実はカウカモ初上陸! 「田園調布」駅

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東京の高級住宅地と言ったら、どこを思い浮かべますか? 今回ご紹介する物件の最寄りは、東急東横線・目黒線「田園調布」駅! イメージ通りの、シックでゆったりした駅前広場ですね。ショッピングセンター「東急スクエアガーデンサイト」が隣接しており、お買い物にも便利です。(徒歩11分)

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写真右手のお家のようなゲートは、大正時代の旧「田園調布」駅舎を再現して造られたものだそう。中世フランスの民家をモデルとした「マンサード・ルーフ」と呼ばれる屋根のデザインが可愛い!

ゲートをくぐって・・・

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駅の西側に出ました。おお・・・。なんだか日本離れした雰囲気です。広場を中心に、放射状に並木道が伸びています。

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田園調布の街は、パリ凱旋門周辺の「エトワール」という形式を取り入れて計画されたんですって。駅舎・ロータリーを中心に、放射道路と環状道路を組み合わせた都市デザインは “端正” そのもの。ぜひ中心部に立って味わってみてください!

こってり行かせてください 周辺情報です

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左上・ショッピングセンター内には、頼もしい品揃えのスーパー「Precce(プレッセ) 田園調布店」が入っています。(1km 徒歩13分)/右上・ロータリー前の「pelican coffee(ペリカンコーヒー)」では朝7:30からモーニングがいただけます。テラス席はペットも入店OKですよ!(1km 徒歩13分)/左下・堂々たる佇まいのケーキ屋さん「Lepi Dor (レピドール)田園調布」が駅からの通り道に。2階には喫茶室も併設しています。(900m 徒歩12分)/右下・こちらが物件へと向かう並木道。街路樹のイチョウは、秋になると黄金色に輝きます。

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高台へ向かうため、「田園調布」駅からマンションまでの道のりは上り坂となります。息が弾むほどではありませんでしたが、電動アシスト自転車があるとより快適かもしれませんね。

お待たせいたしました

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お屋敷街を歩くこと11分・・・ご紹介のマンションに到着です! 建物のバックに空が広がっていることからも、丘の上ということが伝わりますでしょうか。1998年竣工、2013年〜2014年にかけて大規模修繕工事を実施済みの綺麗な建物です。もちろん、新耐震基準に適合しています。

売主さま

総戸数は25戸あります。細則はありますが、ペットの飼育もOKですよ。

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左上・建物の反対側から。エントランス横には石畳のパティオが付いています。/右上・その奥にあるのは自動車用の出入り口。機械式駐車場は2019年4月時点で空きがあり、月額30,000円で利用可能とのこと。この広々としたスロープに車で乗り入れたい・・・♡/左下・それでは重厚感ある木製ドアを開けて、マンションに入りましょう。エントランスには宅配ボックスをしっかり完備◎ そして、にこやかな管理人さんは週7日勤務! という手厚い管理体制が整っています。/右下・こちらが1階に所在している住戸の玄関前。扉の前にアイアンゲートで区切られた専用ポーチがあり、プライベート性が高い造りです。

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明るく素敵な共用部は、残念ながら撮影許可が下りなかったので、カモポエムでご説明しますね。 


オートロックを抜けると 眩しい光に目を細めた

けぶる街を見渡す 共用ロビー 

そうか こんな高台に上ってきていたんだ 

エントランスは4階相当 

さぁ エレベーターで1階へ 

階段で ふわり

吹き抜けからの春を感じるのも いいね・・・

それでは住戸へ お邪魔しましょう!

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左・玄関を入り、左を向いたカット。写真には写っていませんが、背後にはたっぷりサイズのシューズボックスがありました。グレーの細い扉は、クロークにもなりそうな玄関収納。タイル敷きの廊下の奥に洋室Aへのドアが見えますが、まずは右に曲がって・・・/右・ガラス入りのドアの向こうへ、直進します!

約25帖のLDKへ

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な、なんだか部屋の奥が光っています!

南西向き 天井までのハイサッシ

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綺麗です・・・細かいポイントは置いておいて、まずは・・・壁のほぼ一面に広がる窓を開けましょうか。

キラキラの バルコニー+専用庭

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LDKからつながるように、ウッドデッキ敷きのバルコニー、そして専用庭が広がっています。土地が正面に向かって傾斜しているため、専用庭の向こうにはお隣の建物の2階部分が。通りに面していないので、セキュリティ面に安心感が持てそうですね。

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みっしりと繁った植栽のおかげで、視線は特に気になりません。よく見ないと、お向かいに何があるのか分からないくらいでしたよ。

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ウッドデッキが住戸の横幅いっぱいに伸びており、段差はありませんが、なんだか縁側みたいな雰囲気が漂います。デッキチェアもいいですが、ふかふかの座布団を置きたい気もしますね♡ ちなみに左右にある白い扉の中は、ちょっとした物置になっています。

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お隣の住戸とは鉄柵で区切られています。専用庭といえば1階の住戸の特権ですが、1階ゆえに日当たりは期待できないことが多いもの。専用庭でこんなに大空を望み、日差しを浴びることができるなんて珍しいカモ。高台、バンザイ!

