まずは周辺を散策

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄り駅である、東京メトロ有楽町線「護国寺」。飯田橋・永田町・有楽町などへ一本で出られますし、2駅隣りの「池袋」駅に出ればさらに利用できる路線の選択肢は広がりますよ。マンションから一番近い5番出口は長い階段をのぼらなくてはいけないので、ベビーカーをおしているときや荷物が多いときはエレベーターも使えるほかの出口を利用するとよさそう。(200m 徒歩3分)/右上・中学校は “強く、正しく、朗らかに”、高校は “自主、自律、自由” を重んじる国立校「筑波大学付属中学校・高等学校」。難関校と言われていますが、この地に住んだらチャレンジしてみたくなりそうです。(200m 徒歩3分)/左下・「筑波大学」の敷地内にある「教育の森公園」は、たっぷりの緑に囲まれた癒しスポット。夏にはじゃぶじゃぶ池が開放されるので、お子さまの遊び場にはもってこいです。(850m 徒歩11分)/右下・日々のお買い物は駅前にある「マルエツプチ 護国寺駅前店」が便利。7:00~25:00までと長時間営業しているのがうれしいですね。(450m 徒歩6分)

擁壁と木々に囲まれたマンション

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駅から今回ご紹介するマンションまでの道のりは、途中から緩い上り坂ですが、徒歩3分という短い時間なので、苦に感じる間もなく到着しちゃいますよ。坂道沿いに見えてきた鬱蒼と茂る木々の向こうに佇む建物が、今回の目的地です。

売主さま

こちらは現在築48年、総戸数84戸、約4,600㎡の広大な敷地に佇むヴィンテージマンションです。直近では2017年3月に大規模修繕工事、2006年にはエレベーター更新工事も実施済みで、長期修繕計画に基づいてしっかりメンテナンスがされていますよ。

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左上・広々とした敷地内を歩き、メインエントランスへ。両脇には、綺麗に手入れされた植物が並んでいます。/右上・中に入って左を向くと、椅子が置いてある共用ロビー。その奥に進んだところにはサブエントランスがあり、駅に向かう際はそちらを使うのが近道です。/左下・奥に進み振り返ってみると、集合ポストの隣に管理人室が。管理人さんは月~金曜8:30~17:00、土曜8:30~12:00に勤務されています。右側の階段を下りると、エレベーターホールに出ます。今回ご紹介する住戸が所在する、9階まで上がりましょう。/右下・同フロアにはこちらの1住戸のみなので、プライベート感がありますね。左が玄関扉で、右はキッチンに直接行ける勝手口の扉です。

売主さま

エントランスは、22:00~翌4:30までオートロックになります。朝は開錠されるので、新聞は住戸に届けてもらえますよ。地下1階には専用トランクルームが付いており、無償でお使いいただけます。また、駐車場(月額23,000~32,000円)と駐輪場(月額400円)には2018年5月現在空きがありますので、ぜひご利用くださいね。

室内に入ってみましょう

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左・広々とした玄関ホール。正面LDK入り口の扉には柄入りのガラスが用いられており、少しヨーロピアンな印象です。左側の引き戸を開けてみましょう。/中央・中は、奥行きも幅もゆとりがある収納でした。枕棚とハンガーパイプ、可動棚が付いており、コートや帽子などおでかけ用のグッズをしまっておくのにぴったり。/右・廊下から振り返ってみました。土間が広く取られているので、ご家族揃って外出する際もゆったり使えそうですね。

売主さま

こちらのマンションでは、大型犬以外であればペットの飼育が可能です。

約21帖の南向きリビングスペース

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LDK入口の扉を開けると、いきなりこの開放感! 南向きの窓からたっぷり陽の光が入り、明るいリビングスペースです。住戸全体でアイボリーのクロスが採用されているため、落ち着いたシックな雰囲気に仕上がっていますよ。

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奥から見てみましょう。LDK全体で約36帖という贅沢すぎる広さがあるうえ、窓が多くて気持ちがいいですね。さらに、木目調の天井や間接照明によって、ゆったりくつろげそうな空間になっています。次に、奥のダイニングキッチン(DK)へ。

窓に囲まれたDK

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LDKの西側は、約15帖のダイニングキッチン(DK)。テラスに出られる大きな窓があるおかげで、LDKの中で最も明るく感じました。

ひとつめのテラスへ

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10階建て以上のビルに囲まれていますが、距離は十分取れていますし、ところどころ抜けているので開放感◎ パステルイエローがとっても可愛いですね。幅・奥行きともに広いので、夏は大きめの子ども用プールを出して遊んでもよさそう。

売主さま

洗濯物はこちらのテラスに干すこともできますし、屋上に設置してある物干しスペースも利用できます。シーツや布団などの大きいものは屋上で干すといいかもしれません。

室内に戻って キッチンを見てみましょう

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キッチンには窓に食洗機、パントリーも付いていて、至れり尽くせり。背面のスペースにもゆとりがあります。ステンレス製キッチンと艷やかなブラックの壁の組み合わせで、スタイリッシュな空間になっていますね。

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左・キッチン背面には、先ほどご紹介した勝手口があります。お買い物帰りはこちらから入るとスムーズですね。/右・パントリーには、ふたつの可動棚が付いています。食材や消耗品のストックだけでなく、調理家電や災害用備蓄品などもしまっておけそう。

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キッチンの前からダイニングスペースを見てみましょう。間接照明に照らされた折り上げ天井がつくりだす、ムーディな雰囲気
の中でディナーを楽しめそうです。

