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グルメなお店や家具屋さんがひしめく目黒通りに、カウカモプロデュース物件が爆誕。東京を感じる眺望と二面採光の開放感、そしてカウカモ仕立ての内装に注目です!

窓、窓、窓

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さっそく約13.6帖のLDKから見ていきましょう!

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北西と北東の二面採光、洋室とLDKを仕切る壁には室内窓。三方向を窓に囲まれて開放感たっぷりです!

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洋室側から見たカット。白とウッドのシンプルな空間に、スモークブルーのドアが気持ちのいいアクセントになっています。

企画担当者

キッチンを壁付きにして、リビングダイニング(LD)をできるだけ広く確保しました。

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確かに。どこを見ても目線が抜けていきますし、帖数以上に感じますね。

好きです この景色

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雰囲気をキリッと整えてくれる、ブラックのアイアンフレーム。よく見ると、リノベらしさのある意匠の数々が見えてきます。

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あ、洋室の天井が板張りになっていますね?

企画担当者

板張りにすることでLDKとゆるやかにゾーニングしているんです。見た目も温かみがあっていいですよ。

約5.8帖の洋室

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洋室には引き戸3枚分の大きなクローゼットを完備。右手の窪みには、デスクを置いてワークスペースを設けることができそうです。

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クローゼットの引き戸が木製なのが渋い。木の質感にどっぷりと浸れる、深みのある空間に仕上がっています。


続いて、掃き出し窓からバルコニーへ出てみましょう。

またお部屋?

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実はこの物件のバルコニーは室外化されておらず、インナーバルコニーのような造り。今回のリノベーションでウッドデッキが設置されています◎

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いわゆるサンルームのような空間。窓を開ければしっかりと外気を感じることができて、急な雨の心配も不要。寒い冬場でもくつろげますし、意外とメリットが多いのです!

そして、この眺め

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住戸が所在するのはマンションの9階。正面に背の高い建物はなく、遠くまで視線が抜けていく眺望はとっても気持ちがいいです!

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眼下には目黒通りが通っているため、現地で窓を開けると車の走行音がそれなりに聞こえます。とはいえ、室内では掃き出し窓が二重サッシの役割を果たしてくれるので、そこまで音は気になりませんでした。

洋室に戻って

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洋室からLDK側を見たカット。板張り天井とカーテンの隙間には、間接照明が設置されています。

ハラリと仕切る

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洋室とLDKはカーテンで仕切ることが可能。好みのカーテンを見つけてアレンジしてみるのも◎

再びLDKへ

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カーテンを仕切った状態のLDKはこんな感じ。急な来客時にサッと隠せて便利です◎

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この角度で見ると視線が洋室の奥までスーッと抜けて、空間の広がりがより強く感じられます。

各所ディテールをチェック

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左・タイル貼りの壁にシルバーのボディが映えるキッチン。左手には冷蔵庫置き場があります。/右・北東向きの腰窓の上部には、小物を置くことができる飾り棚が設置されています。お気に入りのオブジェや植物で彩りましょう。

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北東向きの窓の先には、ほかのマンションが建っています。距離が取れているので圧迫感や視線は感じませんでしたが、気になる方は現地でお確かめを。

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キッチンから室内を見たカット。LDK側のバルコニーに出てみましょう!

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洋室側のバルコニーとほぼ同様の広さ。こちらにもウッドデッキを設置済みです。

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片方は物干しスペース、もう片方は植物を育てたりテーブル置いて趣味のスペースに。ふたつに分かれているおかげで、そんな使い方ができそうです。

手洗いうがいは 帰宅後すぐに

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玄関スペースはコンパクトに抑えつつ、廊下には洗面台が設けられています。オープンな下足棚は可動式ですよ。

企画担当者

帰宅後すぐに手洗いうがいができるよう設計しました。

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これ、とってもありがたい◎ この時代のニュースタンダードになりそうですね。

水まわりをチェック

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脱衣室はコンパクトな造り。トイレとバスルームは窓付きで、換気性が高そうです。

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インナーバルコニーで洗濯物の乾き具合がよくない時は、バスルームの浴室乾燥機、もしくはマンション屋上の共用物干し場を利用するのがよさそう◎

渋めなルックス

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1964年に竣工した、地上10階建て・総戸数36戸のマンション。味わいのあるブラウンの外観が渋い雰囲気を醸し出しています。こまめにメンテナンスを行なっており、2017年に大規模修繕工事を実施済みです。

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共用部内は築年数を感じさせないほど綺麗に保たれています。写真右下、屋上にある共用の物干し場は、リモートワークの息抜きや眠気覚ましに訪れたい居住者だけの特等席です!

