舞台は「大森」

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左上・最寄り駅はJR京浜東北線「大森」駅。今回ご紹介するマンションへは、商業施設やオフィスビルが多く建ち並ぶ、東口から向かいます。(徒歩4分)/右上・ガード通り沿いの細い路地には、飲食店がずらり! その中のひとつ「Kitchen Rockys(キッチンロッキーズ) 」は古民家を改装したという、おしゃれな外観。旬の食材を使った家庭的なイタリアンをいただけますよ。(150m 徒歩2分)/左下・こぢんまりとした店構えの「河内家」は、なんと明治時代から続く天ぷらの名店。揚げたての天ぷらは店先でも購入できますよ。(120m 徒歩2分)/右下・アーケード付きの立派な商店街「ミルパ」。こちらには飲食店からドラックストア、100円ショップまで、普段使いできそうなお店が集まっています。(210m 徒歩3分)

駅近マンションに到着!

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駅前の楽しい道のりを抜け、あっという間に到着!南欧風のさわやかな外観が目を惹く、昭和48年竣工、総戸数90戸、地上11階建ての建物です。

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マンションの向かいには、桜の木が植わった緑豊かな公園がありますよ。近所のOLさんや、お子さま連れのファミリーがベンチに腰掛け、お弁当を食べている姿が目立ちました。春にはお花見も楽しめそうです。

売主さま

築年数が経過しているマンションですが、平成27年には3度目の大規模修繕工事を行い、今までにも都度必要なメンテナンスがされてきました。1階にはテナントが入居していますが、2階以上は住居専用階となっていますよ。

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左上・タイル貼りのかわいいアプローチ。/右上・その先には奥まった形でエントランスが位置しています。近くで見ると個性的な外壁の意匠がよく分かりますね。/左下・クラシカルなデザインのエントランスホール。写真には写っていませんが、左手には管理人室の窓口が。こちらには住み込みの管理人さんが、平日の8:00〜17:00、土曜日の8:00〜12:00に勤務されています。/右下・エレベーターで8階へ。エレベーターの向かいにも開き戸があり、今回ご紹介する住戸へはその先の共用廊下から向かいます。

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今回ご紹介するのは、南西向きの3方向角住戸。先ほどご紹介した共用廊下を経由するのは、こちらの住戸のみ。プライベート感がありましたよ。

さて、お邪魔しましょう

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左・玄関扉の先には、窓から陽が注ぐ明るい玄関が。右手にはフットライトが備わった、大きな下足入れがあります。/右・土間から見て正面にある扉の中はトイレ。こちらも窓付き! 換気に一役買ってくれそうです。

開放的なLDKへ ようこそ!

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廊下の先にある扉を開けると・・・約19帖のLDKが登場します。2方向に窓のある、とっても明るい空間。角住戸の特権ですね◎

料理が楽しくなりそうな キッチン

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ワークトップが広く取られた収納たっぷりのキッチン。背面のスペースにはゆとりがあり、食器棚も余裕を持って配置できそう。

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キッチンからはご覧の眺め。天井部分にはダウンライトが備わっていますが、メインの照明はまだついていません。それでもこの明るさ! お料理も捗りそうです。

まずは北西向きのバルコニーへ

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キッチンの正面にあるバルコニーへ出てみました。駅近ということもあって、背の高いビルが多数建ち並んでいますね。向かいのマンションからの視線が気になることもありそうですが、距離がほどよく取れているので日差しはたっぷり入っていましたよ。

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バルコニーの奥行きは少々浅いですが、横幅は隣接する洋室Bまであるワイドな造り。物干し金具も2箇所に備わっているので、お洗濯物は一度にたくさん干せそうですよ。

室内に戻ってきました

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LDKは太い柱のない、綺麗な四角い形。ダークトーンの建具とキッチンが、やわらかい色味の内装をキュッと引き締めています。続いて、右手前の扉から洋室Aを見てみましょう!

約5帖の洋室A

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左・2方向に窓のある洋室。/右・向かいの壁一面には大容量のクローゼットが備わっていますよ。

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掃き出し窓の先には・・・♡

オープンリビング!

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掃き出し戸の先には、約38.58㎡のルーフバルコニーが! 第2のリビングともいえそうな、広々としたスペースです。先ほどと同様、周囲にはビルが見えます。胸くらいの高さの塀に囲まれているので、塀の近くに行かない限り、周囲からの視線はそこまで気にならなそうですよ。

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奥から全景を撮影。ルーフバルコニーへは、LDKからも出ることができます。上階のバルコニーが見えるのが気になる方もいらっしゃると思います。位置関係などは現地でご確認くださいね。

再び室内に戻ってきました

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天井の中央には太めの梁が一本通っています。ただ、梁下も2m弱の高さがあるので、そこまで気になりませんでしたよ。続いて正面の開口の先へ進んでみましょう!

