ヒップなショップがたくさん “ダガヤサンドウ”

写真

左上・物件最寄りの東京メトロ副都心線「北参道」駅。副都心線は上りに川越、下りは渋谷や横浜まで一本でアクセス可能。出口には「Starbucks Coffee 北参道店」があるので、通勤・帰宅の際に一杯リフレッシュ。(200m 徒歩3分)/右上・ロサンゼルスの人気セレクトショップの日本第一号店として誕生したのが「Ron Herman(ロンハーマン)千駄ヶ谷店」。敏腕バイヤーがセレクトした洋服から雑貨を取り揃え、併設するカフェも人気です。(500m 徒歩7分)/左下・日本が世界に誇るファッションデザイナー・NIGOがプロデュースしたカレー屋さん「CURRY UP」。開店前から列ができる事もある人気店。テイクアウトもできるので、自宅でどうぞ召し上がれ!(350m 徒歩5分)/右下・オリジナル家具や、インテリアグッズをセレクトしている「Playmountain(プレイマウンテン)」。新生活はこちらで家具を揃えてみるのはいかがでしょうか。(350m 徒歩5分)

“ダンディーなおじさま”

写真

「北参道」駅を出ると目の前に現れる、レトロで重厚感あるタイル貼りのマンション。口元に白髪混じりの髭をたくわえ、ブラウンのスーツをビシッと着こなす “ダンディーなおじさま” のような、渋い出で立ちです。

cowcamo

2019年3月時点で、マンション自体の建て替えが具体的に検討されているそうです。決定はまだされていないそうですが、事前にご留意ください。また、ローンが組めなくなる可能性があるため、現金でのご購入が可能な方にご検討いただく方がよさそうです。

写真

左上・明治通りに面する1階には、手頃な飲食店などのテナントが入っています。忙しいときに頼りになりそう。右手に見える、石貼りのエントランスからマンション内へ。/右上・エントランスに入ると一気にモダンな雰囲気に。それもそのはず、平成18年に改修工事を実施済みでとってもきれい! 奥に進むと・・・/左下・エレベーターと、その奥には管理人室が。管理人さんは常駐で、月〜土曜日の7:00〜15:00に勤務されていますよ。それでは、住戸が所在する6階へと向かいましょう。/右上・窓格子がなんとも可愛いですね。どこかレトロ感を隠せない “おじさま” にギャップ萌え。

cowcamo

こちらはSOHO利用が可能なので、自宅兼職場をお探しだった方も注目ですよ。

おじゃまします

写真

左・『よーい、ドン!』と走り出してしまいそうなほど、長ーい廊下。ドアが横一列ズラーッっと並んでいるのが面白いですね。/右・廊下から振り返ったカット。土間には天井まで高さのある下足入れが備わっています。まずは、左手のドアの先を見てみましょう。

約8帖の洋室

写真

玄関に最も近いドアの先は洋室でした。共用廊下に面した窓があるので、カーテンを設置するとよさそうです。

cowcamo

とはいえ、室内からも窓格子のデザインが見えて可愛いかも・・・。

写真

奥からのカット。壁面には開き戸2枚分のクローゼットが。中は奥行きがあり、枕棚とハンガーパイプが備わっていますよ。

写真

左・さて、廊下へ戻りお隣のドアの先を見てみましょう。ドアが並んでいると、『次はなんだ?』と順番に見ていきたくなりますね(笑)/右・洋室のお隣はコンパクトなDENでした。このエリアに住むと洋服がドンドン増えてしまいそうなので、衣装室に。はたまた、壁一面に本棚を設置して書庫にしたり。用途はたくさんありそうです。

お先にLDKを拝見!

写真

一足お先に、廊下突き当たりのドアから約15.4帖のLDKをチェック。左手のガラス入りドアで区切られたスペースはサンルーム。こちらは後ほどご紹介いたしますね。

cowcamo

塗装仕上げの天井やテクスチャー感のある配管が生むソリッドさと、ガラス入りドアの木枠が持つやわらかさがうまく調和した空間です。

写真

角度を変えて。左手の壁はグレーのアクセントウォールになっています。それでは南西向きの窓の外を見てみましょう。

cowcamo

写真右手、窓際の天井には斜めに梁が通っており、床からの高さが約180cmと低めになっています。気になる方は現地でお確かめになるとよさそうです。とはいえ、斜めに通る無造作感が逆にかっこよくも感じました!

