最寄りは “オモサン”

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左上・今回ご紹介する物件の最寄りは、東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅(徒歩11分)。泣く子も黙る、東京有数のトレンドタウンです。/右上・アパレルブランドがプロデュースする「CAFE KITSUNE(カフェキツネ)」。街並みの中に突如現れる和風のしつらえが目を惹きます。(1km 徒歩13分)/左下・朝8時からテラスでモーニングをいただける「crisscross(クリスクロス)」。その横には、アジアンリゾートな雰囲気漂う地中海料理レストラン「cicada(シカダ)」。美味しいパンは「bread works(ブレッドワークス)」でどうぞ!(750m 徒歩10分)/右下・「CITY SHOP」は、新鮮なお野菜が並ぶデリ・プレートが人気。常に新しいお店がオープンするのも、この街の魅力のひとつです。(650m 徒歩9分)

タイル貼りの渋めな外観

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左上・「表参道」駅から歩くこと11分。ヴィンテージマンションが建ち並ぶエリアの入り口に建つレトロな建物です。現在築41年、1階にはテナントとしてラムとカレーのお店「TAKANOHA(たかのは)」が入っており、珍しい中南米料理をいただけます。/右上・建物は六本木通りに面しており、そこから一本入ったところにエントランスがあります。左手には、地下と地上にそれぞれある駐車場への入り口が。/左下・エントランスホール入って左は管理人室、右は集合ポストです。/右下・エレベーターを使い、住戸が所在する5階へ。右手に見えるのが住戸の玄関ドアです。

売主さま

2018年10月現在、駐車場には1台分の空きがございます(月額38,000円)。状況は変動いたしますのでお問い合わせください。

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マンションの近くには、バス停「青山高樹町」があります(徒歩2分)。「六本木ヒルズ」や「青山一丁目」駅を巡回しているので、地下鉄と合わせてご利用なさると便利ですよ。

それではお邪魔します

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左・玄関ドアを開けると、正面に光が差し込む開口が。右手の廊下の先はLDKにつながります。/右・モルタル仕上げの土間には、アンティーク調の下足入れが備わっています。左手のドアは水まわりにつながります。

素材感が調和するLDK

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西向きの窓から光がたっぷり入る約10.3帖のLDK。それでは順番に見ていきましょう。

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左・室内、そして窓の先まで見渡しながら料理ができるオープンキッチン。天井で鈍く光る排気管が、空間にリズムを与えています。/右・キッチンの背面には凹みがふたつ。手前は冷蔵庫置き場、奥は開口があるので背の低い棚などを置くとよさそう。

売主さま

上部にはライティングレールが備わっているので、お好きな位置に、お好きな照明をつけることができますよ。

キッチンの前から リビングダイニング(LD)をチェック

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お隣の洋室とは、ガラス入りの引き戸でゆるーく空間が分かれています。天井のアーチも、にくいポイント◎ 窓枠にはアイアン塗装が施されています。

売主さま

住戸内のフローリングは、『足場板』という無垢材をセレクト。DIYで作られたカフェのような雰囲気になっています。ただ、最初はささくれなどが出る可能性がありますので、スリッパやルームシューズなどで徐々に馴らしていただくのがおすすめです。徐々に木の風合いも変わり、ヴィンテージ家具のような経年変化が楽しめますよ。

窓を開けてみましょう

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左手に緑、右手には首都高という都会と自然のコントラスト。正面に背の高い建物がないので抜けがあり、奥には「渋谷」のビル群が。フェンスの手前は室外機置き場になります。

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こちらの住戸にはバルコニーがございません。また、車の走行音は、室内では気になりませんでしたが、窓を開けているとやはりそれなりに聞こえます。聞こえ方に個人差はありますので、実際に現地でお確かめくださいね。

窓際からのカット

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コンクリートの無骨さと、木の素材感が調和した空間。天井は躯体現しでラフな印象です。

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躯体現しは天井高が一番高い状態ですよ。

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角度を変えて。洋室の腰窓から入る光がこちらにも届いています。二面採光で明るさと開放感◎

売主さま

天井のアーチ内側には間接照明があります。夜になるとガラス入り引き戸に優しく反射し、ムーディーな大人の空間になりますよ。

ガラス入りドアの先へ

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縦に長い約4.3帖の洋室。こちらは天井は塗装仕上げ、クロス仕上げのものよりも高さがありますよ。奥には造作の木製カウンターが。

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照明のスイッチは『アメリカンスイッチ』。ステンレスプレートがスタイリッシュですよ。

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左・こちらがベッドスペース。ディスプレイのように、照明をひとつ置くだけでグッと雰囲気がムーディーに。/右・カウンターには手洗いボウルと、鏡が! 奥の開口の先は、玄関スペースにつながるウォークスルークローゼット(WTC)です。

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カウンターは身支度をするパウダースペースとして、椅子を置いて読書や仕事をするデスクとして。都心の景色を眺めながら、さまざまな使い方ができそうです。

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左・カウンターに面する窓から。首都高越しの空、都心らしい景色です。/右・WTCには可動式のハンガーパイプ、オープンラック、枕棚が備わっており収納力◎ 右手の開口の先は玄関スペースにつながります。

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洋室のカウンターで朝のお化粧や歯磨きを済ませて、WTCでお着替え。お出かけの動線がスムーズになりそうですね!

