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今回ご紹介するのは「広尾」駅から徒歩5分という恵まれた立地の物件♡ 周辺のお店の誘惑を振り切って、いざ参りましょう。

ときめくお店が近すぎる

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左上・「広尾」駅前から続く「広尾散歩通り」には、数々のショッピング施設やグルメスポットが集まります。(350m 徒歩5分)/右上・日常のお買い物は、駅前のショッピングモール「広尾プラザ」内にある「明治屋 広尾ストアー」でどうぞ。(400m 徒歩5分)/左下・「東京フロインドリーブ」では本格的なドイツパンを始め、ケーキや季節のお菓子も手に入ります。(190m 徒歩2分)/右下・バリスタが常駐している「CANVAS TOKYO(キャンバス トウキョウ)」。本格派コーヒーのほか、ドーナッツやポケットサンドも美味しいですよ。(260m 徒歩4分)

ふいに、閑静

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「広尾散歩通り」から横に一本入ると、急に密度の高い静けさが訪れます。周辺に点在する寺院の緑が、“賑わい” を吸い込んで “穏やかさ” を光合成しているのでしょうか。こちらが、今回ご紹介するマンション。白のタイルがさわやかな地上4階建てです。

売主さま

こちらは現在築39年のマンションです。全31戸の規模ということもあり、管理費はやや高めに設定されていますが、常駐の管理人さんがいらっしゃるので安心感を持ってお住まいいただけますよ。

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左上・階段を降りてエントランスへ。坂道の途中に建っているため、エントランスは2階に所在しています。/右上・自然光がたっぷり入る明るいホール。常駐の管理人さんが月〜金曜は9:00〜17:00、土曜は9:00〜11:00で勤務されています。/左下・オートロックの先には、2018年にリニューアルされたばかりのエレベーターが。右奥の明るい吹き抜け部分は、後ほど見に行くことにしましょう。/右下・それではスイっと最上階へ。なんと、屋根がガラス張りなんです! 中央奥に見えるのが、今回ご紹介する住戸の扉ですよ。

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ちなみにエレベーター内ではBGMと英語アナウンスが流れます。さすが広尾(笑)外国人のお友だちを招いたときでも安心ですね!

空に近い扉

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左・ここから『行ってきます』と出るたびに・・・/右・この空! とっても贅沢な共用廊下だと思いませんか? 夜は月が見えるのでしょうか。

それではお邪魔します

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左・磁器タイル貼りの土間がお出迎え。廊下に上がって左手には水まわりへの引き戸、右手には洋室へのドアがあります。中央のLDKへつながるドアは大きなガラスが入っているので、バルコニーまで視線が抜けています!/右・振り返って、玄関まわりの収納をチェック。両サイドにシューズボックスが備わっており、右側はスタンダードに、左側はご覧のように手前に “パカッ” とオープン。手前の戸棚は、外用ホウキや傘もしまっておける高さがありますよ。

LDKへいらっしゃい

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な、なんでしょう、この気持ちは? 初めて入る空間なのに、まるで昔馴染みの隠れ家カフェにいるような・・・。 優しい光と木の質感の中で、しばし棒立ちです(笑)横幅いっぱいの窓の向こうに、グリーンがのぞいていますね。

売主さま

約64.5㎡の専有面積に対して、LDKは約19.4帖と広く取っております。ゆっくりくつろいでいただけますよ。住戸全体で、床にはアンティークオーク材の無垢フローリングを採用しました。木製のサッシは、前オーナーの方が交換したものです。

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『うわー』って、久しぶりに声に出して言っちゃいました。

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キッチン側を眺めて。奥の壁一面はほぼ収納なので、キッチンまわりをスッキリと広く使うことができますよ。中段の有孔ボードにフックを引っ掛けて、ディスプレイのように “見せる収納” だって楽しめます。

キッチンを拝見

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左・キッチンはリビングダイニングを向くように設置されており、家事をしながら自然とご家族とコミュニケーションが取れそうですね。奥には冷蔵庫置き場があります。/右・背面には頼もしい容量のカップボードに、タイルの手触りが心地いい作業台が備わっています。

『そろそろコーヒーの時間かしら♡』

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キッチンから、窓辺のデスクスペースでお仕事するエアパートナー(妄想)の姿を見つめて。デスクにはスライドカバー付きのコンセントが備え付けられており、気の利いたカフェのよう。もちろんバリスタは私です。

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デスクで目の前の窓を押し開けると、風と鳥の声が耳に入ってきて気分爽快でした! これは特等席カモ。それではバルコニーへ出てみましょう。

そうだ、お寺行こう。

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バルコニーからの眺望がこちら。マンション裏手に広がる「祥雲寺」の豊かな緑を借景します。“ほうっ・・・” と息をつきたくなる穏やかな景色ですね。

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南向きなので、洗濯物も気持ちよく乾きそうです。

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お寺というとお墓がちょっと気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、葉ぶり豊かな木立の向こうにあるため視界に入りませんでしたよ。なんだか空気が美味しい・・・。

LDKに戻って

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ドアの横にはピクチャーレールとスポットライトが。とっておきの一枚をぜひこちらに! また、ドアの前は梁でやや天井高が低くなっているので、背の高い方は現地でチェックしていただくのがよさそう。

廊下へ

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左・左手の折れ戸を開けてみると・・・/右・洗濯機置き場&ランドリー収納でした。備品の置き場所に困ることはなさそうですね。

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右手の引き戸の奥は何でしょう?

