「清澄」と「門仲」の間に

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今回ご紹介するマンションの最寄りは「門前仲町」駅と「清澄白河」駅。両方とも徒歩8分の距離です。/左・東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」駅近くにある「深川資料館通り商店街」。「清澄白河」は、サードウェーブコーヒーなど新しい風を取り込み、ここ数年で知名度がぐっと上がっている注目の街です。/右・東京メトロ東西線と都営地下鉄大江戸線が乗り入れる「門前仲町」。こちらは、駅から出てすぐのところから「深川不動堂」まで続く「人情深川ご利益通り」。和菓子店・甘酒店・京漬物店・江戸小物店・宝飾品店など、40ほどの店舗が建ち並んでいます。

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左上・「清澄庭園」は、泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」。春には数種類の桜が咲き乱れ、お花見の名所としてもよく知られています。(350m 徒歩5分)/右上・1909年に設立された「江東区立深川図書館」。モダンな建物内には、ステンドグラスに洋風な階段。中でも外でも惚れ惚れとしてしまいそう。蔵書20万冊と、区立図書館の中では「江東区立江東図書館」に次ぐ2番目の蔵書数なんだとか!(400m 徒歩5分)/左下・長屋である「旧東京市営店舗向け住宅」。竣工から約90年が経ち、現在ではカフェやパン屋さん、お花屋さんなど清澄白河らしいおしゃれな個人商店が入っています。このエリアには古い建物を現代風に改装して使っている建物が多く、歩いているだけでも楽しめますよ。(260m 徒歩4分)/右下・カフェ「ARiSE Coffee Entangle (アライズ コーヒー エンタングル)」は、ドミニカをはじめ、エチオピア・イルガチェフェなど数種類の豆を常備しています。近くにある人気のパン屋さん「コトリパン」のパンをいただくこともできますよ。メニューにはブラジル発祥、プリンとスポンジでできたスイーツ “プヂン” も! (400m 徒歩5分)

疲れを癒やしたいときに

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「清澄白河」駅から物件へ向かう道のりには、川が流れています。両脇には整備された歩道があり、気分転換にお散歩するのもいいですよね。(160m 徒歩2分)

総戸数135戸 安定感あるビッグコミュニティ

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今回は、大通りから1本入ったところに堂々と建っているマンションをご紹介します! 敷地が広く道路との距離にも余裕があるため、どこの住戸でも日当たりがよさそうな印象。

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左上・こちらがメインのエントランス。階段の裏に入ったところに、エレベーターが備わっていますよ。/右上・階段を上った2階が、管理人室のある共用ロビー。こちらにはエレベーターが2基設置されています。/左下・建物の「清澄白河」駅側にある、もうひとつのエントランス。ブラウンのタイル貼りがいい雰囲気ですね。では、中に入りましょう。/右下・こちらには、エレベーターが1基。エントランスを使い分けられるので、「門前仲町」「清澄白河」どちらの駅も利用しやすいですね。ご紹介する住戸へは「清澄白河」側のエントランスの方が近いですよ。

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2016年に耐震改修工事を行っています。また、管理人さんは平日と第2・4土曜日の9:00〜17:00にいらっしゃいますよ。

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左・今回ご紹介する住戸の所在は9階。共用廊下からは微かに「東京スカイツリー」を望めます! “今日は何色にライトアップされてるかなー” というのも毎日の楽しみになりそう。では、一番手前の玄関扉から室内へ。/右・ドアオープン! 白を基調とした玄関ホールに、木の質感ある扉がいい味わいを生み出しています。左側の下足入れは、見た目以上に奥行きがありますよ。廊下の左右には水まわりが備わっていますが、まずは正面の扉を開けちゃいましょう!

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お引渡しの際には、右側に引き戸が設置されますのでご安心くださいね。

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LDKに一歩入ってみると・・・左側に大きなガラス入り引き戸、視線を奥に向けるとレールが窓の前まで続いていることがわかりますね。

窓側から見てみると

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これが現状。そして・・・

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このように引き戸の位置を変えられるんです。キッチンの前もしくは窓側に洋室をつくることができますよ。これは結構便利カモ。

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朝日を浴びて目覚めたいという方は窓側に、落ち着いた空間でぐっすり寝たいという方はキッチン前に洋室をつくるのがよさそう。

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小物を飾り付けると、より素敵に。画像のようなナチュラルテイストのものが似合いそう。

キッチン前に洋室をつくると

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約4.7帖の空間に。窓がなく、少し暗めなのでシアタールームにしてもいいかもしれませんね。

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引き戸でLDKの広さを変えられる住戸はありますが、洋室の位置を変えられるのはなかなかないと思います。この引き戸をどう活かすかはあなた次第! 妄想をしながら楽しんでくださいね。

ここからは手前から

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入って右側、茶色い腰壁の反対側にまわりこむと、アイランド型のキッチンが。深みある緑のタイルに白の組み合わせが可愛いらしさもありつつ、大人っぽい◎

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キッチンのまわりを壁がぐるっと囲んでいるので、リビングダイニング(LD)に水や油がはねる心配をしなくてすむのがいいですね。

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左・キッチンの横には、L字型の可動棚が備わった収納が。パントリーにするとよさそう。/右・キッチンの斜め前に設置されている引き戸を開けると、約2.1帖のウォークインクローゼット(WIC)が。大人がひとり寝れるくらい広いです。スーツケースや布団などなんでもかんでも詰め込んでしまいそう。急な来客時はとりあえずこちらへ!(笑)

