まずは「木場」駅からスタート

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左上・東京メトロ東西線「木場」駅は、地下鉄のターミナル駅「大手町」まで乗車時間約8分と都心へのアクセスが良好◎(徒歩10分)/右上・複合商業施設「深川ギャザリア」には、ファッション雑貨店や飲食店など多くのショップがまとまっています。映画館も入っているので、休日のお出かけはもちろん、お仕事帰りのレイトショーを見に行くのもオススメです。(1km 徒歩13分)/左下・広い芝生広場をはじめ、野外ステージ、バーベキュー場、植物園など広大な敷地に多数の施設があり、子どもから大人まで楽しめる「木場公園」。公園内に入らなくても、横を通るだけで緑溢れるその風景に癒されます。(230m 徒歩3分)/右下・古民家を改装した「cafe copin(カフェコパン)」。卵を使用しないパンとこだわりの有機野菜を使った、身体に優しいサンドウィッチをいただけます。(400m 徒歩5分)

角地にどっしり構える 存在感あるマンション

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今回ご紹介するマンションは「木場」駅から徒歩10分、三つ目通り沿いを進み、お子さま大喜びのジャブジャブ池がある「木場親水公園」(120m 徒歩2分)を曲がった先に建っています。通り沿いは「木場公園」の豊かな緑が清々しく、夜でも人通りがあるので安心ですよ。外観は植栽の緑と相性のいいブラウン系のタイル貼り、地上10階建て・総戸数25戸のグレード感ある平成10年竣工の建物です。

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左上・エントランスは道路に面してワイドでゆとりがあり優雅な佇まいです。/右上・内部も高級感がある石やタイルが貼られ、設備にはオートロックと便利な宅配ボックスが。/左下・エントランスホールにはお花が飾られているなど、きちんと管理されている様子がうかがえます。オートロックの手前には管理人室もあり、ダブルの安心感がありますね。 /右下・ご紹介する住戸は最上階の角に所在します。共用廊下には心地よい風が流れ、広がる開放感・・・期待が膨らみます!

いよいよ住戸へ

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左・玄関ドアを開けるとまず目に飛び込む多角形の土間。白を基調とした一見シンプルな空間に、隠しきれないオシャレさが漂います。/右・プッシュ式の開閉扉ですっきりとした印象の下足入れは、ツヤのないマット仕上げ。サラッとした質感のタイル貼りの土間。細部まで素材感にこだわった内装の予感がしてきますね!

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左・変形型の廊下の奥には大きなガラス入りの扉があり、外からの明るい光が差し込みます。正面、三角形の飾り棚にはコンセントが付いているので、小さなランプなども置けそうですよ。隣の両開きの扉の中は・・・/右・奥行き深く、上部に棚が付いた納戸がありました! 季節家電や普段使わないものは、ここにガッツリ収納できそうな頼もしい存在◎

では光の先にあるLDKへ

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南と東を向く二面採光の角部屋。大きな窓から日差しがたっぷり降り注ぎ、とっても明るい約14.5帖のLDKです。ブラックのサッシが空間をキリリと引き締めてかっこいいですね。では、順番に見ていきましょう!

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窓側からLDK全体を見ると、まるで雑誌の1ページのような美しい暮らしのしつらえ。床は濃い目の無垢フローリングに、ナチュラル色の室内窓・建具・キャビネット、オールステンレスのキッチン、品のある薄いグレーのアクセントウォール。奇をてらわずしてこの雰囲気を作り上げる・・・すべてが素人には決して真似できない絶妙なセレクトです。

売主さま

デザイナーと相談し、南東北の三方角住戸の開放感から “船の甲板” をイメージしてリノベーションしました。床の無垢フローリングはウッドデッキをイメージして、色味や素材をセレクトしております。

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素晴らしいのはビジュアルだけでなく、機能性が伴っている点です。これだけの収納力があれば、食器棚や調理家電用のキャビネットの追加は不要でしょう。また、細かいですがコンセントの数が多いのも◎ 延長コードなどを多用せず、スッキリ暮らせるってポイント高いと思います。

キッチンを見てみましょう

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大きなシンクに食洗機も備わった、オールステンレスのアイランドキッチンです。フラットな天板でお手入れもスムーズでしょうし、こんな素敵なキッチンならご家族で並んでお料理を楽しむのもいいですね。

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シンク前からの眺め。内にも外にもガラスに囲まれて抜け感満載、風通しもよさそうですね。キッチン前にダイニングテーブルを置けば、サーブもスムーズで食卓の様子もよくわかるでしょうし、奥のリビングスペースでくつろぐご家族とも会話が弾むほどよい距離です。

続いてバルコニーへ出てみましょう

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周囲に背の高い建物がないおかげで、正面のみならず左右も遮るものがなく、広い空と抜けのある景色が広がります。このあたりで10階ほどの高さがあると、街を見下ろして暮らせ、なんだかステイタスを感じますね(笑)

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奥行き・長さ共にゆったりとしたバルコニーです。洗濯物は干しやすそうですし、日当たりも良好なので、ハーブやミニトマトなどプランター家庭菜園にトライすれば、お料理はますます楽しくなるかも♪

室内に戻りましょう

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こちらの物件ではペットと一緒に暮らすことができます。南に向かってワイドに開けた、お日さまサンサンのゆとりあるLDKは、人だけでなくワンちゃんネコちゃんにとっても居心地がよさそうですね◎

売主さま

ペットの飼育については、1住戸2匹まで・成長時に15㎏以内と定められています。

室内窓の奥にある個室へ

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左・東向きの窓がある約4.9帖の洋室A。窓の向かいの引き戸は廊下へつながっています。/右・クローゼットは奥行きが深いので、ご両親やご友人が泊まり来た時用のお布団なども収納できる広さで便利ですよ。

