売主さまのご紹介

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Hさま

3年ほど前にカウカモで “一点もの” の住まいと出会い、麻布十番ライフを満喫されていました。この度、ライフスタイルの変化に伴い住み替えを決意。オリジナリティ溢れるこの住まいには思い出がたくさん。「今でも手放したくない気持ちがあり、名残惜しい」のだとか……新たな住まい手に向けて、その魅力をたっぷりと教えていただきました!

“普通” な場所が 見つからない!

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斜めに配された窓から太陽光がサンサンと降り注ぐ室内。陽当たり至上主義、お風呂ラバー、ルーフバルコニー愛好家、そして暮らしにデザイン性を求めるあなたに届いて欲しい……個性派物件です!

麻布通りの ちょっと奥に

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左上・レンガ色のタイルをまとった重厚感ある外観。上階部分の傾斜した窓が特徴的です。/右上・緩やかなスロープの付いたエントランスアプローチ。オートロックの手前には宅配ボックスが備わっています。/左下・おおっ、赤い! 共用部にはふかふかのレッドカーペットが。/右下・エレベーターで4階へ。ご紹介する住戸の玄関扉は、エレベーターの目の前にあります。

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玄関扉は2016年に交換済み◎ 2021年に給水管更新工事、2025年には大規模修繕工事の予定も立てられています。

売主さま

建物自体は古いものの、ユニークなデザインとエントランスの赤いカーペットのレトロ感が気に入っています。管理人さんは長時間勤務なので、セキュリティ面での安心感がありますよ。

こんにちは カウカモです

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わっ……土間、広いですね! いきなり視界がひらけて、60㎡弱の空間全体を見渡すことができます。

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こちらの物件は、2014年12月にリノベされた状態での販売です。売主さまはとてもきれいにお住まいですが、使用感などは現地にてご確認くださいね。

お邪魔します

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斜めに設置された窓は南東向き。差し込む光が、窓枠のきれいなシルエットを作っています。

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壁が傾斜しているのって、屋根裏部屋のようでなんだかワクワクしますね!

売主さま

住戸の “秘密基地” のようなデザインと斜めの窓は、購入に至った決め手のひとつです。ロマンがありますよね(笑)

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足元はウォールナット材の無垢フローリング。ブラシ掛けでユーズド加工を施した、色気のある風合いです。写真の右奥へ進んでみましょう。

約3帖の 小上がりスペース

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売主さまはここをベッドスペースとして活用されていたそう。ブラインドを閉めれば、優しい明るさになります。

驚きの収納力!

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左・小上がりは収納を兼ねています。引き出しタイプと天板を上げるタイプの組み合わせで、かなりの収納容量です!/右・玄関土間との空間を区切っている収納棚。くり抜かれた部分から玄関側が見えるのがおしゃれ♡ キャスター付きなので、向きを変えることもできます。

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内装のかっこよさに衝撃を受けましたが、収納が多くてリアルに暮らしやすそう……また衝撃です。

売主さま

朝早くからブラインドを上げて窓を開放すると、光と風がたっぷり入ってきてとても気持ちいいんです。角部屋なので、日当たり重視な方にもおすすめですね。

では そろそろ行きましょうか

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掃き出し窓の向こう側、気になりますよね!

ココロまで南向き

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約28㎡あるウッドデッキ敷きのルーフバルコニーです♡ 机としても使える木棚は、ウッドデッキと同じ素材で造作されたもの。中は防水加工をしており、収納として活用できます。

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大通りから奥まった立地のおかげで、のんびり穏やかな雰囲気♪ 周囲に高層の建物は無く、空が広く感じられます。ちなみに建物の向こうに頭を出しているのは「六本木ヒルズ」です!

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左・ルーフバルコニーの端からのぞき込むと、ビルの合間にくっきり「東京タワー」が。テンション上がります!/右・反対側は、この後チェックするバススペースに面していますよ。木棚で区切られているので、まるで独立したサブバルコニーのような雰囲気です。

売主さま

太陽と風がとても好きなので、大きな窓とこのルーフバルコニーに一目惚れしました。ここではキャンプ用のチェアやハンモックを置いて、ゆったりと考え事や日向ぼっこをすることが多かったですね。

太陽と風も ここがとても好きみたいです

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さあ、それではワクワクが止まらないキッチン&バススペースへ進みましょう……

二次会はうちで

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スチールフレーム×ガラス棚のスタイリッシュなキッチン。食洗機を完備しており、カウンターの天板はステンレス製なのでお手入れも楽々です。

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上部の棚にアルコールやグラスをセットすれば、バーのような空間になりますよ。

視線をそのまま 右手へ

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キッチンの横にはオープンなバススペースが! 床には防水加工が施され、置き型のバスタブとガラス壁で囲まれたシャワーブースがレイアウトされています。

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そして正面のドアは、先ほどのルーフバルコニーの一角へ……なんて開放感でしょう!