特等席からの眺め

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屋上物干し場から南側を見た景色。遠くまで抜けていく景色と、ポカポカの太陽に癒されました〜。

グルメなメグロ

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左上・JR山手線、東京メトロ南北線、都営三田線、東急目黒線が乗り入れる「目黒」駅。ショッピングセンター「atre(アトレ)目黒」が駅ビルとして入っています。(徒歩12分)/右上・ご紹介する物件までは、魅力的な飲食店がズラリと並ぶ「権之助坂商店街」を通るルート。和洋中、さまざまなジャンルのお店が軒を連ねています。(徒歩8分)/左下・目黒通り沿いにあるカレー屋さん「LAND(ランド)」。たくさんのスパイスがバランスよく混じり合った絶品カレーをどうぞ。(徒歩5分)/右下・東京で次世代のレストランシーンを担っていくと話題の「kabi(カビ)」。若きシェフがソムリエが振る舞う独創的な料理とドリンクをご賞味あれ。(徒歩5分)

目黒通り またの名を、家具通り

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左上・「ACME FURNITURE(アクメファニチャー)目黒通り店」にはアメリカンヴィンテージ家具はもちろん、リーズナブルな雑貨やオリジナル商品も豊富なので要チェックです。(徒歩4分)/右上・北欧家具がお好みなら「karf(カーフ)」へ。セレクトに加え、無垢の木の質感を活かしたオリジナル家具などもありますよ。(徒歩4分)/左下・こちらも北欧のヴィンテージ家具を中心にセレクト・修理して販売している「Lewis(ルイス)」。(徒歩3分)/右下・1900〜70年代のアメリカンアンティークのアイテムが充実する「POINT No.39(ポイントナンバーサーティナイン)」。ニューヨークの雑居ビルをイメージした店内には、古きよきアメリカを思わせる無骨で味わい深い家具や雑貨が並んでいます。特に照明器具には定評があるそう。(徒歩4分)

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マンションが建っている目黒通りは、“インテリアストリート” と呼ばれるほどの家具屋さんの宝庫。新生活を彩る家具を、数あるショップの中から探してみてはいかがでしょうか?

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カウカモ編集部より

「目黒」駅が最寄りと聞くだけで血圧がグッと上がりますが、加えて今回の物件はカウカモプロデュース。二面採光の開放的な間取りを思う存分に活かしたプランに仕上がっています。

板張りの天井や真鍮のブラケットライトなど、素材の質感を活かしたリノベ感のある内装はもちろん魅力的。個人的には、木の温かみに包まれた洋室の雰囲気が気にいっちゃいました!


さらに、光と視線が抜けるように室内窓を設けたり、帰宅後すぐに手洗いうがいができるよう洗面台は玄関に設置したり、暮らしの質を高める工夫にもご注目いただきたいところです。


気になるポイントといえば、バルコニーがサンルームライクなところでしょうか。とはいえ、窓を開ければ外気をしっかり感じることはできますし、実質窓が二重になるため、目黒通りの車の走行音を軽減してくれるというメリットもありそう。

バルコニーにはウッドデッキが設置されているので、アウトドアチェアなどを置いてくつろぎのスペースにするのも◎ もしかしたら、一般的なバルコニーよりも活躍の機会は増えるかもしれません。


同じような内装では物足りない。家に帰ってきた瞬間に気分が上がるような、手の込んだ住まいを手に入れたい方へ。ここにありますよ、テンションが上がるおウチ。

writer / editor:酒井 大作