ローカル感と活気溢れる 門前町「池上」

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左上・3両編成の電車が走る、ローカル感たっぷりな東急池上線「池上」駅。2019年12月現在、駅周辺はエリアリノベーション中。駅舎は地上5階建てのビルに生まれ変わり、2020年9月にリニューアル予定です。(徒歩10分)/右上・この街のシンボル、日蓮宗総本山「池上本門寺」。「五重塔」をはじめとした国指定重要文化財を多数保有する、由緒あるお寺です。(900m 徒歩12分)/左下・「浅野屋本舗」は、宝暦2(1752)年創業の甘味処。「池上」が発祥とされるくず餅が有名で、夏場はかき氷などもテイクアウトで楽しめます。(700m 徒歩9分)/右下・“和” の印象が強い池上エリアですが、本格派のビストロだってありますよ。「Vert et Blanc(ヴェール エ ブラン)」は焼き菓子やアイスクリームなど、スイーツも大好評。(700m 徒歩9分)

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マンションから徒歩3分のところにあるバス停「堤方橋(つつみかたばし)」からは、「品川」・「大井町」・「大森」・「蒲田」駅を結ぶ便が発着しているので、バスでの移動も便利ですよ。

呑川沿いに建つ 大規模マンション

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今回ご紹介するマンションは、呑川沿いに建つ、1970年に竣工した総戸数166戸のビッグコミュニティ。1階にはテナントとして、お寿司屋さんや建設会社などが入っています。

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左上・エントランスは呑川に面しています。階段が数段ありますが、建物の裏手にはスロープが備わった出入り口もあるので、大きな荷物やベビーカーを持っているときも安心です。/右上・同じく呑川沿いにある平置きの駐輪場。幼児椅子付きの大型自転車以外は年額9,600円で利用可能です。(大型自転車は年額12,000円)/左下・共用ロビーはレトロなタイル貼り。右手には管理人室、突き当たりまで進んだ右手には集合ポスト、左手にはエレベーターが2基あります。/右下・エレベーターで住戸が所在する6階まで上がってきました。廊下の突き当たり、写真右手の扉が今回ご紹介する住戸への入り口です。

売主さま

エントランスにオートロックはありませんが、共用部分の各所に防犯カメラが備わっています。また、管理人さんは平日の9:00~17:00と土曜日の9:00~15:00にいらっしゃる、手厚い勤務体制ですよ。

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全住戸の玄関扉は、2012年に交換されています。また、駐輪場の利用権は毎年8月に行われる抽選会での登録制となっているようです。自転車を置く位置を毎年抽選で調節しているのだそう。8月でなくとも空きがあれば、新規利用も可能です。ご利用を希望の方には空き状況をお調べいたしますよ。

さっそくお邪魔します!

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左・扉を開けると正面には階段が。実はこちらの住戸、玄関は6階に所在していますが居住スペースと水まわりは7階部分にあるメゾネットタイプなんです。階段左手前の扉の中には、可動棚が備わった下足入れがあります。/右・吹き抜けの階段を上がり、7階に所在する廊下に来ました。まずは正面の扉を開けて、LDKへと向かいましょう!

窓・窓・窓

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わー、明るい! 広さ15.2帖のLDKには、南東と南西の2方向に窓があります。取材時はあいにくの曇り空でしたが、とっても明るい空間でした。壁よりも窓の方が面積が大きい気さえしました!

池上の街を見下ろす バルコニー

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南西向きのバルコニーに出てみました。マンションの周囲には低層の戸建てが建ち並び、遠くまで見渡せます。眼下には呑川が流れていますよ。

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洋室Aの前まで延びるバルコニーは、奥行きにもゆとりがあります。

室内に戻って

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バルコニーを背にして、室内を見渡してみました。洋室Aの引き戸を開け放つと、約19帖もの大空間が生まれます。窓を開ければ室内全体を風がぐるっと循環して気持ちがよさそう◎

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南東向きの窓からの眺望はこんな感じ。こちらにも背の高い建物がなく、広い空と呑川を望むことができます。

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春には呑川沿いの桜並木を楽しむこともできそうですよ。

セミオープン型の キッチンスペース

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左・L字型のキッチンは上部の吊り戸棚に加え下部にも収納が備わっていて、収納力は◎ 小まわりしやすい仕様になっています。/右・キッチン背面のスペースにある柱の凹みを活かして、食器棚や調理家電を置くのもいいですね。磨りガラスの小窓から柔らかい光が届きます。

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キッチンからリビングダイニング(LD)を見渡すことができるので、料理をしながらでも家族との会話が楽しめますね。それではお隣の洋室Aを見てみましょう。

約4.5帖の洋室A

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左・LD横の洋室Aはバルコニーに面しているので、お洗濯物の取り込みも楽々。コンパクトですが、個室の四隅に柱がないので家具の配置がしやすそう◎/右・奥まで進んで振り返ってみました。クローゼット内部にはハンガーパイプが備わっていて、ロングコートも掛けられますよ。引き戸を閉めると独立した洋室に。

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LDKに戻ってきました。洋室Aの引き戸を閉めても二面採光で明るい! 長方形の間取りは家具のレイアウトにも困らなそう。洋室Aの隣にある引き戸の先は、洗面脱衣室とバスルームへ続きます。

水まわりをチェック

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左・洗面脱衣室はコンパクトながら、収納力は◎ 洗面化粧台の収納の他に、背面にある洗濯機置き場の上にも吊り戸棚と可動式のオープンラックが設置され、洗剤や着替えなどを置くことができます。/右・バスルームの壁は木目調のパネルが貼られ、落ち着いた雰囲気。浴室換気乾燥暖房機が備わっていますよ。

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左・廊下に戻ってきました。左側の扉から時計まわりにトイレ→洋室B→洋室Cへと続きます。/右・トイレの壁紙が落ち着いたトーンで、リラックスできる空間。右奥にはトイレットペーパーがすっぽり収まるサイズの収納も備わっていますよ。さて、残りの洋室を見ていきましょう!

