「田町」駅からマンションへ

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左上・今回はJR山手線と京浜東北線が通る「田町」駅から物件へ向かいます。マンションまでは徒歩7分の距離。駅前はオフィスや飲食店が多く、賑やかな雰囲気です。/右上・最寄りは都営浅草線と三田線が乗り入れる「三田」駅。(徒歩5分)/左下・通勤帰りに大型スーパーでお買い物をするなら「ピーコックストア グランパーク田町店」へ。このほか、徒歩3分圏内にも小型スーパーが2店舗あります。(800m 徒歩10分)/右下・三田といえば「慶應義塾大学 三田キャンパス」のある街。「慶應義塾女子高等学校」や「慶應義塾中等部」も隣接しているので、周辺は学生が多く活気があります。(350m 徒歩5分)

飲食街のはずれに建つ 小規模マンション

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夕方までシャッターを下ろしている飲み屋さんが多い「慶応仲通り商店街」を通り抜けると、目的地のマンションが見えてきました。1階には商社の営業所が入っています。

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左上・エントランスは通りから奥まった場所に位置。アプローチ両脇の手入れされた植栽が鮮やかです。/右上・エントランスにはオートロックが。監視カメラも備わっていて、安心できるセキュリティ体制です。/左下・先へ進むと、エレベーターホールがありました。物件所在階の4階へ上がりましょう。/右下・エレベーターを降りたすぐ斜向いに、ご紹介する住戸の玄関ドアがあります。

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マンションは2019年1月現在、築39年。管理人さんは巡回で清掃・管理にいらっしゃっています。これまで適宜必要な修繕や改修工事が施されてきた履歴が残っていて、管理面は安心できそうです。

売主さま

セキュリティ意識の高いマンションですので、女性おひとりさまでも安心して暮らして頂けますよ。

お邪魔します!

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左・玄関扉は珍しい内開きタイプ。左手には、背の高い両開きのシューズボックスが備わっています。廊下の奥には大きなガラスのはめ込まれた黒いLDK入口ドアが。/右・廊下の奥から振り返りました。左手には水まわりにつながるドアが、右手には洋室の入口ドアがあります。

ステンレスキッチンが 映えまくるLDK

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LDKは17帖に迫るゆったりスペース。なかでも存在感を放っているのがステンレスキッチン! 奥行きの深い天板はカウンターとしても使えるようになっています。

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リビングスペースから全体を眺めると、こんな様子。幅の広いキッチンの延長上に4人掛けのダイニングテーブルが置かれています。

売主さま

現在室内に置いてある家具・照明は物件にお付けいたします。楽しい街にあるセカンドハウスとしてもおすすめですよ。

キッチンは総ステンレス仕上げ

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左・部分的に一段下げられた天井にはグレーが配色されていて、空間に表情を添えています。奥行きにはゆとりがあり、背面に大型のカウンター収納を設置しても窮屈にはならなさそう。/右・システムキッチンはサンワカンパニー製で、収納部までステンレスで統一したモデルです。

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キッチンの横からパシャリ。リビングスペースにも余裕があるので、L字型の大きなソファセットを置いてもよさそう。ダイニングスペース側の腰窓はコーナーサッシになっています。お次は東向きのバルコニーをチェックしましょう。

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駅チカな立地ということもあり、正面の景観はとってもアーバンな感じ。でも右側の高い位置は比較的開けていて、空を拝むこともできました。

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奥行きは洗濯物を干すのに十分な深さですが、幅はコンパクトなので一度に干せる量は少し限られます。いっそ洗濯物はドラム式の洗濯乾燥機にすべておまかせして、ここはグリーンを育てる場所にしちゃうのもアリかも!?

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室内に戻ってきました。幸いマンションは道幅の狭い飲食街のはずれに建っているので、表通りは交通量も人通りも少なく、日が暮れてからもガヤガヤはしません。室内にいても、通りの音はほとんど気になりませんでした。

細部をチェック!

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左・オーク材を使用した幅広タイプの複合フローリング。無垢材と比べて膨張・収縮が原因のきしみや浮きのトラブルが少なく、それでいて足に触れる部分は触り心地のいい天然の木材というメリットがあります。/右・スイッチはレトロなアメリカンタイプで統一。メインの照明は使い勝手がいいよう複数の場所に配置されているので、行ったり来たりが最小限で済みます。

廊下へ戻って洋室へ

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左・こちらは約4畳半の洋室。壁には採光用の固定窓が2箇所配置されています。/右・2枚折れ戸の収納に加えて、棚を置くのにちょうどいい凹みが右手に。部屋に柱の出っ張りがないので、大きなダブルベッドもぴたりと寄せて配置できますね◎

