“住みたい街ランキング” 今年も上位に君臨

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左上・JR各線、京王井の頭線、東京メトロ東西線の通る「吉祥寺」駅。駅ビルの「アトレ」と「キラリナ京王吉祥寺」は、食材からレストラン、化粧品、衣料品、雑貨を扱う店舗で充実しています。(それぞれ1.3km 徒歩17分)/右上・駅の北側には、昼夜問わず賑わいの絶えない「吉祥寺サンロード商店街」が。アーケード付きで雨の日は傘なしで歩け、ついあれこれ買い物したくなっちゃう魅惑の通りなのです。(900m 徒歩12分)/左下・商店街を抜けた先、五日市街道沿いにあるスーパー「マルエツ プチ 吉祥寺店」は24時間営業。物件周辺にはほかにも複数スーパーがあるので、特売日などに合わせて使い分けもできますよ。(700m 徒歩9分)/右下・今回ご紹介するマンションは「成蹊大学」の目の前に建っています。ケヤキ並木や校舎が美しく、ドラマの撮影などにも使われているんですよ。(24m 徒歩1分)

売主さま

正面には「成蹊大学」の正門、裏手には「ナミュールノートルダム修道女会東京修道院」があるアカデミックな立地です。

レンガタイル貼り 1976年竣工のマンション

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五日市街道沿いに建つ、総戸数25戸の建物です。1階には飲食店が入っています。「吉祥寺」駅から徒歩17分と距離はありますが、マンションの前にはバス停がありますよ。

売主さま

バス停からは「吉祥寺」駅北口に向かうバスが数分おきに出ています。実は「成蹊学園前」発のバスもあるので、それに乗れば座っていくこともできますよ。

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左上・エントランスも五日市街道に面していますが、ちょっと奥まっています。広々としていて気持ちいいですね。/右上・エントランスの右手奥には駐輪、駐車場があります。この立地なら自転車があるととても便利なのですが、現在は空きがないそう(2018年3月時点)。ただ、状況は変動するので、借りたい方はぜひご確認を。/左下・共用ロビーには管理人室があり、管理人さんは週3日午前中にいらっしゃいます。/右下・3階にやってきました。右奥に見えている玄関扉の先が、ご紹介する住戸なのですが・・・なにやら今回はちょっと特殊な物件のようです!

売主さま

前所有者さまは、2住戸をくっつけて約117㎡の広さにし、ひとつの住戸として住まわれていました。同じように広々お住まいいただくのはもちろん、今まで使われていなかった玄関扉を復旧させて2住戸に戻し、お仕事スペースの確保や親子2世帯で住まえるようなプランニングもご提案いたします。

それでは中に入ってみましょう!

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左・エレベーターホールから見えていた玄関扉とは “別の” 玄関扉から入室・・・! ちょっとややこしいですが、順番に説明していくのでついてきてくださいね(笑)/右・玄関スペースにはたっぷり収納できる下足入れが設けられています。これだけあれば大家族でも問題ないでしょう。

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左・玄関から左手へ延びる廊下へと進みましょう。奥に見えるのはLDKで、窓からの光が廊下まで届いています。/右・玄関の横に位置する独立式のトイレ。シンプルなホワイト調にまとまっています。

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左・トイレのお隣には洗濯機置き場。上部には可動式の棚が設置されているので、洗剤や洗濯ネットを置くのに便利ですね。/右・その隣の、アクリルフロストパネルという透け感のある引き違い戸の奥はDEN。約2帖半あるので、家族みんなの収納スペースとして活用できそうです。

売主さま

DENは食品庫やユーティリティースペースとして、家事サポートにお役立てください。

約21帖の広々LDKへ

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LDKは南を向いたバルコニーと、西側にも窓がある二面採光の空間。スッと伸びるライティングレールが美しいですね。太い梁が通っていますが、これのお陰でゆるやかにゾーニングができそうです。

