「六本木」は庭

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左上・ご紹介する物件の最寄り駅は、刺激溢れる「六本木」! 日が暮れるとネオンが次々に点灯し、また今日もこの街でたくさんのドラマが生まれるんだろうなぁと、つい妄想してしまいます。(徒歩5分)/右上・マンションから公園を挟み、ほぼ隣接していると言っても過言ではない複合施設「東京ミッドタウン」。地下には7:00〜24:00に営業しているスーパーがありますよ!/左下・「国立新美術館」まではマンションから徒歩9分(700m)の距離。日本を代表する美術館が間近にあるなんて……新しい企画展が始まるたびに足を運びたくなりますね。/右下・六本木には、もちろん美味しいお店も目白押し。NYスタイルのブランチ専門店「MERCER BRUNCH(マーサーブランチ)」では、ブランチはもちろんディナータイムもお楽しみいただけます。(350m 徒歩5分)

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外苑東通りに面している都営大江戸線「六本木」駅の出口から、大型マンションを横目に歩くこと数分。緑が生い茂る「檜町公園」が見えてきたら目的地まであと少し! 公園に沿って植えてある街路樹の緑の “屋根” が気持ちよくエスコートしてくれているようでした。

洋館のような外観が可愛らしい “秀和レジデンスシリーズ”

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1964年の竣工という長い歴史を持つ、総戸数43戸の建物です。2006〜2007年にはエレベーター改修工事、2009〜2010年と2018年に大規模修繕工事を行なっています。

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“秀和レジデンスシリーズ” は青い瓦屋根が有名ですが、こちらではオレンジがかったブラウンの庇になっています。塗り壁やアイアンの手すりは同じですね。シックな色味に貫禄を感じます。

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左上・傾斜地に建っているため、建物前は坂道。エントランスにも階段があります。写真右手へ進むと、駐車場と駐輪場が。/右上・駐車場の月額利用料は35,000円ですが、2019年7月現在空きがありません。/左下・駐車場の奥を見ると、駐輪場も。こちらも残念ながら現在空きはないそうです。状況は変動いたしますので、ご利用を希望の方には最新情報をお調べいたします。ちなみに写真中央の扉の先にはエレベーターホールがあるので、エントランスを通らずお部屋まで行けますよ。/右下・さて、エントランスに戻ってきました。階段を上がった先には素敵な応接スペースが! 太陽のマークが入ったステンドグラスが目を惹きます♡

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こちらのマンションでは理事会への申請は必要ですが、事務所利用が可能です。管理人さんへ確認したところ、不特定多数が出入りするような業種はNGですが、個人や数人で利用するのであれば問題ないそう。ただその場合、特別管理費として別途月額4,500円が必要となります。

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左上・しっかりとお手入れされている共用ロビー。木の受付やメールボックスから温かみが感じられます。奥にはエレベーターが1基。/右上・ご紹介する住戸へ向かう前に、屋上の共用物干し場へ来てみました。わー、広いですねー!/左下・屋上からは「檜町公園」を見下ろすことができます! 左奥には「六本木ヒルズ」も。こんなに気持ちのいい眺めだと、ふらっと気分転換しにきたくなりそうですね♡/右下・それでは、お部屋へ向かいましょう。こちらは住戸が所在している4階の共用廊下です。

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建物の美観を維持するため、マンションの規約で各バルコニーでの物干しは禁止されています。普段は浴室乾燥機をご利用いただくのが便利だと思いますが、シーツなどの大物は屋上に干すとよさそうですね。

お邪魔します!

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左・艶やかな大理石の床が廊下まで続いています。突き当たりには下足入れと収納が。廊下がクランクしていて、共用廊下から室内が見えにくい造り◎ 玄関の段差はやや高め。/右・玄関扉は旧式のもので、外出時は内側からドアノブのボタン錠を押して扉を閉めると施錠できます。

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玄関扉の施錠方法、文字の説明だとわかりにくいですが、現地で見ていただくとご理解いただけるものかと。なんだか “手動オートロック” という感じでした!

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左・下足入れと収納内は棚が可動式なため、アイテムに合わせて調整ができますね。収納は掃除道具や生活備品などをしまう場所として活躍しそう。/右・クランクした廊下に面して水まわりがあります。トイレには吊り戸棚が。

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左・カーペット敷きの洗面室には立派なドレッサーが備わっています! 住戸の専有面積に対して、だいぶゆったりと取られたスペース♪ 特に女性はうれしい環境で、お化粧やヘアスタイリングがしやすそう! ふたり同時でも朝の準備がスムーズにできるのもいいですね。/右・浴室乾燥機付きのバスルームは、シンプルなホワイトパネルでまとまっています。

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ドレッサーと洗面台の間にある扉の中は、洗濯機置き場です。扉があるおかげで、生活感を抑えることができますね◎

眼前グリーンのLDKヘ

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右手にキッチン、左手に洋室が。順番に見ていきましょう!

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3口コンロを備えたキッチン。オープンタイプなので、お料理しながらでもコミュニケーションが取りやすいですね。

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キッチン前にはカウンターが造り付けられています。普段のお食事はこちらで済ませて……

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リラックスタイムは、リビングスペースでゆったりと過ごしましょう。大きめのソファも置ける広さなので、これはくつろげますね〜。そして外には緑が迫っている……!

