マイナスイオンも お買い物イオンも

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左上・マンションから徒歩3分の場所にある「清水池公園」は、ヘラブナ釣りができる珍しい公園。春になると、お花見やピクニックをするファミリーで賑わいます。(240m)/右上・緑豊かな「林試の森公園」もお散歩圏内。アスレチックがあるので、お子さまの遊び場に最適です。ちなみに、園内を一周するのに45分かかるくらい広いんですよ!(1km 徒歩13分)/左下・「オオゼキ 碑文谷店」は、新鮮野菜の取り扱いに定評のあるスーパー。建物内には100円ショップやクリーニング屋さんが入っていて、とっても便利。(1.2km 15分)/右下・「イオンスタイル 碑文谷店」には、スーパーに加えカフェや雑貨屋さんも。特筆すべきは、お酒コーナーの充実のラインナップ!(900m 徒歩12分)

売主さま

“碑文谷エリア” の閑静な住宅街に所在する物件です。周辺には東急東横線「学芸大学」駅(徒歩17分)、東急目黒線「西小山」駅(徒歩15分)、「武蔵小山」駅(徒歩16分)があります。

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駅からはいずれも距離があります……が! バスがとっても便利なんです。バス停「月光原小前」(徒歩4分)からは渋谷駅行き、「区立七中前」(徒歩3分)からは二子玉川や目黒駅に向かうバスが出ていますよ。

齢をいうと よく驚かれます

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丁寧に刈り込まれた生垣に囲まれた、こちらのマンションをご紹介します。総戸数113戸のビッグコミュニティ! カウカモで取材するのはこれで何度目でしょうか……♡ 編集部内にファンも多い、常連マンションです。

売主さま

1972年竣工とそれなりに築年数が経過していますが、2015年に大規模修繕工事を実施済みです。また、2011年に玄関扉の更新工事、2007年にエレベーターリニューアル工事を行うなど、適宜メンテナンスが行われていますよ。

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左上・角度を変えて、エントランス側からの全景。/右上・アプローチはフルフラットで、ゆったりとしています。/左下・ロビーには管理人室とエレベーターが。段差のある部分にはスロープが設置されているので、ベビーカーを押してお出かけする際も安心ですね。管理人さんは日勤で、平日の9:00〜18:00、土曜日の9:00〜12:00にご勤務されているそう。/右下・さあ目指すは、4階の角住戸。共用廊下の突き当たりにあるのが、今回ご紹介する住戸の玄関扉です。

こんにちは カウカモです

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左・廊下に上がって、振り向いたカット。玄関はゆとりあるスペースが確保されていて、家族で並んで靴を履くのも楽々です。小窓は開閉可能なので、靴箱まわりの換気はバッチリ◎/右・廊下の右側にはトイレ・水まわり、そして左側にはふたつの洋室が並んでいます。まずはズバッと直進して、LDKから見ていきましょう!

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玄関の上がり框(かまち)の上に梁があり、その部分の天井高は175㎝ほど。土間では気になりませんが、靴を脱いで上がる時はちょっと頭上にお気を付けくださいね。背の高い方は『ヨッ、やってる?』といった感じで、のれんをヒョイとくぐるイメージになるかも。

やって来ました LDK

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バルコニーに向かって伸びる長方形のリビングダイニング(LD)が約12.4帖。そして、カタカナの「ト」の字状に突き出しているキッチン部分が、約3.7帖あります。左端に写っているのは、奥行きのあるリビング収納です。

ああ青春の 体育館ビュー

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バルコニーに出ると、目の前にはお向かいの「目黒区立第七中学校」の体育館が。その屋根越しに、街並みと大きな空を望みます。ちなみにもっと右手にはプールも見えました。もしかしたら、夏場には水音などが聞こえてくるかもしれませんね。

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バルコニーは東向き。そこまで横幅はないものの、晴れた日にはたくさん陽が入りそうです◎

LDKに戻って

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壁や天井はオフホワイトのクロスでまとめられていて、どんなスタイルのコーディネートにもフィットしそう。それでは今度は、引き戸を開けてお隣の洋室Aへ進みましょう。

約8帖もある!

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入った瞬間に思わず笑みが……。よほどのラグジュアリー物件ならともかく、LDK隣の洋室がこんなにゆったりしているのって、ちょっと珍しいのでは? しかも東・北の二面採光です! 窓の向こうには先ほどと同じ中学校の校舎が見えています。

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左・洋室Aにも梁がありますが、こちらの天井高は、低くなっている部分で185㎝ほど。/右・クローゼットは2個備わっているので、ご夫婦それぞれで自分用のクローゼットを持てます◎ いいなぁ!

続きまして キッチンへ

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食洗機完備のキッチンはワイドサイズで、作業スペースがしっかり取られています(さすが約3.7帖!)。写真には写っていませんが、冷蔵庫やカップボードを置く場所も用意されているので、のびのびと料理を楽しめそうです。おや……右側のドアは何でしょう?

売主さま

キッチンには、専用のバルコニーに出られるお勝手口が付いています。換気はもちろん、一時的なゴミ置き場など、いろいろと活用していただけますよ。

お勝手にしやがれ♡

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左・キッチン専用バルコニーは北向き。天気に関係なくマメに開閉する場所だからこそ、庇が付いているのがうれしいポイントです。/右・目の前には中学校の校舎&校庭が広がる、青春ビュー。気分転換にもよさそうですね。

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取材中は気になりませんでしたが、授業や部活などのタイミングによっては、若者たちの “爽音” が聞こえてくるかも? 音が心配な方は、平日のご内見でチェックしていただくのがいいでしょう。ちなみに、この校庭を囲むように立派な桜の木が植えられていました。春はいい景色が眺められそうです!