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LDを一望。南東向きのふたつの窓から、温かく優しい陽の光が降り注いでいますね。右奥の窓の前はタイルによってゆるやかにスペースが区切られ、サンルームのようになっています。お気に入りのリラクシングチェアを置いて・・・朝はコーヒー、夜はウイスキーいや、ビール?ワイン? 至福のひとときになりそう♡

左側の掃き出し窓から バルコニーへ

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目の前は細い車道ですが、交通量が少ないので音は気になりませんでしたよ。それよりも1階に入っている保育園から子どもの声が聞こえてきて、なんだかほっこり。左側には「京橋千疋屋 直売店」が。(75m 徒歩1分)美味しいケーキが食べたくなったら、すぐに行ける距離です。

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正面はお向かいのマンションのバルコニーですが、目線は気になりませんでしたよ。この点は個人差がありますので、現地でご確認くださいね。

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バルコニーはこんな感じ。

室内に戻って

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LDKは約18.7帖とゆったりサイズ。このようにリビングスペースとダイニングスペースの距離をとってもいいですし、ダイニングテーブルの横にソファセットを置く余裕もありますよ。

最後に水まわりへ

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廊下の両側にあった水まわりをご紹介。/左・玄関入って右側には、まず洗面化粧台が。グレーのタイルとゴールドのタオル掛けがいいアクセント。/右・その隣の引き戸の先は、トイレ。こちらの窓は共用廊下に面しているので、開ける出番はあまりなさそう。

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左・反対側の引き戸を開けた先には、洗濯機置き場があります。こちらにも共用廊下に面している窓が。/右・そして、その横にはバスルーム。浴室乾燥機能付きです。

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浴室の手前に洗面化粧台がない分、脱衣所が広くとられていますよ。

まだまだあります 素敵なお店

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左上・和食器のお店「青葉堂」には、店主が全国を巡って仕入れてきた器が並んでいます。価格は数百円のものから、数万円のものまでさまざま。ホームページには、器の使用前後のお手入れの方法も書いてありますよ。(550m 徒歩7分)/右上・「Airs BURGER CAFE&DELIVERY(エアーズバーガー カフェアンドデリバリー)」。7年間メキシコ料理を修業したシェフがつくる保存料・添加物を一切使わない、身体に優しいバンズを用いたハンバーガーをいただけます。夕方から夜の時間帯、1km圏内であれば配達をしてくれるそう。(160m 徒歩2分)/左下・「深川伊勢屋 平野店」は和菓子屋さんですが、2階の食堂ではこのエリアの名物 “深川めし” や、鳥めしなどをいただくこともできます。たまには和菓子と緑茶でほっとひと息つくのもいいですよね。(250m 徒歩4分)/右下・“日本仕事百貨” の運営会社のオフィスが入っている「リトルトーキョー」。夜になると1階では近所の方が集まるバーに、2・3階ではゲストを呼んだイベントが行われています。(500m 徒歩7分)正面には露天風呂もある「辰巳湯」もありますよ。(500m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

建物や街並みはそのままに新しい文化を取り入れている “清澄白河エリア” に、カウカモプロデュース物件の登場です。駅からマンションまでは「深川資料通り商店街」を左目に、「清澄庭園」を右目に見ながら、歩くこと8分。取材の準備をしているときに、“絶対寄り道したくなる道のりだなあ” と思いながら、現地に行き、案の定寄り道をしました(笑) もちろん、あのサードウェーブコーヒーのお店も途中に。私が個人的に好きなのは、駅の前に建っている「旧東京市営店舗向け住宅」。よく見ると造りがなかなか面白く、生活感ある歴史を感じるんですよね。あの有名な「Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)清澄白河ロースタリー&カフェ」は倉庫、理科室の備品をインテリアとして買うことのできる「fukadaso(深田荘)」はアパートと、古いものを現代に合わせてリノベーションしており、それが街の個性を生み出しているなと思います。ぜひこの街を訪れた際は見てみてくださいね。


駅からマンションまでは大通り沿いを歩きます。夜遅くなったときも不安にならずに歩けそう。全135戸とビッグコミュニティのため、共益費は抑えられています。管理人さんの勤務時間が長いことに加え、耐震補強工事を実施済みと、管理がきちんとなされているのも安心材料のひとつになりますね。


住戸は、白と木と真鍮(しんちゅう)で清楚な雰囲気。キッチンの深緑のタイルや、洗面化粧台のグレーのタイル、木の質感。白い空間の中で素材が存在感を放ちつつも、“自分色” を出せる余白が残っています。すでに素材が散りばめられているとそれらをどう活かそうか考えて家具をセレクトできるので、個人的にはちょうどいいなと思いました。シンプル過ぎると気合い入れないといけないとなり、ちょっと億劫になったりしませんか?(笑)


そして、一番の特徴は大きなガラスが入った引き戸。レールがLDK入り口から窓際まで設置されるので、キッチン前、窓側とどちらでも洋室をつくれるようになっているんです。陽の光で目覚めたいという方は窓側に、ゆっくり寝ていたい方はキッチン前に洋室をと、自分のライフスタイルやお好みで間取りを変えられます。サンルームも個人的にはお気に入り。朝のティータイム、読書タイム、うん、いい!


もともとあるものを活かしながら、新しい風を取り込んでいる街。素材は揃っていながら、自分でアレンジができる住戸。“色々変化のある人生だからこそ、余白もほしいし変わらないところもほしい” そんな小さいけれど大切なわがままを叶えてくれる物件です。ぜひ足を運んでみてくださいね。

writer:外山 友香