まるで秘密基地

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ジャジャン! システム収納が両面に備わっている、ウォークインクローゼット(WIC)でした。吊るして、並べて、吟味して。この収納力と使いやすさは計り知れません・・・天板がガラスで中身が見えるのも素敵! アクセサリーなどを収めても心ときめきますし、スパイの方でしたらこちらに武器や7つ道具などを収納されてはいかがでしょうか。

洋室へ

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玄関のすぐ右側にある、約6.7帖の洋室。共用廊下に面した明り採りの窓が付いています。北向きですが、晴れの日にはしっかり陽が入りますよ◎

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窓の反対側には、これまたたっぷりサイズのWICが。これだけ広ければ、大事なお洋服たちがギチギチにならずに済みそうです。

そして、水まわり

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ウッドなイメージから一転、白とグレーでシンプルにまとめられています。洗面化粧室のブルーグレーのタイル×正方形の鏡の組み合わせがお洒落! バスルームは浴室乾燥機を完備しています。

最後に気になるあの場所へ

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エレベーターで1階まで降りてきました。こちらの吹き抜け空間は、ささやかなアトリウム(屋内庭園)のようになっているんです。

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ガラス張りの天井から光が降り注ぎ、ちょっと日本離れした雰囲気でした!

ご紹介しきれない 素敵スポットたち

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左上・周辺住民の癒しとなっている「有栖川宮記念公園」。敷地内には「東京都立中央図書館」も。(550m 徒歩7分)/右上・「真のナポリピッツァ協会」認定の本格ナポリピッツァと南イタリア料理がいただける「Partenope(パルテノペ)恵比寿店」。人気店ですので、ぜひ予約してお出かけくださいね。(500m 徒歩7分)/左下・フレンチ「MANOIR(マノワ)」はジビエが人気。カウンター席があるのでおひとりさまでも。(300m 徒歩4分)/右下・日本初のグルメバーガーのお店「Homework's(ホームワークス)」。休日の気取らないランチにぴったりのオープンな雰囲気です。(150m 徒歩2分)

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カウカモ編集部より


「広尾」といえば各国の大使館が集まるエリア。どこかあか抜けたお店が建ち並び、美食にファッションに・・・人生を愉しむ大人がお散歩する、そんなイメージの街ですよね。マンションは「広尾」駅から歩くこと5分、「広尾散歩通り」から少し奥に入っただけの場所にある、いわば駅近物件です。けれど現地でとても印象的だったのは、想像もしていなかった “穏やかさ” でした。周辺には「聖心女子大学」や数々の寺院が緑を茂らせており、歩いているだけで生き生きした自然を感じることができましたよ。

そしてそのちょっと清浄な空気は、マンションの中にも満ちているよう。記事の中でもこってりご紹介しましたが、何と言っても特徴的なのが、ガラス張りの吹き抜け天井! 自然光を愛する方にはたまらないはず。毎日必ず歩く共用廊下が気持ちのいい空間であるというのは、とても大事なポイントなのではないかと個人的には思います。

住戸は、心地よさとお洒落さが手をつないだような内装。アンティークオーク材の無垢フローリングが、暮らしを一段と上質にしてくれそうです。きっと足を踏み入れた途端、離れたくなくなってしまいますよ♡ 南向きのバルコニーからは、豊かなグリーンビュー。樹々の合間に見える瓦屋根やお寺の鐘つき台は、都会ど真ん中にいることを忘れさせてくれそうな風情があります。


豊富な収納+ゆったりしたLDKが魅力ですので、悠々のおひとり暮らしはもちろん、仲よしのおふたり暮らしにもフィットしそうですよ。『おはよう』とLDKに入ったら、窓辺のカウンターでコーヒーを飲んでいたパートナーが振り向いて微笑む、そんな妄想が広がります。ホームパーティを開けば、オープンキッチンでお料理しながらゲストと盛り上がれそうなのもいいですよね。

取材を終え駅に向かっていると、海外ドラマのワンシーンと見まごう素敵な外国人グループが談笑しながら通り過ぎて行きました。いかにも美味しいお店を知っていそうだったので、つい『すみません、これからどちらでランチなんですか?』と尋ねたくなってしまいました(笑)すっと伸びた背中を見送りつつ、これからここに住まわれる方もきっと、美味しい食事や “美味しい空気” をたくさん食べて、生き生きとした毎日を送るのかな・・・なんて思いました。写真では伝わりきらないこの眩しさ、ぜひ現地で味わってみてくださいね!

writer:小杉 美香 / editor:外山 友香