舞台は「恵比寿」

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左上・物件の最寄りは「恵比寿」駅。JR線と地下鉄の両方を使えるので、各方面への利便性花マルです。(徒歩5分)/右上・駅と直結している「アトレ恵比寿」には、各種専門店のほかにスーパー「成城石井 アトレ恵比寿店」も入っています。23時まで営業しているので、お出かけ帰りの買い物に便利ですね。(600m 徒歩8分)/左下・恵比寿に現れる巨大なタコ。尖ったデザインの滑り台が目印の「恵比寿東公園」……通称 “タコ公園” は、春の桜が美しい憩いの場です。(350m 徒歩5分)/右下・マンションすぐ近くには、日本画の専門美術館「山種(やまたね)美術館」が。併設のカフェでは、開催中の展覧会をモチーフにしたオリジナルの和菓子をいただけます♡(600m 徒歩8分)

さあ、開門

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駅から歩くこと5分。駒沢通りから続く大通り沿いに、突如現れた洋館のようなマンション。清楚なアーチゲートが迎えてくれます。

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左上・こちらがマンション全景。レンガ調タイルのブラウンが、端正な印象を与えます。/右上・緩やかな階段を下りてエントランスへ……大通りの喧騒からは、もうすでに離れています。気持ちが切り替わる空間です。/左下・デザインガラスを使ったクラシカルな電灯が可愛い!/右下・エントランスの横には大きな平置き駐車場があり、敷地の広さがうかがえます。残念ながら2019年10月時点では一杯ですが、近隣の駐車場には空きがあるそうですよ。ご利用希望の方はお問い合わせください。

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地上10階建て・総戸数98戸という規模のおかげか、月々の共益費は比較的抑えられています♪

売主さま

こちらは現在築42年の建物ですが、耐震診断とその結果に基づいた耐震補強工事を完了しております。2014年には直近の大規模修繕工事も実施済みです。

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左上・オートロックの前には管理人室が。管理人さんは平日7時〜15時まで、土曜は7時〜12時までのご勤務だそう。敷地内には監視カメラが複数設置され、来客は入館時に記名するシステムとなっています。都心に位置するマンションだけに、セキュリティ意識の高さはポイント高いですね◎/右上・ゆとりある共用ホール。ちょっとした打ち合わせなどにも使えそうです。写真の中央奥に見える、ガラスの通路の先がエレベーターホールになっています。/左下・エレベーターで、住戸の所在する9階へ。どのスペースもゆったりと余裕ある造りです。/右下・共用廊下の柵にもご注目ください。花やハートのようなモチーフのアイアン装飾が、なんとも優雅な雰囲気。

売主さま

一部制限がありますが、事務所利用も可能な物件です。駅から近く、利便性の高い立地ですので、SOHOの場としてもご検討いただきやすいかと思います。

それでは住戸へ

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左・各住戸の玄関扉のまわりを縁取るように、レンガ調タイルがあしらわれているところに胸キュンしてしまいました。それではお邪魔します!/右・玄関から廊下にかけての壁は、スタイリッシュなグレーのタイル貼り。左手奥には大きな採光用の窓があり、自然光がたっぷり入ります。

靴もたっぷり入ります

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左・土間の右手には、グレーのガラス扉で仕切られたシューズインクローゼット (SIC)が! ご家族の靴はもちろん、レジャーグッズなどの持ち出しが多いものを収納しておくのにちょうどよさそう。こちらの小窓は採光だけでなく換気も可能です。/右・廊下の右手にある水まわりは最後にご紹介しますね。まずは突き当たりのドアからLDKへ。

最初にお伝えしてしまいますね

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LDKの広さは、約27.5帖です! 壁や天井のクロスはかすかに陰影のあるオフホワイトで統一されています。うーん、折り上げ天井の間接照明が高級感を醸し出していますね。ちなみに写真右手に見えているのは洋室Aのドア。こちらも後ほどチェックするとして、もうちょっと奥へ進みましょう。

大事なことなので もう一度お伝えしますね

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LDKの広さは、約27.5帖です!リビングスペースだけで、ご覧の広さ。奥の壁はラフなテクスチャのタイル貼りで、空間にアクセントが付けられています。南西・北東の両サイドに掃き出し窓があり、晴れた日に開け放てばサーッと気持ちよく風が通りそう……♡

売主さま

こちらの物件は角住戸なので、窓が多く開放感があるのがポイントです。またLDKには床暖房を設置しておりますので、快適にくつろいでいただけますよ。

もう一枚……

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反対側からのカット。窓の向こうに広がっているのは、バルコニー?

