渋谷からひと駅 田園都市線「池尻大橋」

写真

左上・今回の舞台は東急田園都市線「池尻大橋」駅。おしゃれスポットが目白押しだけど、三軒茶屋や中目黒ほど混んでいないのがいいところ。(徒歩7分)/右上・首都高速道路の大橋ジャンクション上にある「目黒天空庭園」。高速道路の上とは思えない憩いの場は、都心の喧騒を忘れてゆったり過ごせますよ。すぐ横の「目黒区立大橋図書館」で本を借りて、読書するのもいいですね。(500m 徒歩7分)/左下・駅近くの「池尻大橋駅前商店街」にあるベーカリー「TOLO PAN TOKYO(トロパントウキョウ)」。珍しい素材を使ったオリジナルメニューが豊富で、全種類試したくなりますよ!(750m 徒歩10分)/右下・同じく商店街にある、小さなコーヒースタンド「Bubbles Chill COFFEE(バブルズチルコーヒー)」。イケてるし、美味しい。見た目だけではないのがホンモノの証です。(750m 徒歩10分)

一棟リノベーションが施されたマンション

写真

「池尻大橋」駅から国道246号線を渋谷方面へ進み、一本入った住宅街で一際色鮮やかなエメラルドグリーン・・・そう、こちらが今回の目的地。地下1階付き・地上4階建て、総戸数15戸の小規模マンションです。

売主さま

『渋谷のエネルギッシュなカルチャーにすぐに触れられる距離でありながら、穏やかに暮らせる閑静な住宅街で、リラックスタイムもシンキングタイムも大切に・・・心も体もいい状態を保ちつづける “Ever Good Condition” な暮らし実現できるマンション』をコンセプトに、一棟リノベーションを実施いたしました。配管や鉄筋など、目に見えない部分の改修も行い、安心と安全面のバリューアップしております。

cowcamo

一見、新築マンションかと思うほど綺麗な外観! 中が気になります……!

“Ever Good Condition” コンセプチュアルなコモンスペース

写真

左上・こちらがエントランス。オートロックドアの右手前には集合ポストがあります。/右上・オートロックドアの先には、木製のベンチが設置されたロビーが。マットブラックにエメラルドグリーンがバランスよく映える空間、素敵です。写真正面、左手に伸びる通路の先から見ていきましょう。/左下・ズラリと並んだ木製のBOX……クラフトマンの作業場かな? いえ、こちらは「みんなの土間」というスペース。仕事のちょっとした打ち合わせをしたり、ベービーカーや傘、住民同士でシェアできるキャンプ用品を置いておいたり。このマンションに住まう方全員が共用する土間なんです。BOXは各住戸の収納として利用可能。/右下・吹き抜けの中央にはウッドデッキが敷かれ、ヤシの木も! こちらは「みんなの庭」。読書やヨガをしたり、はたまた住民同士で野外シアター会を企画したり。住民全員で利用できるオープンスペースです。

売主さま

住民同士のコミュニーケーションを自然に促す仕掛けとして、「みんなの土間」「みんなの庭」を造りました。また、こちらのマンションでは2匹までペットの飼育が可能です(細則あり)。

cowcamo

オフラインでのコミュニーケーションが希薄になりがちな現代で、とても価値のある空間になりそうですね。

最上階である4階へ

写真

左・階段を使い最上階である4階へとやってきました。住戸の玄関ドアは、階段を上がってすぐ左手に位置しています。それではお邪魔しましょう!/右・ガチャリ……玄関ドアを開けると広々とした玄関スペースが。4つあるドアは左から時計まわりに、洋室A→リビングダイニング(LD)→トイレ→水まわりにつながっています。

cowcamo

こちらのマンションにはエレベーターがございません。大きい荷物持つ方や、ベビーカーを使う方は事前にご注意くださいね。

まずはリビングダイニングからチェック

写真

おお、広い! 約23.6帖の大空間には、南と東側にそれぞれ窓がありとっても開放的です。右手の開口はキッチンにつながっていますよ。

写真

リビングスペースを振り返ったカット。正面の壁には照明が備わっている、スタイリッシュなニッチカウンターが。ディスプレイのようにお気に入りの小物を置いたり、本棚として利用してもよさそうですね。東向きの掃き出し窓からは、優しい光が差し込んできます。

cowcamo

右手の開口の先はキッチンですので、こちらをダイニングスペースにするのもいいですね。

掃き出し窓からバルコニーへ

写真

左・東向きのバルコニーから正面を見たカット。電線が少し気になるものの、正面の建物よりもこちらの方が高い位置にあるため視線は抜けていますよ。/右・ゆるやかな丸みを帯びたバルコニー。物干し金具が備わっています。

