まずは「浜田山」駅からスタート

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左上・物件の最寄りは、京王井の頭線「浜田山」駅。駅前の商店街には、適度な賑わいとほのぼのした雰囲気が漂います。「渋谷」までは急行に乗り換えて乗車時間約12分、「吉祥寺」までは約10分と楽しい街もすぐ近く。(徒歩5分)/右上・駅周辺には、お惣菜やプライベートブランド商品が人気の「成城石井 浜田山店」(450m 徒歩6分)のほか、「西友浜田山店」(550m 徒歩7分)や「コモディティイイダ 浜田山店」(600m 徒歩8分)などスーパーが複数あります。用途に応じて使い分けができる便利な生活環境です。/左下・可愛らしいピンクの扉が目印の「ベリーズティールーム」は、厳選した高品質な茶葉が揃う紅茶専門店です。英国式パンケーキ “クランペット” とともにゆったりしたティータイムをお過ごしいただけるでしょう。(500m 徒歩7分)/右下・ご家族のお祝いごとや手みやげには、人気のケーキ屋さん「Pâtisserie Voisin(パティスリー ヴォアザン)」がオススメです。焼き菓子も評判◎ 種類豊富で迷ってしまいそう。(550m徒歩7分)

緑豊かな公園に隣接する別世界

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広大な敷地に複数の棟が建っているマンションです。美しく整備された敷地内には伸びやかな木々や草花が育ち、個性ある外観の建物がまるで映画のセットのように建ち並びます。全体のエントランスは駅から徒歩5分ほどで、ご紹介する住戸のある棟も比較的エントランス寄りに位置しています。

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気持ちよく歩けそうな緑豊かな敷地内の様子、外観やグレード感ある共用部も大変素晴らしく、ぜひご紹介したかったのですが撮影許可が降りませんでした。とても残念ではありますが、管理の厳しさは大きな安心感でもありますね。

売主さま

建物のエントランスにひとつ目のオートロック、共用廊下を進んで1フロア2住戸専用のエレベーターの手前にふたつ目のオートロックと、二重のオートロックでセキュリティがしっかり守られています。24時間警備員が常駐しているのも心強いでしょう。こちらの物件では、細則に基づき犬猫計2匹までペットの飼育が可能です。また敷地内の駐車場は2019年1月現在空きがあり、月額23,000〜30,000円でご利用いただけます。

ではさっそく住戸へ

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左・玄関廊下に面したガラスブロックから自然光が注ぐ明るい玄関です。正面の天井まで高さのある扉を開けると・・・?/右・奥行きたっぷりのシューズインクローク(SIC)があります!

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左・玄関土間から一続きの廊下は、艶やかで高級感漂う大理石貼り。/右・廊下には上品なデザインが施された建具が並びます。右手前から時計まわりに、水まわり、洋室B、LDK、トイレへつながっていますよ。

売主さま

2019年1月にリフォーム工事を完了したお部屋です。既存部分を活かしながら、クロスやフローリング、床大理石の内装を新たにし、キッチンやトイレなど一部設備も新規交換しています。

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廊下に上がってすぐ右手、壁に溶け込むように収納が備わっています。スリッパなどはこちらへ収納できるでしょう。

気になるLDKへ

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廊下突き当たりの大きなガラス入り扉を開けると、北西二面採光の約22帖の広々とした空間が広がります。窓が多く、白を基調とした室内はとても明るい印象です。では順番に見ていきましょう。

まずはキッチンから

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左・使いやすそうなL字型のシステムキッチンはなかなかの大きさですが、内装に馴染みのいい白色で圧迫感がありません。生ゴミを粉砕するディスポーザー付き&スタイリッシュなレンジフードも◎/右・背面には、ご家族で並んでお料理を楽しめそうな十分なゆとりがあります。キッチンにも窓があるのはうれしいですね。

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シンクに立った時の眺め。お料理をしながらリビングダイニング(LD)がよく見渡せます。その奥には、窓越しに空と伸びやかに育つ木々の気配を感じられますよ。

バルコニーへ出てみましょう

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前面に「区立高井戸中学校」はありますが、抜けがあり広い空を仰げます。あいにく木々は今の季節、少々残念な様子ですが、新緑や紅葉の季節への期待が膨らみますね。

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中学校からの賑やかさは、取材時はそれほど気になりませんでした。

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奥行きたっぷりのバルコニーを活かして、プランターを並べ植物などを育てるのもいいでしょう。水栓とシンクが備わっているので、水やりもスムーズそうです。また、マンションでの決まりにて、景観を損ねないように洗濯物は外から見えないように干すというルールが。置き型の物干しをご用意いただくとよさそうですね。

室内に戻って

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隣の洋室Aとは引き戸で仕切られているので、フルオープンにして約27.4帖の大空間としてお使いいただくことも可能です。

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キッチン横のカウンター棚は、ディスプレイのようにお花や絵を飾ったり、ちょっとした小物を置くのに重宝しそう。

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キッチン、リビング、ダイニングのゾーニングがしっかりされていて、暮らしやすそうな間取りです。

売主さま

キッチンの向きをリフォームの際に変更し、以前より明るい空間になるよう仕上げました。

洋室Aへ

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左・北向きの窓からやわらかい日が差し込む、約5.4帖の個室。/右・天井まで高さのある収納が備わっており、引き戸を閉めて個室としても十分お使いいただける空間です。

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個室が足りているようであれば、拡張リビングスペースを兼ねた書斎とし、お仕事などに集中したいときは引き戸を閉めるような使い方もいいでしょう。また時には客間とするなど、フレキシブルに使える空間がひとつあるのは便利ですよね。

