歴史ある邸宅街 “大森山王”

写真

左上・今回ご紹介する物件の最寄りは、JR京浜東北線「大森」駅。乗り入れるのは1路線のみですが、駅前には商業施設が複数建ち並び、活気ある街並みが広がっていますよ。(徒歩8分)/右上・マンションへは駅の西口から、ゆるやかな坂道を進みます。通り沿いには複数のバス停があり、ここから「池上」や「新代田」方面行きの便利なバスが発着しています。(600m 徒歩8分)/左下・オープンな店構えのイタリア料理店「PIZZEEIA GRILL BACCO(バッコ)」。1階はカウンター席のカジュアルなバル。地下には約80席ほどの広々としたレストランが広がっています。おひとりでも、ご家族とでも、気軽に利用できそうなお店ですよ。(450m 徒歩6分)/右下・「大森」は、かつて名だたる文豪達が暮らしていたことでも知られています。出版人として業績を残した、徳富蘇峰の住居跡地「蘇峰公園」もそのひとつ。今では地域の憩いのスポットになっていますよ。(800m 徒歩10分)

どっしり佇む 大規模マンション

写真

今回の目的地は、住宅街でもひときわ存在感を放つ、こちらの建物。地下1階付き地上10階建て、総戸数126戸、クリーム色の外壁にブルーの柵がよく映えたヴィンテージマンションです。

cowcamo

こちらは2019年6月現在、築48年の建物です。中央に伸びる高層棟と、それをぐるりと取り囲む低層棟で構成されています。傾斜地に建つため、エントランスは道路より低い、地下1階に位置していますよ。

写真

左上・車寄せのある立派なエントランス。まるでリゾートホテルのよう。/右上・広々とした明るいエントランスホール。こちらにある管理人室には、管理人さんが平日の8:00〜17:00に勤務されています。/左下・マンション内には、共同で利用できる乾燥機室があります。雨天のお洗濯物やシーツなどの大きなものも、気負いすることなく乾かせますね。/右下・そして3階には、なんと子ども用のプールがあります! 7〜8月に開放しているとのこと。今から夏が待ち遠しい♪

売主さま

こちらは大手ゼネコン、竹中工務店竣工のヴィンテージマンションです。2014年の大規模修繕工事を始め、今までにも細かなメンテナンスがされてきました。現在も、2019年6月末の完工予定で、屋上の防水工事が行われています。

cowcamo

マンションには月額14,600円〜18,300円で借りられる駐車場があります。現在空きがありとのこと。空き状況は変動しますので、ご希望の方はお問い合わせくださいね。

2階へ寄り道♪

写真

2階には各住戸専用のトランクルームがあります。たっぷりの奥行きと天井高を確保し、キャンプ道具やスポーツ用品など、収納場所に困る大きなものも、ゆとりを持って置けますよ。

いよいよ住戸へご案内

写真

左・エレベーターで7階へ。共用廊下を進み、今回ご紹介する住戸の前へとやってきました。まだまだ新しさの残る2重ロックの玄関扉には、モニター付きインターホンが備わっています。/右・扉を開けると、ネイビーカラーをアクセントにした明るい玄関がお出迎え。

写真

左・下足入れは、家族みんなの靴を受け止めてくれそうな、大きなもの。ダウンライトが照らすカウンターには、オリジナルのディスプレイを楽しんでくださいね。/右・玄関から廊下を右手に曲がった先には、LDK、洋室C、水まわりへの扉が並んであります。

ガラス入り戸から LDKへ!

写真

約12帖のLDK。こちらには快適に暮らすための工夫が随所に散りばめられています。まずは手前のキッチンから見ていきましょう。

写真

収納をたっぷり設けた、オープンキッチン。3口コンロにグリルが備わり、使い勝手は◎ 背面には、冷蔵庫や食器棚を置いてもまだゆとりあるスペースが確保されています。

キッチンからの眺め

写真

リビングダイニング(LD)を見渡せる、縦長の間取り。写真のように手前にダイニングセット、奥にソファセットなど、家具の配置がしやすそう。続いて正面の引き戸の先の洋室Aへ。

売主さま

家具はディスプレイで配置しています。ぜひインテリアの参考にしてくださいね。左手のアクセントパネルには、調湿機能のあるエコカラットを採用しています。室内を快適な湿度に保ってくれますよ。

約4.5帖の洋室A

写真

東向きの窓がある洋室。個室が足りているようなら、引き戸を開けて拡張リビングとして使うのがオススメです。

cowcamo

来客時だけ引き戸を閉じてプライベート空間を隠したり、お子さまが小さい内はプレイルームとして使うのもいいですね。コンパクトな空間ではありますが、ガラス戸が採用されていることによって、圧迫感はありませんでしたよ◎

引き戸を閉めた状態を LDKからも

写真

LDKには窓がありませんが、ガラス戸を介して日差しが奥まで届いています。右手には造作のカウンターが。書類や細かなものを置くのに活躍してくれそう。続いてカウンター横の引き戸から、洋室Bを見てみましょう。

2面採光の洋室B

写真

東と南向きの掃き出し窓がある、約6.7帖の個室です。

cowcamo

バルコニーの柵が格子状のおかげで、室内からも開放感のある眺望を望めました! まるで宙に浮いているかのよう。それではバルコニーに出て、もっと近くで体感しましょう♡

まるで空中遊泳!

