憧れの街「吉祥寺」

写真

左上・JR中央線、総武線、京王井の頭線が利用できる「吉祥寺」駅。マンションからは徒歩6分です。/右上・駅の北側から続く「吉祥寺サンロード商店街」は、昼夜を問わず多くの人が行き交います。/左下・いまや吉祥寺のシンボルのひとつとなった「ハモニカ横町」。細い路地に小さな飲食店がギッシリ! /右下・吉祥寺には「東急百貨店」をはじめとした商業施設がいくつもあります。買い物はすべて街の中で。こちらは「アトレ吉祥寺店」。

吉祥寺通り沿いにどっしり鎮座

写真

左上・「吉祥寺」駅から6分の道のりは、駅ビル「アトレ」内を通過すれば外を歩く時間は3分程度で、夜道も安心な大通り沿い一本道。“御殿山エリア” と呼ばれる高級住宅街に位置する、築47年・地下1階付き地上12階建て・総戸数87戸の都内屈指のヴィンテージマンションです。/右上・歩道に沿った植栽の奥にあるガラス張りのエントランス。少々段差がありますが、スロープも付いています。エントランス正面には駐輪場があります。/左下・レトロモダンな照明や、カーペットが敷かれた雰囲気のあるロビー。管理人さんが週6日勤務と手厚いのも好印象です。/右下・エレベーターは2基あります。共用部の様子から、築年数は経過しているものの、しっかり管理されてきた建物であることがうかがえます。

写真

前面は交通量のある吉祥寺通りですが、所在は11階と高さがあるため、騒々しさはありませんでした。街を見下ろせる眺めのいい共用廊下から、西側を覗けば富士山!

ではいよいよ住戸へ

写真

左・玄関ドアを開けると、まずいい香り! そしてデザイン性が感じられる広い土間。期待が膨らみます。/右・見せる収納タイプのシューズラックの対面には、壁一面の鏡があります。お出掛け前の全身チェックができますね。なんなら、ふたり並んでカップルのトータルコーデもチェックできちゃうほど大きな鏡です。

写真

左・正面から差し込む柔らかい光に照らされた、質感のあるマットな白い天壁とナチュラル色のヘリンボーン張りのフローリングは、うっとりする素敵さです。廊下の右側には天井まで高さのある両開きの収納2箇所と、約2.4帖の納戸があり、収納力たっぷりです。/右・LDK扉の手前に、廊下に面して独立したトイレがあります。ゆったりとした空間に大きな鏡とスタイリッシュな手洗い器が付き、まるでお店のトイレのようです。

売主さま

ドアは枠をなくして壁と一体化させ、空間がすっきり広く見えるようにしました。

個室を見てみましょう

写真

玄関入ってすぐ左手にある約6.7帖の洋室A。こちらが主寝室になるでしょう。朝は北東向きの窓から日差しを浴びて、夜は調光付きのダウンライトでしっとり落ち着いて。昼夜問わず快適に過ごせそうな空間です。

写真

そして振り返ると・・・え? なんかオシャレさ半端ないよ! 造作にこだわったオシャレ物件は多々ありますが、部屋全体が醸すこの空気感、サイドテーブルや照明などの小物も含めたトータル美はなかなかお目にかかれない代物。はい、実はこちら、あの有名アパレルブランド 「ユナイテッドアローズ」とのコラボ物件でございます。そう言われると、このウォークインクローゼット(WIC)、腑に落ちるカッコよさですよね(笑)。

窓の外を覗いてみましょう

写真

見えているのは共用廊下と北東側の景色ですが、角部屋のため、部屋の前を人が通ることはありません。格子越しですが、抜けのある広い空が仰げます。遠くに電車の流れる景色が見えるのも◎

続いて水まわりへ

写真

左・アイアンフレームと、ひとつひとつ風合いが異なる天然石六角タイルが目を惹く、オリジナルの洗面化粧台。反対側には洗濯機置き場があります。/右・バスルームには男性でも足を伸ばして入れるゆったりサイズのバスタブが。大きなシャワーヘッドも流石のセレクト。

ついにお待ちかねのLDKヘ

写真

大きなガラス戸を開けると、目に映るのは約19帖の広々LDK。南西向きのバルコニーに面した大きなふたつの掃き出し窓からは、陽の光がたっぷり注がれ、冬でも室内はとても明るいです。なんだか見所たっぷりな雰囲気ムンムン♡ 順番に見ていきましょう。

まずはキッチン

写真

高級感のある大理石の天板とキリリとした扉の黒が合わさって、洗練された上品さが感じられるオリジナルのアイランドキッチンです。リビング側からよく見えるガラス入りのキャビネットには、お気に入りのグラスや作家物の器などを並べたいですね。

写真

左・アイランドキッチンはふたりで並んでお料理をしたり、友人を招いてホームパーティーをしたりと、楽しい風景が浮かびますね。食洗機も完備◎ /右・キッチン背面の長いカウンター下には、表に出しておきたくないものを収納する大容量の扉付き収納、上部にはお気に入りの調理器具を飾るようにしまえるオープンシェルフ。収納が充実しているので、すっきり暮らせそうです。

写真

キッチンとダイニングの絶妙な距離感、色味のバランス、遊び心が感じられてとってもいいアクセントになっているダイニングの照明。このアングルに限らず、室内どこを切り取ってもそうなのですが、雑誌の見開きページを飾りそうな風景・・・「さすが! 」と声の出そうなセンスの高さですね(笑)。大事なことを申し遅れましたが、家具付きでの販売です!

