桜坂に寄り添って

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今回ご紹介するマンションは、桜の名所「桜坂」のすぐ近く。こちらは、見頃を迎えた3月下旬に撮影した写真です。一年に数日間のお楽しみではありますが、“桜の名所のご近所” というだけで、ちょっとした自慢になりそうですね。

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室内やルーフバルコニーからも桜が見えるので、家でお花見ができちゃいますよ♡

何はともあれ まずはルーフバルコニーから

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ルーフバルコニーの広さは約44㎡。なんと、家ほどあるサイズ感です。北東向きのため、晴れた日中でも『眩しい!』と感じることはなく、心地よい日当たりがGood。

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左手には「桜坂」の桜がチラリ。正面には戸建てが見えるものの、視線は気になりません。

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こちらの住戸は4階に所在しています。高さはそこまでないのですが、まわりが低層の住宅街なので、ぐるりと抜けのある眺めを一望できますよ。

室内に戻って 約13.7帖のLDKへ

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LDKは南東向きで、窓際にはパーッと光が差し込みます。建具はブラックで統一して、落ち着いた雰囲気に。

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窓を背にしたカット。左手奥にはキッチン、引き戸の先には隣接する洋室Aがあります。

キッチンを拝見

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コンロは3口。シンクや作業スペースはちょっとタイトな印象です。

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背面にはゆとりがあるので、背の低いカップボードを置いて作業台がわりにしてもよさそう。

約6帖の洋室A

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左・北東向き(左側)の窓の先は、冒頭でご紹介したルーフバルコニー。南東向き(右側)の窓からもバルコニーへ出られます。/右・引き戸の中は、L字型に枕棚とハンガーパイプが備わったウォークインクローゼット(WIC)。

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バルコニーは、左手の扉を隔ててルーフバルコニーまで続いています。こちらも空が大きく見えて、心が安らぐ眺望。

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再びルーフバルコニーに参上! 右手前に見えるふたつの窓の先は、それぞれ洋室Bと洋室Cです。

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ルーフバルコニーはすべての洋室に面していて、室内に開放感をもたらしてくれます。この縦長の空間をどう使うかは、あなた次第! 春はご友人とのお花見会場になりそうですね。

約4.5帖の洋室B

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洋室Bにはエアコン1台を設置済み。こちらにもWICが備わっています。

約4.7帖の洋室C

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左・洋室Cは北西と北東の二面採光。大きなふたつの窓から穏やかな景色が見える、気持ちのいい空間です。/右・折れ戸2枚分の大きな収納付き。エアコンの先行配管済みです。

水まわりは こんな感じ

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左・洗面室は、大人ひとりが立つといっぱいになるくらいの広さ。入浴の付き添いが必要なご家族がいる場合には、ちょっと大変に感じるかもしれません。/中央・浴室乾燥機付きのユニットバス。小窓から自然光が入ります。/右・トイレには廊下からアクセスする間取り。吊り戸棚付きです。

最後に 玄関まわりへ

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左・シューズボックスはトールタイプ。/右・写っていませんが、廊下には可動棚と扉付きの洗濯機置き場があります。

渋いお顔立ちの 鉄骨造マンション

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左上・1968年に竣工した、ブラウン×グレーのツートンカラーの建物。緩やかな坂道の途中にあり、エントランスまでは階段もしくはスロープを上ります。/右上・エントランスはオートロック付き。右手の自転車置き場には空きがあり、無償で利用できます(2022年4月現在)。/左下・エレベーターは総戸数50戸に対して1基。時間帯によっては、少し待ち時間が発生するかもしれません。/右下・ご紹介した住戸は共用階段の近くに位置します。玄関扉は2018年に交換済み◎

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こちらのマンションの構造は、法定耐用年数が鉄筋コンクリート造よりも短く設定されている「鉄骨造」です。また、管理組合が自主的に管理を行う「自主管理」という管理方式を採用しています。


いずれについても、気になる方は詳細をお問い合わせくださいね。

東急4路線に囲まれて

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最寄り駅の「沼部」(徒歩5分)をはじめ、「多摩川」(徒歩11分)・「御嶽山」(徒歩11分)・「雪が谷大塚」(徒歩14分)の各駅が徒歩圏内。東急東横線・東急目黒線・東急多摩川線・東急池上線の4路線が利用可能で、都内の移動がしやすい立地です。多摩川の河川敷や大きな公園の自然にも、歩いてアクセスできますよ!

可愛いお店も たくさん発見♡

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左上・「沼部」の駅前に佇む「喫茶ビット」。昔ながらの雰囲気と充実したメニューで、通いたくなる純喫茶です。(300m 徒歩4分)/右上・「アヤパン」は、赤と白のテントが目印のベーカリー。『サーカスのように誰かを元気にする楽しいパン屋』がモットーなのだそう。(350m 徒歩5分)/左下・「御嶽山」駅前の商店街はとても賑やか! 「Icing cookie cafe syrup(アイシングクッキーカフェ シロップ)」では、オリジナルのアイシングクッキーをオーダーできます。(1km 徒歩13分)/右下・最後は「多摩川」方面へ。「Delight(ディライト)」でハンバーガーをゲットして、河川敷のお散歩にレッツゴー!(850m 徒歩11分)

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カウカモ編集部より

桜、満開! ……というタイミングからは少し遅れての取材になってしまいましたが、それでも「桜坂」の美しさは圧巻。遠方から桜見物に訪れたらしき人や、カメラを構える人の姿も多く、ここで暮らしたら春は特別に誇らしい気持ちで過ごせそうだと思いました。


ご紹介した住戸は、大きなルーフバルコニーから「桜坂」を見下ろすことができる位置にあります。筆者の超個人的よいルーフバルコニーの条件は「①広い」「②ひと目が気にならない」「③ほどよい日当たり」なのですが、こちらはオールクリア! 心の中で拍手しました。


街全体を包み込む、のんびりした空気感も魅力的。忙しい日々の中でも、豊かな自然が移ろう季節を教えてくれそうなエリアです。そしてこの住まいでは、桜を見送るたびに次の春が待ち遠しくなる暮らしが待っていますよ。

writer/editor:軽部 優海