今回の舞台は “護国寺エリア”

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駅名の由来でもある「護国寺」は、徳川綱吉の母である桂昌院の命によって建立された寺院です。(650m 徒歩9分)山門からまっすぐ伸びる広い通りが 、この街のメインストリートである音羽通り。

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左上・音羽通り沿いにある東京メトロ有楽町線「護国寺」駅出口横には、ひときわ存在感を放つ「講談社」旧本社ビルが。現在の本社ビルは隣にあり、関連企業が集結しています。(徒歩5分)/右上・同じく音羽通りに面する故鳩山一郎氏によって建てられた私邸「鳩山会館」。戦後政治を動かす数々の会談が行われてきた舞台。現在は一般公開されています。一見の価値アリですよ。(270m 徒歩4分)/左下・元来この辺りは将軍由来の敷地が多く、格式高い土地柄だったそう。その広大な大名屋敷跡地は、現在各種学校へと変わっております。こちらはそのひとつ「筑波大学附属中学校・高等学校」。(450m 徒歩6分)/右下・もうひとつ「お茶の水女子大学」とその附属の幼稚園から高等学校まで。この地域を “文教エリア” に押し上げた有名学校たちです。(550m 徒歩7分)

売主さま

“文教エリア” らしく大学や付属の小・中・高等学校が多く、子育て環境は良好です。加えて、「椿山荘」や「江戸川公園」も近く、緑豊かな周辺環境ですよ。

音羽通り沿いに建っているマンション

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「護国寺」駅から、並木道がまっすぐ伸びる音羽通り沿いを歩くこと5分で到着。1階には「三井住友銀行」のATMとクリーニングの「白洋舎」が入っています。

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左上・重厚な門扉で格式を感じるエントランス。/右上・オートロックの隣には管理人室があり、平日は7:00〜17:00、土日祝は7:00〜16:00と週7日勤務の手厚い体制。/左下・エントランスを抜けた先にある共用ロビー。クリスマスの時期にはツリーが出されていますよ。綺麗に清掃されていて好印象。奥に見える黒い扉がエレベーターです。/右下・ご紹介する物件が所在している6階の共用外廊下。こちらは「音羽通り」側ですので、車の行き交う音が聞こえます。

売主さま

今後の長期修繕計画案があり、いままで行われてきた修繕履歴もしっかり残されています。また、マンション全体の修繕積立金額は2018年3月時点で、約9,500万円貯まっていますよ。

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1住戸1匹まで、体長50cm・体重10kg以内のものに限るといった細則はありますが、こちらのマンションではペットの飼育も可能です。

明るく収納たっぷりな玄関ホール

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左・室内に入って、正面に見える窓から明かりが入る玄関。視線が抜けて、一層ゆったりと感じる空間に。/右・下足入れは、足元が浮いているフロートタイプで軽やかな印象。天井いっぱいの高さで3扉分収納できます。ご家族全員分の靴がしっかり収まりそうですね。

売主さま

住戸は3方角部屋で日当たり、風通しが良好です。各部屋はもちろん、廊下やLDKにも収納を設けてありますので、お部屋を広々とお使いいただけます。

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左・土間も十分なスペースが確保されているので、傘置きやベビーカーを置いても出入りに問題はなさそうですが、下足入れ横にも収納が備わっているので、こちらにしまえばさらにスッキリ。写真右側の扉の中は洗濯機置き場です。/右・玄関を上がってL字に伸びる廊下。窓からの自然光が奥まで届き、明るくていいですね♪ 正面がLDK、右側が水まわり、左側が洋室Aと収納という配置です。

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廊下途中に通る梁の高さは、約183.5cm。背が高い方はご注意くださいね。

まずは洋室Aへ

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ピンクベージュの壁紙がアクセントになっている洋室Aは約4.5帖。音羽通りに面したバルコニーの窓は遮音性の高い造りですが、大型車が通ると低音が聞こえてきます。

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窓の高さは廊下の梁同様、約183.5cmなのでこちらもご注意くださいね!

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左・バルコニーのサイズは “室外機置き場” 程度でコンパクト。正面の建物と建物の間から、建築家・丹下健三氏の代表作「カトリック東京カテドラル関口教会」がチラリと見えますよ。/右・バルコニー側から室内を見たところ。収納は小さく見えますが、奥行きが深いので、おひとり分のお洋服でしたら追加収納などは置かずに済むかもしれません。

続いては廊下突き当たりのLDKへ

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音羽通りとは反対、北東向きのバルコニーに面して大きな開口があります。

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窓はシングルサッシでレトロなものでしたが、しっかり閉まるので、車の走行音は気になりませんでした。LDKはご家族が一番長い時間を過ごす場なので、気になる方は現地でご確認くださいね。

機能充実の対面式キッチン

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左・LDKに入ってすぐ右手にあるキッチンは、片側が壁に付いているペニンシュラ型で開放的。広いシンク、3口コンロ、食洗機が備わっていて、料理や片付けをスムーズに行えそうです。/右・キッチン脇には可動式の棚、背後には冷蔵庫置き場と造り付けのカップボードがあり、収納力◎

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キッチンからの眺めはこんな感じ。右側の壁には一面ベージュのアクセントクロスが採用されています。お次はバルコニーに出てみましょう!

都心でも大きな青空を望めます

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正面に見える白い格子の建物は、昨年2018年に閉鎖されましたが建築家・菊竹清訓氏の設計事務所。その奥には「筑波大学附属高等学校」の緑が見えて、“ナイスビュー” とまではいきませんが、気持ちのいい景色ですね。

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バルコニーはLDKに隣接した洋室の前までありワイド。北側はお隣マンションのバルコニーとお見合いになっています。眼下には菊竹清訓氏の自邸「スカイハウス」が見え、建築好きなら自慢したくなる眺めです!