売主さま

キッチンとダイニングテーブルの天板は、同じ大理石素材で制作したものを使用し統一感を出しています。家具はユナイテッドアローズの視点で作ったオリジナルも多くあります。

もうひとつの個室?

写真

アイアンフレームで囲まれたガラス張りの書斎です。扉を閉めれば密閉され、中に空調も付いている約4.4帖の洋室Bです。これぞ “男の憧れ” 的な空間ではないでしょうか。

写真

ここにも見せる収納と隠す収納の両方がいいバランスで備わっています。お気に入りの本やコレクションに囲まれ、持ち帰りの仕事をするもよし、のんびりネットサーフィンをするもよし、1日の疲れや1週間の疲れを癒してくれる、ほっとできるマイスペースになりそうです。

写真

振り返れば、開放感のあるLDKが広がります。普段は引き戸を開けておいて、家族で使うリビングの一部として、書庫やPCスペースのように使うのも実用的かもしれませんね。

売主さま

ガラスとアイアンを組み合わせた扉や、各部屋を演出する照明計画、壁と同様のモルタルを使用したリビングテーブル、壁一面にユナイテッドアローズのセレクト塗装を施すなど、こだわりがつまった空間となっています。

もうひとつのスペシャルへ

写真

“この景色と暮らしたい” ーーそんな言葉が思わず出ちゃう、バルコニーからの絶景です。「井の頭恩賜公園」周囲に建つマンションの中でも、このビューが手に入るのはこのマンションを真ん中にして両隣を含めた3棟のみ。しかも眼下に公園が見えるのは7階くらいから上のみなので、“まさに選ばれし物件” といえます。東京の、しかも便利で愉快な人気の街「吉祥寺」に住みながら、四季折々の自然の美しさをこんなに身近で感じて過ごせるなんて。贅沢の極みです。

写真

長さ奥行き共にゆとりあるバルコニーです。手すり下は格子状になっているので、ベンチなどを置いて腰掛けても、抜けのある景色と広い空が仰げます。コーヒー片手に日向ぼっこしながら、ぼーっとするなんて最高ですよね。洗濯物も干しやすく、カラリと乾くことでしょう。

室内に戻って

写真

不動産は世界中どの物件もそれぞれ唯一無二ですが、この立地で、このビューで、この内装という掛け合わせは、誰もが羨む特別感がありますよね。

周辺のオススメスポット

写真

左上・南口のシンボル「丸井 吉祥寺店」の横には通称 “七井橋通り” 。オープンテラスが気持ちいいバルや古着屋さん、喫茶店などさまざまなお店が集まります。/右上・オープン以来、客足の絶えない人気店「EPEE(エペ)」。ここのパン、めちゃくちゃ美味しくてわたしも大ファン! /左下・行列をつくっているのはパティスリー「L’EPICURIEN(レピキュリアン)」。パリの香り漂うクラシカルな店内ではイートインも可能。/右下・駅からマンションまで歩く途中にあるのが老舗焼き鳥店「いせや」。つい寄り道して一杯引っ掛けたくなりそうですね。

cowcamo

カウカモ編集部より

言わずもがな人気の街「吉祥寺」、中でもネームバリューのある “御殿山アドレス” に建つヴィンテージマンション。昭和45年築と築年数は経過していますが、むしろそれがいい味になっている雰囲気のある建物で、大手ゼネコン鹿島建設施工の安心感もあります。H26年には大規模修繕工事を実施済み。他にも適宜メンテナンスが行われており、その上で修繕積立プール金もまだしっかりあるようです。加えて、マンション全体で滞納がほぼない事も管理体制良好の証でしょう。唯一気になる点をあげれば、11月から4月まで暖房費がかかります。受け入れられるかどうかは、ぜひ内覧しご自身でご判断くださいませ。

室内は、さすが「ユナイテッドアローズ」とのコラボ物件!と思える、オリジナル家具やこだわり感のあるテクスチャーが用いられ、感度の高いオシャレ仕様に仕上がっています。ビジュアルだけでなく、見せると隠すのバランスが絶妙な大容量収納、調光付きの照明が多用されているなど、快適な暮らしへ導く仕掛けが多くなされています。

そして何と言っても、バルコニーから「井の頭恩賜公園」を一望できる絶景。個人的な感想になりますが、職業柄かなりの数のマンションを訪れていますが、お世辞抜きに過去最高の素敵ビューでした。おそらく冬の今が一番さみしい景色で、春には池の周りがピンクに染まり、夏には豊かな緑が生い茂り、秋には赤や黄色に色付くでしょう。この景色と暮らせる豊かさたるや計り知れません。

プランや広さ的にふたり暮らしにちょうどよさそうですが、お子さまが小さいうちはファミリーでも暮らしていただけると思います。また、将来を見据えて単身でお買い上げというのもいいでしょう。“マンション持ってるよ” のマンションがココなら、なびかないものもなびくかもしれない(笑)。いや、財力というより、この物件を選ぶセンスのよさが伝わるって意味では本気でそう思います。

取材・文・撮影:cowcamo