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左・こちらには3つの扉が。左右の扉は残りのふたつの洋室、正面の扉は水まわりへと続きます。/中央・モルタル調のタイルが貼られた洗面脱衣所。シックな雰囲気が素敵です。/右・リラックスムード漂う、木調パネルの浴室。浴室乾燥機が付いていますよ。

バルコニーに面した洋室B

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最初にご紹介したバルコニーへと続く掃き出し窓のある、約5.4帖の個室。

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左・クローゼットには十分な奥行き・高さがあり、吊り戸棚も付いていて機能的。/右・そして同様のサイズのクローゼットが、向かいにもうひとつ用意されているのです! 心強い収納力ですね。

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こちらの個室はベッドルームとして使うのがよさそうです。新たな収納家具は追加せず中央にベットを配置し、ゆったりと使うのがオススメですよ。

約4.8帖の洋室C

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左・洋室Cには南東向きの窓があります。共用廊下に面していますが、こちらの住戸のみに続く廊下なので、ご近所さんが行き交うことはありませんよ。/右・コンパクトではありますが、収納も備わっています。奥行きが深いので、おひとり分の衣類ならこちらに収まりそうですよ。

この街のことをもう少し

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左上・徒歩3分の場所には大型スーパーマーケット「イトーヨーカドー大森店」があります。その他にも周辺にはスーパーや商店が多数。特売日に合わせてうまく使い分けができそう!(240m)/右上・「山王小路飲食店街」は通称、“地獄谷” と呼ばれる飲屋街。なんでも、3箇所ある横丁への入り口が昔は坂道だったため、坂を這い上がれなくなる酔っ払いが続出したことが由来だとか。(500m 徒歩7分)/左下・急勾配の階段を登った先にある「八景天祖神社」。かつて「大森」は、三島由紀夫を始めとする文士が数多く暮らしていた街でもあるんです。神社に続く階段脇にはそんな歴史を紹介するレリーフが飾ってありますよ。(600m 徒歩8分)/右下・広大な敷地を有する「しながわ区民公園」には「しながわ水族館」やディキャンブ場など一日中楽しめる施設が併設しています。春は桜の名所として、多くの人で賑わいますよ。(900m 徒歩12分)

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カウカモ編集部より

京浜東北線「大森」駅は、1路線の駅としては全国2位の乗降者数を誇ります。そんな多くの方々が住まれているこの街には、愛される理由がたくさん隠されていました。


大田区に位置する「大森」。あまり聞き慣れない方も多いかもしれませんが、“大森山王” の愛称で親しまれてきた高級住宅街という、歴史ある地域でもあるのです。三島由紀夫や北原白秋など、かつて一世を風靡した文豪や芸術家が数多くこの街で暮らしていました。


またオフィスビルが多い「品川」へも近いこともあって、サラリーマンの心を癒す飲屋街が多いこともこの街の特徴。競馬場が近くにあることから、雑多なイメージを抱いている人も多いかもしれません。しかし、自然に恵まれた大きな公園が多く、大型のスーパーが多いため、家族で暮らしやすいというのもまた事実。取材時は多くのファミリーの姿を街中で見かけました。


マンションは「大森」駅東口から徒歩4分。商業施設や飲食店で賑わう駅前エリアを抜け、住宅やオフィスビルが入り混じった場所に立地しています。活気ある飲屋街が多いエリアですが、マンションまでは飲屋街を通らず、夜でも明るい大通り沿いからもアクセス可能。駅近といえども、家までのルートは気になるポイントですよね。内見の際はぜひ、その点もご注目ください。


マンションは昭和48年竣工のレトロな建物。青い瓦屋根に、白い外壁が印象的な南欧風の建物です。オートロックではありませんが、住み込みの管理人さんは週6日勤務と、心強い管理体制が整っていますよ。


住戸は8階に位置する3方向角部屋。こちらの住戸のみに通じる、プライベート感のある共用廊下を経由します。専有面積約83.03㎡に対し、3LDKのゆとりある間取り。各個室へは広々とした約19帖のLDKを必ず経由します。家族が顔を合わせる機会が必然的に多くなるので、特にファミリーにオススメの物件ですよ。


そして忘れちゃいけないのが、40㎡近い大きなルーフバルコニー! 空を全身で感じられる、開放感溢れるスペースです。ここにピクニックシートを敷いて、家族でランチをしたり、ご友人を呼んでビアガーデンを再現してみたり、幅広い楽しみ方ができそうですね。


まだまだ、探求したい「大森」の魅力。実際に足を運び、ご自身で確認されることをオススメします。

writer / editor:野原 茂香