新駅誕生で話題の “芝浦エリア”

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄りは、新交通ゆりかもめ「芝浦ふ頭」駅(徒歩8分)。なのですが、JR山手線と京浜東北線が乗り入れている「田町」駅(徒歩9分)からスタート。都営三田線と大江戸線が乗り入れる「三田」駅(徒歩10分)も利用できて、交通の利便性は◎/右上・駅前には、港区総合支所のほか、スポーツセンターやホール、図書資料室などの施設が集まる「みなとパーク芝浦」が。木を多用した温もりを感じる造りで、地元の人の憩いの場所として親しまれています。(750m 徒歩9分)/左下・「DEMODE BISHOP(デモデ ビショップ)」は家具や建具、タイルなど、アンティークのアイテムが揃うライフスタイルショップ。食器やリネン類も豊富なので、新生活を始める前にのぞきたいですね♪(400m 徒歩5分)/右下・“芝浦エリア” には運河が多い! マンションのすぐ近くでは、運河×新交通ゆりかもめ×夕陽のコラボも望めます。(30m 徒歩1分)

静かな水辺に佇むマンション

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多くのビジネスマンが行き交う「田町」駅周辺ですが、少し離れるとその賑わいも嘘のよう。マンションが多く建ち並ぶ住宅街を進んで行くと、閑静な水辺沿いに今回ご紹介するマンションが見えてきました。

売主さま

こちらは、1979年に竣工した、総戸数50戸の地上10階建てマンションです。長期修繕計画書が作成されていて、今後2026年に大規模修繕工事が予定されています。また、駐車場(月額30,000円)は2019年11月現在で1台分の空きスペースはありますが、外部貸し出しを検討中とのこと。ご利用を希望される方はお早めにご相談ください。

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駅から物件まではやや距離があるのですが、徒歩3分のところにはバス停「芝浦二丁目」があり、新橋・虎ノ門方面行きのバスが利用できます。運行本数が多めなので便利に使えそう。また、駐輪場(年額6,000円)に空きがあるので、駅までの往復に自転車を活用しても◎

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左上・エントランスはスロープ付き。/右上・共用ロビーには管理人室とメールボックスがあり、その右手前には今年新設された宅配ボックスも。右奥へ進んで行くと……/左下・エレベーターがあります。2017年にはエレベーター安全対策工事を実施済みです。/右下・3階まで上ってきました。さっそく住戸内に入ってみましょう!

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管理人さんは週6日勤務と手厚い管理体制。とても親切な方で、気さくにお話していただきました。

クール&ラフな玄関ホール

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左・オープンなシューズインクローゼット(SIC)は棚が2面あって大容量! 可動棚なので、ブーツなどの背の高い靴も収納しやすいですね。/右・SICの奥から振り返ってみると、正面に両開きの扉が。こちらの内部は洗濯機置き場になっています。

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収納力のあるSICには靴だけでなく、ボックスやカゴを使ってアウトドアグッズや日用品のストック、備蓄品などを収納しても◎

こもり感のある ミニマムなキッチン

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玄関ホールにあるガラス窓付きの扉を開けると、男前なキッチンがどどんと鎮座しているのが目に入ります。スポットライトやラックが付いていて、まるでおしゃれなバーカウンターのよう♡

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キッチンと通路の間には段差があるので、慣れるまではお気を付けくださいね。また、リビングダイニング(LD)との境目にある垂れ壁部分の天井高は約171cmと低めです。高身長の方は、足元に加えて頭上にもご注意を!

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左・2口ガスコンロにシンプルな水栓というミニマムなキッチン。ステンレストップがクールで◎ 足元は空いているので、収納ボックスやワゴン、ごみ箱などを調理スタイルに合わせて置くといいですね。ちなみに、キッチンに立ったときに正面に見える黒い扉の先は、のちほどご紹介する水まわりにつながっています。/右・細長いキッチンですが、壁際に冷蔵庫置き場がしっかり確保されています。その右側の可動棚は食器や調理家電を置くのにピッタリ!

レンガタイル貼りで男前なLD

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キッチンとLDとの間には壁がありますが、LDK全体の広さは約14.8帖とゆったり。そしてLDのポイントは、この一面のレンガタイル貼りの壁! ザラっとした手触りが、クールなこの住戸のテイストによくお似合いです。そして南向きの窓の向こうには、さわやかな運河ビューが♡

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LDに隣接した洋室とは、3枚の引き戸で仕切ることができます。ガラス入りなので閉め切っても視線が抜けて、圧迫感は少なめ。

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このままでもソファとテレビボード、小さめのダイニングテーブルを置けそうな広さはありますが、引き戸を開け放ってワンルーム感覚で広く使うのもいいカモ!

