魅力多し! 目黒の街並み

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左上・今回ご紹介する物件の最寄りは、合計4路線が乗り入れる「目黒」駅。駅ビル「アトレ目黒」内には、飲食店、アパレルショップ、書店などが充実しています。(徒歩7分)/右上・目黒通りの坂を少し下ると、個性的な飲食店が建ち並ぶ「権之助坂商店街」が。美味しい居酒屋やB級グルメの店など、その数なんと約250店舗。寄り道しすぎないようにご注意を!(350m 徒歩5分)/左下・桜の名所「目黒川」は物件から坂を下ること徒歩6分の場所に。川沿いには大きな公園もあります。(450m)/右下・駅からマンションへの道中には「東急ストア 目黒店」(350m 徒歩5分)が。お買い物スポットは、ほかにも「まいばすけっと 上大崎2丁目店」(170m 徒歩3分)が付近にありますよ。

丘の中腹に建つ ペットOKの大規模マンション

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「目黒」駅からフラットな通りを進み、生活道路へ折れてやや急な坂道を下っていくと、目的地のマンションに到着。A・B・C棟の3棟からなる、総戸数118戸のビッグコミュニティで、カウカモでも過去に何度も取材をしてきた “常連さん” です。細則はありますが、ペットの飼育が可能ですよ。

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坂の途中に建っているので、「目黒」駅へ向う際は坂道を登る必要があります。今回ご紹介する住戸が所在しているのは、12階建てのA棟。

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左上・エントランス前には、きれいに手入れされた植栽と小さな池が。和みます♡/右上・エントランスホールの左手にあるのは、大きなガラス窓で仕切られたオープンな雰囲気の管理人室。管理人さんは月曜〜金曜日の朝8時〜夕方5時の間に勤務されています。宅配ボックスも完備。/左下・当マンションの名所がこちら、モザイクタイルで描かれた3羽の白鳩です。スマホの壁紙に設定したくなる可愛さ!/右下・エレベーターで7階に上がってきました。今回ご紹介するのは、共用廊下の最奥に位置する角住戸です。

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1968年に建てられた、長い歴史をもつヴィンテージマンションですが、2013年に大規模修繕工事が実施されており、今後の修繕計画もきちんと立てられています。各住戸の玄関扉は新しいタイプに交換済みで、ちょうど取材時も給水管工事が行われていました。

お邪魔します!

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左・玄関ドアを開くと、左手に向かって長〜い土間と廊下が伸びていました。ん? 玄関の上がり框(かまち)の脇、壁に何やら付いていますね……/右・廊下に上がって振り返ったところ。先ほど見えていたのは、折りたたみ式の腰掛けでした。これは便利! 奥の壁面には、上下2段式の大きな靴収納が備わっています。

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左・改めて廊下の奥を向くと、左右・正面に6枚の扉が。左手から時計まわりに、シューズインクローゼット(SIC)、納戸、LDK、トイレ、洗面室、洋室Bにつながっています。/右・こちらは、可動棚がズラッと並んだSICの内部。他のドアの先は後ほどご紹介するとして、まずはLDKへ向かいましょう!

清々しい景色と暮らせる 約16.8帖のLDK!

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南西向きの窓から明るい光が差し込む、広々としたLDKです。左手に写っているのは、板張りのキッチン腰壁。

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使いやすい横長の形状で、家具の配置が自然と決まってきそうですね◎ 右手奥の壁面には、紺色のアクセントクロスが採用されています。なお、現在室内に置かれている家具は参考品となります。

売主さま

LDKをはじめ、廊下や洋室などの床はウォルナットの無垢材フローリングで統一しました。使い込むごとに味わい深くなっていきますよ。また、水まわりや目に見えない場所にある配管もすべて新規交換しているので、長くお住まいいただけます。

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アクセントクロスの壁を背にして全景をパシャリ。ウォルナットの渋い色合いが、室内に落ち着いたトーンを醸しています。革張りのソファを手前に置いて、思い切りくつろげるリビングスペースにしたいですね。続いてキッチンへ。

売主さま

もうひと部屋必要な場合には、間仕切り壁を立てて写真手前側に約4.5帖の個室を追加することができます。無償にて変更させていただきますよ。

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左・キッチン背面のスペースには、冷蔵庫に加えて食器棚や家電収納を並べて設置できるほどの余裕があります。右手奥には扉があり、内部は洗濯機置き場になっています。/右・人工大理石トップを採用した、ワイドで使いやすい仕様。引き出しや食洗機の面材にも木材を使うという、こだわりっぷり!

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キッチンからリビングダイニング(LD)側を見たところ。家事をしていても、家族と会話ができる位置関係です。続いてはお待ちかね、バルコニーへ!

