フットワーク軽やか “参宮橋エリア”

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左上・物件の最寄り駅は小田急線「参宮橋」(徒歩5分)。少し距離はありますが「初台」駅(徒歩7分)や「代々木」駅(徒歩12分)も徒歩圏内ですので、複数路線を使えて便利。/右上・「参宮橋」駅からマンションまでの最短ルートは、「渋谷区立参宮橋公園」を通る道のり。高台にあり、キレイな夕陽が望める公園です。(200m 徒歩3分)/左下・こちらは三浦野菜を使った料理が楽しめるイタリアン「LIFE son(ライフ サン)」。共同出店しているお隣の「タルイベーカリー」には、ハード系のパンが豊富に揃っています♪(290m 徒歩4分)/右下・ジェラートと焼き菓子のお店「FLOTO(フロート)」には魅力的なスイーツがたくさん。お散歩の足休めに、イートインでクレープやコーヒーをいただくのも◎(210m 徒歩3分)

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ご紹介するマンションは、大通りから一本奥に入った閑静な住宅街に佇んでいます。かつ、徒歩2分の場所にあるバス停「代々木三丁目」からは「渋谷」へ向かうバスが発着していて、とってもフットワークのいい立地なのです。

レトロモダンな装い

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左上・1970年に竣工した、総戸数59戸のマンションです。1階開口部分のアーチを描くデザインが可愛い。/右上・エントランスの壁には、重厚感ある石が用いられています。この柱、レトロ好きにはたまりません♡ 夜間(22:00~4:30)はオートロックがかかる仕様です。/左下・クラシカルな雰囲気の共用ロビー。左手に管理人室があり、管理人さんは平日8:00~17:00、土曜日の午前中のご勤務とのこと。/右下・今回ご紹介する住戸は、地下1階に所在しています。エレベーターもありますが、右手の階段でアクセスするのも気軽かも。

売主さま

マンションの駐車場には現在空きがあり(2020年2月時点)、月額26,000円でご利用いただけます。また、細則はありますが、ペットの飼育が可能ですよ。

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わー!ちなみに「代々木公園ドッグラン」までは(1.4km 徒歩18分)です!

ほんのり 秘密基地風

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左・地下1階の共用廊下は、ちょっと薄暗いです。玄関扉は180cm程度の高さしかありませんが、上部が明り採りの窓になっています。どんな住戸が待っているのか……ドキドキです。/右・玄関扉を開けると、パアッと視界が明るくなります。タイル敷きの土間の横には大きなシューズボックスが。では、スモークガラスの扉の向こうにあるLDKへ進む前に、まず廊下を右に進みましょう。

いきなり大収納!

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左・ひ、広い! 約4.4帖あるウォークインクローゼット(WIC)です。姿見を置いて衣装部屋にしてもいいし、大型のレジャーグッズなどを置くのにもよさそう。写真には写っていませんが、右奥の壁には換気できる小窓が付いています。/右・収納棚が天井近くまで備わっていて、かなり頼もしい収納容量。踏み台、必須です。

それではLDKを どうぞ!

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足を踏み入れると、空間が縦にも横にも膨らんだような感覚が。LDKは約29.2帖のゆとりある広さです。足元はオーク材のフローリング、白塗装された現しの天井がカッコいい……あのー、この天井、すごく高くないですか?

売主さま

天井高は約3mあります。パーティールームのような広々とした空間ですので、ゲストを招いた際にもゆったりとお過ごしいただけると思いますよ。

WOW

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この開放感、写真で伝わりますでしょうか! 壁面にはずらりと白いシェルフが並びます。愛蔵書やとっておきのボトルなど、ディスプレイしながら収納しましょう♡ 住まい手の方のセンスが光るポイントですね。

気になる 窓の向こうへ

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南西向きのテラスに出て振り返ったカット。ここは地下のはず……なのですが、しっかり風を感じて空を仰げます。LDKとつながるようにウッドデッキが敷かれていて使いやすそう◎

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目の前には、少し距離を置いて擁壁(ようへき)があり、その奥はお向かいのマンションの駐輪場です。サイドに壁やフェンスなどは無いぶん広々と感じられますが、ちょっとお隣さんからの視線は気になるかも?

LDKに戻って

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ソファやダイニングセットがディスプレイされているエリアには床暖房を完備しているので、ペットとごろごろすることも可能です。なんて贅沢な〜! さあ、それでは右手に見えているキッチンへ。

このキッチンがすごい

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ジャン! 惚れ惚れするような、大型のオールステンレスキッチンです! シンク側・コンロ側に分かれているので、複数人での作業もしやすそう。食洗機を完備しているのはもちろん、さりげなくゴミ箱を収める場所が用意されていたり、料理人にうれしいポイントがたくさん。

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左・なんと、ワインセラー付きです。そこまで本格的な温度管理ができるものではないそうですが、このインパクトはすごいです(笑)ここからボトルが出てきたら5割増しに美味しく感じそう……/右・奥には家電用のラック(こちらもステンレス!)や、コの字型のパントリーが備わっています。ラックのお向かいには、抜かりなく冷蔵庫置き場も。あぁ、このキッチンを自慢したい!