写真

傾斜地の立地かつ、周囲には低層の建物が多いということもあって、これほどまでの開放的な景色が広がります! 大通りとも距離があるので、とっても静かな環境でした。

写真

バルコニーは住戸の角を囲むように、洋室Cまで続いています。バルコニーのどこからでも抜けのある景色が望めましたよ。

室内に戻ってきました

写真

洋室Bは3つある中で一番広い個室です。こちらを主寝室とするのがよさそうですね。正面にはなにやら気になる壁が......

写真

壁の裏には、ハンガーラックの備わった約1.7帖のウォークインクローゼット(WIC)が。上部が空いているおかげで、明るさが確保できていますよ。衣類の整理もしやすそう♪

cowcamo

WIC手前には可動棚のオープンラックが備わっています。アクセサリーやハットなど、小物もキレイに収納できそう。

廊下に戻り洋室Cへ

写真

南向きの掃き出し窓がある、約5.8帖の個室。こちらの掃き出し窓からも先ほどのバルコニーへ出られます。左手には、ハンガーパイプと枕棚の備わった収納がありますよ。

写真

壁の凹みには、デスクやチェストなどがぴったりと配置できそう。シンプルな内装なので、幅広いデザインの家具が似合いそうですね。

最後に水まわりを

写真

左・コンパクトな洗面脱衣所。床下に排水管が通っているため、足元には段差があります。/中央・浴室乾燥機の備わった、明るいバスルーム。追い焚き機能も付いていますよ。/右・洗面脱衣所からアクセスするトイレ。上部には便利な吊り戸棚が付いています。

地元で愛されるグルメたち

写真

左上・まさに “街のパン屋さん” という雰囲気の「シマダベーカリー」。親しみある手作りのパンが並びます。(320m 徒歩4分)/右上・「更科山王 一力」は本格的な手打ち蕎麦の名店。美味しい日本酒も複数揃っていますよ♡(260m 徒歩3分)/左下・ブルーグレーの外観がかわいい、カフェ「PERCH COFFEE(パーチコーヒー)」。落ち着きある店内で、心休まるひとときを。(750m 徒歩10分)/右下・おいしいデザートもゴキ近所に。見た目にも美しいケーキが並ぶ「LE GARUE M(ルガリュウ)」。2階にはイートインスペースもありますよ。(650m 徒歩8分)

cowcamo

カウカモ編集部より

今回ご紹介したのは、50年近くもの間この街を見守ってきた、高台に建つ大規模マンション。キレイな共用部からは、今まで丁寧に住み継がれてきたことが伺え、堂々とした佇まいからは、頼もしさと威厳さを醸し出していました。


最寄りは京浜東北線「大森」駅。都内屈指のビックターミナル「品川」へふた駅というアクセスのよさを誇っており、駅周辺には駅ビル「アトレ大森」(630m 徒歩8分)を始めとする大型の商業施設や商店街が充実してありますよ。街には、乗り入れるのが1路線のみとは思えないほど、活気が広がっています。


マンションが建つのは大田区「大森」。古くから “大森山王” の愛称で親しまれてきた、歴史ある邸宅街に位置しています。


駅西口からゆるやかな坂道を進み住宅街に入ると、ひときわ存在感を放つ、1971年竣工、地下1階付き地上10階建て、総戸数126戸の大きな建物が目に入ります。


そのどっしりとした外観もさることながら、驚くべきなのは充実した、マンションの共用設備。子ども用プールや、共用の乾燥機に加え、住戸専用の大きなトランクルームなどが揃っています。


住戸が所在するのは7階。デザイン性を感じる3LDKの住戸には、暮らしやすそうな工夫が随所から感じることができました。調湿機能のあるエコカラットや、壁の凹みに上手く設置されたオープンラック、LDKに隣接したガラス戸の洋室Aは、ときに拡張リビングとして、ときに客間として、臨機応変に対応してくれます。


何より、住戸を囲むようにして配された横幅の広いバルコニーからの眺望は息を飲む開放感があります。まるで中に浮いているかのような錯覚を覚えました。


歴史ある邸宅街にある、どっしりとした佇まいのマンション。充実した共用設備に加え、ファミリーで暮らしやすそうな住戸の間取りと内装。ここなら安心して家族との暮らしを重ねていけそうです。


気になる方はお早めに。お問い合わせ、お待ちしております。

writer / editor:野原 茂香