ゆったりと流れる「多摩川」がシンボル “田園調布エリア”

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左上・最寄りは東急東横線・多摩川線・目黒線「多摩川」駅。渋谷から東横線急行で約15分と都心へのアクセスがよく、周辺の環境が心地よい、いいとこどりのエリアです。(徒歩7分)/右上・多摩川の景色を眺められるロケーションにある「Tamagawa DINER(タマガワダイナー)」。カフェタイムはもちろん、テラス席ではバーベキューを楽しむこともできます。こういうお店が近所にあるとうれしいですよね。(400m 徒歩5分)/左下・朝7時から夜11時まで営業している「まいばすけっと 田園調布一丁目店」。営業時間が長いので何かと便利ですね。隣には品揃え豊富な「OTENTO田園調布店」もありますよ。(300m 徒歩4分)/右下・駅東口を出ると目の前にある「田園調布せせらぎ公園」。湧き水の滝が流れるせせらぎがあるなど、ちょっと贅沢な癒し空間です。お子さまが楽しめるプレイスペースもありますよ。(500m 徒歩7分)

空が広くってうれしい!

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「多摩川」沿いを散策してみましょう。視界を遮るものがない景色って、こんなに癒されるんですね〜。明るいブルーが目を惹く橋は、映画「シン・ゴジラ」に登場した「丸子橋」です。

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今回ご紹介するのは駅から中原街道をまっすぐ上ったところに建つ大型マンション。道路沿いの1階にはテナントが入っています。

裏側にまわりエントランスへ

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左上・エントランスは建物の裏側にあります。エントランス前には来客用の駐車場が。階段の左側にはスロープがあり、ベビーカーやスーツケース使用時に助かりますね。/右上・マンションは傾斜地に建っているため、ロビーがあるのは3階。同じ階に入っている歯医者さんの入り口を兼ねています。/左下・その奥に管理人室とエレベーターホールが。/右下・今回ご紹介する住戸の所在は6階。エレベーターを降り、右に曲がってすぐのところに目的の住戸があります。現在別住戸が工事中のためエレベーターや廊下が養生されていますが、工事が終われば撤去されますよ。

売主さま

こちらは現在築45年、総戸数81戸のマンションです。2014年には一部耐震補強工事、2015年には大規模修繕工事を行っています。管理人さんは平日9:00〜17:00、土曜9:00〜12:00の勤務と、管理体制が整っていますので安心ですよ。屋根付きの駐輪場があり、月額300円で使用できます。二子玉川や自由が丘へも自転車で行ける距離なので、活用すると便利ですよ。平成30年6月現在空きがありますが、状況は変動するのでご確認くださいね。

お邪魔します

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左・玄関には、アクセントクロスや大理石調のタイルが使われており、ラグジュアリーな印象です。/右・廊下から振り返ってみました。土間は広々としているので、家族が並んで靴をはけるゆとりがありますね。では、正面の引き戸を開けてみましょう。

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左・中は可動棚付きのシューズインクローゼット(SIC)。スペースにゆとりがあるので、三輪車や掃除用具などを置いておけそう。/右・SICを背にして廊下を見たところ。右側の引き戸はLDK、正面の引き戸は水まわりにつながっています。

トイレと水まわり

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左・LDKの正面にある独立式のトイレ。ベージュ系のアクセントクロスが貼られた、落ち着いた空間です。/中央・写真には写っていませんが、洗面化粧台のカウンター上部には扉付きの棚、下部には引き出しが備わっていますよ。洗濯機置き場の隣には開閉できる窓があるので、換気できていいですね。/右・浴槽はお子さまと一緒に入ってもゆったりくつろげそうな大きさ。シャワーヘッドの下にガス管が出ていますが、これは建物の構造上どうしても取り除けなかったそう。設備は最新のものに交換していますので、安心してお使いくださいね。

売主さま

専有部分の給排水管は更新済みです。

LDKへ

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引き戸の向こうには、南西向き約15帖の広々としたLDKが。玄関から続くベージュ系の壁と木目調のフローリングでナチュラルな雰囲気ですね。どんな家具でも合わせやすそう♪

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別の角度から室内を見渡してみました。右側には洋室がふたつ並んでいます。L字型の壁の向こうにあるキッチンから見ていきましょう。

窓を背にお料理

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左・キッチンは対面式なので、お料理や洗い物をしながらご家族とコミュニケーションが取れていいですね。/右・奥に冷蔵庫を置けるスペースがありますが、梁が出っ張っているのでサイズは限られてしまうかも。キッチンの背面に掃き出し窓があるので、ごみを一時的に置いておくことができますね。陽の光を浴びながら風を感じながら、お料理をするのは気持ちよさそう!

バルコニーに出てみましょう

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窓を開けた途端、心地よい風が室内へ入ってきました。空を望め、奥には多摩川沿いの緑が微かに見えます。左手にはマンションが建っていますが、こちらに面しているのはバルコニーなので、常に視線が気になるということはなさそう。

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日当たり・通風ともに良好なので洗濯物がよく乾きそう。こちらのバルコニーは中原街道には面していませんが、窓を開けると車の走行音が聞こえてきます。室内にいるとほとんど気になりませんでしたが、感じ方には個人差があるので現地でご確認くださいね。

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LDKへ戻ってきました。キッチン前にダイニングテーブル、奥に大きめのソファを置くのがよさそうですね。三面が壁に囲まれているので、テレビボードやソファを好きな位置に置くことができ家具のレイアウトがしやすそう! 次に左手前の洋室Aを見てみましょう。

売主さま

キッチン正面の壁に、バスルーム同様のガス管が出ています。こちらも躯体に設置されており、どうしても取り除くことができませんでした。気になる方は現地でご確認くださいね。