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大きな窓のある日当たりのいいリビングスペースは、ワンちゃん猫ちゃんにとっても居心地がよさそうですね。

LDKへ戻って

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引き戸を閉めても、LDKは十分広々とした印象です。照明はやわらかい光を灯すダウンライトが多く、ほっと一息付けるような温かみが感じられます。

廊下へ戻って洋室Bへ

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左・北向きの腰高窓のある約5.2帖の空間です。/右・クローゼットが備わったシンプルな長方形の間取りは、机や本棚など家具のレイアウトがしやすそう。子ども部屋によさそうですね。

水まわりを見てみましょう

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左・廊下に面して独立してあるトイレは、ダークブラウンのカラーがシックな雰囲気。/右・大きな三面鏡が備わった洗面化粧台は既存活かしで、水栓を交換済み。背面のガラスブロックから自然光が入るのは、メイクをする女性には特にうれしいですね。

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左・浴室も既存のものを活かして、鏡や水栓を交換しています。男性でもゆったり足が伸ばせる大きなバスタブに、浴室暖房乾燥機を完備。/右・シャワーの隣に開閉可能な大きな窓が備わっており、朝風呂はより気持ちよさそう! チラリとのぞけば、敷地内の豊かな木々を望めます。

洋室Cへ

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玄関から廊下に上がってすぐ右手にある、北向きのバルコニーに面した約8.1帖の個室です。こちらが主寝室に相応しいでしょう。壁面上部のピクチャーレールにお気に入りの絵画を飾れば、より空間に愛着を持てそうです◎

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ご覧の通り、壁一面の収納力あるクローゼットが備わっています。また、西側にも吹き抜けに面した開閉可能な小窓があり、通風が可能。

角住戸の二面バルコニー!

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前面には別の棟の建物はありますが、通りを挟んで距離があるので視線などは特に気になりませんでしたよ。ただ、閑静な住宅街のため、バルコニーに出ると踏切音が多少聞こえてきました。バルコニー側面の窓の先はバスルームです。

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北向きですが、日照はしっかり届くのでお洗濯物はこちらに干し、メインバルコニーのLDKからの眺めをスッキリ保つというのも手ですね。

最後にもう少し周辺を散策

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左上・マンションのお隣には、都内では貴重な植生が残る「三井の森公園」があります。四季折々の変化を身近に感じられそうですね。(160m 徒歩2分)/右上・ワンちゃんとのお散歩には豊かな緑と広い芝生が気持ちいい「柏の宮公園」が最適でしょう。(260m 徒歩4分)/左下・商店街の中にある小さな街のパン屋さん「La Cerise(ラ・スリーズ)」。保存料無添加の食パンや天然酵母のパンに加え、甘いパンも充実していておやつにもぴったり♪(700m 徒歩9分)/右下・「Florist endou(フローリスト・エンドウ)」の店先には季節を問わずズラリと並ぶグリーン。自宅用の小さなポットから贈り物のブーケまで、あれこれ相談できそうなアットホームな雰囲気なお花屋さんです。(700m 徒歩9分)

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カウカモ編集部より

物件の最寄りは、京王井の頭線「浜田山」駅。ほどよい規模感の落ち着きある雰囲気が、暮らしやすいとファンの多い街です。ほのぼのした駅から、物件までは歩くことわずか5分。周囲とは明らかに違った景色が見えてきます。まるで海外リゾート地のような優雅さ、緑豊かな敷地にゆったりと複数棟が配されたビッグコミュニティのマンション。敷地内を歩くだけで気分が高揚するグレード感が漂います。


最初に特筆すべきは充実した共用施設でしょう。今回ご紹介する棟にはキッズルームやガーデンラウンジ、パーティスペースがあり、ほかにも敷地内にはコンシェルジュデスクやメディカルチェックセンター、フィットネスセンターなど暮らしをサポートしてくれる共用施設が整っています。

三井不動産レジデンシャルが旧分譲、鹿島建設施工と大手タッグで新耐震基準に基づいて建てられたマンション。平成 21年竣工なため大規模修繕工事など未実施ですが、日々管理が行き届いているゆえ非常に綺麗に保たれています。修繕積立金は戸数も多いゆえ8億円以上貯まっていますが(2018年9月時点)、住民の高い意識により長期修繕計画に基づいてしっかり5年ごとに共益費の金額改定が行われているそうです。直近では2018年10月に修繕積立金の値上げがありました。共益費は数字だけ見ると少々お高めな気もしますが、この敷地や建物・共用部のグレード感、住戸の専有面積を踏まえると納得感があります。


約97㎡の角住戸は、二面バルコニーに加えて、吹き抜けに面していたり、ガラスブロックがあったりで開口が多数。陽の光や風、窓から望む木々や空など、室内にいても自然を身近に感じられるのは大きな魅力でしょう。各居室や水まわりがゆったりとしていて、人はもちろんワンちゃんや猫ちゃんにとても過ごしやすそうな印象です。「三井の森公園」や「柏の宮公園」など大きな公園がすぐそばでお散歩コースも充実◎

正直、誰もが容易く手を伸ばせる物件ではないでしょう。はい、わたしには夢のまた夢です(笑)ただ「どんな暮らしをしたい? 」と尋ねられたら、しばらくはこの物件を思い浮かべそう。駅距離や充実した施設など利便性を兼ね備え、四季の移ろいを身近に自然に寄り添って暮らすって理想的。加えて建築も自然も、いつも目にする景色が美しいって幸せですよね。

writer:西湖 望 / editor:平野 翔子