玄関スペースに戻り 水まわりをチェック

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左・トイレと洗面脱衣室、そして洗濯機置き場は一緒になっています。右手前のタオル掛けやL字の照明がオシャレ。左手には手洗い器も備わっていますよ。/右・左手のドアの先はバスルーム。バルコニーがないので、物干しは浴室乾燥機を活用したいですね。

売主さま

今回のリノベーション工事でユニットバスを新規交換いたしました。

最後にもう一度LDKへ

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最後にガラス入りドアを開け放ってLDKを見てみましょう。より開放感が増しますね! 洋室の個室感を出したい場合は、カーテンなどをつけて空間をしっかり分けるのも◎

“トレンドタウン・オモサン” をもう少し散策

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左上・音楽を楽しむなら、ご存知「BLUE NOTE TOKYO」だって徒歩圏内。ふと予定の空いた夜、当日券でふらりと入れたらうれしいですね。(350m 徒歩5分)/右上・店名の通り、蔦に覆われた喫茶店「蔦珈琲」。建物は京都タワーなどを設計した建築家・山田守氏の旧自邸で、店内の大きな窓から庭を眺めながらコーヒーや軽食をいただくことができます。(600m 徒歩8分)/左下・アートギャラリーやカフェ、セレクトショップが入った「スパイラル」。話題の展示やイベントがよく行われる、カルチャースポットです。(850m 徒歩11分)/右下・ヘルシーで栄養のあるオーガニック食材を使った、サラダとジュース。「SKY HIGH AOYAMA(スカイハイ青山)」では、その日の体調に合ったオリジナルブレンドも作ってもらえます。(700m 徒歩9分)

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カウカモ編集部より

東京有数のトレンドタウン “オモサン”。いい響きですね・・・。ラグジュアリーブランドが軒を連ねる「表参道」はもちろん、カジュアルな「原宿」、モードな「青山」、さらには「渋谷」「六本木」だってテリトリー。ファッションのみならず、おしゃれグルメも盛り沢山なエリアです。楽しいだけじゃなく、最寄りの「表参道」駅は東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の3線を利用可能と、交通利便性もなかなかのもの。マンションまでは徒歩11分と少々ありますが、骨董通りを通る道のりです。建ち並ぶショップを眺めながら歩く時間は、楽しいものになりそうですよ。


マンションは、茶色いタイル貼りの外観。黒く塗装された鉄部であったり、テナントスペースや非常階段に曲線が用いられていたり、グッとくるポイントが見え隠れしています。管理人さんは月〜金の午前9時〜午後5時にて勤務。清掃が行き届いており、現在築42年という歴史の積み重ねを、いい意味で感じることができました(2018年10月時点)。

平成28年には大がかりな設備工事を行っており、共用部の給排水設備が改修済み。その際に、住宅金融支援機構から平成39年2月までの返済スケジュールで、借入をしています。マンションの維持管理上において借入を行うのは、時折あることです。このように計画的に借入をし、改修が行われているということは、現在マンションにお住まいの方々が、今後も建物を維持していこうという意識の現れとも言えます。


さて、住戸はというと5階に所在する、角部屋の1LDK。二面採光で明るい室内は、「足場材」という木材を採用したフローリングや、躯体コンクリート現しの天井など、無垢な素材感が詰まっています。とはいえ、無骨なだけでなくDIYカフェのような雰囲気もあり、女性にもおすすめできる内装です。特徴的なのは、LDKとガラス入りドアでゆるーく区切られた洋室。北向きの窓際に手洗いボウルと鏡が備わっているんです。ベッドルームにパウダースペースがある造りになっており、身支度の動線がスムーズになりそうですよ◎ この辺りのギミックも、女性にうれしいポイントなのではないでしょうか? もちろん男性にもグッとくるヴィンテージ感があり、このエリアならではのオシャレな空間に仕上がっています!


ご内見は夜に訪れてみるのもおすすめです。きっと、ムーディーなオトナの雰囲気に、あなたもやられてしまいますよ。

writer:酒井 大作