魅力いっぱい!
「麻布十番」の街

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左上・今回ご紹介する物件の最寄りは、東京メトロ大江戸線、南北線「麻布十番」駅。(徒歩3分)/右上・「麻布十番商店街」は、ハロウィンや酉の市など街ぐるみのイベントが多いことでも有名です。(450m 徒歩6分)商店街には「ダイエー麻布十番店」(700m 徒歩9分)や「成城石井 麻布十番店」(550m 徒歩7分)などのスーパーもあって、日常のお買い物にも便利。/左下・美味しいお魚を食べたくなったら、「魚可津」がおすすめ。元鮮魚店を発祥とする三代続く老舗で、毎朝魚河岸から仕入れた新鮮なお魚を食べさせてくれます。(700m 徒歩9分)/右下・こだわりディナーのお買い物は、スーパー「日進ワールドデリカテッセン」へ。世界各国の輸入食材を販売しています。(700m 徒歩9分)

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左上・駅を出て麻布通りをまっすぐ歩くと、すぐマンションに到着。その特徴的なデザインからファンも多いという「秀和レジデンス」シリーズの建物です。エントランスは大通りから脇道に入ったところにあります。/右上・ゆったりとしたアプローチ。優雅な瓦屋根の軒と植栽が相まって、なんだかリゾートホテルのようです。/左下・共用ロビーには集合ポストと管理人室の窓、オートロックが。/右下・オートロックを抜けて、エントランスを振り返ったところ。エレベーター横には、内部の様子を見られるモニターが設置されています。ご紹介する住戸は2階に所在していますが、先に共用の洗濯物干し場がある屋上をチェックしてみましょう!

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左上・屋上に出ると、意図せずこんな絶景が広がっていました!「東京タワー」や「六本木ヒルズ」もしっかり望めます。/右上・西側に高速道路がある反面、東側はこんな落ち着いた雰囲気。紅葉が美しいお隣さんは、現在築140年になる「三田共用会議所」。中央省庁が共同で使う会議場だそうです。/左下・物干し場はこんな感じ。奥のスペースは洗濯物が飛ばないようフェンスで囲ってあります。/右下・2階に降りてきました。共用廊下の正面には高速道路の高架があり、ここでは走行音が少々賑やか。

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こちらのマンションでは、バルコニーに洗濯物を干せない規約になっています。風通し&日差し◎ の屋上がこんなにいい景色なら、洗濯物干しがリフレッシュ時間になりそうですね!

お邪魔します!

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左・モルタル仕上げの土間は奥行きが深くなっていて、左手に背の高い収納が2ヶ所に備わっています。/右・廊下の奥から振り返ったところ。左手のドアの先は水まわり、右手のドアの先には洋室があります。

企画担当者

玄関ドア側の収納にトランクケースなどをそのままガラガラと入れていただけるように、内部の床面を土間とひと続きに設計しました。奥の収納は下足入れで、内部には可動棚が備わっています。

グリーンの美しい
17帖弱のLDKへ!

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ドアを開けると、ナチュラルカラーが美しいLDKが広がっています。床には足ざわりのいい、ナラ材フローリングが。左手の室内窓の先には洋室があります。後ほどご紹介しますね。

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窓の外の緑と、ウッディーな室内のコントラストがなんともキレイ! “ヒーリング力” 大な住まいです(笑)

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リビングダイニングスペースにはゆとりがあり、大きめのソファやダイニングセットでも配置をしやすくなっています。左手のキッチンは板張りの腰壁で囲っていて、生活感が現れやすい部分が見えにくくなっています。

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バルコニー側からLDK全体を見ると、このような感じ。天井と壁は白の塗装仕上げで、左手の壁面には清楚な白タイルが貼られています。このタイル貼りの壁を境に、廊下側は少しトーンを落としたカラーを取り入れてリズムが作られています。

企画担当者

現在入っている家具も、この内装に合わせてコーディネートしたもの。

使い勝手のいい
広々キッチン

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左・背後に余裕をもたせたので、収納容量が足りないときはディスプレイのようにキャビネットを置くことができますよ♪/右・3口ガスコンロ、食洗機を完備。腰壁にコンセントを配置しているので、ブレンダーなどを使う際にも便利◎

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調理や片付けをしているときにも、室内全体に視線が届きます。もちろん、外の緑にも。続いて、バルコニーに出てみましょう。

お隣の緑を借景!

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東向きのバルコニーから正面を見ると、敷地内の植栽に加えて、先ほど屋上から見えていた「三田共用会議所」の緑が視野いっぱいに広がっています。マンションのすぐ近くを高速道路が通っているとは思えない静けさがありましたよ。

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奥行きこそ浅いものの、幅はワイド。まわりに住宅がないので、プライベート感たっぷりです。サッシは新しいタイプに交換されています。

室内に戻ってきました

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木の印象が強い内装なので、植物を足しても上手に溶け込みますよ♪ 天井にライティングレールを設置しているので、フックのパーツを取り付ければ、お好きな場所にグリーンを吊るすことができます◎

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LDでくつろいでいるときにも、ご覧の通り窓にはいっぱいのグリーンが映っています。外からの視線が気になることもないので、カーテンを空けておく機会が多くなりそう◎

廊下に戻って
約4.5帖の洋室をCheck!

