オシャレなお店が増えてきた 始発駅「西馬込」

写真

左上・ご紹介する物件の最寄り「西馬込」駅は、都営浅草線の始発駅。朝の電車通勤時に座れる確率が高いのはうれしいですね!(徒歩10分)/右上・イタリアンレストランPEPERONI(ペペローニ)」は、ガラス張りのオシャレな外観ですが、店内はひとりでも入りやすいアットホームな雰囲気。カウンター席のみで、シェフやスタッフの気配りが行き届いています。(850m 徒歩11分)/左下・テラス席のあるカフェレストラン「Cheval Café(シュヴァル カフェ)」。店内にはソファ席やおむつ替え設備があり、小さなお子さま連れでも訪れやすいです。(850m 徒歩11分)/右下・商店街の一角にひっそりと佇む「yohak cafe(ヨハクカフェ)」。思わず写真を撮りたくなる、色とりどりのサラダや手の込んだスイーツを、ゆったりした時間が流れる店内でいただけます。(750m 徒歩10分)

売主さま

「西馬込」は都営浅草線の始発駅で、三田や新橋、東銀座、日本橋などに乗り換えなしでアクセスできます。また、ご紹介するマンションが建つ “仲池上エリア” には「呑川」が流れ、公園が点在。大きなスーパーが近くに複数あり、子育てがしやすい環境でファミリーが多くお住まいです。

cowcamo

「西馬込」駅に馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は住みよい街なんです。こちらに住んでいる友人いわく、都営浅草線は通勤時間帯でも比較的混み合わないそう。駅前から少し離れると子ども用品を扱う「西松屋」(1km 徒歩13分)があります。ファミリーで暮らすにはもってこいの環境ですよ。

駅からマンションまでは アップダウンがある道のり

写真

かつてはこの辺りに、大尽(だいじん=財産をたくさん持っている人のこと)が住んでいたため名づけられたという急勾配の「大尽坂」をはじめ、駅からマンションまでにはいくつか坂があります。駅徒歩10分ですが、坂があるためもう少しかかると思った方がよさそう。ひと丘越えるイメージでお越しください。

cowcamo

取材中に、電動アシスト付きの自転車に乗る方を多く見かけました。マンションからフラットな道のりで徒歩3分の場所にあるバス停「大森十中前」からは、JR京浜東北線「大森」駅や東急池上線「池上」駅を通る循環バスが発着しているので、お出かけの際にはそちらをご利用になるのもひとつの手ですね。

タイル貼りの 新耐震基準適合マンション

写真

1996年の竣工、総戸数32戸の小規模なマンションです。

写真

左上・建物は一方通行で交通量が少ない道路に面しています。エントランスにはスロープが設けられているので、ベビーカーやスーツケースを押してでもスムーズに出入りできますよ。/右上・湾曲したガラスブロックの壁から、キラキラと光が入るエントランスホール。共用部にはオートロックと宅配ボックスを完備しています。/左下・オートロックを抜けるとエレベーターが1基。/右下・風通しのよい共用外廊下。外からの視線は気になりませんでしたが、周辺に建っているマンションの窓の一部がこちらを向いているため、玄関扉の前には目隠しパネルが設けられています。

売主さま

建物の築年数は少し経っていますが、管理体制は良好で、きれいに保たれています。

cowcamo

敷地内には駐車・駐輪場が設けられており、掲示板によると駐車場は機械式で空きあり。ご注意いただきたいのは現状(2019年7月時点)駐輪場には空きがないこと。空きを待つか、室内に持ち込むかしかないそうですので、ご利用希望の方はご留意くださいね。

それではお邪魔します!

