“原宿エリア” で暮らす

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今回ご紹介するマンションの最寄りは東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅(550m 徒歩7分)。JR山手線「原宿」駅も徒歩10分・750mと徒歩圏内。いつの時代も最新カルチャーの発信を担ってきた、“原宿エリア” が生活の拠点になります!

ファッション×アートの街

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左上・セレクトショップの老舗、「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ) 渋谷本店」は、1992年にフラッグシップショップとしてオープン。スペインの建築家リカルド・ボフィル氏が設計した建物がとてもクール。(160m 徒歩2分)/右上・「BEAMS(ビームス) 原宿」も日本のファッションカルチャーを牽引してきたセレクトショップのひとつ。メンズカジュアルの旗艦店として、今も様々なファッションとライフスタイルを発信し続けています。(220m 徒歩3分)/左下・「DESIGN FESTA GALLERY(デザインフェスタギャラリー)」は世界中からファンが訪れるアートギャラリー。休日は世界にひとつしかないアート作品を見て、感性をチャージ。(300m 徒歩4分)/左下・国際的なコンテンポラリーアートを数多く展示する「ワタリウム美術館」。日常的に芸術を吸収できるスポットです。(650m 徒歩9分)

明治通り沿いに建つ マンションに到着

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1986年6月施工、地上8階建て、新耐震基準に適合したマンションです。カーブを描いた建物の形状が特徴的!

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左上・建物が面する明治通りは傾斜しており、道路からフラットに出入りするエントランスですが、建物の中では2階に当たります。それでは、もう少し奥に進んでみましょう。/右上・左側の壁にはカラフルなモザイクタイルが貼られており、ポップな印象。水色に塗られた柱もとてもキュート!/左下・オートロックを抜けて、エントランスホールの中から振り返ってみました。とても丁寧に清掃されており、床がピカピカ! 管理体制の良好さがうかがえます。/右下・カーペットが敷かれた内廊下を通って、今回ご紹介する2階の住戸へ。繰り返しになりますが、エントランスが2階に位置していますので、階段やエレベーターを使用することなくアクセス可能ですよ。

売主さま

管理人さんは月〜金曜日9:00〜17:15、土曜日は9:00〜12:15に勤務されています。

おじゃまします!

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左・スラリと延びる玄関土間と廊下。オーク調の天井と正面の黒い扉がぎゅっと空間を引き締めてくれています。ちなみに、玄関から続くこちらの廊下と居室の床はすべてカーペットになっていますよ。/右・たっぷり収納できる3面シューズボックス。奥の扉は鏡貼りになっているので、お出かけ時の身だしなみチェックに便利◎

売主さま

こちらのマンションでは管理規約により、床材を遮音性に優れたカーペットで施工することが義務付けられています。

これぞシンプルの極み!

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廊下奥の黒い扉を開けると・・・ドーンと広がる約15帖の1ROOM! 無駄なものは、一切ない。この潔さを意気に感じて、あなたのイメージで思いっきり空間を遊んでいただきたいところ。

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窓側からキッチン側を見た様子。グレーがかった壁に黒い扉の組み合わせがキマっています。

売主さま

改装の際に天井クロス、床材を全面交換しています。また、専有部給排水水管も交換済みですよ。

キッチンをチェック

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自炊派にうれしい3口コンロ付きのシステムキッチン。仲間を集めて手料理を振る舞う際にも、テキパキ料理が作れそう! 冷蔵庫とキッチン家電用のコンセントが設置されていますが、そこまでスペースは広くないので工夫して配置したいですね。

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キッチンからバルコニーの方を見ると、柔らかい光とグリーンが目に入ってきます。休日の朝、窓の外を見ながら食事とコーヒーの準備・・・うーん、気持ちよさそう!

バルコニーへ出てみます

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記事冒頭でもご説明いたしましたが、こちらは坂に面して建てられたマンション。所在は2階となりますが、お向かいの建物がより坂の上に位置しているため、1階ぐらいの目線となっています。高めの柵で区切られていますが、目線が気になる方もいらっしゃるかもしれません。

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おひとり分の洗濯物を干すには、十分な広さのバルコニー。建物は明治通り沿いに建っているため、窓を開けると少々走行音が気になりました。“この喧騒さえも愛せる” 原宿好きであれば、十分乗り越えられるレベルかと思います。感じ方は人それぞれなので、ぜひ現地でご確認くださいね。