室内に戻りましょう

写真

白を基調とした壁に、優しい色味のフローリングが織りなすナチュラルな雰囲気を、グレーの天井がソッと引き締めてくれています。続いて、キッチンを見てみましょう!

cowcamo

天井に通っている手前の梁は、床からの高さが約195cmと低くなっています。圧迫感じる方もいるかもしれませんので、事前にご留意くださいね。

写真

広さ約3.5帖とゆとりのあるキッチン。食洗機が備わっていますよ。

ダイニングスペースへ

写真

ダイニングスペースにも東向きの腰窓があります。腰窓下の収納スペースを見てみましょう!

収納兼デスクスペース

写真

腰窓下部の収納は、オープンなデスクスペースを兼ねています。収納スペースには、かさばる書類や参考書をしまっておけますよ。

写真

ダイニングスペースの奥には、南向きの掃き出し窓と東向きの腰窓があります。

売主さま

追加工事でダイニングスペースとを仕切る壁を設け、こちらのスペースを個室にすることも可能です。別途費用がかかりますので、ご希望の方はご相談ください。

南向きのバルコニーへ

写真

南向きの掃き出し窓から、本日ふたつ目のバルコニーへと出てきました。正面にほかの建物が建っているので抜けはありませんが、距離があるのでしっかりと空を仰ぐことができます。

写真

幅・奥行きともにコンパクトなバルコニー。こちらにも物干し金具が備わっています。

再び室内へ

写真

南向きの掃き出し窓からLDを見たカット。手前のスペースは、ディスプレイのようにデイベッドを置いて、くつろぐための空間にしてもいいですね。

廊下に戻って 水まわりをチェック

写真

右・LDKを後にし、再び玄関スペースへ。広い土間の右手には、下足入れが備わっています。また、写真に写っていませんが、下足入れの右隣には洋室Bのウォークインクローゼット(WIC)につながるドアがありますよ。/左・まずはトイレから。上部に吊り戸棚が備わっています。

写真

右・続いて、洗面脱衣室へ。右手には、リネンや洗剤などを置くのに便利な可動棚が備わっていますよ。/左・バスルームは浴室乾燥・追い炊き機能が備わっています。

最後に洋室へ

写真

約5帖の洋室。少しコンパクトですが、東向きの腰窓があるので圧迫感はありません。奥の開口はWICにつながっていますよ。

写真

右・奥から室内を振り返ったカット。ダブルベッドを置けるだけの広さは確保されていますよ。/左・枕棚、ハンガーパイプが備わったたっぷりサイズのWIC。正面のドアは、玄関スペースの下足入れ前につながっていますよ。

夜も美しい

写真

左上・夜になるとライトアップされるエントランス。ムーディーな雰囲気に誘われます。/右・「みんなの庭」もライトアップ。リゾートホテルの中庭のような雰囲気が漂っていますね。/左下・こちらは「サイクルガレージ(駐輪場)」。大切な自転車をセキュリティゾーン内に置いておけるので安心ですね。

もう少し周辺をご紹介

写真

左上・テレビ番組「孤独のグルメ」でも紹介された、洋食の名店「RESTAURANT BORRACHO(レストラン ボラーチョ)」はマンションから徒歩わずか1分。羨ましい限りです。(65m 徒歩1分)/右上・プロのシェフや管理栄養士のもと考案されたサラダのデリバリー&テイクアウト専門店「サラド」は徒歩2分。忙しい毎日の中でも、新鮮なお野菜でカラダもずっとグッドコンディションに。(110m)/左下・個人的にオススメしたい老舗中華料理屋さん「鶏舎(チイシャ)」。ここ最近、色々な雑誌に取り上げられ昼間は長蛇の列ができています。どのメニューを選んでもハズレがないですが、夏限定メニュー「冷やしネギそば」は絶対に抑えたい逸品です。(600m 徒歩8分)/右下・飲食店以外もご紹介。「D9 Furniture Store(ディーナイン ファニチャーストア)」はアメリカのヴィンテージ家具を扱うインテリアショップ。住まいを彩る、こだわりの家具を見つけてみては。(600m 徒歩8分)