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廊下と同色の優しいグレーで整えた洋室。コーナーサッシの室内窓は窮屈感を払拭しつつ、LDKとのゆる〜いつながりを感じさせてくれます。

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左・室内窓側から見たところ。正面にはウォークインクローゼット(WIC)の引き戸が見えています。/右・内部は3方向に奥行きが深くなっていて、上部に枕棚とハンガーパイプが備わっています。左手上部の枕棚は、布団も収納できますよ。

夜はこんな雰囲気に

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日が暮れると、グレーの壁が効いていっそう落ち着きある雰囲気に。シェード付きのスタンドライトを置いて、リラックスムードを演出するのもよさそう!

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こちらは夜のLDK。スポットライトを真下に向けると、このようなムーディーな光に。壁に当てると、やわらかな間接光に変わります。

最後に水まわりをご紹介

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左・洗面脱衣室も、LDKとイメージを揃えたデザイン。洗面台は造作品で、壁にはオープン棚を取り付けてあります。ラタンのカゴがとってもお似合い!/中央・バスルームには洗濯乾燥機を完備。/右・吊戸棚を備えるトイレ。木製のペーパーホルダーにもご注目。

紹介しきれない!
周辺のおすすめスポット

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左上・マンションの近くには、イートインスペースもある可愛らしい面構えのパン屋さん「ALLEZ FRANCE 麻布製パン(アレ フランス カフェ ダリア)」が。(220m 徒歩3分)/右上・『スイーツ食べたい!』というときに、ケーキ屋さんが近所にあるって、なんて幸せなんでしょう。「Patisserie Le Pommier(ル ポミエ)麻布十番店」は季節限定ケーキも人気のお店です。(350m 徒歩4分)/左下・イタリアンレストランの「Casa Vinitalia(カーザ ヴィニタリア)」は、1階が自然派ワインバー、2階がレストランスペースになっています。スペシャルなひとときはこちらで。(210m 徒歩3分)/右下・東京メトロ南北線と都営三田線が乗り入れる「白金高輪」駅までは徒歩14分の距離。雰囲気がまたひとつ異なる街も、徒歩圏内にあります。

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カウカモ編集部より

今回ご紹介するのは、カウカモがプロデュースした物件。マンションが建っているのは、「麻布十番」駅のほど近くで、「白金高輪」駅も徒歩圏内にあります。

「麻布十番」といえば、季節ごとにさまざまなイベントが開催される、活気ある商店街が有名ですよね。老舗のお菓子屋さんからおしゃれなカフェ、インポートショップまで、散策しながら “New” を見つけるのが楽しい街並みです。

そんな街に佇む、2019年3月現在築47年になるマンション。南ヨーロッパ風の青い屋根瓦と白い塗り壁で仕上げたデザインが特徴の「秀和レジデンス」シリーズで、過去には別の住戸をカウカモで紹介したことも。


それなりに年代を経た建物ということもあり、耐震診断では一部に「疑問あり」との結果が出ています。ただし、これまで細やかなメンテナンスや定期的な大規模修繕工事が施されており、外観や共用部の美観が手厚くケアされている点が好印象。設備面では、オートロックやエレベーターのリニューアル、監視カメラの設置といった近代化改修、さらには予算面から実施が難しいケースもある各住戸のサッシ交換まで行われています。


2019年3月の時点で修繕積立金は1億5,000万円ほど貯まっており、長期修繕計画書によれば、今後も十分な残高を維持したまま修繕を重ねていける見通し。しかも管理人さんは住み込みで勤務をされており、管理面では大きな安心感を持ってお住まいいただけそうですよ。


さて、住戸は既存の内装を一度すべて解体して造り直すスケルトン工事を実施しているため、内装も設備もすべて刷新されています。

専有面積52㎡を1LDKとした間取り。洋室の広さを、おふたりでもお使いいただくのに必要十分なサイズに抑え、かわりに大容量のWICを設けました。また、寝室がややコンパクトな反面、家の中でいちばん長い時間を過ごすLDKにはなるべく広い面積を充てて、ゆったりとリラックスできる空間にデザインしています。


内装のこだわりポイントは、LDKに白、寝室・廊下側には優しいグレーと、それぞれで異なるトーンを使い分けている点。家全体が真っ白だとのっぺりした印象になりがちですが、これなら生活のリズムにも奥行きが出てきます。


特に、現地へ訪れた際にご注目いただきたいのが、各部の素材使い。優しい印象のフローリング、清楚なタイル、ミニマルデザインのレンジフードなどなど、毎日使っているのがちょっと嬉しくなるパーツを厳選し採用しています。


街を散策して、ついつい買っちゃったスイーツを片手に帰宅。廊下でひと息整えて扉を開いたら、窓いっぱいの緑と優しい木のLDKに出迎えられて。さ、焙煎したての豆をハンドドリップで淹れて、おやつタイムにしましょう。この住まいでは、そんなちょっとていねいな休日が似合うはずです。

writer / editor:中山 宇宴