渋谷の裏側 “富ヶ谷エリア”
知れば知るほど好きになっちゃう♡

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左上・わたし自身も大好きな“富ヶ谷エリア”。マンションから徒歩7分ほどのところにはワンちゃんとの散歩にも最適な「駒場公園」。敷地内には重要文化財に指定されている「旧前田家本邸(洋館)」がありますが、残念ながら平成30年9月末まで保存整備工事に入っています。/右上・こちらも同じ敷地内にある「日本近代文学館」。館内には珈琲やビール片手に気軽に文学に触れられる「Coffee & Beer BUNDAN」があります。めちゃ素敵な空間なのでぜひ足を運んでみて! /左下・マンションの斜向かいにある「BONDI COFFEE SANDWICHES(ボンダイコーヒーサンドウィッチーズ)」は朝7時から営業。具材たっぷりのサンドウィッチを頬張る幸せがいつだってすぐそばに♡ /右下・ボンダイと同じ航研(こうけん)通り沿いには、なんとあの「FRESHNESS BURGER」の日本1号店が! 木造平屋の小さなショップから始まったのかと思うと、なんだか感慨深いですね。

売主さま

最寄りは井の頭線の「駒場東大前」駅ですが、東京メトロ千代田線の「代々木公園」駅・小田急線の「代々木八幡」駅にも徒歩12分ほどでアクセス可能です。加えて「渋谷」駅にも徒歩20分ほどで到着できますので、お若い方にとっては大変魅力的な立地ではないでしょうか。

ヴィンテージマンションがずらりと並ぶ
「航研通り」に面した “渋カッコイイ” こいつ

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見て下さい見て下さい、この渋い出で立ち!! 萌えますねぇ〜〜♡ ドッシリとしていてちょっと雁行したそのフォルム、そこに映えるバルコニーの白いライン! このマンションもめちゃカッコイイのですが、実はこの航研通り沿いにはマニアにはたまらない素敵なヴィンテージマンションがずらりと並んでいるんです。散策するだけでも楽しいですよ(笑)。

昭和39年竣工
でもきちんとアップデートされています

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左上・エントランス。こちらのマンション、2017年2月から耐震部分の補強工事を予定しています。/右上・壁に貼られたタイルがいい味出してますね。自動ドアは夜間オートロックになっています。/左下・エレベーターだって昨年の11月に最新のものに交換されています。乗ると癒しの映像と音楽がかかっていて驚きました(笑)。/右下・今回ご紹介する住戸があるのは、最上階の7階! スコーーンと抜けたビューが気持ちいい!! 雁行した廊下に沿って、一番奥のお部屋まで。

玄関の前からすでに期待値が・・・♡

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左・玄関ドアの横にマリンランプの外灯が・・・! え、え、え、可愛いんですけど! /右・ドアを開けて「ホラね! 」ってひとりでノリツッコミ。や〜っぱり可愛い! 天井には外灯と同じマリンランプ、正面にはLDKまで視線が伸びるガラスの扉、そして左手にはたっぷりサイズの造作棚! 蓋付きの部分もあるので、ゴチャゴチャしたものはそちらに入れて、オープン部分はショップのようにスッキリと使いたいですね。

売主さま

今回は信頼のおける工務店さんとタッグを組んで、間取りや内装を考えていきました。こだわりの強い方々なので、自分から提案すると首を傾げられたりして(笑)。結果素敵な空間に仕上がってうれしいです。

LDKに行く前に
水まわりから見てみましょう!

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左・華奢なフレームの洗面台と、木枠で囲まれた鏡とタイル。アイアンの黒も効いてて素敵! /中央・シャープな印象のユニットバスですが、実は照明を蛍光色から暖色に切り替えられるんです。頭をスッキリさせたいときは蛍光色、ゆったり癒されたいときは暖色。バスタイムが楽しくなりますね♪ /右・独立したトイレ。写真にはありませんが、対面には手洗いボウルが設置されています。

それではお楽しみのLDKへ!

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ほぼ真南向きのLDK。築年数の経過したマンションだとサッシが小さいことも多いですが、こちらはワイドサイズのものがふたつ並んでいてとっても明るいんです! 無垢のフローリングや建具の表情も相まって、やわらかで温かみのある雰囲気。

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紺色のシステムキッチンは上にも下にも収納たっぷり。壁面に大判のタイルを貼ることで、既製品のキッチンでも表情豊かになりますね。冷蔵庫はガラス扉を挟んだくぼみのところに置くことになるので、若干距離が離れています。

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キッチンからバルコニー方向を見たところ。最上階なので、天井は現しにせずボードでカバー。ダウンライトが埋め込まれています。写真左の木の格子が気になりますでしょ・・・? ♡

ちょっとしたところに意匠性を感じる
ニクい演出たち

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左・わたしだったら正面のニッチ部分に小さな一輪挿しやお気に入りの雑貨を並べて、壁にダイニングテーブルをくっつけます♪ /中央・壁の裏側にはこんなスペースが! 可動式の棚板なので、下は空けて掃除機などをしまってもいいし、一面本棚やレコード棚にしてもいいですよね。/右・木の格子越しにバルコニー方面を望みます。

売主さま

ここのスペースも、工務店さんからの提案で造ったんです。「みんな意外と部屋の隅っこって有効に活用できないから、こういうちょっとした収納スペースが重宝するんだよ」と仰っていました。お住まいになる方には好きなようにお使いいただきたいですね。

気になる眺望はいかに・・・!?

