千駄ヶ谷の人気ショップたち

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左上・もはや千駄ヶ谷の老舗といってもいい「Tas Yard(タスヤード)」。ご飯が美味しいカフェとして、変わらぬ人気を保っています。/右上・オリジナル家具のほか、一点もののインテリアグッズもセレクトしている「Playmountain(プレイマウンテン)」。新生活の始まりに訪れてみては? /左下・名前の通り、ご近所さんたちが集う「BE A GOOD NEIGHBOR coffee kiosk」。ふらりと休憩に立ち寄りたいコーヒースタンドです。/右下・都内に複数店舗を展開する「les mille feuilles(レ ミル フォイユ)」。お部屋を彩るお花たちをゲットできます。

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左上・明治通り沿いに建つタイル張りのマンション。白い窓枠や、アール掛かったバルコニーなど、ヴィンテージらしい雰囲気が素敵です。/右上・1階のエントランス。全25戸と小ぶりですが、立地柄日中でも人の出入りはそれなりにある模様。/左下・建物内に入るとすぐに集合ポストとエレベーターがあります。/右下・お部屋の所在階までやってきました。ご紹介する住戸は屋内階段の目の前です。

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左・白と黒のコントラストが映える玄関ホール。左手のルーバーの中はシューズクローゼットになっています。/右・玄関ドアの内側は、内装に合わせて塗装済み。左手に見えているドアの先はトイレですが、まずは右手の奥まったところにある、もうひとつドアの方へ。

手前の居室からチェックしていきましょう

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左・ベッドルームは対角線上に柱が配置されているため、いびつな形になっています。梁が低い位置に通っているので、背の高い方は注意が必要です。奥の壁には白いレンガ調のクロスが使われています。/右・窓側から入口方面を見たところ。黒いドアの隣にはクローゼットが備えられています。ダブルベッドを置いてもクローゼット周りには多少の余裕がありそう!

続いては水まわり

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左・トイレは独立式で、壁面にはウッド調のクロスが貼られています。/中央・ちょっとホテルライクな洗面脱衣所。洗濯機置場もこちらです。洗面台周りに収納が無いので、使い勝手のよいワゴンなどを購入してアレンジしてくださいね。/右・バスルームの壁はタイル調になっています。

続いてはLDKです!

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入った瞬間に、窓、窓、まど! ぐるっと見渡せて開放感がありますが、天井の黒がピリッと空間を引き締めていますね。

売主さま

もともとは2LDKだった間取りをガラッと変えて1LDKにしてあります。天井も可能な限り高くして、黒をアクセントカラーにすることでメリハリを効かせています。天井は塗装に見えますが、実は黒板調のクロスを貼っているんですよ。

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ふたつのカウンターを備えたキッチン。動線がよくて、窓も近い! おふたり並んでの作業もラクラクできそうですし、収納が豊富なのもうれしいですね。引き出しなどの面材には、古材風のシートが貼られています。

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アイランドカウンターからのビューもGOODです! 正面は東を向いているので、朝のお料理がとっても気持ちいいはず。明治通りを挟んでお向かいには背の高い建物がありますが、視界が抜けている箇所もありますよ。

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キッチンの前に立ってみます。ズラリと並んだ窓が圧巻ですね。一番奥の大きめの窓だけ、二重サッシになっています。南側には2面を壁に囲まれたスペースが。ソファやテレビを置いてリラックスエリアにできそう。右手には飾り棚にもできそうなニッチがあります。

売主さま

このエリアはアパレルの会社が多く、スタイリッシュな方の多い土地柄ですので、その雰囲気に合わせてリノベーションを行いました。コンセプトは “Brooklyn Style” として、現代のニューヨークにならい、普段のリノベーションよりもエッジの効いた内装に仕上げています。

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LDKにも太めの梁が通っています。キッチン上の照明がスポットライトになっているのも相まって、料理スタジオのような雰囲気も・・・? 写真右手が冷蔵庫置き場、中央に見えている黒いドアが洗面脱衣所の入口です。

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最後にもう一枚、南側から見たLDK全景を。昼は明るく、夜は街の明かりでムーディーになりそうなお部屋ですね。

売主さま

おひとり住まいの男性や、DINKSの方々がお住まいになることを想定してリノベーションしました。建物もヴィンテージ感溢れる外観になっていますので、モダンなものと古いものを組み合わせるスタイルが好きな方に気に入っていただけるのではないかと思います。

ビルが建ち並ぶエリア
眺望はいかに?

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左・バルコニーの目の前には大きなビルがあり、残念ながら抜けはありません。/右・でも東側は明治通りに面していることもあり、立地の割に空がしっかり望めるという印象。

まだまだあります
千駄ヶ谷~原宿のオススメスポット!

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左上・「Tas Yard」にもパンを卸している「ますだ製パン」。近所のオフィスワーカーたちもお昼ご飯の買い物に来ていました。/右上・「北参道」駅のすぐそばには安くて広いスーパー「オーケー」があります。帰り道に寄るにも便利! /左下・このエリアのランドマークといえば、JR「原宿」駅。残念ながら2020年までに駅舎の建て替えが決まっています。最後に記念として訪れておきたいですね(涙)/右上 ・「国立競技場」方面に足を延ばすと、現在オリンピック準備の真っ最中! 広い青空に伸びる建設機材たちに、街の姿が変わっていくんだなあという実感が湧いてきます。

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“原宿エリア” の只中にありながら、喧騒からは少し離れ、落ち着いた趣のある街「千駄ヶ谷」。今回は東京メトロ副都心線「北参道」駅から徒歩わずか3分ほど、そのほかにも「原宿/明治神宮前」駅や「千駄ヶ谷」駅も徒歩圏内という、心ときめく場所に建つ物件のご紹介です!

マンションは昭和44年、前回の東京オリンピックの5年後に建てられたもの。その頃の空気感を今に残す外観、昭和レトロな雰囲気がお好きな方はきっとピン! と来るはず。そして原宿~千駄ヶ谷の街は、ちょうど今、次回のオリンピックに向けて新しい姿に変わりつつあります。古材やレンガ調のクロスをふんだんに使い、モノトーンのピリッとした雰囲気の中に柔らかさを出した今回の内装は、まさに街の “今と昔” を表しているような気がします。

そしてこのエリアにお気に入りのショップがある! という方、多いんじゃないでしょうか。カフェ激戦区でもあり、オトナ向けのライフスタイルを提案してくれるインテリアショップやアパレルショップもたくさん。「明治神宮御苑」の緑に囲まれていることも影響しているのか、都心ながらセカセカしていない、のんびりとした雰囲気が漂っている気がします。普段から素敵なものに囲まれた生活、きっと毎日をより豊かにしてくれるはず。

気になるポイントとしては、車の通行音が挙げられるでしょうか。明治通りに面しているということもあり、日中の取材中、LDKでは常に音が聞こえている状態でした。夜間はそれなりに静かになるかと思いますが、騒音対策は何かしらお考えになった方がいいかもしれません。

とはいえ、それもまたひとつの “都心らしさ” かも。便利さは捨てがたいけど、心に余裕を持って暮らしたい。そんなことをお考えの方には、ぜひ一度ご覧いただきたい物件です!

取材・文・撮影:cowcamo