こちらのふた駅も徒歩圏内

写真

左・魅力的な飲食店が軒を連ねる、京王井の頭線「神泉」駅。渋谷を卒業した者たちが集う、大人のエリアです。(徒歩8分)/右・同じく京王井の頭線の「駒場東大前」駅は徒歩10分。最近、筆者の知人がオープンした「STAN sandwich store」では、一見強面だけど話すととっても優しい店員さんたちが、美味しいサンドイッチを提供してくれますよ。ぜひ、行ってみて下さいね。(450m 6分)

cowcamo

カウカモ編集部より

しっかりとコンセプトを持ったモノやコトって、“目的や意義” が伝わってきますよね。だからこそ、コンセプチュアルなものに人の心は動かされるのだと思います。

今回ご紹介するのは、“Ever Good Condition” つまり、“いつでも、心も体もいい状態を保つ暮らし” をキーワードに、一棟丸ごとリノベーションが行われた、まさにコンセプチュアルなマンションです。

いいコンディションを保つために必要なのは、快適な自宅だけではありません。自分を取り巻くさまざまな環境が整ってこそ、なし得るものです。それを可能にする「仕組み」や「場」が、このマンション内に造られています。

そのひとつが共有のストレージルームです。「みんなの土間」と名付けられたこのスペース。倉庫として利用するだけでなく、スタンディングデスクを設置することで仕事のちょっとした打ち合わせができたり、ベービーカーや傘、住民同士でシェアできるキャンプ用品を置いておいたりと、住民同士がつながれる空間になっています。ストレージルームの新しい形ですね。

そしてふたつ目は、中庭に造られた「みんなの庭」。ヤシの木が植えられ、ウッドデッキが敷かれており、まるでリゾートホテルの一角のような雰囲気読書やヨガをしたり。はたまた住民同士で野外シアター会を企画したり。住民全員で利用できるオープンスペースです。Wi-Fiが飛んでいるのでお仕事もできますよ。

住まう人が、みんなで環境を作り上げていくなんて、素敵ですよね。また、オフラインでのコミュニケーションを取れると言う面でも、ご近所付き合いが希薄になっている現代において、とても希少価値が高いのではないでしょうか。このマンション内で生まれたコミュニティーから、新たなビジネスに発展する、なんてこともありそうです。

さてさて、共用部だけでお腹いっぱいになってしまうには、まだ早いですよ。

住戸は最上階である4階に所在する角部屋。約73㎡の専有面積を贅沢に使った約23.6帖のLDはとっても開放感◎ 東と南側にそれぞれが窓があり、通風・日照も良好です。内装は白を基調としたナチュラルな印象。一方で天井をグレーカラーにしたり、ドアノブをデザイン性の高いスタイリッシュなものを採用していたりと、随所にキリリと光るものが見受けられます。

洋室は少しコンパクトですが、開放的なLDを中心にした生活を送ることを考えれば、窮屈にならず快適に暮らしていけそうですよ! また、追加工事で、LDの南側にもうひとつ個室を造ることも可能です。別途費用がかかりますが、お子さまがいらっしゃる方や個室が足りない方は、ぜひ検討してみてくださいね。

周辺環境もとても魅力的。田園都市線「池尻大橋」、京王井の頭線「神泉」駅、「駒場東大前」駅の中心に位置しています。カルチャーとエネルギーの発信地「渋谷」も手中に収めるこのエリア。「西郷山公園」や「駒場公園」など、ペットと一緒にお散歩できるスポットも点在しており、人もペットも “Ever Good Condition” な状態で日々を過ごせそうです。

共用部から専有部まで、目的を持って造られたこちらの物件。“マンションに住む” と言う選択に、新たな可能性を提示してくれているような気がします。ぜひ一度、ご自身の目で、その可能性を確かめてみてください。お問い合わせお待ちしております。

writer / editor:酒井 大作