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左・東側の窓からの眺め。残念ながら目の前はちょうど隣の建物の屋上が。ただ抜けは十分あり、奥には「木場公園」の緑を微かに望めます。/右・リビングとの間にある室内窓は両サイドが開閉可能なので、風や音が通ってLDKと緩やかにつながりますよ。セカンドリビング、書斎、プレイルーム、時にはゲストルームとしてマルチな使い方ができるでしょう。

売主さま

3人暮らしのファミリーを想定し、リビング横の個室はご家族みなさまでお使いいただくイメージでプランニングいたしました。

廊下へ戻って水まわりへ

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左・LDK近くに独立してあるトイレ。背面のシンプルな木製の棚にさりげないセンスが光ります。/中央・カラシ色のタイルとふたつ並ぶ電球が可愛らしい印象のオリジナルの洗面化粧台。/右・うれしい窓付きの浴室は、男性でも足を伸ばして入れるゆったりサイズのバスタブがあります。

続いて洗面室向かいの個室へ

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左・北向きの共用廊下に面した窓がある約5.6帖の洋室B。共用廊下に面していると言ってもこちらは角住戸。窓の外はちょうどこの住戸の玄関前なので、人通りなどの心配は不要でしょう。/右・ベージュのカーペット、品のある薄いグレーの壁紙、白い天井と建具、ふんわりとした優しい色味の空間です。天井まで高さのあるクローゼットも備わっており、子ども部屋によいでしょう。

玄関奥にある個室へ

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左・バルコニー付き、北東二面採光の約5.6帖の洋室Cです。朝日が差し込むこちらが主寝室にふさわしいでしょう。/右・天井まで高さのあるクローゼットが備わり、家具のレイアウトがしやすそうなスッキリとした長方形の間取りです。

バルコニーへ出てみましょう

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左・正面にマンションは建っていますが、道路を挟んで距離があるため、圧迫感はなく視線なども特に気になりませんでした。/右・左右を見渡せば抜けがあり、東側には「木場公園」の豊かな緑が見え隠れしています。三つ目通りからは少し離れていて、所在は10階と高さもあるので、バルコニーに出ても静かな印象です。

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長さはそれほどでもありませんが、奥行きはゆったりしているので小さな椅子とテーブルを置いて、軽い晩酌や目覚めのコーヒーをご夫婦で楽しむ・・・なんてのも素敵ですね♡

最後に「清澄白河」方面を見てみましょう

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左上・春には見事な桜のトンネルを見せてくれる仙台堀川沿いの遊歩道は、ジョギングやワンちゃんとのお散歩コースにぴったりです。(270m 徒歩4分)/右上・いまやコーヒーの聖地とも呼ばれる「清澄白河」の火付け役、「BLUE BOTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー) 清澄白河ロースタリー&カフェ」はお散歩のついでに立ち寄るのにいい距離です。(600km 徒歩8分)/左下・ブリオッシュに無添加ジェラートを挟んだ、その名も “ブリジェラ”! 味はもちろん見た目も可愛らしく、特に女子に大人気の「Brigela(ブリジェラ)清澄白河本店」。これは食べてみたいですねー♡(230m 徒歩3分)/右下・都営大江戸線、東京メトロ半蔵門線が乗り入れる「清澄白河」駅(徒歩14分)のすぐそばにある「清澄庭園」は、大きな池の水面が美しい回遊式林泉庭園。季節ごとにイベントが開催されるので、ご家族でのお出かけにもオススメですよ。(850m 徒歩11分)

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カウカモ編集部より

緑豊かな大きな公園と、せせらぎの聞こえる水辺。そんな穏やかな街の中には、庭園・美術館・歴史資料館などの文化を感じるスポットや、いまなお残る愛すべき下町感。スーパーなど生活利便性の高い商業施設はもちろん、複数ある人気のコーヒーショップを筆頭に、カフェや雑貨屋などわざわざ足を運びたくなるようなお店が点在する、利便性と面白みのバランスが取れた魅力的なエリアです。地下鉄で都心への通勤アクセスもスムーズ。少し足をのばせば、「水天宮前」から空港へのアクセスもしやすいので、出張などが多い方にも便利な立地です。


現在築20年とまだ築浅なマンションは、堂々たるグレード感があります。2006年監視カメラ設置、2009年大規模修繕工事・給水ユニット交換工事実施、2016年各戸メーターまわり改修工事を行うなど、適宜必要な修繕が施されており、現地を訪れても非常に綺麗な様子を感じられました。築浅なので現状共益費は抑えられた金額ですが、しっかり管理されているからこそ今後修繕積立金が値上がりする可能性はあるかもしれませんね。


最上階角部屋、南・東・北の三方に抜けのある特別感溢れる住戸。売主さまのお話で “船の甲板” をイメージしたとうかがい『確かにこの浮遊感! 豊かな緑と川が流れる街の海に浮いているみたい!』と思いました。室内窓が付いたリビング横の個室や、食事だけでなくお料理をする時からご家族で一緒に楽しめそうなキッチン。間取りももちろん素敵ですが、個人的には細かいテクスチャーと言いますか、上手く形容するのは難しいのですが、厳選して丁寧に作られた内装に心打たれました。個人的にハンドメイドが好きだからか趣味の話にもなりますが、一点物の造作がなされている空間は “宿る何か” が違う気がします。気になった方はぜひ内覧にお越し下さい。

writer:西湖 望 / editor:平野 翔子