室内に戻ってきました

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ダウンライトとスポットライトがバランスよく配置され、照明によって空間にリズムが生まれています。奥行きが十分にあるので、視線の通るシェルフなどで手前をベッドスペースに、奥をリビングダイニングに・・・などといった、ゆるやかにエリア分けする使い方もできそう。

収納はどうだろう

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折れ戸2枚分の幅があるクローゼット。洋服や季節家電類は、こちらに収納したいですね。

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扉を開くとこんな感じ。ちなみに写真右側に見えるオープン棚は、高さ調整が可能。ここは “魅せる収納” にチャレンジしたいところ。

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シンプルを極めた空間だからこそ、あなたの暮らしに対する情熱をそのまま受け止めて育ってくれそう。“好き” を詰め込んで、おひとりで静かに過ごすもよし。仲間を集めてパーティーもよし。原宿を遊びこなすあなたなら、きっとこの空間も遊びつくせるはず!

最後に水まわりを見てみます

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左・トイレと一体型のパウダールーム。ホテルライクな雰囲気です。/中央・トイレの上には吊戸棚が設置されています。/右・お風呂は足を伸ばして浸かれるサイズ。

グルメもピカイチ

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左上・いわゆる “裏原宿エリア” で働く人々のお腹を満たしてきた、老舗洋食店「ROMMY(ロミー)」。どこか懐かしい味がクセになります。(240m 徒歩3分)/右上・「San Francisco Peaks(サンフランシスコ ピークス)」はハンバーガーやパンケーキを楽しめる、本格アメリカンダイニングカフェ。(160m 徒歩2分)/左下・昼時には行列ができるタイ料理店「Chao! bamboo(チャオバンブー)」。ナンプラーの香りが食欲を引き立てます。(750m 徒歩10分)/右下・NIGO氏プロデュースのカレー屋さん「curry up」。開店前から待っているお客さんも! テイクアウトもOK。(230m 徒歩3分)

cowcamo

カウカモ編集部より

今回の舞台は “原宿エリア”。一口に “原宿エリア” と言っても様々な顔がありますが、ご紹介した物件が立地するのは、「原宿通り」から目と鼻の先、いわゆる “裏原宿系” カルチャーを濃く感じることができる場所になります。90年代のファッション文化を牽引し、トレンドを次々つくっていった、インディペンデントなブランドが軒を並べていたこの一帯。今でも多くのカジュアルファッションブランドやスニーカーショップが、この周辺に店を構えています。セレクトショップの雄、「BEAMS(ビームス)」や「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」が未だにこのエリアにフラッグシップ店を展開しているのも象徴的ですよね。


さらに、マンションから明治通りを北上すれば、「北参道」駅まで徒歩8分(600m)でアクセス可能。このあたりは最近カフェやグルメ、大人のライフスタイルを楽しめるお店が次々と出店し、いわゆる “ダガヤサンドウ” としてますます賑わいを見せてきています。ついつい長くなってしまいましたが、東京最新カルチャーをぎゅっと濃縮したような、とにかくホットな立地なんです。


ご紹介したのは、明治通り沿いに位置する、現在築32年の建物です。オートロック完備、さらに管理人さんが月〜金曜日9:00〜17:15、土曜日は9:00〜12:15に勤務されており、セキュリティー面の安心感があります。マンション全体で蓄えられている修繕積立金は1億円以上貯まっており(2017年10月末現在)、かつ集合郵便受リニューアル工事や照明器具更新工事など、定期的に修繕が行われているようです。長期修繕計画も立てられており、安心できそうですね。


住戸が所在するのは2階、約40㎡の占有面積を大胆に使ったStudioタイプ。家具の配置次第で住む方の色に染め上げることができそうな、とても “素直” な空間だと感じました。見せたくないものはクローゼットにうまく収納し、あとはすべて “魅せる収納” としてインテリアの一部にしたいところですね! 視線の通るシェルフを間仕切りとして使えば、圧迫感を感じること無く、緩やかにベッドスペースを作ることもできますよ。

とにかく想像力次第で、いくらでもアレンジできてしまう。こんな空間、ワクワクしてきませんか?

気になる点があるとすれば、明治通り沿いに建っているため、車の走行音が少々気になること。ただ、この立地を踏まえれば、それもまたご愛嬌。大通りの喧騒さえも、愛して暮らしたい。いや、愛して暮らせる上級者にこそ、この物件を手に入れてもらいたい!


原宿を遊びつくせる方になら、この物件も住みこなしていただけるはず!さあ、濃縮された東京を日々感じたいあなた、チャレンジお待ちしてますよ!

writer:五十嵐 晋平 / editor:若菜 五月