眼下にもっさり

写真

眺望に抜けはないものの、眼下にはもっさりとした緑と鯉が泳ぐ池が・・・! 明治通りに面するマンションの裏手に、こんな敷地があったなんてびっくり! とっても和む光景ですよ。

写真

窓際からのカット。廊下につながるドアの脇には、何かと便利な可動棚が設置されています。左手の開口の先はキッチンです。

cowcamo

窓際を日当たりのいいダイニングスペースとしてもいいですし、洋室を事務所とするなら、思い切ってベッドスペースとしてもよさそう。

写真

左・LD(リビングダイニング)から奥まった場所に位置するキッチン。奥には調味料や食器などを置いておけそうな可動棚が。ただ、こちらも天井の一部に梁が通っており、床からの高さは約173cmとかなり低くなっています。背の高い方はご注意くださいね。/右・LDに戻り、気になるサンルームへ。約2帖のコンパクトな空間は、デスクを設置して書斎として利用できそう。ほかにも、グリーンを育てる室内ガーデニングスペースとしてもおもしろいですね! ヘリンボーン柄の床がアクセント。

cowcamo

こちらの物件にはバルコニーがないので、サンルームを物干しスペースとするのも◎ ただ、サンルーム入り口も梁の影響で、高さが約170cmと低めになっています。

廊下に戻り 残るドアから水まわりをチェック!

写真

左・残るふたつのドアは手前からトイレ、水まわりにつながります。/右・トイレにはカウンターと、上部にワイドな棚が設置されています。

cowcamo

ここで再度注意点。廊下のLDK入り口手前の天井高約180cm、トイレ入り口は約166cmとなっています。トイレでスッキリしたあと、うっかり頭をぶつけてしまわないように気をつけなければなりませんね。

写真

左・続いて洗面脱衣室。コンパクトな空間には、洗濯機置き場と、左手前に可動棚がありますよ。奥の細長い扉の中は、掃除道具などをしまえそうな収納スペースです。/右・白木調のパネルが優しい印象のバスルーム。よくリラックスできそうですね。

もう少し周辺を散策

写真

左上・雑誌でもよく紹介される人気カフェ「Tas Yard(タスヤード)」。コーヒーも美味しいですが、カレーもまた美味なんです。休日のお昼にぜひ。(230m 徒歩3分)/右上・駅の目の前に「OKストア 千駄ヶ谷店」もあるので、食料品の買い物はこちらで。(150m 徒歩2分)/左下・このエリアの憩いの場といえば「代々木公園」。都会のオアシスまでは自転車で6分ほど。 “ダガヤサンドウ”は自転車があればより楽しめること間違いなしです!(1.2km)/右下・2020年までに建て替えの決まっているシンボル「原宿」駅。時代の移り変わりを感じつつショッピング。(900m 徒歩12分)

cowcamo

カウカモ編集部より

原宿のにぎやかなショップ密集地を抜け、ゆるい雰囲気の漂う “ダガヤサンドウ”。少し “こなれた” 感じが漂うこのエリアは、東京メトロ副都心線「北参道」駅とJR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅を中心とした場所のこと。今回の物件が所在するのは、そんな「北参道」駅から徒歩わずか2分の好立地です。


昭和44年竣工、地下1階付き・地上13階建てのマンション。渋いブラウンのタイル貼りでずっしりとしたその佇まいは、白髪まじりの髭を蓄えて、茶色いダブルのスーツをビシッと着こなす “ダンディーなおじさま” のようなかっこよさ。エントランスなど、共用部はしっかりと改修工事や補修が行われており、とっても綺麗。さらに修繕積立金は平成29年3月時点で約2億円以上貯まっているんです。見た目だけじゃなく、中身も磨くのが “ダンディズム” ということですね・・・。勉強になります。


住戸は6階に所在する1LDK。玄関ドアを開けた瞬間、スーンッと伸びる廊下に整列したドアがなんともおもしろい間取りです。唯一、廊下突き当たりからアクセスする南西向きのLDKには、ガラス入りドアでゆるーく分けられたサンルームが併設されています。こちらをワークスペースにしたり、室内ガーデニングスペースにしたり、用途はいろいろとありそうです。


また、こちらの物件はSOHO利用が可能。サンルームやDEN、洋室など、ワークスペースにできそうな場所がいくつかあるので、自宅兼事務所をお探しだった方にもぴったりではないでしょうか?

ただ、ひとつご注意していただきたいのは、梁の影響で天井高の低い箇所がいくつかあるという点。特に、トイレ入り口は約166cm、サンルーム入り口は約170cm、キッチン天井の一部は約173cmとかなり低め。とはいえ、個人的には秘密基地のような “おこもり感” が意外と好きでした(笑) 気になる方は実際に現地で確かめてみてくださいね。


トレンディーなエリアのダンディーなマンション。個人的には、“男心をくすぐられてしまった感” がすごいです(笑) もちろんサンルームや、テクスチャー感のある内装など、女性に刺さるポイントもたくさん。

『もう、私のことが気になり始めているそこの紳士淑女の皆さま。「北参道」にてお待ちしております。』とおじさまがおっしゃっておられます。一度お伺いしてみては?

writer:酒井 大作