「田町」駅からスタート

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左上・今回ご紹介する物件は “三田エリア” に建っています。複数の駅が利用可能ですが、今回はJR山手線・京浜東北線「田町」駅から歩いて向かいましょう。(徒歩13分)/右上・こちらは「慶應義塾大学 三田キャンパス」。文教施設が多いエリアですが、オフィス街としての一面もありますよ。(500m 徒歩7分)/左下・新鮮な果物や野菜が店頭に並ぶ「中村家青果物店」。周辺に大型スーパーは少ないですが、地元に根付いた商店が多数ありますよ。(550m 徒歩7分)/右下・駅から帰る際のお買い物は、スーパーマーケット「ピーコックストア グランパーク田町店」が良さそうです。品揃え豊富で、夜22:00まで営業しています。(1.2km 徒歩15分)

マンションに到着しました

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「慶應義塾大学 三田キャンパス」の前を通り過ぎ少し横道に入ると、キャメル色のタイルが貼られたどっしりとした風格が漂うマンションが見えてきました。奥には首都高速2号目黒線がありますが、静かな環境です。

売主さま

こちらは現在築32年になるマンションです。平成20年にエレベーター改修工事、平成25年に給水設備改修工事と、適宜修繕が行われております。

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左上・格子柄の扉がレトロ可愛いエントランス。1階にはテナントとして撮影スタジオが入っています。/右上・重厚感ある共用ロビーには、オートロックが備わっています。管理人室もこちらにあり、管理人さんは平日は夕方まで、土曜日は午前中に勤務されています。/左下・オートロックの先に進むとエレベーターホールが。タイル仕上げの淡い色味の壁と、ダークトーンの床のコントラストが美しい空間です。築年数を感じさせない綺麗さですね。/右下・エレベーターで5階まで上がって来ました。お目当ての住戸は、明るい共用廊下の突き当たりに位置しています。

3方向角部屋

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左・ゆとりある広さの玄関ホール。折り畳んだベビーカーなどを置いても邪魔にならなそうですね。/中央・廊下から玄関を見るとこんな感じ。右側には、鏡面仕上げの扉が付いた白い下足入れが。/右・玄関から真っすぐ伸びる廊下。左側には水まわりが並び、右側にはふたつの洋室があります。

まずは廊下をどんどん進み・・・ 正面の扉からLDKへ

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モダンで華やかな印象のLDK。手前には、幅約2.3mの対面型システムキッチンが。大きなシンクや食器洗浄機が付いていて、お料理をしやすそうですね。写真には写っていませんが、背面には冷蔵庫のほか食器棚を置けそうなスペースがありますよ。

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キッチンから見える景色はこんな感じ。前面に壁がないためリビングダイニング(LD)を見渡せますね。ダイニングスペースの壁面には、木目調の鏡面タイルが貼られています。間接照明の光に照らされラグジュアリーな艶感があり、シンプルな空間のアクセントになっていますね。

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LDの広さは約14帖。大きな東向きの掃き出し窓がふたつあり、明るさも十分です。

売主さま

室内に置かれている家具はディスプレイです。家具配置の参考にしていただければと思います。

バルコニーへ出てみましょう

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大きなマンションが建ち並ぶエリアですが、意外にも正面には低層住宅が多いため、広い空を望めます♡

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バルコニーは幅が広いタイプ。お洗濯物を干してもまだゆとりがありそうですよ。腰壁には半透明の素材が使われているため、足元まで明るいですね。

売主さま

現在は隣地の建設工事の音が聞こえてきますが、本来は静かな環境です。建設現場はバルコニー側ではなく南西側ですので、LDではそこまで聞こえないかと思います。22階建てのタワーマンションは2021年4月15日の竣工予定で、当面は建設音が気になるかと思います。現地にてお確かめくださいね。

室内に戻りましょう

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リビングスペース側の掃き出し窓から室内へ。左側には引き戸で仕切ることができる洋室Aがあります。

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改めてリビングスペースを見てみましょう。ダークブラウンの床材に落ち着いたトーンの壁紙。ベージュの家具が似合う優しい雰囲気ですね。奥まったところには、このようにソファやテレビボードを置くのがよさそう。

マルチに使える洋室A

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左・リビングスペース横の洋室Aは約4.5帖とコンパクトですが、窓際にはクローゼットが備わっています。お子さまのプレイルームや、リビング学習のための勉強スペースとして使えそう。集中したいときは引き戸を閉めて個室として使うのもいいですね。/右・こちらの窓からは、先ほどお話したマンションの建設現場が見えます。計画によると洋室Aのあたりが建物の端になりそう。眺望の抜けはぎりぎりかもしれませんが、5m以上の距離を取る計画なので、明るさは確保できそうですよ。

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洋室Aの扉を閉じたときのLDKはこんな感じ。キッチンを含めるとLDK全体は約17帖なので、家族でゆったりとくつろげますね。