いいえ、ルーバルです!

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これまたゆったりサイズ! 正面には複合施設「恵比寿プライムスクエア」の高層ビルが建っているため、ちょっと視界は遮られてしまいますが、ほかには背の高い建物は周囲にほとんど無く、大きな空を眺めることができます。

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見下ろすと、ちょうど「恵比寿プライムスクエア」の敷地の緑が。取材時はあいにくの曇り空でしたが、晴天時にはかなり気持ちよさそうですね!

売主さま

制振シートを下に敷けば、ルーフバルコニーにウッドデッキを設置するのもOKです。プランターでガーデニングを楽しむこともできますよ。

LDKに戻って

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こうして眺めると、ルーバルがまるでLDKの一部のように見えますね。今度は写真左手、窓から光が射しているキッチンへ行ってみましょう。

いいとこ取りキッチン

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キッチンは、油ハネを気にせず作業に集中できるコンロ側と、リビングの家族とコミュニケーションが取れるシンク側に分かれています。L字型の配置は、直線型のものと比べて動線が短くなり作業効率がいいのが特徴なのです。抜かりなく食洗機も完備しています。

まだまだまいります!

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キッチン前から、ダイニングスペースと奥の洋室Aを見渡してパシャリ(洋室Aの引き戸を開けた状態で撮影しています)。奥のドアは洋室B、洋室Cに続いています。それでは3つの洋室を順番にツアーしましょう。

引き戸で区切れる 洋室A

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洋室Aは約6.4帖。3つの中で一番コンパクトですが、それでも個室として十分に感じる広さがあります。クローゼットを備えており、エアコンの設置も可能ですよ◎ 天井の梁が少し突き出していますが、天井高に圧迫感を感じるほどではありませんでした。感じ方はそれぞれですので、現地にてチェックしてみてくださいね。

売主さま

お子さま部屋としてはもちろん、書斎やワークスペースとしてもご利用いただけるかと思います。

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3つの洋室は、いずれも廊下からLDKを通ってアクセスします。“仲良しファミリー推進間取り” ですね!

ダブルベッドも余裕の 洋室B

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こちらの洋室Bは約10.8帖の広さ。南西向きのバルコニーに面した掃き出し窓があり、日当たり良好。じんわり発光する天井の間接照明がいい感じです!

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窓の反対側には、スモークガラスの引き戸が……

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左・開けてみると、そこはたっぷりと奥行きのあるウォークインクローゼット(WIC)でした! すっぽり中に入って撮影しましたが、写真では広さがうまく伝わりきらずもどかしいです。これならご夫婦の寝室としても服の置き場に困ることはなさそう。/右・バルコニーは人ひとり歩けるくらいの奥行きですが、洋室B〜Cにまたがっており、大きくひらけた眺望を楽しめます。ヤッホー!

窓が大きい洋室C

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左・3つ目は、約7.2帖の洋室C。先ほどのバルコニーに面した掃き出し窓があり、さわやかに過ごせそうですね。窓の手前にはクローゼットが備わっています。/右・クローゼットの奥に、電話ボックスぐらいのちょこっと窪んだスペースが。収納棚をはめ込んでもいいし、デスクを置いて集中空間を作るのもいいかも。なんだか妄想が膨らむスペースです。

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それでは廊下に戻って、最後に水まわりをチェックしましょう!

収納たっぷりの 洗面脱衣室

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左・洗面化粧台は横幅に余裕があり、鏡も大きいので使いやすそうです。/右・振り向くと、洗濯機置き場を挟むようにリネン収納がふたつも!

見せたくなる バス&トイレ

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左・お風呂好きさん必見、バスルームは1616サイズ!マンション規格最大クラスの大きさです♡ 磨りガラスの入った、明り採りの窓が付いているのもうれしいポイント。/右・個人的にすごく惹かれる、スタイリッシュなトイレ。思わず『おおっ』と声が出ました(笑)。便座を含めたネイビーのトータルコーデ、かなり上級です。

売主さま

こちらの物件の専有面積は、約123.8㎡ございます。

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わー、どうりで記事が長くなるわけです!