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バルコニーに出てみました! 正面には「東京大学 駒場キャンパス」のグラウンドが見えますね。いまの季節、銀杏の木がすっごくきれい♡ 取材日はあいにくの曇り空でしたが、晴れた日はもっと気持ちいいんだろうなぁ。

売主さま

最上階につき、眺望も日当たりも良好です。

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室内に戻り、LDK全体を見渡してみます。広いですね〜。LDKだけで約13.5帖あるんですが、横の洋室Aとつなげると約19帖もの大空間になるんです! 左手に居室がふたつ並んでいますが、まずは手前の居室を見てみましょう。

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こちらの洋室Aには壁一面のクローゼットがひとつ。LDKだけで十分な広さがあるので、ここを主寝室にしたり、趣味のお部屋にしたり、お子さまがいらっしゃる場合は子ども部屋にするのもいいですね。

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重厚な3枚の引き戸を閉じれば、ご覧の通りきちんと個室化できますよ。広さは約5.5帖ですが、サッシが一面にあって視線に抜けがあるので、解放感たっぷりです。

もうひとつの居室にはアーチが♡

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左・洋室Bは広さ約7帖、主寝室にもよさそうだし、事務所利用も可能なマンションなので、こちらを仕事部屋にするのもよさそうです。/右・アーチの中はウォークインクローゼットになっています。ストライプの壁紙がインパクト大! ちなみに洋室Aのクローゼットの中にも、同じ壁紙が貼られています。

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こちらの窓は西向き。バルコニーと同じく視界に抜けがあり、気持ちのいい景色が広がっています。

最後にオマケをふたつほど・・・

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左・マンションの地下1階にやって来ました。実は今回の住戸、この巨大なトランクルームの専用使用権付きなんです!! 広さにして約4帖くらい? もしかしたらもっとあるかも。 電気が点かなかったのでちょっとホラー気味ですが(笑)、これだけ大容量の倉庫があったら季節物やサーフボードなども余裕で置けちゃいますよ! /右・そしてもうひとつ、マンションの1階にはわたしが個人的に大好きな、日本のアンティーク家具を扱う「DOUGUYA」さんが入っているんです♡ 日常的にこんな素敵なお店を覗きに行けるなんて羨ましいー!

「駒場東大前」駅の周辺を散策♪

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左上・駅名の通り、駅を降りるとすぐに「東京大学 駒場キャンパス」の広い敷地が広がります。他にも有名国立大学の附属中・高などが駅前に集まっているので、平日は学生の姿をよく見かけます。/右上・東大駒場キャンパス内に、一軒家レストランがあるってご存知でしたか? ♡ 「Lever son Verre 駒場(ルヴェ ソン ヴェール)」ではカジュアルフレンチがいただけます。/左下・駅から少し歩くと、長蛇の列を成す小さなお店を発見! 「Le Ressor(ル・ルソール)」は街に根ざした小さなベーカリー。テイクアウトしましたが、本当にほんとうにどれも絶品でした!! オススメすぎる! /右下・駅の反対側には「駒場野公園」。寒い日でしたが、皆さんテーブルにお昼ご飯を広げてピクニックを楽しんでいました。

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今回はわたしも大好きな “富ヶ谷エリア” に建つ物件のご紹介! 位置としては渋谷の左斜め上あたり、井の頭線の「神泉」・「駒場東大前」駅、千代田線・小田急線の「代々木上原」・「代々木公園」・「代々木八幡」駅に挟まれたエリアです。まさに “奥渋谷” という感じでオシャレなお店が点在していて、記事内でもご紹介した中規模の公園の他に「代々木公園」も近く、ヨダレが出ちゃいそうなほど魅力に溢れたエリアなんです。

マンション自体は昭和39年築ですから、そりゃ築年数だけ聞いたらちょっとヒヤっとする方もいらっしゃるかもしれません。でもマンションというのは、きちんとメンテナンスされているかどうかがすごく重要なんです。来年早々には耐震部分の補強工事を予定しているし、エントランスは夜間オートロック、エレベーターの改修工事だって終わっています。

うれしいのはペットの飼育が可能であること。緑の多い環境なので愛犬もよろこぶはず♪ さらに事務所利用も可能です。内装自体は居住用に考えられていますが、ふたつある居室の内ひとつを使えば、ご自宅でお仕事をされる方にも対応可能ですよね。大容量のトランクルームも何かと重宝しそうです。

内装は主張しすぎないデザインで、でもしっかりと気が利いていて、どんな家具のテイストにもフィットしそう。こういう内装の物件って、探してもなかなか無いんですよね。そして日当たりがよくって眺望がよくって、もう心の中は「いいなぁいいなぁ」のオンパレードでした(笑)。

一点だけご注意いただきたいのは、航研通りの車の走行音が室内に結構ダイレクトに伝わってくること。サッシが古いため防音効果が薄いんですね。気になる方は二重サッシにされることをオススメしますが、サッシ自体が大きいので少し費用は張るかもしれません。また網戸が無かったので、取り付けたい場合は二重サッシと同じように、サッシの内側にアコーディオン状のものを付けるといいかもしれません。

萌えちゃう方、きっと多いはずです。争奪戦の予感なので、お問い合わせはお早めに!

取材・文・撮影:cowcamo