約6.2帖の洋室

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左・洋室には折れ戸2枚分のクローゼットがあります。“見せない収納” はここだけなのですが、内部は奥行きも幅も十分あるので、洋服に加えて季節家電やスーツケースなどもスッキリとしまえそう。/右・南向きの掃き出し窓からは、たっぷりと自然光が入ります。

カモメが戯れる運河ビュー

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バルコニーに出ると、目の前には白いカモメが飛び交い、なんともドラマチックな景色が♡ 眼下は遊歩道になっていて、のんびりした空気感が漂っています。

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運河の向こう側のマンションとは距離はしっかり確保されていますが、バルコニーがこちら側を向いています。また、右側の橋の通行人とは目が合いそうな距離感なので、気になるようであればレースカーテンを活用するといいでしょう。

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コンパクトですが、天井には物干し金具が備わっています。南向きなので、お洗濯物はしっかり乾きそうです。

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すぐ近くに首都高や旧湾岸通りがあるため、外に出ると車の走行音が聞こえます。窓を閉め切った室内ではそこまで気になりませんでしたが、内見時に現地でご確認くださいね。

室内に戻ってきました

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引き戸を開けると、この広がり♪「寝室は個室!」というこだわりがなければ、この約21帖の大空間にゆったりと家具を配置して、広々と使うのもいいですね。

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南向き窓の採光面積が広いうえ、目の前は運河で陽を遮るものはなし。日中は照明なしでも、ほどよい明るさがありますよ◎

最後に水まわりをチェック

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左・洗面脱衣所はシンプルなデザインと色づかいでまとまっています。洗面台の向かいには……/中央・扉なしのオープンなトイレがあります。好みは分かれる部分かもしれませんが、個人的にはコンパクトな脱衣所ながら、トイレがオープンなおかげで閉塞感がなくてアリでした◎/右・バスルームもコンパクトですが、浴室乾燥機を完備。

便利・安心・美味しい “芝浦ライフ”

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左上・マンションの近くにあり、便利に使えるスーパーは「ピーコックストア芝浦アイランド店」(500m 徒歩7分)。そのほか、「田町」駅方面には「ライフ ムスブ田町店」(650m 徒歩9分)や「肉のハナマサ」(650m 徒歩9分)があり、さらに小さなスーパーが周辺に点在していてお買い物の選択肢が豊富!/右上・20種類以上のビアタップがずらりと並ぶビアホール「Craft Meat(クラフトミート)」。仕事帰りに個性豊かなクラフトビールと自家製ロティサリーチキンをどうぞ♪(350m 徒歩5分)/左下・2014年に “麻布エリア” から移転した「愛育病院」。総合病院が近くにあるのは万が一のときに心強いですね◎(600m 徒歩8分)/右下・「田町」駅の三田口側にある「慶應仲通り商店街」には、リーズナブルで気軽に入れる居酒屋がずらりと建ち並んでいます。提灯の明かりが灯る細道に風情あり!(1.1km 徒歩14分)

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カウカモ編集部より


新駅誕生で注目が集まる “芝浦エリア” が暮らしの舞台。このエリアで叶うのは、水辺の暮らし。物件のご近所にはあちこちに運河や橋があり、軽快&爽快な気分でお散歩が楽しめます。


交通アクセス面は◎ で、「田町」駅と「三田」駅が使えるので都内の移動はラクラクでしょう。しかも、マンションから徒歩3分のバス停からは「新橋・浜松町」方面へのバスが運行しているので、山手線の東側に勤務している方はとっても便利そう。なんなら「品川」や「浜松町」までタクシーで気軽に行けてしまうほどの距離感!


「田町」駅周辺はビジネスマンが多くオフィス街のイメージが強いのですが、少し離れると総合病院や公園、スーパー、公共施設などが集まっているので、暮らしに不便はありませんし、子育て環境としても◎


2019年11月現在、築40年になるマンションは、外観の見た目にこそ派手さはありませんが、共用部はしっかり清掃や管理が行き届いている印象。管理人さんが週6日間勤務なことも幸いしているのかもしれません。また、長期修繕計画書が作成されていて、2026年には大規模修繕が実施される予定です。2017年3月時点でマンション全体の修繕積立金は4,000万円ほど貯まっており、大規模修繕に向けて計画的に運営されていそうです。


そして、住戸の一番の魅力はなんといっても運河ビュー。3階という低層階が幸いして、水面を近くに感じられるのがまた気持ちいいのです♡ しかもバルコニーは南向き。陽当たりを遮るものもなければ、将来的に正面に建物が建つということも考えにくい。このビューと陽当たりのよさを長く楽しめそうですね♪


内装は、むき出しの配管や黒い建具でインダストリアルな雰囲気。可動棚のオープン収納が各所にあるので、“見せる収納” として個性を発揮するもよし、ボックスやカゴを使って上手に隠しながら収納するのもよし。特にLDのレンガタイル貼りの壁には、お気に入りのインテリア雑貨や洋書、フォトフレームなどをセンスよくディスプレイして仕上げるとよさそうです♪


間取りは、引き戸の使い方によってはワンルームにもなる1LDK。広々としたひとり暮らしでも、おふたりや小さなお子さまおひとりまでなら対応できそうです◎ 専有面積は約43㎡とコンパクトですが、その分、手に届きやすい価格が魅力的。都心での水辺の暮らしに憧れている方、ぜひこの運河ビューを体感しに足をお運びください!

writer:島村 麻美 / editor:中山 宇宴