチン。ダイニングスペースには6人掛けのテーブルも余裕で置けそうです。

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左・キッチンは作業台も背面スペースも広く、お料理を存分に楽しめそう。コンロはお手入れが簡単なIHクッキングヒーターです。/右・キッチンからはリビングダイニング(LD)と窓の向こうの緑を一望できます。

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キッチンに立ってリビングスペース側を見るとこんな景色。木の温もりと緑の借景があいまった癒しの空間が広がり、ここが “目黒・恵比寿エリア” であることを忘れてしまいそう。さて、左手にある引き戸を開けて2階へと進みましょう。

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LDには床暖房が設置されています。冬場はペットと一緒にぬくぬく過ごせそうですね♪

その前に… 階段手前のトイレをチェック

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左・L字型にクランクしたトイレスペースは白×黒でシンプル。/中央・便器向かいの手洗いもゆったりしています。/右・では、個室と水まわりがある2階へと下りてみましょう。

長方形の洋室A

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左・階段を下りてすぐ右手にある扉の先は、約7.7帖の洋室A。/右・長方形ですが、広さが十分あるのでベッドやデスクの配置には困らなそうです。備え付けのクローゼットがないので、チェストやハンガーラックなど、お気に入りの置き家具で収納を確保しましょう。

廊下沿いには 収納とふたつめの個室

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左・廊下の突き当たりの扉の先は水まわりと洋室C、右手は洋室B、そして左手の白い扉の先は……/右・階段下を利用した勾配天井の収納でした。季節家電やアウトドアグッズ、ゴルフ用品などがたっぷりしまえそうです。

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左・こちらは約8.5帖の洋室B。窓は北向きなのですが、ほどよく光が入ってきます。/右・折れ戸の中はクローゼット。そこまで容量がないので、洋服が溢れてしまう場合は収納家具をプラスしましょう。

開放的で ホテルライクな水まわり

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洗面室というよりは、洗面台のあるフリースペースというべきでしょうか。大きな窓からは陽の光が差し込み、暗くなりがちな水まわりがとっても明るい空間に。右手には洋室Cがあり、こちらの洗面室を通ってアクセスします。

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クールでスタイリッシュな空間なので、ディスプレイのように大きめの観葉植物がよく似合うと思います。窓際はインナーバルコニーとなっており、カウンターがあるので、こちらにもたっぷりの観葉植物やお気に入りのインテリアを飾りたい♡

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左・こちらの住戸にバルコニーはありませんが、インナーバルコニーの天井には下地を入れているため、物干し金具の設置が可能です。洗濯機置き場と距離が近いので、洗濯物をすぐに干せて便利ですし、室内とはいえど日当たりもよさそうですね。/右・バスタブがブラックという、なんともスタイリッシュなバスルーム。浴室乾燥機能付きなので、こちらにも洗濯物を干せます。

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写真にはありませんが、洗面室には独立したトイレもありますよ。

スタジオかのような洋室C

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3つある個室のうち、もっとも広い洋室Cは約11.9帖。こちらも窓からの陽の光が穏やかに入る、気持ちのいい空間です。個室の角から振り返ってみましょう。

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引き戸の横には大きな姿見もあるし、広さもあるし、まるでヨガやダンススタジオかのよう。キングサイズのベッド1台もダブル2台もゆったり置けそうです。写真左側の一見壁に見える部分は、実は引き戸。開けてみると……?

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小さなアパレルショップのようなウォークインクローゼット(WIC)でした! 3面に収納ができ、大容量で心強いですね。

日常も非日常も充実する街

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左上・クラシカルでエレガントな雰囲気をまとう「ウェスティンホテル東京」。記念日やとっておきの日には、ホテル内のスパやレストランで優雅に過ごしてみては?(500m 徒歩7分)/右上・名高いフレンチレストラン「ガストロノミー ジョエル・ロブション」は、店内の螺旋(らせん)階段を上るところから演出がスタート。優雅な空間、美しく美味しい料理、繊細な気配りは一流の現れです。(500m 徒歩7分)/左下・発酵と素材にこだわり、この地で長く愛されているベーカリー「金麦」。季節を感じられるパンやノンフライの金麦カレーパンが人気です。(500m 徒歩7分)/右下・「雨晴(あまはれ)」は全国からセレクトした美しく個性的な器が並ぶショップ。季節のイベントや個展も開催しているので、新居の器選びにぜひ一度立ち寄ってみて。(800m 徒歩10分)

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カウカモ編集部より

舞台は、江戸時代この地に住んでいた豪族・柳下家が、大量の白金(銀)を保有していたことに由来して「長者丸」と呼ばれている高級住宅地。南に「目黒」、北に「恵比寿」、そしてすぐそばには「国立科学博物館附属 自然教育園」の緑が広がり、自然に癒されながら都会暮らしを謳歌(おうか)できるぜいたくな立地です。


そして周辺には名高いレストランから、食通が通うこぢんまりとした料理店までさまざまなグルメスポットが勢揃い。ついつい外食の頻度が増えてしまいそう。百貨店「恵比寿三越」や、緑が囲む「恵比寿ガーデンプレイス」も徒歩圏内なので、週末のお買物や愛犬のお散歩も楽しめますよ。


マンションまでは、JR山手線や東京メトロ南北線などが乗り入れる「目黒」駅から徒歩12分、JR山手線と東京メトロ日比谷線が乗り入れる「恵比寿」駅から徒歩14分。「恵比寿」駅からのアプローチには坂道があり、また距離もややあります。その分、マンションが建っているのは駅前の喧騒から離れ、穏やかな時間が流れるエリアです。


2010年竣工のデザイーナーズマンションで、リノベ物件として紹介するには浅めの築年数。総戸数12戸という小規模なラグジュアリーマンションです。エントランスや共用ロビーなどはホテルのようなスタイリッシュさ。管理人さんは月・水・木・金・土曜の8:00~16:00にいらっしゃり、共有部はどこも清潔に保たれていました。まだ築年数が浅いため大きめの修繕工事は行っていませんが、近々オートロックは非接触キーに変更する予定だそう。


また、ご紹介する住戸は専用駐車場使用権付き(月額30,000円)なので、お車をお持ちの方にはうれしいポイントですね。駐車場代も合わせた毎月の共益費合計は94,570円ですが、広さに対しての管理費・修繕積立金はやや抑えめな印象。また、駐車場は同マンションの住民の方への賃貸が可能ですので、不要な場合はご相談ください。


室内は「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」とコラボレーションしてリノベーションが施され、シンプルななかに上品さが感じられるホテルライクな空間に仕上がっています。専有面積150㎡超えで2フロアに分かれた巨大空間は、どこも余白が十分にあり、軽やかに、そして穏やかに暮らせそう。窓の向こうには生い茂る緑を眺めることができて、まるで避暑地の別荘にいるかのような心地よさもありました。


そして階段を下りた先に広がる、明るく開放的な水まわりも特長的。プライベートスペースがしっかりフロアで区切られているので、ホームパーティなどでゲストを招くことが多いご家族にぴったりですね。もちろん、暮らしの中でしっかり分けたいという方にも◎


愛するご家族、可愛らしいペット、自慢の愛車、そして豊富な自然に囲まれた都会での暮らし。ここでならすべて叶う。この街に、この家に、家族そろって身を委ねてはみませんか。

writer:島村 麻美 / editor:平野 翔子