約6.5帖の洋室B

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こちらの洋室は3つの個室の中で一番広さがあります。メインのベッドルームとして使用できそうですね。

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左・窓を背にして振り返ってみました。扉が2つありますね。左側の扉の先は……/右・ウォークインクローゼット(WIC)でした! L字のハンガーパイプの上部は棚になっていて、シーズンオフの洋服や寝具なども収納できます。

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北東向きの窓は非常用の外階段に面していますが、所在階が7階とあって頻繁に人が通ることはなさそう。こちらの窓は、プライバシー性に配慮した磨りガラスになっていますよ。

約5帖の洋室C

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廊下に戻って最後は南東向きの洋室Cへ。縦長でコンパクトな空間ですが、柱がないため無駄なスペースを作ることなく家具の配置ができそう。窓が大きいので、磨りガラスでも明るく開放感がありますね。

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左・奥まで進んで振り返ってみると、右手前になにやら扉が見えますね……/右・じゃん! こちらもWICでした!

売主さま

洋室B・Cは廊下やほかの居室と面していない、プライバシーに配慮した間取りになっています。

近所をぶらぶら

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左上・マンションの1階にテナントとして入っている、お寿司屋さん「旭寿司」。店内はカウンターとお座敷がありアットホームな雰囲気です♪ ランチの月替り丼はボリュームもあってオススメです。(75m 徒歩1分)/右上・店構えから長年地域に愛されてきたことがうかがえる「近藤豆腐店」。厚揚げやがんもどきなど、夕食の一品やお酒の肴にいかがでしょうか。(190m 徒歩3分)/左下・自宅でコーヒーを淹れるなら、自家焙煎珈琲豆専門店「珈琲豆焙煎工房 ROASTING CAFE(ロースティングカフェ)」で豆の調達を。スタンダードなものから高品質のスペシャリティーまで、世界から選りすぐった生豆を幅広く取り扱っています。(650m 徒歩9分)/右下・「池上」駅前にある「オオゼキ 池上店」は、お手頃価格と豊富な品揃えが評判のスーパー。朝9時半から夜9時まで営業しています。(750m 徒歩10分)

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カウカモ編集部より

3両編成の電車が走る、ローカル感溢れる街「池上」。駅周辺には12もの商店街があり、昔ながらの個人商店やスーパー、飲食店など600店以上もの商店が軒を連ねています。また、大田区と東急電鉄が駅舎改良・駅ビル開発計画を契機に立ち上げた「池上エリアリノベーションプロジェクト」では、駅から「池上本門寺」までの参道周辺をモデル地区とし、空き家や空き店舗などの遊休資産や公共資産の活用に取り組んでいるのだそう。今後の発展にも期待です!


駅からマンションまでは池上通りを歩くこと10分。道中には、お店の前までコーヒーの香りが’漂う珈琲豆専門店やお花屋さん、昔ながらの純喫茶などがあり、ついつい寄り道をしちゃいそう。呑川に架かる橋を渡ると目的地はすぐ目の前。ブロックが組み合わさったような外観が目を惹く建物が、今回ご紹介するマンションです。


1970年の竣工でレトロな雰囲気はありますが、前回の大規模修繕工事は2008年に実施済み。その後、2011年にエレベーター改修工事、2012年に玄関ドア改修工事・給水設備修繕工事、2016年には鉄部塗装工事。そして2018~2019年には漏水調査が行われてきました。マンションを綺麗に保とうという意識の高さがうかがえますね。


住戸は3LDKのメゾネットタイプで、玄関は6階部分に所在します。各階の共用廊下にゴミ捨て場があるので、朝の忙しい時間でもすぐにゴミを捨てに行けるのはうれしいですね。居住スペースは、玄関から階段を上がった7階部分に位置しています。大きな荷物がある場合は移動が少し大変かもしれませんが、玄関の土間にはベビーカーを置いておけそうなスペースがありますよ。


約15帖のLDKは南東と南西に窓があり、とても明るく風通しのよい空間。取材時はあいにくの曇り空だったのですが、『それでも明るいなー!』と感じるほどでした。ぜひ内見時にご体感いただきたいです。

こちらの住戸は各居室の四隅に柱の出っ張りが少ないので、家具のレイアウトがしやすいのもポイント。それぞれの洋室はコンパクトではありますが、デッドスペースを生むことなく、空間をうまく使いこなせそう。

洋室Bと洋室CにはWICが備わっていて収納力は◎ ほかの居室に面していないので、プライバシーが保てるのもうれしいですね。それぞれの洋室は書斎や子ども部屋としてなど、ライフステージがに応じて用途を変えつつ長く住み続けられそう。


ローカルさが漂いながらも駅や街の開発が進み、どんどん新しく・住みやすくなっていきそうな「池上」で、明るく風通しのよい暮らしを送りたい方。お問い合わせをお待ちしております。

writer:熊谷 緑 / editor:野原 茂香