廊下に戻って

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左・さて、それでは水まわりと、残る洋室ふたつをツアーしてまいりましょう。まずは左手前のドアを開けます。/右・シンプルなようで、とっても気の利いているトイレ。可愛いサイズの手洗い器に加え、大きめの鏡まで備わっています。

水まわりもゆったり

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左・白で統一された、清潔感ある洗面化粧台。写真には写っていませんが、お隣の洗濯機置き場にはリネン収納も備わっています。/右・バスルームは余裕を感じる1317サイズ。小さいお子さまと一緒に入る場合も快適そうです♪

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洋室Aといいキッチンといい、いろんなところの広さに余裕があると思ったら……こちらの物件の専有面積は、80㎡弱あるんですね。納得!

洋室Bだって 約6帖

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洋室Bにも、中学校の校庭ビューの腰高窓と、大きなクローゼットが備わっています。ファミリーでお住まいの場合は、ここがお子さま部屋のひとつになるのでしょうか。自分の部屋が約6帖もあったら、かなりテンションが上がっちゃいそうですね。

そのお隣は ギュッと洋室C

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左・洋室Cは玄関の横に位置しています。最初に見たのと同じ大きめの梁が下がっていて、天井高は低い部分で175㎝ほど。お子さま部屋としてちょうどいいかもしれませんね。西向きの窓は、共用廊下ではなく外に面しているのがgood。ちょうど桜の木が見えましたよ!/右・反対側には、もちろんクローゼットも付いています。(ほかと比べて、洋室Cはコンパクトなのか……)と思ったあなた。とはいえ約4.8帖の広さがあるんですよ◎

素敵なスポット 揃ってます

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左上・住宅街に突如として現れる「Lloyd’s Antiques Egoist(ロイズ アンティークス エゴイスト)」。クラシックからインダストリアルまで、幅広いラインナップが魅力の家具屋さんです。(350m 徒歩5分)/右上・残念ながら定休日でしたが、個人的にどうしてもご紹介したいのが、魅力的な雑貨が揃うクラフト&ヴィンテージショップ「月光舎」。これが目黒オシャレの底力なのです!(400m 徒歩5分)/左下・武蔵小山の人気店が、マンションそばに2号店を出店していました。「AMAMERIA COFFEE ROASTER(アマメリアコーヒーロースター)」、スペシャルティコーヒーだけを扱う、こだわりの自家焙煎コーヒー豆店です。お好きな方はたまらないはず♡(260m 徒歩4分)/右下・1954年に建立された「サレジオ教会」もご近所に。ステンドグラスが美しい大聖堂は、一般にも開放されています。3年間仰向けになって描かれたという天井画は一見の価値アリですよ。(600m 徒歩8分)

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カウカモ編集部より

個室がイイんです。3つの個室がそれぞれしっかりと独立していて、外を眺められる窓が付いているのって、とても喜ばしい! 実際に家族ひとりひとりの満足度を考えたら、この間取りはとっても優秀です。日々のお料理を担当する人にとっては自分の部屋のようなものであるキッチンも、なんと専用バルコニーに出られるお勝手口付き♡ いいぞ、いいぞ!


LDKをババーン! と広く取って、ホームパーティーも余裕だわ♪ という間取りを日頃よくご紹介しますが、こちらの物件は違います。“マイルーム至上主義” とでも言いたくなるような、各個室の居心地のよさに重点が置かれた間取りです。そんなにホームパーティーばっかりやってるわけじゃないし、自分は家の中のどの場所で過ごす時間が長いだろうか?……そう想像してみると、このレイアウトの魅力がググッと心に迫ってきます。


自分の部屋が、約8帖あったらうれしいですよね。いや、約6帖だってすごくうれしいです(笑)。都内で3LDKの物件だと、ひとつひとつの個室はどうしてもタイトになりがち。自分の時間を大切に、ゆったりと自室で羽を伸ばしたい方には、こちらの物件がピッタリだと思いますよ。


自信を持ってオススメするのは、マンションがカウカモ常連さんだというのも理由のひとつ。築年数と雰囲気のよさは反比例するとは限らない、きっとそう実感していただけるはず。古参のマンションであっても、管理によっては、このように清潔感と活気を感じさせてくれるものもあるのです◎ もしかしたら、お隣の中学校から漂うフレッシュなオーラが、若々しさの秘訣なのかもしれません。


どの最寄り駅からも同じくらい離れ、ちょうど電車の手の届ききらない、目黒区の深部 “碑文谷エリア”。それを不便と捉えるか……それとも、閑静でほんのり優雅な時間を楽しめると捉えるか。取材時は「学芸大学」駅から歩いたのですが、正直言ってちょっと遠いなぁ〜と感じました。その代わり、歩き着いたマンションの周辺では、雑味のほとんど無い穏やかな時間を過ごすことができました。バスを使ってイイとこ取りするのが得策みたいです。


記事内でも触れましたが、徒歩3分のところにある「区立七中前」バス停から、目黒駅に向かうバスが頻繁に出ています。朝7〜8時台ではほぼ3分置きに出ているので、時刻表を気にすることなく使えそう。夜には「目黒駅前」からの深夜バスの運行が0時台まであるので、帰宅がちょっとくらい遅くなっても大丈夫ですよ。


うわっという派手さは無いかもしれない……ので、きちんとお伝えできているかとても心配です。個人的に、すごくいい物件だと思いました。のんびり暮らし希望のファミリーさん、徒歩分数だけで検討外にしてしまうのはもったいないです! ここを一度、バスで訪れてみることをオススメします。

writer / editor:小杉 美香