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バルコニー側からLDKを振り返ってみました。右手には造作の本棚、左手奥には木製カウンター付きのキッチンが見えますね。カウンターは軽食をとる場として使うのはもちろん、お子さまの勉強スペースにすると、お料理しながらでもコミュニケーションを取れそうですね。

そのままキッチンを見てみましょう

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セミオープンなキッチンは、シンクとコンロが分かれたセパレート型。フックに吊るす収納や吊り下げラックなど、キッチン用品をしまうのにちょうどいい仕掛けがたくさん♡

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左・オールステンレスでスタイリッシュながら、壁面の有孔ボードで遊び心も。/右・換気できる窓があるのもいいですよねー。生活感の出やすい家電類やゴミ箱を奥に置けるのも◎

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シンクの前に立ち、リビングダイニング(LD)を見渡してみました。お料理しながらでも、LDで過ごす家族の様子を見れるっていいですよね。バルコニーの奥には豊かな緑を望めて清々しい!

バルコニーへ

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向かいには戸建てが建っていますが、視線などは気になりませんでした。青々とした緑を望むほのぼのとした景色。周辺に高い建物はなく、太陽の光を存分に浴びることができます。ん〜、空が広くてのどかだなあ。

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バルコニーの手すりはピンクで可愛らしい印象。奥行きも幅も十分。お洗濯物をたっぷり干せる広さです。ガーデニングを楽しむ余裕もありそうですね。

LDKに戻って・・・

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床材には無垢オーク材が採用されています。優しい色合いで、つい裸足で歩きたくなる、そんな素材ですよ。広々としているので、大きな家具をおいても窮屈にはならなそう。

長〜い廊下から各個室へ

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洋室Aは約5帖。この居室にも造作の本棚が設置されています。窓の奥はバルコニーですが、奥行きが浅いためほとんど出ることはなさそう。

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洋室Bは約6.8帖と広いですが、現状収納は付いていません。後半で追加リノベーション工事のプランをご紹介するのですが、そのプランにすると収納を設置できます。

廊下に面する水まわりへ

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左・トイレと同じく、水まわりはホワイト調でまとめられていますね。洗面台まわりにはミラーキャビネットやニッチ収納など、細かなものをしまえるスペースがちゃんとあって機能的。/右・浴室乾燥機付きのバスルーム。

廊下の先へ進むと・・・

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LDKからまっすぐ廊下を進むと現れたのは・・・ふたつ目の玄関扉。こちらが前半、共用部の写真に写っていた玄関扉です! ふたつの区画に分けることもできるため、現状は玄関になっていますが、もちろん塞ぐことも可能です。

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左・ふたつ目の玄関横、引き戸の先にはトイレ。/右・その向かいには約3.3帖のストックルームが。

さまざまな使い方ができる住戸の北側

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こちらは洋室・・・というよりフリールーム(A)と呼びたくなる空間。広さは約9.8帖、北側には「五日市街道」に面したコンパクトなバルコニーがあります。窓を開けると走行音が聞こえるので、許容範囲かは現地でお確かめくださいね。

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天井と壁はコンクリートの躯体現しに塗装仕上げ、床には杉の足場材とラフな印象。洋室として使うのはもちろん、ワークスペースや制作系のお仕事をされている方なら作業場にすることもできそう。

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もうひとつのフリールーム(B)は約6帖。実は住戸の北側を完全に分断して、賃貸として貸し出したり、親御さんとの同居にちょうどいい物件へと仕上げたりすることもできるんです。

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北側を独立した住戸にする場合、フリールームBはダイニングキッチンに。そして先ほどご紹介した、ストックルーム部分に洗面室とユニットバスを入れることができます。

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フリールームAの奥、収納の前を洋室として間仕切ることも可能です。

売主さま

賃貸物件として貸し出す場合には、月々127,000円ほどでお見積もりが取れるかと思います。ローンの返済に賃貸収入を充て、お支払いの負担を軽減させることができる想定ですよ。