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バルコニーは音羽通りとは反対側に位置するため、外に出ても車の走行音はそこまで気になりませんでしたよ。

LDKに戻りましょう

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LDKは約14帖。キッチン前にダイニングテーブル、バルコニー側にソファと、家具をレイアウトしやすいつくりです。右側の扉の先は手前から、洋室B、収納、洋室C。

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収納は奥行きがあり、LDKをすっきり保つのに一役買ってくれそう!

バルコニーに面した洋室B

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洋室Bは、3部屋ある個室の中で一番広い約5.2帖。こちらも北東向きのバルコニーに面していて、掃き出し窓のおかげで帖数よりも広く感じられます。左側の壁にはLDKと同じベージュのアクセントクロスが。

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左・窓側から振り返ったところ。右側の引き戸の先はウォークインクローゼット(WIC)です。/右・WICは枕棚とハンガーパイプが二面に通っています。ご夫婦の主寝室としてお使いいただく場合には、それぞれの衣類を分けて収納できていいですね。

洋室Cは約4.5帖

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キッチン横の引き戸を開けると、北西に面した窓がある洋室Cへ。こちらも洋室Aと同じピンクベージュのアクセントクロスが壁一面に貼られています。掃き出し窓の外に出ることはできますが、奥行きはほとんどありません。室外機置き場といったところですね。また、車一台が通れるほどの道路を挟んで、隣の建物の非常階段に面しています。

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収納もしっかり確保されています。音羽通りから少し離れていますが、窓の通気口を開けていると車の走行音が聞こえました。

最後に水まわりをチェック

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左・洗面脱衣室は、洗濯機置き場がないため生活感が抑えられそう。洗面台の両側には小物置きとリネン収納が設けられています。/中央・室内の建具と同じトーンの木目調パネルを採用した、落ち着いた印象の浴室。追焚き機能と浴室乾燥機が備わっています。/右・モザイクタイルがアクセントになったトイレ。収納がコンパクトなので、廊下収納もご活用くださいね。

売主さま

専有部の給排水管も更新済みです。

音羽通りから目白通りにかけて建ち並ぶ 美味しいお店をご紹介

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左上・大正初期に創業した和菓子店「群林堂(ぐんりんどう)」。文豪が愛した大きな豆大福は “東京三大豆大福” のひとつで、普段は長蛇の列が。午前中には売り切れることが多いそうですが、ご近所なら買える可能性も高いですね。(300m 徒歩4分)/右上・チャバタやフォカッチャなど伝統的製法で作る本格的なイタリアパンのお店「Pane&Olio(パーネ エ オリオ)」。パンに合うオリーブオイルも販売しています。(120m 徒歩2分)/左下・一等米のみを使用するなど良質な食材にこだわったおにぎり専門店「ぼんたぼんた」がプロデュースしたカフェ「ごはん茶々」。カフェといっても、美味しいお米とおかずをお腹いっぱいいただけるボリュームが魅力です。(300m 徒歩4分)/右下・温かい雰囲気のフレンチレストラン「Bistro Le Soleil(ビストロソレイユ)」は、本格的ながらもリーズナブルにいただけるランチが人気。(350m 徒歩5分)

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カウカモ編集部より

子育て環境を求めて、物件をお探しのファミリーへ。こちら「音羽」の落ち着いた環境はいかがでしょうか? 大学や付属の幼稚園から高等学校が点在する “文教エリア” です。周辺に学校が多いと、緑が豊かという恩恵も。


こちらの物件では、細則はありますがペットの飼育が可能なので、ペットとのお散歩も緑を感じる一層気持ちのよい時間になることでしょう♪ 「神楽坂」へも歩いて行ける距離ですよ。

また、「東京」や「池袋」「新宿」「渋谷」へも、おおよそ電車での移動時間が20分以内と交通アクセスのよさも魅力。お子さまの通学範囲が広がりますし、通勤・通学時間が短縮されれば、その分、ご家族との時間が増えますね。

音羽通り沿いに建っているマンションへは、「護国寺」駅・「江戸川橋」駅のどちらからもフラットなアプローチ。大通りのため交通量は多いですが、暗くなっても人目があり、歩道の幅が確保されているのは、女性や小さなお子さまにとって安心ではないでしょうか。


ちなみに、マンションの近くにある「八千代助産院おとわバース」(210m 徒歩3分)は、産後のサポートをしっかり行っていて、初めての出産はもちろんふたり目以降を出産予定のファミリーにとっても頼りになる施設です。

マンションはオートロック付きで、管理人さんが週7日勤務と手厚い体制。現在築36年と年数は経っていますが、これまでの修繕工事と日頃の手入れのお陰で、共用部分はどこも清潔に保たれています。さらに2018年3月現在で管理組合全体の管理費・修繕積立金の滞納がありません。住人の方々の意識の高さもうかがえます。


住戸の所在は6階。角住戸で、玄関まわりを含め、全居室に窓がある3LDKです。主採光は音羽通りとは反対の北東向きで、やわらかな明かりが入り、風通しも良好。各所に収納が設けられているので、おもちゃや学校のもので散らかりがちなファミリーでもスッキリとお住まいいただけるはずです。

留意点としては、音羽通りの車の走行音。気になる方は、現地で窓を開け閉めした状態をお確かめくださいね。お問い合わせ、お待ちしております。

writer:大川 晶子 / editor:平野 翔子