水辺の街 ふたつを両手に

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左・東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅。サードウェーブコーヒーなど新しい風を取り込み、ここ数年で知名度がぐっと上がっている注目の街です。(徒歩11分)/右・東京メトロ東西線と都営地下鉄大江戸線が乗り入れる「門前仲町」。こちらは、駅から出てすぐのところから「深川不動堂」まで続く「人情深川ご利益通り」。和菓子店・甘酒店・京漬物店・江戸小物店・宝飾品店など、40店舗近くが建ち並んでいます。(徒歩12分)

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「清澄庭園」は、泉水、築山、枯山水を主体にした回遊式林泉庭園。春には数種類の桜が咲き乱れ、お花見の名所としてもよく知られています。季節ごとにイベントが開催されるので、ご家族でのお出かけにもオススメですよ。(550m 徒歩7分)

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約24万㎡の広大な敷地を誇る「木場公園」。園内にはテニスコートやバーベキュー場、ドッグランなど充実した施設が。緑溢れる環境でお子さまも思いっきり走りまわれます。休日を過ごすにはもってこいのスポットでしょう。(550m 徒歩7分)

見晴らしのいい角地に佇む

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「清澄白河」駅からは「清澄庭園」の脇を通り徒歩11分。「門前仲町」駅から葛西橋通りを抜けて徒歩12分。どちらからも川沿いを通る心地よいルート。立地はまさにリバーサイド、橋の袂の交差点に建つ地上9階建て・総戸数31戸のマンションです。

売主さま

こちらのマンションでは共益費として、管理費と修繕積立金のほかに町内会日が月額400円かかります。

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左上・スロープ付きのエントランス。1階の道路側には美容室などがテナントとして入っています。/右上・エントランス扉に入ると手前にエレベーター、その隣に管理人事務室があり、奥には駐車場・駐輪場・バイク置き場が。管理人さんは月〜土曜の週6日間、午前中のみ勤務されています。/左下・エレベーターで住戸が所在する最上階9階へ。共用部の清掃状況などから、きちんと管理されている様子がうかがえます。/右下・ご紹介する住戸はエレベーターすぐ横の角部屋。玄関ドアの前から振り返るとちょうど真正面に「東京スカイツリー」が!

売主さま

こちらのマンションは自主管理になります。管理人さんは勤務されていらっしゃいますが、清掃と窓口業務のみとなりますのでご留意ください。また、駐車場(月額25,000円)、駐輪場(月額500円)、バイク置場(月額800〜1,000円)は2018年10月現在空きがあります。状況は変動いたしますので、都度お問い合わせください。

ではお邪魔します!

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左・玄関ドアを開けると、白熱灯のやわらかい光に包まれた白×ナチュラルウッドの優しい空間が広がります。左手のドアは水まわり、突き当たりはLDKへとつながります。/右・壁一面の下足入れは収納力たっぷり。靴だけでなく傘などの小物までもスッキリしまっておけそうです。

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この住戸の廊下はここだけ。無駄なスペースがなく、各居室の面積を広くとることができています。

まずは水まわりから

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左・ゆったり幅の洗面化粧台。住戸内の統一感がありますね。/中央・バスルームは追焚き・浴室乾燥機付きです。/右・窓が付いた明るいトイレ。背面には吊り戸棚が備わっています。

気になるLDKへ

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扉を開けると、まず目線は室内からも抜けのある景色へと吸い込まれます。実際その場に立つと、どこか浮遊感の漂う空間。では順番に見ていきましょう。

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南西向きのバルコニーに面した開放的な約13帖のLDK。3つある個室へは必ずLDKを通る間取りで、必然とご家族で顔を合わせる機会が多い仲よしプランです。

キッチンを見てみましょう

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左・内装に馴染みのいい白色のL字型対面式キッチンです。背面のスペースに余裕があり、おふたりで並んでお料理を楽しむこともできそう♪

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とっても明るいリビングダイニング(LD)。キッチンの前にダイニングセットを置くのがよさそうですね。ダイニングはコンパクトにまとめて、リビングを広く取るのもいいでしょうし、思いきって大き目のテーブルをひとつ置いても素敵ですね。

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住戸のちょうど中央辺りに位置するキッチン。陽当たりのいい食卓を中心にした、健やかな暮らしが思い描けます。

贅沢リバービューのバルコニー

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ご覧の通り爽快なリバービュー! 視界を遮るものはなく、広い空と大きな川が望めます。道路が近いですが所在は9階にあり高さがあるので、走行音などは特に気になりませんでした。ただし音に関しては個人差がありますので、内覧の際にご自身でお確かめください。

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LDとお隣の洋室Bの前まで伸びるワイドスパンのバルコニー。日当たりと風通しも申し分なく、洗濯物も気持ちよく干せますね。最上階ですが庇があるので、急な雨でも焦らず済みそう◎

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長さだけでなく奥行きもゆったりあるので、小さなベンチなどを置いて、時にはぼーっとたゆたう川を眺めて過ごすのも気持ちよさそうです。

室内へ戻りましょう

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LDと西側の洋室Aは3枚引き戸で仕切られています。フルオープンにして拡張リビングとしてお使いいただくことも可能ですよ。

洋室Aを見てみましょう

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左・広さは約3.6帖。クローゼットも備わっており、もちろん個室としても十分お使いいただけますよ。/右・実は洋室Aはもうひとつバルコニーに面しているんです。南西二面採光の明るい空間です。