再びリビングスペースに

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リビングスペースだけで約21帖もあるので、大きなカウチソファやラグ、テレビボードを置いてもまだまだ余裕があるでしょう。キッズスペースや、プロジェクターを使ってシアタースペースをつくってもよさそうです。次に、中央奥の出入口から廊下へ。

先に進みましょう

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左・LDKと廊下の間には扉が付いていないので、スムーズに出入りできますよ。左側には奥行きが浅い収納やカウンターが並んでいます。/右・廊下に面してある、手洗い器付きのトイレ。広さに余裕があり落ち着いた配色で、まるでホテルのようです。

東向きの洋室Aへ

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左・廊下の右手にある扉の先は、約6.2帖の洋室A。折れ戸2枚分のクローゼットが備わっています。/右・窓際から振り返ってみました。からし色のような渋いアクセントクロスが印象的ですね。

お隣の洋室Bへ

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こちらは約8.3帖の広さ。北東向きの二面採光で、広さも明るさも◎

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左・東側の窓からは「お茶の水女子大学」の校庭が見えます。窓を閉めていても、学生の声が聞こえ、活気を感じられますよ。/右・奥から室内を見たところ。こちらのアクセントクロスの色味はネイビーで、洋室Aとは違う雰囲気。洋室Aと洋室Bは子ども部屋にするとよいでしょう。

廊下の突き当たりは洗面脱衣所

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大きめの洗面化粧台が設置されていてもまだ余裕がある洗面脱衣所。自立式の物干しや可動ワゴンなどを置いてもいいかもしれません。奥にはもうひとつ扉が・・・こちらは後ほどご紹介しますね。

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左・暗くなりがちな洗面脱衣所ですが、北向きの窓のおかげでほどよい明るさに保たれています。洗面化粧台はグレード感ある大理石調で、収納もしっかりと備わっていますよ◎/右・バスルームはゆとりある1620サイズ。バスタブのカーブとベージュの色味で上品な空間に仕上がっています。もちろん浴室乾燥機能付き。

洗面脱衣所の突き当たりは なんと・・・

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左・洗面脱衣所を抜けた先には、もうひとつ洋室がありました。こちらは約9帖で、最も広い個室なので、主寝室によいでしょう。/右・奥から振り返ってみました。こちらは北向きですが、とっても明るくて思わず図面で方角を再確認してしまいました(笑)大きなベッドのほか、ドレッサーやチェストなどを置いてもゆったり使えそうな広さです。

北向きのテラスへ

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こちらのテラスも広々! 眺望は抜けがありながらも、日が当たりすぎず気持ちいいですよ。夏にはテントを張ってグランピングをしても楽しそうですね。

もう少し周辺を散策

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左上・“東京三大大福屋” のひとつと言われている「群林堂(ぐんりんどう)」。看板商品は塩大福で、閉店時間を待たずして売り切れるほどの人気です。(130m 徒歩2分)/右上・「TeF」は、ご夫婦で経営している家庭的なビストロ。食材を活かした見た目も美しい料理が評判で、予約なしでは入れないそう。(400m 徒歩5分)/左下・懐かしい雰囲気の「CRANE(クレイン)」は、昔ながらのパンが並ぶベーカリー。パンだけでなく焼きそばやおにぎりも買うことができ、ビジネスマンや地元客に長年愛されているお店です。(92m 徒歩2分)/右下・鳩山一郎氏の邸宅を記念館として一般に公開している「鳩山会館」。庭園の紅葉や当時の雰囲気が残る重厚な洋館は、入場料を払っても見る価値がありますよ。(600m 徒歩8分)

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カウカモ編集部より

多くの名門校に囲まれ、賢く気品ある雰囲気が漂う “文京区音羽エリア” 。今回ご紹介するマンションの最寄りである東京メトロ有楽町線「護国寺」駅周辺には、出版社が多く建ち並び、まさに “文学の街”といった趣です。駅から物件まではたったの徒歩3分。加えて、学区指定の「窪町小学校」までは徒歩10分、「音羽中学校」までは徒歩4分と、お子さまの通学にも安心な立地。文京区では区立学校選択制をとっており、「音羽中学校」は倍率が2倍を超える人気校だそうですよ。マンションが建つ坂をさらに歩いていくと、左には「お茶の水女子大学」と「筑波大学附属高等学校」もあり、自然と教育熱心になってしまいそうな環境です(笑)


駅前の大通りから一本入り緩い坂を少し歩くと、今回ご紹介するマンションが見えてきます。鹿島建設施工、現在築48年のヴィンテージマンションは、鬱蒼と茂る木々に囲まれた高台に堂々と鎮座していました。2017年3月に大規模修繕工事を実施したばかりで、外観も共用部も築年数を感じさせません。歴史を感じるのに、寂れて古い感じはしない。そんな古きよき雰囲気をまとっています。また、この築年数でオートロックが付いているのはうれしいですね。共益費を見てみると、一見高く感じるのですが、広さに対しては妥当なところ。そして、前回の大規模修繕工事による借入金が約1億円ありますが、2027年には完済予定となっています。


マンションの敷地内にはA~D棟が建っており、今回ご紹介する住戸はA棟の9階に所在しています。同フロアにはこちらの1住戸のみで、また上階もありません。つまり、実質最上階を独占しているかのようなプライベート感を享受できます。そのおかげもあって、どの居室にも大きな窓、LDKや洋室Cにはテラスがあり、開放的で風通しも良好です。元々、総面積約156㎡という特別感ある住戸。それが4方向角部屋という贅沢なスペックが加わることにより、さらに伸びやかな空間に仕上がっていました。贅を尽くした住戸を回遊しながら、この “文学の街” を見晴らしてみませんか?

writer:島村 麻美 / editor:外山 友香