渋谷からひと駅の このふたつが徒歩圏内

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今回ご紹介する物件は、渋谷から各駅停電車でひと駅の、このふたつが徒歩圏内です。

左・まずは、京王井の頭線「神泉」駅。魅力的な飲食店が軒を連ね、渋谷を卒業した者たちが行き交う、ちょっと大人のエリアです。(徒歩8分)/右・東急田園都市線「池尻大橋」駅。おしゃれなスポットが目白押しなんだけど、三軒茶屋や中目黒ほど混んでいないところが個人的に大好き。(徒歩7分)

池尻大橋から取材スタート

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左上・首都高速道路の大橋ジャンクション上にある「目黒天空庭園」。高速道路の上とは思えない憩いの場は、都心の喧騒を忘れてゆったり過ごせますよ。すぐ横の「目黒区立大橋図書館」で本を借りて、読書するのもいいですね。(500m 徒歩7分)/右上・駅近くの「池尻大橋駅前商店街」にあるベーカリー「TOLO PAN TOKYO(トロパントウキョウ)」。珍しい素材を使ったオリジナルメニューが豊富で、全種類試したくなりますよ!(750m 徒歩10分)/左下・同じく商店街にある、小さなコーヒースタンド「Bubbles Chill COFFEE(バブルズチルコーヒー)」。イケてるし、美味しい。見た目だけではないのがホンモノの証です。(750m 徒歩10分)/右下・テレビ番組「孤独のグルメ」でも紹介された、洋食の名店「RESTAURANT BORRACHO(レストラン ボラーチョ)」はマンションから徒歩わずか1分。羨ましい限りです。(65m 徒歩1分)

一棟リノベーションが施された コンセプトマンション

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「池尻大橋」駅から国道246号線を渋谷方面へ進み、一本入った住宅街で一際色鮮やかなエメラルドグリーン……そう、こちらが今回の目的地。地下1階付き・地上4階建て、総戸数15戸の小規模マンションです。

売主さま

『渋谷のエネルギッシュなカルチャーに触れられる距離でありながら、穏やかに暮らせる閑静な住宅街で、リラックスタイムもシンキングタイムも大切に・・・心も体もいい状態を保ちつづける “Ever Good Condition” な暮らし実現できるマンション』をコンセプトに、一棟リノベーションを実施いたしました。配管や鉄筋など、目に見えない部分の改修も行い、安心と安全面のバリューアップしております。

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一見、新築マンションかと思うほど綺麗な外観ですね。中に入ってみましょう!

“Ever Good Condition” コンセプチュアルなコモンスペース

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左上・こちらがエントランス。オートロックドアの右手前には集合ポストがあります。/右上・オートロックドアの先には、木製のベンチが設置されたロビーが。マットブラックにエメラルドグリーンがバランスよく映える空間、素敵です。写真正面、左手に伸びる通路の先から見ていきましょう。/左下・ズラリと並んだ木製のBOX……クラフトマンの作業場かな? いえ、こちらは「みんなの土間」というスペース。仕事のちょっとした打ち合わせをしたり、ベービーカーや傘、住民同士でシェアできるキャンプ用品を置いておいたり。このマンションに住まう方全員が共用する土間なんです。BOXは各住戸の収納として利用可能。/右下・吹き抜けの中央にはウッドデッキが敷かれ、ヤシの木も! こちらは「みんなの庭」。読書やヨガをしたり、はたまた住民同士で野外シアター会を企画したり。住民全員で利用できるオープンスペースです。

売主さま

住民同士のコミュニーケーションを自然に促す仕掛けとして、「みんなの土間」「みんなの庭」を造りました。また、こちらのマンションでは2匹までペットの飼育が可能です(細則あり)。

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左・階段を使い、2階へとやってきました。住戸の玄関ドアは、階段を上がってすぐ左手に位置しています。それではお邪魔しましょう!/右・ガチャリ……玄関ドアを開けると広々とした玄関スペースが。4つあるドアは左から時計まわりに、洋室B→LDK→トイレ→水まわりにつながっています。

売主さま

こちらの住戸の下階は駐輪場になっているため、足音をあまり気にせずに過ごすことができますよ。ただ、こちらのマンションにはエレベーターがございませんので、大きい荷物持つ方や、ベビーカーを使う方は事前にご注意ください。