続いて 水まわりや個室をご案内しましょう

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左・廊下に戻って来ました。左手にはふたつの洋室に続く扉が。右には手前から洗面脱衣室への扉、トイレへの扉が並びます。真っ白に輝いている扉が美しいですね。/右・まずはトイレから。上部には吊戸棚があるので、ストックのトイレットペーパーやお掃除道具をスッキリと収納できそう。

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左・黒いモザイクタイルが貼られた洗面化粧台。右手には洗濯機置き場があり、その横には洗剤などを置くのにぴったりなオープン棚が備わっています。/右・ダークブラウンの木目調パネルで落ち着いた印象のバスルーム。浴室換気乾燥機が付いていますよ。

続いて洗面所向かいの扉から洋室Bへ

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左・主寝室にぴったりの洋室B。約6帖の広さで、ダブルベッドを置いても両サイドにゆとりがありますね。こちらの窓の先には、先ほどご説明したタワーマンションが約5m離れた距離に建つ予定です。/右・大きなクローゼットが備わっていて収納力◎ 少しのスペースも見逃さず、右端に可動式のオープン棚が設置されているのはうれしいですね。

玄関横の洋室C

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こちらは約5.5帖。クローゼットがふたつも備わっているので、お洋服もたっぷり収納できますね。

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左・西向きの窓からの景色はこんな感じ。隣地の左側は、前述したように22階建てのタワーマンションが建ちますが、右側は7階建ての住居や駐車場、真正面にはマンション中央部の低層のエントランスホールが建設される予定。もしかすると抜けた景色を望めるかもしれません。今後の経過などの詳細はカウカモエージェントにご確認くださいね。/右・窓側から室内を見てみました。壁面には、ダークブルーの幾何学模様のアクセントクロスが貼られています。オシャレな雰囲気ですね。

厳かな雰囲気の街並みを通り 麻布十番方面へ

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左上・フランス料理の名店「Co'te d'or(コート・ドール)」。トラディショナルなフレンチが人気で、男性おひとりさまの来店も多いとか。(100m 徒歩2分)/右上・綱坂を上っていったところには、会員制の迎賓館「綱町三井倶楽部」が威風堂々と建っています。結婚式は会員でなくても挙げることができるそうですよ。(650m 徒歩9分)/左下・そのお隣は、モダンな外観の「オーストラリア大使館」。洗練された街の雰囲気と建物がマッチしていますね。(650m 徒歩9分)/右下・東京メトロ南北線、都営大江戸線が乗り入れる「麻布十番」駅に到着。(徒歩9分)

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カウカモ編集部より

今回の舞台は、「慶応義塾大学」のお膝下 “港区三田アドレス” 。アカデミックな雰囲気だけでなく、大使館が建ち並ぶインターナショナルな雰囲気も感じられる街です。さらにはオフィス街や「慶應仲通り商店街」の庶民的な雰囲気など、さまざまな街の魅力を感じることができますよ。マンションが建つ “白金エリア” と  “三田綱町エリア” の間である「三田5丁目」は、近くにビッグコミュニティのヴィンテージマンションが建つなど、閑静な高級住宅街としてステータスのある土地です。


徒歩圏内で利用できる駅は4つ。JR各線が乗り入れる「田町」駅、東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅、都営三田線・都営浅草線「三田」駅(徒歩10分)と東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅(徒歩8分)。ただ、それぞれの駅までは少し距離がありますのでバスを利用するという選択肢も。マンションから徒歩4分、麻布通り沿いにあるバス停「三ノ橋」からは、渋谷や品川方面など複数のバス路線が通っており便利です。駅近でなくとも、これだけ複数駅・路線が使え、さまざまな場所へアクセスできる交通利便性は魅力ですよね。


一点心配なのが、隣地に建設中の22階建てタワーマンション。竣工すると3つの個室に面した西と南向きの窓からの眺望に影響がありそうですが、思ったほどダメージは少なそうに感じました。LDに面したバルコニー側の眺望はこのままですし、個室側も5mほどの距離を取って建設されるので明るさは確保できそうです。それより気になるのは当面の工事の騒音かもしれません。2021年4月15日の竣工予定で少々工期は長いですが、限られた期間のみのことですので長い目で見てご判断ください。気になる方は現地に足をお運びいただき、お確かめくださいね。


住戸はファミリーでもゆったり暮らせる3LDKの間取り。3方向角部屋なのですべての居室に窓があり、どこも明るい印象でした。今回この街のラグジュアリー感に合わせて、室内もハイグレードな設備や素材を用いてリノベーションされたとのこと。LD壁面に貼られた木目調のタイルは高級車の内装のようですし、建具は鏡面仕上げで艶感たっぷり。


建物は2018年5月現在築32年で、新耐震基準に適合しています。フラット35Sの基準もクリア。修繕積立金は現在マンション全体で約1.4億円貯められており、来年には大規模修繕工事を検討しているなど、管理の面でも安心できそうですよ。これからますますヴィンテージマンションとしての風格を増していきそうです。気になる方はお早めにお問合せくださいね。

writer:南田 かおり / editor:長澤 豪・野原 茂香