ホテルライクな開放感

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リビングに開かれたバススペースは、以前の売主さまがリノベの際に特にこだわったポイント。国内外のホテルを巡って “デザイン・ハンティング” した賜です。

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壁にかかっているのはメタリックなアート……ではなくて、実は取り外し可能なキッチンカウンターの天板なんです。

売主さま

部屋と一体化したバスタブの “非日常感” はとても気に入っています。オレンジのシャワーも可愛いですし、扉を開ければ露天風呂のような気分を味わえますよ。広いお風呂が好きな私には最高でした。

ああ機能美

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左・空間に溶け込むシンプルな洗面台。よく見るとミラーの一部分が拡大鏡になっていて、使い勝手がよさそうです。/右・壁掛けの天板で洗面台とキッチンカウンターをつなげると、こんな感じに。バススペース全体をシャワーカーテンでぐるりと囲むこともできます。

いよいよ終盤戦

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左・キッチンを通って、玄関へ戻りましょう。シャワーといいキッチンの水栓といい……さりげなく顔を出すオレンジ色に、皆さまお気付きでしょうか?/右・キッチン後ろの引き戸を開けると、洗濯機置き場と冷蔵庫置き場が。生活感が無いと思ったらこんなところに隠れていました。棚は可動式なので大きなサイズのものでも入りそうです。

隅々まで!

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左・ゆったりとした玄関スペースには、コートなどを掛けられるバーとシューズラックが設えてあります。足元のモルタルは墨で黒く着色したものなのだそう。/右・トイレまで抜かりなくスタイリッシュに。電球の配線もまた、差し色のオレンジが効いています。

ディティールを 語らせてください

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左上・こちらの物件、コンクリートの躯体現し部分がちょっと独特だと思いませんか? 壁や天井の一部には、蔦(つた)のような柄の吹き付け塗装が施されて有機的な印象に。/右上・バススペースのシャワーカーテンも、同じ柄がデジタルプリントされたオリジナルのものなんです。/左下・キッチンの4口コンロをアップで。きれいな状態でびっくり。/右下・最後に自慢ポイントをひとつ……カッコイイ建築・インテリアデザインをまとめた洋書「ROUGH PAST MEETS NEW DESIGN」に、こちらのお部屋が掲載されているんですって!

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設置されているエアコン、照明、ブラインド、シャワーカーテンはこのままお使いいただけます。

大人な空気感が魅力

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上・「麻布十番商店街」には気になるお店がたくさん。ケヤキの広場「パティオ十番」は街歩きの休憩やテイクアウト商品をいただくのにちょうどいいスポット。(450m 徒歩6分)/左下・立ち飲みビストロ「bistro あわ」では、表面張力ギリギリの「こぼれスパークリング」が名物です。(450m 徒歩6分)/右下・甘党ならば要チェック、老舗たい焼き屋さん「浪花家総本店」がご近所に。(350m 徒歩5分)

売主さま

麻布十番は高級なレストランもありますが、商店街にはリーズナブルなお店も多く、暮らすうえでのバランスのよさを感じています。品川や銀座、渋谷まではタクシーですぐですし、自転車での移動も楽しいですよ。
今後、再開発が予定されている虎ノ門・麻布台や六本木5丁目西地区のおかげで、ますます周辺環境は盛り上がると思います。

国際色も豊かなのです

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左上・ミラノの郷土料理をいただける「Osteria dieci(オステリアディエチ)」。ワインの品揃えも豊富です。(550m 徒歩7分)/右上・駅から物件までの通り道には、世界中のビールが楽しめるダイニングバー「CRAFT HANDS(クラフトハンズ)」が。(230m 徒歩3分)/左下・NYのベイクドスイーツのお店「HUDSON MARKET BAKERS(ハドソンマーケットベイカーズ)」。焼きたてバナナマフィン、絶品でした♡(350m 徒歩5分)/右下・こちらもNY発。ボリュームたっぷりのドーナツと、オリジナルブレンドコーヒーが自慢の「DUMBO Doughnuts and Coffee(ダンボドーナツアンドコーヒー)」(600m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

まさに唯一無二、どのポイントを取っても普通ではない物件です。住まいがこれだけ覚悟を決めているのだから、住まい手も腹を据えてかっこよく生きるしかありません。


現地を訪れた最初の感想は “太陽に愛された秘密基地” でした……本当に明るいです。斜めの壁が遊び心をくすぐり、大きな南向きの窓が快適さを約束するよう。

壁のペイントが、躯体現しの無機質な印象をほどよく和らげているのが素敵でした。しかも差し色に使われているオレンジがまた、いい仕事してるんです! 起立して拍手を送りたい!


マンションは特に不安を感じるような点は見当たらず、「麻布十番」の街は記事内でご紹介しきれないほど素敵なお店がいっぱいです。魅力が内装だけじゃない、というのがすごいですよね。ご内見時にはぜひ、建物と街の雰囲気のよさも実感していただければと思います。


何もかも魅力的で、秘密基地と言っておきながら秘密にしておけそうにありません(笑)一度気になってしまったら、もう心から離れることは無いと思いますし、似ている物件はそうそうありません。実際にご覧になった方がいいと思います。いやー、参りました。カッコイイです。


バーチャル背景要らずなとっておきの自分基地、今ならバトンを引き継げますよ。

writer:小杉 美香 / editor:平野 翔子