写真

左・玄関扉は共用廊下から奥まっていて、プライバシーに配慮された造り。/右・玄関扉を開けると、コントラスト感のある心落ち着く空間が。正面のガラス窓付き扉の先はLDK。明かりが廊下まで届いています。

売主さま

オーク材の無垢フローリングや木製の建具、真鍮(しんちゅう)のドアノブなど、素材感たっぷりのパーツを使用しています。今回はファミリーがお住まいになることを意識して、建具の色を少し明るめに仕上げました。

cowcamo

玄関扉の前に小さな段差があるので、お足元にはお気をつけくださいね。

写真

左・下足入れは天井いっぱいの高さがあり、扉3枚分の収納量。中には可動式の棚が備わっています。4人ご家族の靴をしまっても、一部に掃除道具などを置く余裕がありそうです。/右・LDKへの扉の手前にトイレがあります。床は玄関土間と同じタイル貼りでシックな印象。

cowcamo

玄関スペースにはややゆとりがあるので、サイズにもよりますが自転車1台分はなんとか置けそうです。ただ出入りの際は、自転車を避けるように横向きになって通ることになります。

まずは廊下突き当たりのLDKへ

写真

キッチンにはタイルが貼られていて、よりディティールへのこだわりが感じられますね。南東向きのバルコニーに面した掃き出し窓から、陽の光がたっぷり入ります。

売主さま

家具や照明・小物は、レイアウトの参考として配置しています。全体の色味をグレーで統一し、空間を引き締めました。主張は強くないので、お好みの家具とも馴染みやすいと思いますよ。

タイル貼りが可愛い 対面型キッチン

写真

左・コンロまわりにグレー、腰壁に白のタイルが貼られた “華” のあるキッチン。食洗機、3口コンロ、浄水器一体型水栓を完備と、機能面も素敵♡/右・背後には、冷蔵庫と食器棚を置くスペースがしっかり確保されています。

写真

リビングダイニングを見てみました。天井には濃いグレー、壁一面には薄いグレーのアクセントクロスが採用されています。

バルコニーに出てみましょう

写真

目の前にはマンションが建っていて眺望に抜けはありませんが、距離が取れているので、日当たりは良好です。

cowcamo

撮影した日は曇り空だったためか、向かいのルーフバルコニーで洗濯物は干されていませんでした。ただ物干し台があったので、お天気がいい日には住人の方がよく出入りするかもしれません。

写真

バルコニーの手すりだけでなく、屋根にも光を通す素材が使われていて、明るさ◎ 奥行きの深さを活かして、洗濯物を複数列で干しても乾きやすそう!

室内に戻って

写真

バルコニー側からLDKを見たところ。広さは約13帖。4人掛けのダイニングテーブルを置いても、リビングスペース側はゆったりとお使いいただけますよ。続いては、左手のネイビーの扉を開けて洋室Aへ向かいましょう。

cowcamo

建具やキッチンがおしゃれなので、まるで家具の一部のようですね♡

約5.8帖の洋室A

写真

洋室Aも南東向きでバルコニーに面してはいますが、腰高窓のため外には出られません。こちらも壁一面にグレーのアクセントクロスが貼られています。

cowcamo

洋室Aにはエアコンがすでに設置されていますよ。

写真

窓向かいの壁側には、奥行きの深い収納が。お布団の出し入れもしやすそう。お子さまが小さなうちは、こちらにお布団を敷いてご家族全員でお休みになるのもいいですね。

再びLDKに戻って

写真

別アングルから見たところ。洋室Aの扉の右側には、小物を置くのに便利なカウンターが。そして、その右側には洗面脱衣室へつながる引き戸があります。

洗面脱衣室はキッチン横で お洗濯だってスイスイ

写真

左・洗面脱衣室は、タイルがアクセントになった洗面台と、洗濯機置き場が向き合って配置されたコンパクトな造り。キッチン横にあるので、家事動線が短縮されていいですね!/右・浴室も明るい木目調のパネルとグレーの床材の組み合わせで内装とリンク。追い焚き機能・浴室乾燥機付きです。

廊下に戻って洋室Bへ

写真

玄関を上がって右側に位置する洋室Bは、共用の外廊下に面しています。窓の外には面格子が設けられていて、こちらより奥には1住戸しかないので、人通りはそれほど気にならなさそう。

写真

左・広さは約6帖。窓向かいの壁側にウォークインクローゼット(WIC)が設けられています。/右・WICの内部にはL字型の枕棚とハンガーパイプが通っていますよ。

最後は洋室Cをチェック

写真

左・洋室Cは玄関を上がって左側。こちらも共用の外廊下に面しています。/右・広さは約4.7帖。収納はコンパクトなので、ベッド下などで収納スペースを増やすとよさそう。