注:ドローン撮影 ではありません

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バルコニーの正面がちょうど丘の麓(ふもと)方向を向いていることも手伝って、ちょっとした空撮のような大パノラマが広がっています。ポイントは、外からの視線が気になるような建物が見当たらないこと。カーテンを開けて、LDKからこの景色を堪能しちゃいましょう。

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幅も奥行きも十分広く、洗濯物を干すだけでなく、アウトドアチェアを出してゆったりとくつろぐこともできそう。現在はウッドデッキタイルが敷かれています。

売主さま

こちらのウッドデッキタイルは物件に付属しますよ。

室内に戻って

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頭上には室内用物干し金具が備わっています。LDK入り口ドアの左手には、隣接する洋室Aにつながるドアが。入ってみましょう。

約5.0帖の洋室A

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壁に大きな柱などがなく、スッキリとした印象です。ワイドな窓があるため、帖数以上の開放感が感じられました。

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左・北西向きの窓の外はこんな様子。アース(空き地)とグリーン(大木)の2トーンカラーです(笑) こちらもやはり、外からの目線が気になりません。/右・床と素材感を揃えた二枚扉の収納が備わっています。

廊下に戻って 洋室Bをチェック

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玄関側に位置する、広さ約6.3帖の洋室Bです。右手の壁にはLDと同じ紺色のテクスチャ感あるアクセントクロスが用いられています。こちらにも北東向きのワイドな窓が。

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左・窓からは、隣接する「警視庁目黒区総合庁舎」の建物と、お隣のマンションの大木が見えます。/右・壁には折れ戸の収納扉が。一見するとコンパクトですが、実は内部は頼もしい収納容量のウォークインクローゼット(WIC)になっています。

残る廊下の扉を 開けていきましょう

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左・トイレにはスタイリッシュなタンクレス式便座が。小さな手洗い器と収納が備わっています。/右・トイレの斜向いにあるドアを開けると、そこには洗面室兼納戸が! 椅子を置いて、じっくりとお化粧できるパウダールームとしていかがでしょうか。

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左・ゆったりとした洗面脱衣室。洗面台の対面側には大きな理念収納が造作されています。/右・お風呂もゆとりある1418サイズ。親子で一緒に入れそうです。

東西南北の 名店をご紹介!

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左上・東側、目黒三田通り沿いにあるイタリアン「TRATTORIA ItaLia(トラットリア イタリア)」の人気メニューは、本場イタリア製石窯で焼く、熱々のピッツァです。香ばしい匂いとパリパリ&もっちりの食感は病み付きになりそう。(300m 徒歩4分)/右上・西側、目黒川近くにあるロースタリー「SWITCH COFFEE TOKYO(スイッチコーヒートーキョー)」では、世界中から厳選したスペシャルティコーヒーを味わえます。春はお花見しながら飲み歩きしたい!(290m 徒歩4分)/左下・南側、権之助坂沿いに2店舗展開する「立飲 Bistro-Shin(ビストロシン)」。驚きのコスパと豊富な肉メニューで客足が絶えません。人気店なので予約がベター。(350m 徒歩5分)/右下・北側、三田公園方向に歩けば、おしゃれなデリのお店「Treaiteur aux Favoris(トレチュール オー ファヴォリ) 」が。美味しいのにリーズナブル、そして真心溢れる接客が特徴の名店です。イートインも可能ですので、ご内見時にはぜひ!(400m 徒歩5分)

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カウカモ編集部より


数ある中古リノベーションマンションの中から、胸を張ってご紹介したい物件だけを厳選して掲載している、カウカモのピックアップ記事。大規模マンションとなれば、何度も足を運ぶのはもはや必然的と言えるかもしれません。


今回訪れたのは、過去にも数回取り上げてきたヴィンテージマンション。最寄りが「目黒」駅というだけあって、飲食店にもお買い物スポットにも恵まれた立地で、もちろん物理的に近いため都心へのアクセスは良好。それと同時に、桜の名所や自然豊かな「中目黒公園」など、心安らぐスポットも周辺のあちこちに。

もっとも、こちらの物件では、和むためにわざわざ外出する必要はないかもしれません。住戸が所在するのは、7階の南西角。丘の麓(ふもと)方向にバルコニーがあるおかげで、LDKからは街を一望する景色が楽しめるのです。


しかもLDKだけでなく、各個室の窓からも光や風をしっかりと取り込むことができます。玄関側に位置する洋室Bの窓も共用廊下に面していないため、外からの視線やご近所さんの気配を気にする必要がなく、高いプライベート感がありました。何度もお邪魔したマンションですが、この住戸位置はけっこうレアかも。


さて、もうひとつ注目すべきポイントは、素材にこだわった内装です。無垢ウォルナット材のフローリングを始め、ドアなどの建具やキッチンの腰壁など、随所に質感のある建材が用いられています。取材時にどの部屋にいても感じられた落ち着きは、紛れなく素材感の調和が織りなすもの。使い込むごとに味わいが出て、愛着が湧いていきそうです。


そして、設備など細部には “優しさ” が宿っています。玄関に備わった腰掛け、お化粧に集中できそうな洗面室兼納戸、使い勝手のいい種類豊富な収納、家事動線を考慮した洗濯機置き場の配置など、設計者が経験豊富な “生活者” であることがうかがえました。


現地を訪れた際には、景色にばかり見とれずに、ぜひ細部にもご注目ください。きっと、他の物件とはちょっと違う部分にたくさんお気付きになるはずです。

writer / editor:中山 宇宴