最後に水まわりへ

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左・洗面脱衣室は比較的ゆとりある広さ。左手にトイレ、右手にバスルームに続くドアが位置しています。フロートタイプの洗面台も美しい仕上がり!/中・見た目スッキリなタンクレス式シャワートイレを完備。洗浄するたび泡と水流でクリーンに保つ、パナソニック製「アラウーノS II」です。/右・浴室乾燥機付きのバスルーム。床には汚れの落ちやすい「お掃除ラクラクほっカラリ床」が採用されています。

照明を操って 夜はムーディーに

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日が落ちるまで待って、照明をパチパチしながらムーディーな明かりに演出してみました。キッチンとリビングスペース天井に計3箇所のライティングレールが設置されているので、カスタマイズも自由自在。赤外線リモコン式のライトコントローラーを取り付ければ、個別に調光できるようになりますよ。

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キッチンの背面に大きなお酒ラックを置いて、Barのように演出してみたいですね・・・

夜の「三田」は ワンダーランド

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左上・「慶応仲通り商店街」には、古い木造民家を改修した雰囲気のいいお店がズラリ並んでいます。(160m 徒歩2分)/右上・マンションの斜向いにはレトロな面構えの和食ダイニング「糸 ITO-HEN(いとへん)」が。季節のおいしいお魚や山の幸をいただけます。(20m 徒歩1分)/左下・イタリアの有名な歌謡曲が店名になっているピッツェリア「フニクリ フニクラ」。店内の大きなピザ窯で焼き上げた本格ナポリピザを、厳選のワインとともに召し上がれ!(130m 徒歩2分)/右下・ダイニングバー「Flag(フラッグ)」は、1964年にオープンした老舗喫茶店「ペナント」の閉店を知った当時の常連さんのひとりが、『店を残し続けたい』と受け継ぎ2017年に再出発したお店。ランチタイムは「すきやきうまみ牛肉のカレー」が人気メニューです。(170m 徒歩3分)

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カウカモ編集部より

一国一城の主になれば、好きな家具やインテリアで思い切り住空間を “自分らしく” 飾りたくなるもの。今回ご紹介した物件は、『その気にさせてくれるぜ・・・』と思わせる内装がとても印象的でした。木目が美しいオーク材フローリングと白の壁紙がカンバスだとすれば、黒い建具や巾木はまるで住空間を引き立たせる額装のよう。スタイリッシュなキッチンでベースを整えられた、イメージの続きをどのように描くかは、住む人しだい。もし自分だったら、リビングスペースには座面に黒のレザーを張ったマルニ60シリーズのソファを置いて、インテリアはヴィンテージアメリカンな雰囲気に・・・ と、取材中にうっかり妄想を爆発させてしまいました。


間取りはおひとりさま、または仲よしなおふたりさまに最適な1LDK。50㎡強という専有面積の大部分を、1日にもっとも長い時間を過ごすLDKに充てたレイアウトです。この16帖強の広さがあれば、ソファやテレビボードなどの家具を選ぶ際の選択肢も幅広く、空間を自由に使って部屋づくりが行えそうです。ご友人の来客が多い方なら、キッチンを延長するようなカウンターテーブルを置いてバーのようにするもよし、コーナーサッシにカフェのようなテラス席を設けるのもよし。そんな自由度の高さも魅力的に感じられました。

もちろん、立地の魅力も負けてはいません。マンションが所在するのは「三田」駅からわずか徒歩5分の場所。JR「田町」駅までも徒歩7分ほどでアクセスができるので、都心でバリバリ働いてらっしゃる方も、サクッと時短通勤が叶うかも。


建物のすぐ近くにある飲食街には、古民家を改装したセンスのいいお店がよりどりみどり。日々お店を開拓して、ゲストに “この街で1番のお店” を案内したなら、きっとモテるに違いありません。『このあとウチで飲み直さない?』なんてセリフも、するりと言えちゃいそうな好立地です(笑)これだけ飲食街に近いと心配になるのが騒音ですが、建物が建っているのは賑わいの中心から徒歩2分ほど離れた絶妙な場所。取材を終える頃、ちょうど街が熱気を持ち始める時間帯でしたが、室内にいて特に外の喧騒が気になることはありませんでした。


一点ご留意いただきたいのは、こちらのマンションでは現在管理組合で将来の建て替えに備えて勉強会や協議が行われていること。まだ具体的ではないとのことですが、気になる方はカウカモエージェントまでお問い合わせくださいね。


通勤をスマートにこなし、街の素敵なお店をマスターしていて、自分らしく飾った家に住んでいる。そんな三拍子が揃った、“惚れられる” ような生き方がきっと似合う住まいです。ピンと来た方は、お気軽にお問い合わせくださいね。

writer:中山 宇宴 / editor:平野 翔子