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左・廊下から土間を振り返ったカット。玄関ドア右手の壁は有孔ボードになっているので、ディスプレイのようにフックを付ければ、鍵やドライフラワーなどをかけておくことができますよ。写真には写っていませんが、右奥の下足入れの右手には納戸につながるドアがあります。/右・納戸にはハンガーパイプと枕棚が備わっています。ベビーカーやゴルフバッグなど、大きめのアイテムをしまっておくとよさそう。

それではLDKへ

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約14.6帖のLDK。隣り合う洋室Aとガラス入り引き戸でゆるく仕切られているため、帖数以上に広く感じます! 洋室Aにある南向きの掃き出し窓から光が届き、明るさも◎

売主さま

写真右側の壁は塗装仕上げ、そのほかの壁にはクロスを貼ることで質感を変え、空間にリズムが生まれるようにしました。

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ダイニングスペースを振り返ったカット。左手の開口はキッチンにつながっています。続いて、東向きの掃き出し窓からバルコニーへと出てみましょう!

東向きのバルコニー

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左・東向きのバルコニーから正面を見たカット。正面にはほかの建物が建っているため抜けはありませんが、ほどよく距離が取れているため圧迫感はありませんでした。/右・ゆるやかに丸みを帯びたバルコニー。物干し金具が備わっています。

室内に戻りましょう

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掃き出し窓の前から室内を見たカット。右側の壁は塗装仕上げ、そのほかの壁にはクロスを貼ることで質感を変え、空間にリズムが生まれるようになっています。続いてキッチンを見てみましょう!

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左・キッチンにアクセスする開口の壁の素材はコルクでできており、ディスプレイのようにピンを刺せるようになっています。献立やお買い物のメモなどを貼っておくのにとっても便利ですね◎/右・約3.5帖と広々としたキッチンスペース。食洗機が備わっていますよ。

リビングスペースへ

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キッチンをあとにしリビングスペースを見たカット。東向きの腰窓が備わっています。

売主さま

追加リノベーション工事で、こちらのスペースにもうひとつ個室を作ることが可能です。別途費用がかかりますので、ご希望の方はご相談ください。

続いて約8.3帖の洋室Aへ

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東と南側にそれぞれ窓がありとっても明るい洋室A。左手の開口の先はウォークインクローゼット(WIC)です。

南向きの掃き出し窓から 本日ふたつ目のバルコニーへ

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バルコニー正面を見ると、共有部に植えられた木がこんにちは。バルコニー自体は幅・奥行きともにコンパクト。こちらにも物干し金具が備わっていますよ。

室内に戻りましょう

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左上・掃き出し窓の前から正面を見たカット。/左下・ガラス引き戸はカーテンで目隠しをすることができるので、落ち着いて眠ることができますよ。/右・WICにはハンガーパイプと枕棚が備わっています。ご夫婦おふたり分の洋服でしたら、十分しまっておけるサイズ感です。

再びLDKへ

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ガラス引き戸の前からLDKを見たカット。天井に通っている梁は、床からの高さが約195cmと低くなっています。圧迫感じる方もいるかもしれませんので、事前にご留意くださいね。それでは廊下に戻って、洋室Bを見てみましょう!

約5.1帖の洋室B

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洋室Bにも東向きの腰窓が。正面の引き戸はWICにつながっています。

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各個室にWICがあるのはとってもありがたいですね! おもちゃやスポーツ用品など、意外と荷物が多いお子さまでもこれなら安心ですね。

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左・奥からのカット。お子さまが小さいうちは、プレイルームとして利用するのも◎/右・こちらWICにもハンガーパイプと枕棚が備わっています。

最後に水まわりをチェック

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左・洗濯機置き場がある洗面脱衣室。右手には、リネンや洗剤などを置くのに便利な可動棚がありますよ。/中央・バスルームは浴室乾燥・追い炊き機能が備わっています。/右・すっきりとしたシルエットのトイレ。右手のカウンターには、消臭剤やちょっとした本などを並べておけそう◎