まだ目がキラキラしていますが

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室内に戻り、改めてLDKを眺めてみます。天井、足元、それにキッチンカウンターも・・・。木の表情が優しくて、ふと肩の力が抜けていくのを感じます。

売主さま

リビングダイニングの床・天井ともに無垢材を使用しております。フローリングは、室内のアクセントとなるようヘリンボーン貼りを採用しました。

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奥のデスクにはコンセントが備わっているので、ワークスペースとしてもよさそうですね♪

カウンターから庭鑑賞

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洗い物からふと顔を上げると、視界いっぱいに広がる眩しいグリーン。窓枠がブラックで引き締められているせいか、横長の映画スクリーンみたいです。

ウッドとタイルの競演

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左・食洗機を完備した、暖かみある木目調キッチン。壁と足元にはタイルがあしらわれ、異なる質感を楽しめます。壁のタイルは、千鳥格子などの模様で彩られ、さりげなくパッチワークのようになっています。お掃除もしやすそうですね。/右・水栓はドイツ「GROHE(グローエ)社」製のもの。たっぷりした広さのシンクの横に、作業スペースがゆったり取られているのがうれしい◎

売主さま

給排水管はすべて新規交換済みです。また、LDK全面に床暖房を設置しております。寒い時期にも快適にお過ごしいただけますよ。

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おお、キッチンにまで・・・!

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左・キッチンの奥には、可動棚と冷蔵庫置き場が。引き戸の先は廊下とつながっていて、キッチンカウンターを中心にぐるりと回遊できる間取りとなっています。/右・お向かいの細長い扉の中は、ウォークインクローゼット(WIC)です。WICの中までヘリンボーンになっているのが心憎い!

それでは廊下へ戻って

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左・ご紹介ポイントがまだまだあるのでどんどんまいります! 左の引き戸はトイレへ。右のドアを開けると・・・/右・洗面脱衣室です。バスルームの扉がラグジュアリーにガラス張りなのが見えますね♡ 手前の扉を開けると、中には洗濯機置き場があります。

水まわりをズームイン

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左・洗面化粧台は、艶のあるブラウン系の色味でまとめられています。奥の壁にあしらわれたタイルは、近くで見るとゴールドのエンボス加工が施されており、ランダムに光を反射します。/右・マンション規格としては最大級の、1620サイズのユニットバス。そしてバスタイムの満足度を底上げしてくれそうな、多機能オーバーヘッドシャワー付きです。うーん、 打たれたい!

ちょっとお手洗いへ

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左・1日の中で何度も訪れる場所が、余裕あるサイズというのはいいものです。/右・手洗い器の奥にはシェルタイルがきらめき、ちょっぴり贅沢な気分になれそうですね。

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それでは続いて、玄関付近に並んでいるふたつの洋室を見て行きましょう。

9帖弱の洋室A

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こちらは奥に位置している洋室A。足元にはカーペットが敷き詰められています。曇りガラスの大きな掃き出し窓は北東向きで、ほどよく午前の光が入りますよ。あぁ、もう11時過ぎか・・・。

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左・反対側には、壁一面にズラリと並ぶ折れ戸! 衣装持ちの方でもきっと大満足な、大容量のクローゼットが備わっています。/右・窓を開けると、吹き抜けになった中庭を望みます。人ひとり立てるほどのスペースがあるので、気分転換にちょうどよさそうですね。

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・・・あれ? 今、時計が壁に映ってませんでしたか?

“魔法のシーリングライト” 付いてます

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ジャン。洋室Aに設置されている照明は「popIn Araddin(ポップインアラジン)」! 世界初の、プロジェクター・スピーカー付きのシーリングライトです。発売前からクラウドファンディングが大いに盛り上がり、話題になったというコチラ。すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

売主さま

画角はもちろん調整可能です。お部屋の壁をスクリーンとして、映画や動画鑑賞など多彩なコンテンツをお楽しみいただけますよ。

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すみません、私は初めて見たのですが、もう率直に欲しいです。

最後に 洋室Bへ

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左・洋室Bもカーペット敷きで、6帖弱の広さです。曇りガラスの腰高窓は、同じく共用部の中庭向き。写真左手の細長い窓は、玄関ポーチに面しています。下部がルーバー窓になっており、こちらも開ければ換気力は◎/右・窓の反対側には、しっかりクローゼットも備わっていますよ。おひとり分の衣類でしたらスッキリ収まりそうです。

売主さま

また、こちらの物件には専用のトランクルームが付属しております(使用料1,500円/月)。

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トランクルームは地下階相当の場所にあり、ひんやりとした空気が漂っていました。歩き回れるくらいの広さがあり、レジャーグッズやお水のストックなど、たっぷり収納しておけそうです!