バルコニーへ

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目の前には「檜町公園」の青々とした緑、眼下には共用部の植木が元気いっぱいに育っています! 「六本木」とは思えない穏やかな景色ですね。

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バルコニーの奥行きは浅め。右隣の住戸とは目隠しがないので、同じタイミングで外に出るとごあいさつが必要な距離です。

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バルコニー側からLDKを見てみました。家具や小物がディスプレイされているので、暮らしのイメージがしやすいですね。それぞれの家具の位置を調整すれば、さらに作業用のデスクスペースを設けることもできそう。

売主さま

追加工事で、写真右側にもうひとつ個室をつくることができます。建具は弊社指定となりますが、追加料金などは発生しません。気になる方はご相談くださいね。

最後は個室へ

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キッチンの横に位置するベッドルーム。エアコンの先行配管がなされています。幅は約160cmあるのでサイズ的にはダブルベッドまで入ります。ただ、廊下がクランクしていて搬入が難しい場合もあるため、その点はご注意くださいね。

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左・2枚引き戸を閉めれば、ちゃんと独立します。そして右手の引き戸の中は……/右・コの字型に枕棚とハンガーパイプが通っているウォークインクローゼット(WIC)でした。収納家具を追加して上下空間を余すことなく使えば、おふたり分のお洋服でも収まりそうです。

いつもの “目的地” が 身近な距離に!

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左上・バルコニーや屋上から見えていた、マンションの目の前にある「檜町公園」へ。回遊式日本庭園で、公園内には大きな池が。奥に高層ビル群が見えて、ちょっと不思議な感覚。(45m 徒歩1分)/右上・芝生の広場では、ゴロンと横になり読書する人の姿もちらほら。まさに都会のオアシスです。/左下・「檜町公園」は「ミッドタウンガーデン」とひと続きになっています。こちらは「ミッドタウンガーデン」の入り口。(500m 徒歩7分)/右下・ガーデン内に建つ美術館「21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)」では、訪れる人々がデザインの楽しさに触れることのできる場を提供。いつも魅力的な企画展が催されています。(300m 徒歩4分)

最後に

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「檜町公園」からマンションを見てみました。栗の木造りの東屋の奥に、ご紹介した建物が見えます。なんとも絵になる景色です。

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カウカモ編集部より

物件をいくつも取材していると “なんかいい感じがする” と、LDKに入った瞬間に感じることがあるんです。これはもう感覚的な話になってしまうのですが、こちらの物件でも “それ” を感じました! エリアや広さが希望に合う方には、ぜひ現地を訪れていただきたいです。

まず、アプローチ。「六本木」駅から「The Ritz-Carlton(ザ・リッツ・カールトン)東京」を横目に、少しうねった道を歩くこと数分で『ここは本当に六本木ですか?』と問いたくなるような「檜町公園」の緑が視界いっぱいに広がります。


蒸し蒸しと暑い日の取材でしたが、緑のアーケードが額の汗をぬぐってくれているようにすら感じました。駅前のビル群から解放される道のりは、素敵なポイントだと思います。


そして、1964年生まれの “秀和レジデンスシリーズ” の建物は、このシリーズでは珍しく白×ブラウンの組み合わせ。洋館のような佇まいや応接スペースのステンドグラス、アイアンの手すりといったレトロな要素がとてもいい味を出しています。


加えて、何よりもこの立地。築年数の経過したマンションはよい場所に建っているというケースが多々ありますが、こちらのマンションも例に漏れずいい場所を陣取っていますね。休日前夜は「六本木ヒルズ」でレイトショーを観て、近場のバルでお酒を一杯引っ掛けて、公園で涼んでから帰宅……なんて暮らし、いかがでしょうか?


お勤め先がこのあたりという方はもちろん、交通アクセスも良好ですので、おふたり暮らしでも物件を決める際に職場までの距離ではモメなさそう。そしてすぐ近くに日本を代表する商業施設が揃っているので、日常だってきっと特別なものになるはず。このエリアに住まうことの魅力を存分に味わえますよ。


専有面積約49㎡の住戸は、ゆったりと取られた横広のリビングスペースが特徴的。前半で申し上げた “なんかいい感じ” の要素って、このリビングスペースに面している掃き出し窓の大きさや開き方、手すりの抜け感からも影響を受けたんだと思います。


というのも、引き違い窓がふたつ付いているのですが、各端に窓を寄せられるタイプで中央を開くとなんだか開放感がすごい! しかも目の前はモリモリのグリーンビュー。両手で窓を開ける瞬間は、映画のヒロインにでもなったような気分です。


数字だけ見ると余裕のある面積ではありませんが、洗面室もゆとりがあったり、最ものんびり過ごしたいLDKに面積が充てられていたりと、バランスがよい印象。


洋室の扉を開閉できるので普段はオープンにして開放的な空間を保て、お客さまがいらっしゃるときには閉めてしまえば生活感を隠せます。SOHO利用されたい方であれば、なおよしな間取りなのではないでしょうか。

「六本木」の街が庭のようになる暮らし、ぜひご検討ください!

writer / editor:平野 翔子