夜も美しい

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左上・夜になるとライトアップされるエントランス。ムーディーな雰囲気に誘われます。/右・「みんなの庭」もライトアップ。リゾートホテルの中庭のような雰囲気が漂っていますね。/左下・こちらは「サイクルガレージ(駐輪場)」。大切な自転車をセキュリティゾーン内に置いておけるので安心ですね。

帰りは「神泉」方面へ

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東急井の頭線「神泉」駅へ向かう途中、淡島通りと山手通りがクロスする松見坂交差点を通ります。淡島通りには渋谷方面へ向かうバスが通っているので、通勤やお出かけの際に利用すると便利かも。

気になるお店が目白押し

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左上・「D9 Furniture Store(ディーナイン ファニチャーストア)」はアメリカのヴィンテージ家具を扱うインテリアショップ。住まいを彩る、こだわりの家具を見つけてみては。(600m 徒歩8分)/右上・徳島の食材をふんだんに取り入れたレストランとマルシェを併設したオーベルジュ型ホステル「Turn Table Hostel(ターンテーブルホステル)」。レストランでいただける野菜がとっても美味しいと、カウカモ編集部内にもファンが多いんですよ。(500m 徒歩7分)/左下・朝10時から深夜24時までの営業している「Cafe Blue(カフェブリュ)」モーニング・ランチ・ディナーまで、幅広い時間帯に利用できますよ。(700m 徒歩9分)/右下・サーファーであるシェフの、海辺の人脈を活かして仕入れた新鮮なシーフード料理をいただける「開花屋」。横乗りカルチャーに精通しているだけあって、お店の壁にはステッカーがびっしり!(700m 徒歩9分)

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カウカモ編集部より

今回ご紹介するのは、カウカモで度々掲載している、一棟リノベーションが施されたマンションです。

一棟リノベーションのキーワードは “Ever Good Condition”。“いつでも、心も体もいい状態を保つ暮らし” が送れるように、様々な「仕組み」や「場」がマンション内に施されているんです。

そのひとつが共有のストレージルームです。「みんなの土間」と名付けられたこのスペース。倉庫として利用するだけでなく、スタンディングデスクを設置することで仕事のちょっとした打ち合わせができたり、ベービーカーや傘、住民同士でシェアできるキャンプ用品を置いておいたりと、住民同士がつながれる空間になっています。ストレージルームの新しい形ですね。

そしてふたつ目は、中庭に造られた「みんなの庭」。ヤシの木が植えられ、ウッドデッキが敷かれており、まるでリゾートホテルの一角のような雰囲気読書やヨガをしたり。はたまた住民同士で野外シアター会を企画したり。住民全員で利用できるオープンスペースです。Wi-Fiが飛んでいるのでお仕事もできますよ。

住まう人が、みんなで環境を作り上げていくなんて、素敵ですよね。また、オフラインでのコミュニケーションを取れると言う面でも、ご近所付き合いが希薄になっている現代において、とても希少価値が高いのではないでしょうか。このマンション内で生まれたコミュニティから、新たなビジネスに発展する、なんてこともありそうです。

住戸は2階に所在する角部屋。約14.6帖のLDKは、約8.3帖の洋室Aとガラス引き戸でゆるくつながり、開放感◎ また、ガラス引き戸で分かれているおかげで、LDKと洋室Aそれぞれの窓から入る光を分け合ってくれるので、日当たりもとってもよかったです。カーテンを閉めれば、しっかりと空間を仕切ることもできますよ。

ふたつある個室両方にWICが備わっている点も好印象。玄関スペースには納戸と大容量のSICもあり、住戸内全体を通して収納が充実しているんです。また、玄関ドアまわりの壁は、鍵などの小物をかけておける有孔ボード貼りになっていたり、キッチン手前の壁にはメモなどをピンしておけるコルクボードが採用されていたりと、生活をより便利にしてくれるギミックが随所に隠されています。

周辺環境も魅力的。田園都市線「池尻大橋」、京王井の頭線「神泉」駅、「駒場東大前」駅の中心に位置しており、カルチャーとエネルギーの発信地「渋谷」もテリトリーです。「西郷山公園」や「駒場公園」など、ペットと一緒にお散歩できるスポットも点在しており、人もペットも “Ever Good Condition” な状態で日々を過ごせそうですよ。

writer / editor:酒井 大作