もうひとつの最寄駅 「九品仏」へ

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左上・帰り道は東急大井町線「九品仏」駅(徒歩11分)を目指して歩きましょう。小高い丘になっている「ぽかぽか広場」(300m 徒歩4分)を通るのが気持ちよくてオススメ! 渡るのがちょっと面倒な環八通りも、公園とつながった歩道橋でラクに横断することができますよ。/右上・「九品仏」在住30年超えの友カモに取材した、地元民偏愛店をご紹介します。まずこちらは「Boulangerie NEUF9(ブーランジュリーヌフ)」。自由が丘の人気ビストロが手がける、実力派のパン屋さんです。(800m 徒歩10分)/左下・九品仏商店街に佇む「compass coffee(コンパスコーヒー)」は自家焙煎のコーヒー豆専門店。250円の良心価格で、フレッシュな “本日のコーヒー” を味わえちゃいます。(800m 徒歩10分)/右下・そして『地元で知らない人はもぐり』というほどの愛され店、お蕎麦の「有楽庵」です。数量限定の手打ち蕎麦は、実にしなやかな歯ごたえの逸品でした。ご内見時にはぜひ!(850m 徒歩11分)

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カウカモ編集部より

こちらの物件のアドレスは、大田区 田園調布。“(だいたい)田園調布(周辺)在住” ではなく、まごう事なき純正の “田園調布アドレス” が手に入ります。輝かしい!


住むことに特化して造られた街ということもあり、実は「田園調布」駅に降り立ったのは初めてだったのですが・・・駅西側の、美しく計画された街並みは圧巻でした。物件まではイチョウ並木の坂道を上り、邸宅街を歩くこと11分の道のり。アップダウンがちょっぴりハードに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、高台まで行けば、気分が晴れやかになりそうな開けた眺望が待っています。


マンションはどこかの現代美術館のような、モダンで風格漂うお顔立ち。残念ながら撮影NGだった、マンション共用部から見渡す街並みは、ご内見時のお楽しみ! ということで。住民の方々のセキュリティ意識が高いのは、暮らす上での安心感に繋がりそうですね。共用部は吹き抜けやガラスブロックを使って、光と風がたっぷり感じられるようにデザインされていましたよ。


総戸数が25戸と少なめなので、月々の共益費は少々お高め。けれど修繕履歴を見てみると、1998年に竣工ののち、細やかにお手入れされてきていることが伺えます。さらに管理人さんが週7日で勤務されている手厚い管理を考えると、ご納得いただける額ではないかと思います。


マンションの機械式駐車場や駐輪場には現在空きがあるので(2019年4月現在)、車や電動アシスト自転車を使って便利に生活するのも大いにアリですね。最新の空き状況が気になる方はお問い合わせくださいませ。


さて・・・住戸の魅力は何と言っても、窓。南西側の壁のほぼ一面に渡るハイサッシが、透明な壁として、LDKとウッドデッキ・専用庭を繋いでくれますよ。LDKが外へ広がっていくような感覚があり、開放感がスゴいです! そして1階の住戸でありながら、これだけさわやかに光が入り、外からの視線も気にせずにいられる専用庭って珍しいのでは?


よく『窓が風景を切り取って絵画のよう』なんて表現がありますが、この物件はひと味違います。ワイドなハイサッシが風景を大きく切り取って、シネマスコープ(横長の映画スクリーン)みたいなんです。


「田園調布」の街の空気をそのまま引き継いだかのように、専有面積約94.2㎡の空間を2LDKに仕上げた、余裕ある間取りも魅力。居室や水まわりはゆったりと造られ、キッチンの作業スペースもしっかり確保。そしてヘリンボーンの無垢フローリングが、毎日をリズミカルに彩ります。


映画といえば、洋室Aに “魔法のランプ” ならぬ “魔法のライト” が設置されているのも、ちょっと面白いポイントです。ベッドルームでホームシアターの時間が持てるなんて・・・映画好きな方でしたら、いやそうでなくても? もう、パラダイスではないでしょうか♡ ご家族での時間も増えそうですよね。


取材帰りの「九品仏商店街」では、『いつものね』『毎度ありがとうございます!』という絵に描いたようなローカルな会話を耳にしました。親しみやすく、温かい日常を送れそうでほっこり。「田園調布」駅からのルートと比べると高低差が緩やかなので、ペットのお散歩がてら、お気に入りのお店をぶらりと訪れるのもいいですね。


きっと、自宅で過ごす時間がもっと好きになるはず。いいなあ、こんな暮らし(笑)個人的には、駅からの徒歩分数にこだわりがないので、率直に羨ましくなってしまう物件です。お気に召しましたでしょうか?

writer / editor:小杉 美香