夜が似合うカウンター

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キッチンからリビング〜テラスを見渡して。手元のタイルがツヤめいて、雰囲気のいいお店のバーカウンターみたいですね。さて、それでは続いて、右手奥にある洋室エリアへ進みましょう。

プライベート空間へ

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左・こちら側にもシェルフが。奥にはふたつの洋室と、その間にクローゼットが設えられています。/右・可動棚・引き出しを組み合わせたシステマティックな収納スペース。左手の、中身が見える小物収納に心がときめきます。

まずは洋室A

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クローゼットの右側にある、約5.6帖の洋室A。窓のない部屋ですが、このロフトでお子さまのハートをわしづかみです! 室内に造り付けの収納はないので、外のクローゼットを使うのがよさそう。

そして洋室B

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クローゼットの左側にある、約6.1帖の洋室B。本当に6.1帖? と言いたくなるくらい広く感じるのは、壁ほぼ一面が窓だからでしょうか。ファミリーでお住まいでしたら、こちらを主寝室にするのがよさそうです。

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左・正方形に近い整った形なので、家具の配置もスムーズそう♪ これまた壁ほぼ一面の、クローゼットを開けてみましょう。/右・ガバッとオープン! 横幅だけでなく奥行きも深く、おふたり分の衣類でも収まりそうな大きさです。

売主さま

感度の高い “参宮橋エリア” の物件ということもあり、住戸内の各所に収納をたっぷりと設えました。ファッション好きな方にも、きっとご満足いただけると思いますよ。

廊下に戻って

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左・LDKを通って、廊下に戻ってきました。中央のドアは水まわりへ繋がっており、右手のドアの先は……/右・スリムな手洗い器付きのトイレでした。足元は玄関とお揃いの磁器タイル貼りです。

ゆったりサイズの 水まわり

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水まわりは横にふたり並んでも余裕のある広さで、快適に朝晩の身支度ができそう。収納棚のないシンプル&スタイリッシュな洗面化粧台ですので、ディスプレイのようにサイドの有孔ボードを上手く活用しましょう♡ 小物はワゴンに入れてカウンター下に入れてもいいかもしれませんね。

最後にもうひとつ ときめきが

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左・入ってびっくり、バスルームはタイル貼りです! なんだか特別感があってテンションが上がってしまいました。バスタブはベンチタイプで、足を伸ばしてくつろぐことができますよ。/右・室内干しに便利そうな凹みを発見。浴室乾燥機が付いているので、ちょっとしたものはこちらで乾かすこともできそうです。私だったら、耐陰性のあるインテリアグリーンを置きたいです。あぁ、このバスルームも自慢したい!

なに食べる? どう暮らす?

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左上・『料理を美味しくするのは “人” や “素材” への感謝の想い』と言うシェフが腕をふるう「Restaurant KINOSHITA(レストランキノシタ)」。ランチでは本格的なフレンチをお手頃価格で楽しめます。(190m 徒歩3分)/右上・「すっごい焼肉 参宮橋店」の店内には有名人のサインがぎっしり。素材に自信があるからこそ、焼肉はタレなしスタイルで提供しているんですって!(300m 徒歩4分)/左下・「明治神宮西参道口」からは「代々木公園」に抜けることができます。休日のペットとのお散歩にピッタリ♡(400m 徒歩5分)/右下・最寄りのスーパーは「マルマンストア 参宮橋店」(400m 徒歩5分)。「代々木」駅からの道のりには「マルマンストア 南新宿店」(850m 徒歩11分)もあるので、日々のお買い物・パーティー料理の買い出しに困ることなさそうです。

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カウカモ編集部より

天井が高くて、収納がスゴイ。それがこの物件の大きな特長です。色々な物件を見ていく中で思うのですが、天井高と収納力って、どちらも(ああ、ここだけ惜しいな)と思うことが多いポイントです。


天井は高い方が好きだけど、レトロなマンションだし、ちょっとくらい低いのは当たり前だと納得する。大事だとわかってるけれど、広さが足りないから、ひとまず収納スペースは諦める……住まい探しの上で、“努力目標” のように扱われることが多いポイントだからこそ、その2点を鮮やかな長所としているこの物件は、異彩を放っているように感じます。


1970年築のレトロなマンションで、こんなに天井が高い物件というのはなかなかレアな出会いかも。LDKの天井高は約3m! 水平方向だけでなく、垂直方向の開放感も味わえます。


バーンと並ぶ掃き出し窓はかなりの迫力で、高さを測ろうとしたら、手持ちのメジャーでは長さが足りませんでした(笑)。地下の住戸だということを忘れそうな、膨らみのあるリッチな空間です。


地下の物件というと、暗くてジメジメしているのでは……と、気になる方もいらっしゃるかも? 取材日はあいにくの曇り空でしたが、大きな窓から柔らかな光が入り、白を基調とした室内は十分に明るくさわやかに感じられましたよ。


テラスは南西向きで、晴天時にはさらに心地よさがアップしてくれそうです。さて、物件のもうひとつのチャームポイントは、頼もしい収納力。約4.4帖もあるWIC(窓付き!)もうれしいし、システム収納を備えたクローゼットもうれしい。


さすが “参宮橋エリア” の物件だけあって、ファッション好きの方の♡ のツボをググッと抑えています。さらにLDKの壁一面に “魅せる” シェルフが並び、本やボトルなどをディスプレイしながら収めることが出来ます。


キッチンはワークトップから収納棚までオールステンレスのプロっぽい仕様。そしてその奥に、家電用の棚とパントリーが用意されているのが本当にうれしい! お料理好きの方の♡ のツボもグイグイ押されています! 収納を充実させることで、人はこんなにうれしい気持ちになるのだと実感してしまいました。


マンションはそれなりに築年数が経過していますが、共用部は古びているというよりもレトロ可愛い印象。タイルや階段の手摺りからもモダンな意匠を感じることができます。ただ、築年数や総戸数に対して共益費はやや控えめなので、今後の値上げは視野に入れておいてもよさそうです。

ここで、家族とペットと暮らしたら、きっと快適です。時にはゲストを招いて、バーカウンターを囲むホームパーティーを。Must to have(必ず必要なもの)だけではなく、Nice to have(あった方がいいもの)まで手に入れた住まいは、ちょっとくらい自慢してもいいのではないでしょうか。

writer / editor:小杉 美香