売主さまのご紹介

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Mさまファミリー

ご夫婦+お子さまふたりの4人家族。2016年に建築家のご友人に依頼してリノベーションした愛着たっぷりのお住まいですが、リモートワークやお子さまの成長に伴い手狭になったことから、お住み替えを決めたそう。

“清澄カルチャー” をご堪能あれ

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左上・「隅田川」を渡る、重要文化財に指定されている「清洲橋」。さまざまな橋に出会えるエリアなので、お気に入りの橋が見つかるカモ。(750m 徒歩10分)/右上・明治時代竣工の「清澄庭園」。自然に触れながら歴史にも詳しくなれそう。(450m 徒歩6分)/左下・戦後美術を中心に、現代アートにいたるまで一望できる「東京都現代美術館(MOT)」。開館時の設計は「東京オペラシティ」なども手掛けた建築家・柳澤孝彦氏です。(1.2km 徒歩15分)/右下・今回ご紹介する物件は、東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅のA2出口から徒歩1分の駅近です!これはうれしい。

小名木川を見守る どっしりとした建物

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1975年に竣工した総戸数161戸のビッグコミュニティ。2019年には大規模修繕工事を実施し、共用部が刷新されました。また、履歴によるとこまめに修繕が行われており、管理のよさがうかがえます。

売主さま

2021年9月現在、マンション全体で排水設備改修工事を実施中です。

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まずは、売主さまからご提供いただいた竣工時の室内写真をご紹介します!

可変性を兼ね備えた 暮らしやすそうな間取り♡

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左上・右手前からトイレ、洗面室、洋室の順に “ハコ” が並びます。/右上・南北にある窓と洋室の引き戸を開放すると、風が抜けて気持ちいいんだそう。/左下・バルコニー側から。ベーシックな内装の中に、遊び心が感じられます。/右下・洋室内の壁は暖色系のグレーに。ベッドフレーム下部の収納はこんな感じ。(撮影:阿野太一)

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それでは、現在居住中の売主さま宅にお邪魔します! 家具のレイアウトを参考にしながらお楽しみくださいね。

ピンポーン♪ カウカモです!

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左・モスグリーンのタイルがレトロで素敵……!/右・玄関扉を開けると、すぐ右手にL字型の可動棚が備わった納戸が。季節家電など大きめの荷物もスッキリ収納されており、見た目以上の収納力がありそうでした。

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左・納戸を背に振り返ると、玄関ドアから左手は奥までひと続きの空間が……/右・こちらは約3.8帖の土間スペースでした!

土間の可能性 無限大

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土間からの眺め。正面には廊下と言うには広く、マルチに使えそうなフリースペースが。その右手には高さや大きさの異なる “ハコ” のようなものがあり、開けたくてたまりません。順番に見ていきましょう!

売主さま

趣味の自転車や植物などを置くことを想定して、土間を広く設計してもらいました。仕切りの少ないワンルームのような間取りなので、土間にソファを置けばリビングスペースとしても使えます。リモートワークは想定外でしたが、今ではここがメインの仕事場になっていますよ(笑)

ふむふむ、 ここがキッチン……?

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と思ったら、お子さまのおままごとスペースでした! 少しグリーンがかった艶のある床は、うっすら見える木目がオシャレ♡ ふたり用のテーブルセットを置けるくらいの幅があります。

売主さま

床材にはロシア産バーチ合板を使用しています。60cmの幅広に加工することで “室内感” を軽減し、“半屋外” のような雰囲気に仕上げました。塗装が難しい材だったので、根気よく家具工場を探してやっとたどり着いた理想の床材なんです。

約15.8帖のLDK

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躯体を白く塗装した天井やワイドスパンの窓も相まって、明るく広い印象のLDK。売主さまはコルクマットを敷いていましたが、その下にはフリースペースと同じバーチ合板が張られています。

売主さま

なお、細則はありますがペットの飼育が可能ですよ♪

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角度を変えて全体を見渡したカット。直線的な中に動きを感じられる内装が印象的でした。 間仕切りを天井よりも低くすることで圧迫感が軽減され、風もよく通りそうですね。間仕切りの上は、 キャットウォークにも◎

売主さま

大きなハコの中にいくつものハコが入っているような間取りには、扉の開閉や家具の配置で自由に暮らし方を変えられる楽しさがあります。また、どんなテイストでも許容できる内装にしたかったので白をベースにしました。『もしかすると、いずれ住み替えることになるかな?』 という思いもあり……。

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次の住まい手さんの好みをしっかり許容してくれると思います!

あ、キッチンは こちらでしたか

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コの字の枠の中にピッタリおさまった壁付けキッチン。お料理が捗りそうな4口ガスコンロ付きです!