だってココは「恵比寿」ですもの♡ 数あるお店からご近所さんをご紹介

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左上・美味しいお肉が食べたくなったら「GOTHAM GRILL(ゴッサムグリル)」へ。NYスタイルのハンバーガーやステーキがオススメです。(300m 徒歩4分)/右上・イタリアンなら「Osteria Lucca(オステリアルッカ)」はいかがでしょうか。料理人歴30年を迎えるシェフの奥様は、某芸能人♡(350m 徒歩5分)/左下・こちらは「恵比寿プライムスクエア」の1階に位置する「DexeeDiner(ディキシーダイナー)」。ゆったりくつろげる店内で、ボリューミーなハンバーガーやパンケーキをどうぞ。(300m 徒歩4分)/右下・まだまだ続きます! 美味しいお店。明治通り沿いに位置する「caffe trattoria D’oro(カッフェ トラットリア ドォーロ)」では、焼き立ての本格ローマピッツァをいただけますよ。自宅のような、気軽な雰囲気が魅力です。(200m 徒歩3分)

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カウカモ編集部より

実は数年前にも、カウカモで別の住戸を取材させていただいたこちらのマンション。前回の記事タイトルは「名門の恵比寿女子学院」。現地でゲートの前に立ったとき、なんだかストンと納得してしまいました。ふざけているわけでなく、レンガ色の建物が纏うクラシカルな雰囲気、それから、しっかりと管理されて大事にされている “お嬢様” 感……それらを合わせて「女子学院」なのです。広い敷地を奥へ奥へと進むうち、駅近で大通り沿いのマンションであることをすっかり忘れてしまいました。


建物は現在築40年。このように味わいある年の重ね方をするマンションは、やはり建設時それなりに、資金と時間をかけて建てられた建物なのだと思います。植栽はキレイにお手入れされ、管理状態のよさがうかがえました。耐震診断の上、キチンと耐震補強工事が実施されているのも大きな安心材料ですね。

至る所に設置された監視カメラのみならず、来館者は受付で名簿に記入するという、防犯面へのきめ細やかな配慮も魅力です。また、共用部には管理組合からのお知らせやマナーに関する呼びかけなどが掲示されていて、“校則” がしっかりしているのだな、と思いました(笑)。


前回を踏襲して、タイトルを「帰ってきた名門の〜」にすべきか迷いましたが、アピールすべきはマンションだけでなく、今回ご紹介する住戸も魅力的なんです。大きなルーフバルコニーと、住戸を囲むように伸びるバルコニー! 開放感に溢れたゆとりの3LDKです。その心地よさに触れた驚きを表現させていただきました。LDKだけでなく、キッチンや廊下にもルーバル向きの窓があるので、住まい全体に広がりを感じることができそうな造り。地上9階という高さがあるので、しっかり大空を望むこともできますよ。プランターを並べたり、ガーデンファニチャーを配置してくつろいだり……バルコニストとしての夢と妄想が膨らみます♡


LDKと引き戸で区切られる洋室Aには窓がありませんが、角住戸でこれだけ窓が多く、バルコニーの真ん中にあるような部屋ですので、むしろ直射日光の入らない場所がひとつあるのはいいことのように感じました。書斎や学習部屋、オーディオルームなどとして活用できそうです。部屋数が足りているようでしたら、贅沢に納戸にしてもいいかもしれません。


さらに、間取りでとても印象的なのは、収納が充実しているということ。SICもWICもたっぷり頼もしい収納容量ですし、洗面室のリネン収納がふたつ用意されているのも、実生活を想像するとすごく便利そう。それから、個人的にはトイレのスタイリッシュさも気になります! 事務所利用される場合でしたらなおのこと、来客時に目につく場所が手の込んだデザインというのは、うれしいポイントではないでしょうか。


恵比寿の街で、駅近で、グレード感漂うマンションで、ゆったり3LDK。おまけに広々としたルーバルもどうぞ。どれが決め手になってもおかしくないこちらの物件は、まさに、華の恵比寿女子学院の優等生なのです。

writer / editor:小杉 美香