閑静な住宅街でも あるとうれしいお店が充実

写真

左上・日本初の焼き菓子専門店として1990年にオープンして以来、その美味しさから地元で根強い人気の「Maison de Petit Four(メゾン・ド・プティ・フール)本店」。現在はチョコレートやケーキなども扱っているので、記念日や誕生日にどうぞ。(80m 徒歩1分)/右上・洋菓子店「セルクル」の人気商品「冷やして食べるサブレ」は手土産にも好評。併設するカフェは木製のアンティーク家具で統一されたシックな雰囲気で、キッシュやパスタなどのランチメニューもいただけます。(65m 徒歩1分)/左下・「馬込ブーランブーラン」は、ヨーロッパの食事パンからペストリー、さらにプレッツェルやグリッシーニまで幅広いパンが並ぶ街のベーカリー。朝7時から営業しているので、出勤前に立ち寄るのもよさそう。(1.1km 徒歩14分)/右下・お手頃価格が人気のスーパー「オーケーストア 仲池上店」がすぐ近くにあり、日常のお買い物に便利! 朝8時半から夜9時半まで営業しています。(220m 徒歩3分)

cowcamo

カウカモ編集部より

「五反田」「三田」「新橋」「東銀座」「日本橋」などをつなぐ都営浅草線。その始発駅「西馬込」からは、これらの都心へ高確率で座って移動できるのがメリットです。「品川」駅も近く、「泉岳寺」乗り換えで「羽田空港」にもアクセスしやすいので、出張が多い方にもオススメですよ。


長く「西馬込」に住む友人家族がいるので、私自身も何度か訪れており、“秀でたポイントはないけど、暮らすのに不便もない” という印象を持っています(笑)その友人が最近引っ越しをしたのですが『落ち着いていて、通勤・買い物に便利で、家族で暮らしやすい』と、やはり「西馬込」に居を構えました。一度住み着いたら離れなれない、磁力のような魅力を持っている場所なのかもしれません。


ただ、坂の多いエリアでもあります。自転車を持つなら、電動アシスト付きがベター。駅からご紹介した物件があるマンションまでの道のりも例に漏れず、途中に複数の坂があるアプローチです。特に「大尽坂」は、道路に滑り止めの凹みがあるほど急な坂。もちろん感じ方は人によって異なるので、気になる方は現地でご判断くださいね。


マンションは、1996年竣工で新耐震基準に適合。オートロックと宅配ボックスを完備しています。小規模ですが、現状は月々の共益費が25,700円と控えめなのも◎ 2018年12月に全館の排水管高圧洗浄を実施するなど修繕が実施されています。管理人さんはいらっしゃいませんが、清掃は月・火・水・土曜日に1日3時間入っています。撮影に訪れた際は、朝のゴミ出しと共用部分の清掃が行われていて、きれいに保たれていましたよ。


住戸は最上階の5階に所在し、南東向き。バルコニーの目の前にマンションが建っていて眺望に抜けはありませんが、日当たりは良好。全室無垢のフローリングで足触りよく、タイル貼りや真鍮(しんちゅう)のドアノブなど、各所にこだわりを感じられる内装です。


マンションの周辺は「呑川」が流れ、公園が点在しているのどかな環境。日常のお買い物は、駅まで行かずとも、近くにフラットアクセスのスーパー「まいばすけっと 仲池上店」(160m 徒歩2分)「オーケー 仲池上店」「東急ストア 久が原店」(400m 徒歩5分)があります。


また、マンションから徒歩3分の場所にあるバス停「大森十中前」からは「池上」・「大森」駅行きのバスが発着しているので、坂とうまく付き合って暮らすことができそうです。


小さなお子さまがいらっしゃるファミリーは特に、坂の大変さを感じるかもしれません。内見時には、ベビーカーを押すなど、実際の暮らしに近いスタイルで歩いてみてくださいね。

writer:大川 晶子 / editor:平野 翔子