追加リノベーション工事プラン

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前半でご紹介したLDK〜洋室Aまでは、どのプランも同じです。/左・PLAN1は、前所有者さまと同じようにふたつの住戸をくっつけ、玄関扉もひとつにしたもの。各フリールームを洋室にするのはもちろん、ワークスペースやアトリエ、趣味の空間として使うのに最適です。/中央・PLAN2は住戸を完全に切り離したプラン。事務所として使うのはマンションの規約上NGですが、個人のワークスペースとして利用するなら生活空間と分けることができるので、使い勝手がよいかと思います。/右・PLAN3も2住戸として復活させるプラン。親御さんとの同居や、独立されたお子さま用の住戸として使うことができます。

売主さま

PLAN1・PLAN2への変更工事は無償で行います。PLAN3へは設備などが加わるので、オプション費用として270万円(税込)で変更工事が可能です。

マンションの周辺から 人気のプレイスポットまでご紹介!

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左上・カフェダイニングの「subLime(サブライム)吉祥寺北町店」は、地元の人が気軽に利用するお店。「井の頭恩賜公園」内にも系列店舗がありますよ。(74m 徒歩1分)/右上・小さなお菓子屋さん「hamaya(ハマヤ)」には、焼き菓子やシロップ、ジャムなど可愛らしい商品が並びます。なんとすべて自家製!(120m 徒歩2分)/左下・古きよき面影を残した映画館「吉祥寺オデヲン」は、子ども向けの作品上映も多く、ご家族で楽しめるでしょう。歩いて映画館に行けるなんて贅沢〜!(1.3km 徒歩17分)/右下・吉祥寺といえば、みんな大好き「井の頭恩賜公園」も忘れてはいけませんね。四季折々の自然を楽しめる憩いスポットです。春には池のまわりで桜が満開になります。(1.4km 徒歩18分)

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カウカモ編集部より

新築分譲時から、ふたつの住戸をくっつけて広々住まわれていた前所有者さま。5人家族だったそうですが、お子さまが独立されたことを機にお引越しを。そんな空間が今回、3つのプランで生まれ変わろうとしています。住戸の南側はどのプランでも変わりませんが、フリールームの使い方はワークスペースや、親御さまとの同居などさまざまな用途が考えられます。こんな風に自由に使える物件、なかなか珍しいと思います。


マンションは1976年に建てられていますが、2007年にはエレベーターセミリニューアル工事、2013年には大規模修繕工事を実施済み。共用部はそれなりに経年を感じるものの、綺麗に保たれている印象でした。そしてマンションの目の前には「成蹊大学」のケヤキ並木。周辺写真の通り、本当に美しくてきっと毎日癒されるはず。


ネックとなりそうなのは駅からの徒歩分数でしょうか。実際距離はあるのですが、このあたりに住んでいる方だと駅まで歩いてしまう方は多くいらっしゃいます。あとは自転車を活用される方も多いですね。吉祥寺は商業エリアが広く道のりも楽しいので、淡々と住宅街を歩き続ける・・・というようなアプローチではありませんよ。むしろ途中には誘惑が多いので、お財布のヒモをきゅっとしめておかないと出費がかさみます(笑)前述していますが「成蹊大学」の前にバス停があり、本数が多く、夜も遅くまで運行しているので便利。そして実は駅から「羽田国際空港」「成田国際空港」へのリムジンバスも出ていて、これが結構使えるんです!


“吉祥寺暮らし” には、生活を豊かにしてくれる要素が多く揃っているんじゃないでしょうか。交通利便性に、豊かな自然、美味しいグルメスポットに便利な商業施設。そんな街に誕生した、あらゆる暮らし方を受け入れる器の広い物件。きっときっと、こんな物件を待っていた! という方がいらっしゃるんじゃないでしょうか? “ビビビ” ときた方、ぜひご相談ください!


内装はカウカモで何度もご紹介させていただいている売主さまによるデザイン。住み心地にこだわった間取り、ほどよいおしゃれさにファンは絶えません。約117㎡あるこの空間・・・自由に使いこなしてみませんか?

writer:平野 翔子