LDKからアクセスする3つの洋室

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まずはキッチン横にある約6帖の洋室A。折れ戸3枚分の大きなクローゼットが備わっています。こちらをうまく活用すれば、LDKをスッキリと保つことができそう。

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洋室Aは引き戸を閉めても十分な広さがあるので、個室として使うことも可能。お子さまが小さいうちは日中は開け放ってプレイルームとし、夜はそのままお子さまの寝室とするのもいいですね。ご両親やご友人が泊まりにきたときのゲストルームにも◎

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引き戸を閉めた状態でも、LDKは十分広く感じられますが、せっかくの3方角部屋なので、日中は引き戸を開けておいて気持ちよく過ごすのがおすすめ。家族構成やライフスタイルに合わせて、フレキシブルに活用してくださいね。

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洋室Aと同じ約6帖の洋室B。北西に面した壁一面の窓から差し込む光で、明るく保たれていました。こちらもクローゼットを完備。

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窓の外を見てみました。まわりに建つマンションとは距離が取れていますが、視線が気になるようでしたら日中はレースカーテンを閉めておくのがよさそうですね。

LDKの奥には

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左・LDKの奥、洋室Cの手前の一角にカウンターが備え付けられていました。無駄になってしまいそうなスペースが有効活用されていてうれしいですね。コンセントが付いているので、調べ物用のパソコンスペースとするのがいいかも。 /右・背面には余裕があるので、コンパクトな本棚などを置くことができますよ。では、最後に左手に見える扉から洋室Cに入りましょう。

北東二面採光の洋室C

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洋室Cも窓が多く開放的! 約11帖と3つある個室の中では一番広いので、主寝室にぴったりですね。シングルやセミダブルのベッドをふたつ置くこともできそうな広さです。東向きの窓からの光で目覚めることができますよ。窓は隣のマンションのバルコニーに面しているので、気になる方は日中はカーテンを閉めておいてくださいね。

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左・奥から振り返ってみました。右側の引き戸を開けると・・・/右・ウォークインクローゼット(WIC)でした。L字型の枕棚とハンガーパイプが備わっているので、ご夫婦おふたり分の衣類もスッキリ収まりそうですよ。

周辺のお店を紹介

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左上・駅を出て線路沿いを少し歩いたところにある「cafe despacio(カフェ デスパシオ)」。店名はスペイン語の “居心地のよい場所で心ゆくまでお食事を” という意味なんだそう。人気メニューは特製スペアリブとカレーです。(300m 徒歩4分)/右上・1階はカフェ、2階はレストランになっている「田園調布倶楽部」。普段使いもちょっと特別な日のディナーのときにも使えますよ。(700m 徒歩9分)/左下・「COMMEPARIS(コムパリ)」は、フランス焼き菓子の専門店。カヌレやマドレーヌなどのプチ焼き菓子の詰め合わせは雑誌にも掲載されたことがあり、手土産におすすめ。(700m 徒歩9分)/右下・クラシカルな店内で丁寧につくられたフレンチをいただけると人気の「Un de ces jours(アン ド セジュール)」。コストパフォーマンスも◎ 席数が少なめなので、予約必須です。(230m 徒歩3分)

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カウカモ編集部より

「多摩川」駅のホームに降りたち、心地よい風を浴びながら思い出しました。そうそう、以前取材でここへ来たときも空気が美味しいと思ったんだよなあと。改札を出てすぐの広々とした「田園調布せせらぎ公園」も気持ちいい。歩き出すと、まずは豊かな緑、鮮やかな青の丸子橋、そしてゆったりと流れる多摩川。都心へのアクセスも良好だし、「二子玉川」や「自由が丘」まで自転車で行けて・・・こんな環境で子育てができたら素敵ですよね。


マンションは、東急東横・多摩川・目黒線「多摩川」駅から7分歩いたところに佇んでいます。現在築45年ですが、2015年に大規模修繕工事、その前年には一部耐震補強工事が行われており、外観や共用部はとても綺麗に保たれていました。修繕積立金は平成29年8月時点で約8千万円貯まっています。管理人さんの勤務時間が長く、管理体制は良好と言えるでしょう。


6階に所在する住戸は、南西・北西・北東に面した3方角部屋。日当たり・通風ともに良好で、窓を開けると気持ちのいい風が通り抜けていきました。住戸は中原街道に面していないものの、窓を開けるとやはり車の走行音が気になります。窓を閉めて室内にいるときはほとんど気になりませんでしたが、実際に現地に足を運び気になるようでしたら二重サッシの設置を検討してもいいかもしれません。また、周囲にはマンションが建っていますが、道路を隔てているので空を望むことができ、日当たりは十分確保できていましたよ。ただ、LDKや洋室Cの窓は向かいのマンションのバルコニーと面しているため、タイミングが悪いと視線が気になることもありそうです。車の走行音、周囲の建物との距離感については感じ方に個人差がありますので、ぜひ現地でご確認くださいね。


住戸はLDKから3つの洋室にアクセスする間取り。ご家族が自然とLDKへ集まりやすいですし、帰宅したときには各個室への通り道になりますよね。例えば、中学生になったお子さまが “ただいま” と帰ってきて、LDKを通って個室へ向かう。その途中に二言三言交わすだけでも、家族の関係は大きく変わるのではないでしょうか? 特に反抗期の娘さんがいらっしゃるお父さんには強い味方になってくれる間取りですね(笑) 常にご家族の気配を感じながら過ごせるので、自然と心の距離も縮まる気がします。豊かな自然のそばで、ご家族とコミュニケーションが取りやすい住まい。ここでなら、風通しのいい家族関係を築くことができそうですよ。

writer:高橋 みか / editor:外山 友香