本日ふたつ目のバルコニー

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左・サイズは比較的コンパクトですが、格子状の手すりのため視界が抜け、開放感はたっぷり。/右・見下ろせば川沿いに並ぶ緑の道。春にはおそらく見事なピンクに色づくかと。

再び室内へ

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洋室Aはキッチンからもよく見渡せる位置にあるので、お子さまのプレイルームなどにもよさそうですね。最近耳にする “リビング学習” などにもぴったり! では正面に見えるドアの先をそれぞれチェックしていきましょう。

約6帖の洋室B

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左・ひとつ目のバルコニーに面した洋室B。こちらもLDK同様明るく日当たり良好◎/右・こちらが主寝室になるでしょうか。壁一面の大きなクローゼットは衣類以外の物もあれこれ収納できそうな心強い存在。

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左・洋室Bのお隣は、約5.3帖の洋室C。/右・こちらにも天井まで高さのあるクローゼットが備わっていて、子ども部屋によさそうですね。お子さまがまだ小さく、個室が不要なうちは書斎などにしてもいいでしょう。

このエリアといえば 噂の “3rd wave coffee”

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左上・サードウェーブコーヒーの火付け役とも言える、日本1号店「BLUE BOTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー) 清澄白河ロースタリー&カフェ」です。「清澄白河」といえばここを思い浮かべる方も多いのでは。(350m 徒歩5分)/右上・オシャレな外観が目を惹く「Allpress Espresso Tokyo Roastery & Café(オールプレスエスプレッソ東京ロースタリー&カフェ)」は、薫り漂う店内も居心地よいですが、店先のベンチ席も雰囲気◎ くつろぎのひと時が過ごせます。(300m 徒歩4分)/左下・カフェ「ARiSE Coffee Entangle (アライズ コーヒー エンタングル)」は、ドミニカをはじめ、エチオピア・イルガチェフェなど数種類の豆を常備しています。近くにある人気のパン屋さん「コトリパン」のパンをいただくこともできますよ。(350m 徒歩5分)/右下・元アパート兼倉庫をリノベーションした「fukadaso cafe(深田荘)」では、アンティークの家具に囲まれてゆったりお茶ができます。上階には雑貨屋さんや隠れサロンも♪(450m 徒歩6分)

もう少し周辺を散策

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左上・マンションすぐ向かいには「sunday zoo coffee & beans」があります。マスターご夫婦のアットホームの雰囲気に地元ファンが多い素敵なお店です。(37m徒歩1分)/右上・古民家を改装した「cafe copin(カフェコパン)」。卵を使用しないパンとこだわりの有機野菜を使った、身体に優しいサンドウィッチをいただけます。(300m徒歩4分)/左下・「門前仲町」駅方面には由緒ある「富岡八幡宮」があります。初詣や七五三などの際にはもちろん、骨董市やフリーマケットなども定期的に開催されているので、お参りだけでなくカジュアルに楽しめそう!(700m徒歩9分)/右下・ふたつの駅周辺も含めると近所にスーパーはいくつかありお買い物には困らなそう。最寄りのスーパーは近くてリーズナブルな「オーケーストア 平野店」。(220m徒歩3分)

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カウカモ編集部より

大きな川が空気を清めてくれるのか、水辺に漂う独特の開放感と爽快感。そして、なぜか妙に空が広く感じるのも不思議なエリア。庭園や美術館などの文化的スポット、毎日でも足を運びたくなるようなお店やコーヒーショップが点在する「清澄白河」。下町情緒溢れ、グルメな街でもある「門前仲町」。異なる魅力をもったふたつの街のちょうど中間辺りに位置するのが今回ご紹介するマンションです。周辺にはスーパーやコンビニも揃い、目の前の川沿いにはジョギングやお散歩に最適な緑道も。緑溢れる木場公園もほど近く、ファミリーで暮らすにはもってこいの環境ですよ。


現在築39年の建物については、平成28年に鉄部塗装・外壁塗装・屋上防水工事が行われるなど、適宜修繕が行われ共用部なども綺麗に保たれています。戸数のわりに修繕積立金が抑えめな印象ですが、大規模修繕一回分くらいの積立金は貯まっているようです。


住戸はというと、最上9階に所在する南西向きの角部屋。横に広いワイドスパンの間取りが大きな魅力でしょう。加えてさわやかな抜けのある眺望と眼下のリバービュー! このエリアの魅力を最大限に取り入れた住戸だと個人的に思います。また、日当たりのいいLDKが住戸のちょうど真ん中となるので、ゆとりある対面式のキッチンを中心にした、健やかで円満なご家族の日常を描けそうですね。


あと、ちょっとした余談ですが、取材に訪れたときに、隣戸の並びのお宅の玄関ドアがドアストッパーで少し開いていました。きっと南側のLDKから、北側の玄関へ心地よい風が抜けるのでしょう。別の側面から見れば、『鍵はしっかり閉めなくても安心して暮らせる環境なのかも?』と、個人的にはそのおおらかさが許容されることに好感を持ちました(笑)


開放感のあるふたつのバルコニーで、風を感じ変わりゆく雲の高さや緑の様子を眺めて季節を知る。そんな心豊かな暮らしを手にしませんか。

writer:西湖 望 / editor:酒井 大作