売主さま

キッチン下のスペースはオープンなので、どう使おうか色々考えました。食洗機の導入を検討したこともありましたよ。また、ひと続きの天井を遮りたくないという思いがあり、エアコンは冷蔵庫置き場の上部にひっそりと設置しました。LDKと土間の壁側に2か所ガス栓を設置済みで、冬場はガスストーブを併用しています。

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キッチンからリビングダイニングを見たカット。目線よりも低い家具で統一されていて、空間がより広々と感じられました! これはぜひ取り入れたいポイント。

南向きのバルコニー

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左右に背の高い建物はあるものの、ちょうど真ん中は視線が抜けていました! 見下ろすと左手には保育園があり、子どもたちの元気な声がかすかに届きます。

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奥行きのあるバルコニー。南向きなので光がしっかり届き、洗濯物がよく乾きそうですね◎

室内に戻って

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壁面の棚とライティングレールは造り付け。本をディスプレイしたり、植物やオブジェを吊るしたりと、アイデアは無限大です。

収納力◎な洋室へ

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キッチン横の扉を開けて約3.7帖の洋室へ。左手の扉は水まわりにもつながっているため、家事動線がgoodです。

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洋室内の収納スペースは奥行きがあり、ハンガーパイプは2列備わっています。衣替えの際は前後を入れ替えるだけで楽なのだそう。

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実はベッドフレームの下が収納になっていて、布団やキャンプ用品などの大きな荷物がしまえるんだとか!

売主さま

ベッド左右の棚も収納です。納戸も含めれば、収納場所に困りません。

続いて水まわりへ

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左・広々とした洗面脱衣室。左手がバスルーム、右手の引き戸の先がトイレです/右・ライトグレーの壁と色味が統一された洗面台。写っていませんが、右手に洗濯機置場があります。

売主さま

マンションの排水管工事の都合上、現状は洗濯機置き場横の縦管が剥き出しになっていますが、追加工事を行います。そのほかにも一部破損している箇所などはお引き渡し前に補修する予定です。

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2016年にリノベーションしてから、売主さまが大切にお住まいになられている今回の住戸。設備の使用感などは現地でご確認くださいね。

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左・バスルームは1416サイズとゆったりめ◎/右・トイレは吊り棚がないので、洗面台下の収納を活用するのがオススメ。

お邪魔しました

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トイレから出て、土間に戻ってきました。窓があるのがまたいいんですよね〜。名残惜しい……。

共用廊下から アレが見えました

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左上・小名木川の向こうにちょこんと出ているのは……そう、「東京スカイツリー」♡ ここからのリバービュー、清々しい!/右上・住戸が所在する6階の共用廊下。エレベーターは2基ありますよ。/左下・大規模修繕工事できれいになったエントランス。管理人さんは気さくで楽しい方でした◎/右下・門扉からエントランスへのアプローチ。両サイドが駐車&駐輪スペースになっています。

新旧交わる 周辺スポット

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左上・解体寸前だった築50年のアパート兼倉庫をリノベーションして受け継がれた「fukadaso(フカダソウ)」。カフェや雑貨店が入居する建物は、レトロな雰囲気たっぷり! (650m 徒歩9分)/右上・日本各地の保存食をセレクトする「HOZON(ホゾン)」 。店主が新潟県佐渡島の素材で作る季節の保存食をはじめ、ジャケ買いしたくなる面白いデザインの缶詰はギフトにもオススメ。(600m 徒歩8分)/左下・売主さまに教えていただいた八百屋さん「野菜のチカラ」では、産地直送の旬なお野菜のほか、店主が厳選した名店のパンも日替わりで販売。(350m 徒歩5分)/右下・一点ものの手作り日傘や、スカーフなどの小物を “こしらえて” 販売している「Coci la elle(コシラエル)」。手にした瞬間から愛着がわきそうです。(800m 徒歩10分)

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カウカモ編集部より

今回ご紹介したマンションは、ペット飼育可能で、かつ多頭飼いも相談可能(※細則あり・要事前申請)。土間やフリースペースにペットケージを置くこともできそうでしたよ。川沿いはペットのお散歩コースにもgood!


住戸内は、ハコの凹凸や、よく見るとグラデーションになっている壁の色など、さり気ないこだわりを感じる内装。住み心地や自由度を重視したリノベーションが印象的でした。


最寄りの「清澄白河」駅まで近いことはもちろん、「渋谷」「新宿」方面へ乗り換えなしで行ける利便性のよさが魅力。お隣の「水天宮前」駅からは羽田空港行きのバスが出ているので、出張や旅行が多い方にもオススメです。


のんびりとした空気の流れる街でありつつ、続々と新しいお店ができている飽きのこない立地は、売主さまのお墨付き。このエリアに馴染みのない方も、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。


なお、こちらの物件は現在居住中のため、ご内見の日時に調整が必要な場合がありますので、あらかじめご了承くださいませ。

writer:守田 可愛 / editor:熊谷 緑